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2019年05月

マクマスター前大統領特別補佐官「北朝鮮との対話への方針転換がなければ戦争に向かって突き進んでいた」と証言

(インタビュー)米高官が見た東アジア 前米大統領補佐官、ハーバート・マクマスターさん(朝日新聞)
 もしあのとき米朝首脳が会談していなければ――。昨年4月まで米政権中枢で外交・安全保障を取り仕切ったマクマスター前大統領補佐官が「そこにあった危機」を語った。北朝鮮の核・ミサイル問題から、激化する米中対立の行方まで。今後の東アジア情勢はどうなるのか。戦略家の視線の先にある世界を聞いた。
(引用ここまで)

 ちょっと前(6/1)の記事ですが、面白かったのでピックアップ。
 前大統領特別補佐官のマクマスター氏のインタビュー。記事はほぼすべてが見えないので、北朝鮮についての話だけはざっくりと概要を。

・2017年の北朝鮮危機の際、米軍は戦闘の準備を行っていた。
・対話への方針転換がなければ戦争に向かっていただろう。
・北朝鮮の脅威は充分で予防的攻撃の準備をすることは重要だった。
・マクマスター氏は米朝首脳会談開催に懸念を表明していた。

 前統合幕僚長の河野克俊氏も「米朝間の緊張の高まりを感じ、『違った段階にきた』と考え、自衛隊はどう動くか頭の体操をしていた」と語っていました。

「米が北朝鮮攻撃したら」2年前に検討 前統幕長が証言(朝日新聞)

 これは先月半ばの記事。
 2017年9月に行われた核実験以降、風雲急を告げていたのは間違いないのです。
 実際、レーガン、ルーズベルト、ニミッツの空母打撃群が第7艦隊管轄区に集結した際には、開戦に踏み切るのではないかという気がかなりしていました。
 実地での訓練からそのまま開戦なんて可能性もあるな……と考えていたのですよ。
 B-1Bも週イチくらいのペースでグアム等々から飛んできていましたからね。
 2017年の春くらいの危機はまだ「開戦はないだろうけど圧力がかかってるなー」くらいでしたが、この10月末の空母集結は開戦を覚悟しました。数字をどうこう言うのはいまさらですが、あの当時リンゼー・グラム上院議員あたりは「開戦確率は30%」とか言ってましたがもうちょっと高かったように思います。50%に行かない……くらいかな。

 このインタビューを読んでも、開戦の可能性は充分だったということが分かります。
 河野前統幕長も「頭の体操をしていた」ということですが、要するに自衛隊が米軍の補佐をどうすべきか事前にシミュレーションしていたということですからね。
 それを未然に防いだのはムン・ジェインからの特使にキム・ジョンウンが「トランプ大統領に会いたい」というメッセージを託したことだった、というわけですが。
 さて、それが総合的に考えてよかったのかどうか。
 北朝鮮制裁に対して日本とアメリカの歩調がほぼ100%合い、かつ制裁監視のために日米と英仏加豪といった国々との連携が取れるようになっている。
 韓国の望むようには事態が展開していないように思えますけどね。

韓国で流行の食品配達バイト、その副業は「当たり屋」による保険金詐欺?

配達アルバイト増えると同時に保険金詐欺も増える……(BIZ朝鮮・朝鮮語)
10代の学生Aさんは、バイク配送アルバイトをサポートして簡単にお金を稼ぐ方法を知っている他のアルバイトの話を聞いて保険詐欺師に転落した。交差点で進路を変更する車両を対象に、故意に事故を起こして保険金を受け取ることができるという「小細工」を聞いたものである。若いアルバイトを止めなければならない事業主もむしろ保険金詐欺に加担したことが分かった。これらの合計90件の故意の事故を出し、5億ウォンの保険金だましとっていた。

10日、金融監督院によると、オートバイの配達代行サービスやカーシェアリングなどの新しいサービスが増え、これに関連する保険が増えたことが分かった。飲食店などが危険に備えて賠償責任保険に加入することを悪用する保険金詐欺の事例も摘発された。

金融監督院によると、昨年の保険詐欺摘発金額は7982億ウォンで歴代最高額を記録した。これは前年度より680億ウォン(9.3%)増加した。摘発人数は減って2014年以来初めて8万人以下となった。金融監督院関係者は「保険会社詐欺が徐々に知能化、組織化されているうえ、新しいサービスや保険商品を狙って保険金詐欺を犯す場合が増えた」とした。 (中略)

金融監督院関係者は、「和解金が100万ウォン以下の少額だ飲食店の主人が噂出さずに迅速に合意する傾向を悪用した」とし「新たに増加する保険金詐欺のタイプを診断し、摘発システムも強化する」とした。
(引用ここまで)

●三行まとめ
-韓国で配達のアウトソーシング(UberEatsのような)がバイク免許の取れる若い年齢でもできるバイトとして流行中。
-彼らが当たり屋として交通事故の保険金詐欺をやっている。摘発件数90件で被害総額約5億ウォン。
-韓国は世界でもトップクラスの詐欺発生件数がある。

 かつて楽韓Webでは韓国のことを「アジアに屹立する詐欺多発国家」というように紹介していました。
 アジア国家の中でもダントツで人口あたりの詐欺発生件数が多かったのですね。
 ところが韓国メディア自ら「世界一の詐欺発生件数を誇るようになってしまった」と書いてしまっているっていう。
 それほどまでに韓国では詐欺が多いのです。
 徴用工判決が出る前にも「今回、日本企業が敗訴したら『あなたも賠償金が受け取れます』という詐欺が出ます」と予言して、それが的中していたりもしてましたね。
 振り込め詐欺の類いも日本よりも多いとの話。

 それと同時に韓国ではぼったくりが多発しています。
 どれほど政府が対策を掲げてもなくならないほどに。
 その理由として楽韓Webでは「政府がやっていない再配分を自ずとやっているという部分がある」という話を挙げています。
 これは韓国に限らず、フランスでもインドでも同じことなのですけどね。
 持たざるものからのささやかな反乱という部分があると。
 そういった側面があるというだけで、犯罪を許容しているわけでもなんでもないことに注意。

 以前にも漁村丸ごとで原発の漁業補償金をだまし取ろうとしていた事件がありましたね。
 それ以外にも交通事故の発生件数と保険適用件数が異常な市というのもありました。
 そのエントリにピックアップした記事によると、支払われた保険金のうち、13.9%が詐欺によるものとのこと。日本は1%以下。アメリカで10%ていど。
 文化的に「人を騙してもいい」という許容線が日本よりも上にあるのだろうなぁ……。
 それもだいぶ。
 政府自体が「政権が変わったから『最終的かつ不可逆的に解決』と書かれている約束でも破棄してもいい」とかいえるわけですしね。
 契約等で韓国と関わる必要がある場合、こういった背景があることを意識すべきですね。

韓国左派団体、「こいつは親日派だ!」と墓に向かって汚物をまいて抗議……なお、場所は戦没者をまつる国立墓地

親日派の国立顕忠院埋葬、韓国の市民団体が汚物をまき抗議(朝鮮日報)
 韓国の左派系市民団体「民族問題研究所」など複数の市民団体が6日、大田市の国立顕忠院で「反民族行為者の墓を移せ」と要求し、墓の一部に汚物をまいた。

 団体は「大韓民国のため高貴な犠牲を払った護国英霊をたたえる今日、われわれはあらためて惨憺(さんたん)たる思いを持って集まった」「日本軍憲兵で伍長(ごちょう)を務め、韓国戦争(朝鮮戦争)で虐殺を行った者たちが今この場所に眠っている」などと訴えた。

 団体は金九(キム・グ)先生暗殺の黒幕と言われる金昌竜(キム・チャンリョン)の墓や、親日反民族行為真相究明委員会が親日と発表した金錫範(キム・ソクポム)の墓など5カ所に汚物をまいたという。
(引用ここまで)

 民族問題研究所の話をもうひとつ。
 国立顕忠院というのは、独立運動家他、朝鮮戦争での殉職者や韓国軍における功労者、あるいは歴代の大統領などが埋葬されています。
 初期の韓国軍における功労者、というのはほぼすべてが旧日本軍で訓練を受けていたものになりますね。
 記事で名前が出ている金昌龍、金錫範なんかも旧日本軍出身の軍人。
 なので日本に携わった人間をすべて粛正したという北朝鮮を建国の理想とする韓国左派の「民族問題研究所」にとっては忌むべき存在なのですね。

 金九についてはあそこで暗殺されていてよかったと思いますけどね。
 あれに国家レベルの権威を持たせて放置していたら、なにをやったか想像もつかない。だけども、国としての韓国に致命傷を負わせていた可能性すらありました。あそこで死んでいてめでたしめでたし、っていう人物ですわ。あれは。
 で、金九の暗殺の黒幕と言われる金昌龍も暗殺されていて、金九を暗殺した人物も暗殺されているんだよなぁ。
 韓国の20世紀後半は暗殺に明け暮れています。
 金大中だって本来だったら拉致後に暗殺されていたでしょうしね。
 それがそのまま継続しているのが北朝鮮なのです。

 ちなみにこの大田顕忠院とは別にソウルにも顕忠院はあります。
 こちらのソウル顕忠院にカイヅカイブキ等の日本原産の木が植えられている、ということが問題になってそのすべてを植え替えるというバカみたいな事業が行われました。
 ここから「カイヅカイブキは親日の木」という話がはじまっているのですね。  歴史の主導権をどうとるか、ということに終始しているということがこのあたりからも見えてくるなぁ……。

「親日の木」とされたカイヅカイブキ、済州島の学校から一斉伐採される模様

学校のシンボル「カイヅカイブキ」は親日残滓、一斉伐採の危機 /済州(朝鮮日報)
 済州道議会は全国で初めて学校内における日帝残滓を清算することを定める条例の制定を進めている。先月30日に済州道議会に提出された「日帝強占期植民残滓清算に関する条例案」によると、教育監に対して学校内での植民残滓清算に向けた方策を取りまとめることと、実態調査などを行うよう定めている。済州道教育庁の関係者は「日帝残滓清算については賛否両論があるが、条例が成立し法的根拠が整えられれば、教育監が交代するとか、あるいは同窓会や地域で反対の声が上がったとしても、清算作業は強く進められるだろう」と説明した。

 済州道教育庁が日帝残滓に分類した項目には、日本産のカイヅカイブキも含まれている。済州道教育庁は「道内の全ての学校の中で、カイヅカイブキをシンボルにしている学校は21校あり、合計2157本が植えられている」と明らかにした上で「条例が成立すれば、親日残滓に対する調査を毎年行い清算作業を進めていく」「来年からカイヅカイブキの撤去にも力を入れたい」などとコメントした。

 光州広域市の光州第一高校は先日から校歌を見直す作業を始めている。今年に入って光州広域市と光州教育庁が「校歌を作曲した李興烈(イ・フンリョル)氏(1909-80)は親日派」との理由で校歌の見直しを勧告したからだ。李興烈氏は童謡「島の家の赤ちゃん」や軍歌「チンチャ・サナイ(真の男)」などの作品を残した20世紀を代表する作曲家だが、日帝末期に軍国歌謡を演奏、伴奏、指揮したとの理由で民族問題研究所が発行した「親日人名辞典」にその名が掲載された。 (中略)

 釜山の慶南高校も同じような問題に直面している。民族問題研究所などが2009年、校内に設置されている同校の初代校長・安竜伯(アン・ヨンベク)氏(1901-77)の胸像を撤去するよう要求を始めたからだ。民族問題研究所はこれまで数年にわたり学校前で「生徒を売国奴に育てるのか」などと書かれた横断幕を設置し抗議行動を続けてきた。最終的に学校側は昨年、胸像に安氏の親日行為に関する説明を加えることで問題を終わらせようとした。しかし民族問題研究所などは「不十分」と主張している。民族問題研究所は先月23日にも同校前に集まり「胸像を撤去せよ」と要求した。釜山教育庁も同校に「胸像を撤去するよう求める声が高まっている。今後どうするのか」と問いただした。慶南高校の関係者は「一部の関係者は学校に直接来て胸像の撤去を求めてきた」と明かした上で「最終的には胸像を撤去するようになるだろう」とコメントした。 (中略)

ソウル市内のある高校の校長は「親日派かどうかを明確に判断するのは難しいが、今市民団体や教育監たちがやっていることは、自分たちが勝手に判断し、無条件の撤去を強要しているようなものだ」と指摘した。
(引用ここまで)

 韓国の左翼がさらに幅を利かせるようになり、学校からすべての「日帝残滓」と「親日派の痕跡」を消滅させようとしています。
 これ、実は一種の自作自演なのですよ。
 「親日人名辞典」なる書籍がノ・ムヒョン時代に変遷されています。担当したのが「民族問題研究所」という左翼組織。
 ちなみに親日人名辞典には「いつでもどこでも親日派を確かめることができる」アプリ版も用意されていて、2012年にはAndrid版、iOS版がリリースされています。
 いや、本当に。

 で、その「親日人名辞典」を根拠として、民族問題研究所は各地の学校等の施設に行っては「こんなところに親日派による日帝残滓があるぞ!」として撤去を求めているのですね。
 「この辞典に載っている親日派の作った校歌は見直せ!」、と辞典を根拠にしているのですね。
 これはただのはじまりで、すでに校歌以外にも校訓、校旗、校木、記念碑、記念植樹の標石などもすべて破壊しろとされています。
 親日派の詩人が作った詩が刻まれた石碑に至っては地中に埋められることになっています。
 民族問題研究所は保守は政権だったここ10年ほどは鳴りを潜めていたのですが、ムン・ジェイン政権になってから勢いを取り戻して盛んに活動しています。
 もう韓国が保守派政権に戻ることはない、という判断なのか。
 あるいはこの10年の保守派政権であった時代の意趣返しなのかな。

 石碑を埋めた件のエントリでも書きましたが、彼ら韓国左派は親日派をすべて粛正して国家設立ができた北朝鮮に対してコンプレックスを抱いています。
 その状況に少しでも近づこうとして「すべての親日派の痕跡は滅するべし」とこんな活動をしているわけですが。
 「日本による呪いの鉄道敷設があったのでそれを取り除く」とかもそうですが、そんな後ろ向きな話よりも、韓国でやれるべきことは他にいくらでもあると思うのですけどね……。

 まあ、このあたりは利権と化しているのでしかたがない。