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2019年03月

ムン・ジェイン「DMZ付近に観光客を呼び込もう。『平和観光』だ」……人間の盾じゃねーか

「韓国は地球最後の冷戦地帯」 DMZの「平和観光」積極支援=文大統領(聯合ニュース)
【社説】「ろうそく革命」を観光資源化、外国人客誘致を図る文大統領(朝鮮日報)
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日、仁川・松島で開かれた拡大国家観光戦略会議で、南北軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)の観光活性化について、「世界唯一の分断国家で、地球最後の冷戦地帯である韓国は逆説的に平和観光、環境生態観光で飛躍できる」として、「未来の世代が平和と安全保障を考え、きれいで美しい環境を享受できるよう、平和観光を積極的に支援する」との方針を明らかにした。

 また、「すでにDMZ安保観光の観光客数が年間で最多の317万人を記録した」として、「朝鮮半島の平和が定着すれば、観光需要が増える」と強調した。

 韓国では南北の和解ムードが進められていることを受け、DMZを平和的に活用する方法についてさまざまな意見が出されている。文大統領の言及はDMZを中心とする「平和観光」の活性化に力を入れる考えを示したものとみられる。
(引用ここまで)
大統領は観光戦略会議で「韓国は観光において非常に良い条件を備えている。特に、ろうそく革命(ろうそくデモ)以降の平和的な民主主義を生かした質の高い市民意識に対して(外国人の)好感度が高い」と言った。「所得主導成長」「脱原発」といった大失策も「ろうそく」をうんぬんするこのとんでもない考え方に端を発するものだ。もどかしいことこの上ない。
(引用ここまで)

 DMZ付近に観光客を呼び込むって……。
 他国の人々をDMZ付近にできるかぎり連れていって、「平和観光」を主導するんですって。
 人間の盾ですね。
 北朝鮮核問題でアメリカの軍事オプションが云々されている中、これを言えるっていうのはなかなかの胆力。
 まあ、なにも考えていないのでしょうけども。

 で、その同じ席で「ろうそく革命を果たした質の高い市民意識に対しての好感度が高い」ので「観光においてよい条件を備えている」のですって。
 どんだけ自己評価高いんだか……。
 そんなものを見学に来るのはフィールドワーカーだけですわ。木村幹教授もそんな場所でスパイ扱いされて警察に突き出されてご満悦でしたね。
 そもそも「ろうそく革命」を観光するって具体的になにを見せるつもりなのやら。

 中国人観光客をソウルのワールドカップスタジアムに連れて行って「ここが韓国代表がワールドカップで4位になったスタジアムです」ってやっているのと同じように「こちらが世界4大革命に選ばれているろうそく革命の現場になった光化門広場です」ってやるんですかね?
 まあ、そんなんツアーでやられた日には誰もリピーターにはならないでしょうけどね……。


韓国高速鉄道、トンネルと線路に歪みが発生して減速運行……原因は施工不良か、それとも地盤そのものが……

カテゴリ:KTX コメント:(94)
タグ: SRT KTX トンネル
韓国、高速鉄道トンネルで線路に歪み…1カ月前から深夜補修工事(中央日報)
SRT(水西高速鉄道)が通過する韓国国内最長のユルヒョントンネル(50.3キロ)の一部の区間で線路が上下左右にゆがむ現象が発生し、1カ月前から深夜の補修工事が行われていることが明らかになった。線路のゆがみは脱線や転覆事故につながるおそれがある。

韓国鉄道施設公団とSRT運営会社SRによると、線路のゆがみが発生した区間は水西(スソ)駅から18キロほど離れた地点の地下、城南(ソンナム)-龍仁(ヨンイン)の間にある。問題の区間は約300メートルほどで、先月初めに欠陥が見つかった。

線路がゆがみば列車の揺れが大きくなり、ひどい場合は事故が発生することもある。このため工事を担当した鉄道施設公団とメンテナンス担当のKORAIL(韓国鉄道公社)、施工者が緊急補修工事をしている。工事はSRTの運行がすべて終わった深夜に一日平均3時間ずつ行われている。

このためSRTは先月6日から該当区間を通過する際、普段は時速170キロだった速度を半分近い時速90キロに落として走行している。

線路のゆがみが発生した原因にはまず不良施工が挙げられる。公団関係者は「該当区間はコンクリート路盤の上にまたコンクリートを注いで道床を造り、その上に線路を敷設する方式で工事が行われた」とし「路盤と道床の造成工事に問題があったようだ」と述べた。

トンネル内のコンクリート打ちは湿度などいくつかの条件を適切に合わせる必要があるが、これが不十分でコンクリート路盤と道床がきちんとつかず、列車運行による振動でその隙間がさらに広がって線路がゆがむという説明だ。 (中略)

しかし不良施工よりもユルヒョントンネルが通過する区間に存在する「新葛(シンガル)断層」などの影響のために線路のゆがみが発生するという見方もある。実際に断層の影響である場合、補修工事は一時しのぎにしかならないということだ。 (中略)

匿名を求めた鉄道業界の関係者も「ユルヒョントンネルの状態が不安定だという話が業界の内外から出ている」とし「全面的な安全診断が必要だという意見が少なくない」と伝えた。
(引用ここまで)

 韓国の高速鉄道として知られているKTX以外にも高速鉄道がありまして。
 SRTがそれで、韓国鉄道公社であるKORAILの子会社が運用しているというものです。
 ソウル駅の発着が多すぎて増便ができないことから、ソウルからちょっと外れた水西駅から発車して途中までは自社所有の線路を走り、混雑がなくなった場所以降は韓国鉄道公社の線路を使用するという方式を用いて最大需要のあるソウルー釜山間を増便するために作られた路線ですね。

 運行開始直後から超振動高速列車として名を馳せていました。
 ちなみにKTX2をそのまま流用しての運用なので、いくら揺れるにしてもここまで揺れるのはおかしいという話は出ていたのですね。
 YouTubeの動画もあるので見てもらったほうが早いか。


 当時から「この揺れだと線路に歪みがあったりするのかなー」とも思っていたのですが、案の定でした。
 原因はトンネルの施工不良か、あるいは地盤自体に動きがあるのか。
 これは前者のほうがまだ救われるパターンだな……。

 ちなみにSRTは水西駅からの独自路線は50kmほど。ほぼ全線トンネルを行くのですが(今回の歪んだトンネルというのがそれ)、事故があった際には非常口からエレベーターで消防士が向かったり、乗客が脱出することになっています。
 この50kmのトンネル区間中に17ヶ所の非常口があって、そのうちの14ヶ所でエレベーターが故障中だったというニュースもありました。それ以外にもいろいろとひどいので後でこのニュースもピックアップしましょうか。

韓国経済:「ものが売れない!」と激安の9900ウォンジーンズに5000ウォンの丸ごとチキンの販売が開始……あれ、これはどこかで見たことがある光景では?

チキン5000ウォン・ジーンズ9900ウォン... マートで価格破壊、なぜですか?(チャンネルA・朝鮮語)
ノ・グムチョルさん(ソウル九老区)「子供たちが三人いていっぱい食べるから2万ウォンのチキンひとつでは不足なんですよ。これは量がとても多いから……」

有名フランチャイズのチキン一匹分の値段で四匹買うことができます。

「チキン一匹が会員価格5000ウォンで売られている商品コーナーはがらがらに空いています。一日に250匹限定となっているので、すべて売り切れています」 (中略)

他の大型マートは、衣類の特別マーケティングに参加しました。
ジーンズを17日まで9900ウォンで販売します。

このように大型マートが「価格破壊戦争」に出るのは理由があります。
主な大型マート3の売上高は3年連続減少し、特に昨年大きく減少しました。
さらに、4月は、伝統的に流通業界、オフシーズンだからです。
(引用ここまで)

 韓国で9900ウォンジーンズに1羽丸ごとのバレルサイズチキンが5000ウォン。
 どこかで見た光景です。
 ジーンズ990円はG.U.だったかがはじめたのかな。
 で、それに西友が850円で追随し、挙げ句の果てにはドン・キホーテが690円ジーンズを出した……という感じでしたね。
 2009年の秋だったので、ちょうど10年ほど前のことです。
 当時、グレートリセッションの影響があって延々と不況が続いていました。もう笑っちゃうくらいにものが売れないという状況でした。
 安い製品を目玉として客を引き寄せようという戦略ではじまったのですが。
 客引きにはなってもこれ以外のものが売れなくなったのでした。いやな時代でしたね。
 ちなみに民主党政権がはじまった頃の話。

 それをまんま韓国で同じように販売しようとしているのですよ。
 不況期にものが売れなくなったので、安いもので客引きを試みている。
 5000ウォンチキンは2010年にロッテマートが導入しようとして、いろいろなところから怒りを買って撤退するなんてことがありましたが。
 もう普通に売られてしまっている。
 ここから向かう方向はひとつだけ……なのですけどね。

日銀日記 ──五年間のデフレとの闘い
岩田規久男
筑摩書房
2018/10/30

ヒュンダイ自動車、労組が暴れすぎてついに韓国国内の営業赤字を計上……それでもリストラできない理由とは?

韓経:「生産の崖」に追いやられた韓国の自動車産業(韓国経済新聞)
韓国自動車産業協会が2日に明らかにしたところによると、現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車など韓国の自動車メーカー7社は1-3月期に95万4908台の車を生産した。前年同期の96万2803台より0.8%減った。2017年の中国による高高度防衛ミサイル(THAAD)報復に続き、昨年は韓国GMの群山(クンサン)工場閉鎖まで加わり2年近く苦戦してきた後遺症が本格化していると分析される。今年に入ってからはルノーサムスン労働組合の長期ストまで続き、「マジノ線」とされてきた年間400万台生産体制が崩れるのではないかとの懸念が出ている。

「販売の崖」の谷間も深まっている。現代自動車が金融監督院に提出した2018年事業報告書によると、同社は昨年単体財務諸表基準で593億ウォンの営業損失を出した。

国内工場を稼働して営業損失を出したのは1974年の有価証券市場上場から44年で初めてだ。
海外法人と関連会社に対する持ち分法評価損益などを除いた国内工場基盤事業で赤字を出したという意味だ。これまで現代自動車は国内工場を運営しながら毎年2兆~4兆ウォンほどを稼いでいた。昨年は内外での販売不振に人件費、原材料費用など原価上昇が重なり国内工場を稼働するほど損を出す状況に追いやられたと分析される。 (中略)

韓国は2007年に初めて400万台以上車を生産し、金融危機を体験した2008~2009年を除けば毎年400万台線を守った。業界関係者は「年400万台生産は韓国自動車産業の生態系が維持されるマジノ線。この線が崩壊すれば多くの部品メーカーが廃業しなければならないだろう」と懸念する。生産台数が減り続ければ自動車メーカーと部品メーカーが雇用人員を減らすという観測も提起されている。
(引用ここまで・太字引用者)

 ヒュンダイ自動車が国内事業で営業赤字を計上。
 1974年の上場以来はじめてのことだそうですよ。

 これまで、ヒュンダイ自動車の勝利の方程式は以下のようなものでした。
 系列のキア自動車を含めると8割を超えるという圧倒的な国内シェアで安定的な利益を得、国外では廉売でシェアを伸ばす。
 国内では多少価格が高くても商用車も含めてほぼヒュンダイ・キアしか選択肢がなかったために確実に利益を生むことができていたのです。

 ところがその勝利の鍵を握っていたはずの国内市場は全体のパイがじり貧。来年からは人口減少すら危惧されているほど。
 さらにかつては8割を超えていたシェアは7割を切ることもあるようになり、輸入車が選択肢として上がるようになってきました。
 おまけにどれほど新車種で人気が出ようとも、国内工場はライン転換をすることは不可能。
 労使協定で「生産車種を変更する場合は労使が協議の上で合意しなければならない」なんていう決まりがあるのですね。
 逆にいうと企業側が勝手にライン転換を命じたら、労働者側はそれを理由にストライキできるということです。
 というか実際にしています。  なので、新型SUVが人気になりそうだという状況でも国内工場で増産することはできずに納車まで7ヶ月待ちとかになってしまうわけです。
 海外のヒュンダイ工場から逆輸入することも労使協定で禁じられているので、身動きがとれないのですね。

 そんなゴミみたいな労働組合がいても、これまで国内の営業ではなんとか黒字を出すことができたのでやってくることができた。
 ですが、赤字となるのであれば話は別。
 とはいえ、リストラとかはできないのだろうなぁ……。
 チョン・モング会長が土地だけで1兆円を投じてソウルに作る本社ビルへの凱旋パレードを遂げるまでは社員を減らすとかとんでもないことでしょうしね。
 そんなメンツで会社が潰れる光景もまたいとおかし。