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2019年05月

徴用工裁判:韓国側、仲裁委員の任命を拒否→「まだ外交協議が終わっていない!」……ああ、段階を進められると困るんだな、これは

韓国、仲裁委員任命応じず G20で外相会談へ 元徴用工問題(朝日新聞)
韓国大法院(最高裁)が日本企業に元徴用工らへの賠償を命じた判決をめぐり、日本政府が要請している日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の設置が見通せない。韓国政府が18日の期限までに仲裁委員の任命に応じない方針を固めたためだ。韓国外交省関係者が明らかにした。
(引用ここまで)

 韓国側は仲裁委員の任命に応じない理由として「まだ仲裁委任命の前段階である外交協議が終わっていない」という認識なのだそうです。
 でもま、日本側は正式に韓国に対して5月20日に仲裁委員会の設置を求めています。
 駐日大使に伝達していますからね。いくらすっとぼけようともその事実を覆すことはできないし、そもそも1月に「外交協議」を呼びかけてからもう5ヶ月が経過しているのに、終わらないもないもんだ。

 要するに韓国側はなにを言っているかというと「政府としてなにも決めたくないから、日本は段階を進めないでくれ」ということになります。
 自分たちの「政府は大法院の出した判決に関与できない」という言説が世界において容認されないという自覚はあるのでしょうね。
 このまま行くのであれば仲裁委員会も不発で、年内にもハーグの国際司法裁判所に日本は単独提訴することになるでしょう。
 ですが、韓国はそれを受けることができない。
 受ければ負けることが決まっていますから。
 ですが、受けない理由を国際司法裁判所の場で釈明する必要があります。

 で、問題はそのあと、もはや日韓間には解決の手段がなくなるということなのですよ。
 協議もしない。
 仲裁委員会も設立しない。
 ICJへの提訴も受けない。
 なにも解決せず、このままでどのような分野でも協調しないという日韓関係が確定するわけです。
 そして日本はフリーハンドで対抗措置を出すことができるようになる、と。
 「魚介類の検査強化」なんてものじゃ済まないでしょうね。

 楽韓Webでは「韓国が最低限のダメージで徴用工裁判を終わらせたいのであれば、国際司法裁判所への提訴を受けるしかない」とかねてから語っています。
 「我々の正義を国際司法の場で決めるのだ」とかなんとか言って、提訴を受ける。
 そして世論が少しでも沈静化するための時間を稼ぐ。
 最後に敗訴して「国際司法裁判所は不当判決を出した! だが、韓国は法治国家であるためにこれを甘んじて受けなければならない」として、いやいやながら受け入れる。
 それ以外に手段はないと思うのですが。

 日本側も韓国側も能動的に折れることはできない。国民感情的にも。
 ま、現実的には国際司法裁判所への提訴を受ける以外に、徴用工裁判の解決手段はありません。
 国際司法の場に提訴して時間を稼ぐことができれば、ムン・ジェイン政権ではなく次の政権に対応を丸投げすることもできるかもしれませんが……。
 次も間違いなく左派政権だろうしなぁ。
 個人的には原告側が現金化してしまって取り返しのつかない状況に陥ったあとどうなるのかが見てみたい、とは思っています。

東洋経済の「日韓関係が悪いからこそG20で首脳会談を」というコラムに反論してみる ── 「日韓関係が良好」であることが日本にとって国益なのか、からはじめよう

高まる「嫌韓」、対韓強硬論にこれだけのリスク(東洋経済)
 日本全体に嫌韓の空気が蔓延している。だからこそ日韓首脳会談をすべきだ、というコラム。
 全体をさらっとまとめると──

-ムン・ジェインは大統領府の奥で囲われていて日本の怒りを感じていない。
-大統領府秘書官らは日韓関係の深刻さを理解しているとは思えない。
-結果が出なくとも、まずはトップ会談で打開を計るべきだ。

 ──という感じですかね。

 日韓関係が深刻になっているからこそ、大阪でのG20で首脳会談があるべきだという論。
 いわく「破局手前になってから動き出したのでは修復は想像もつかないほど困難なものになる」というのがその論拠。

 まあ、言いたいことは分かるのですよ。
 困難な時だからこそ、トップは腹をくくって会うべきだ、ということですね。
 その場で事態打開はできないかもしれないけれども、次につながるだろうと。
 日韓の二国間関係が一般的な関係性であれば、この通りなのでしょう。
 ただ、現在の日韓関係はそうじゃないのですよ。

 「日韓関係を改善する」ことが果たして日本の国益にかなうのかどうか、という部分から議論する必要がある相手に韓国というものがなってしまっている。
 外交をなんのためにするのか。
 なにより国益を最大化するために行うのですよ。
 その見地から日韓関係をどうすることが国益にかなうのか。
 単純に「日韓関係が良好であればよい」のか。
 それとも「放置することで利益が得られる」相手なのか。
 韓国は関係性を根本から問いかけ直すべき相手になってしまったのですね。

 少なくともG20での首脳会談はなくていい。
 なぜなら韓国側は日本の要求している仲裁委設立に対して回答をしていないから。
 ここで首脳会談をしてしまうと、わざわざG20前に回答期限を置いた意味がなくなる。
 言ってみれば「日韓首脳会談をしないほうが国益になるのでするべきではない」わけです。
 韓国というのは、そこまでの相手になってしまったのですよ。

トランプ、日米首脳会談で「シンゾー、なぜムン・ジェインは日米韓の連携に消極的なんだ?」と尋ねてきていた

「文大統領、米日韓連携になぜ消極的なのか」トランプ氏はいきなり安倍氏に尋ねた(中央日報)
日本と米国の密着が目立っている中で、4月26日ワシントンで開かれた日米首脳会談で両首脳が「韓国はなぜ韓日米連携に消極的なのか」について話したと日本政府消息筋が11日、伝えた。これに先立ち、半月前である4月11日ホワイトハウスで韓米首脳会談が開かれた。この消息筋によると、トランプ大統領は日米首脳会談の途中で「ところで、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は米日韓連携になぜそのように消極的なのか。理由をちょっと説明してほしい」という趣旨で安倍晋三首相に尋ねた。北朝鮮の核問題など東アジア情勢を議論していた中だったという。消息筋は「トランプ大統領の質問に安倍首相は自身の考えを率直に明らかにしたと理解している」と伝えた。続いて「事業家として活動してきたトランプ大統領は日中韓関係などアジア内部の事情はよく分からない部分があり、安倍首相に気楽に尋ねる」と付け加えた。ホワイトハウス会談当時、トランプ大統領が「シンゾーがイエスといえば私もイエス」と話して同席者が驚くこともあったという。

トランプ大統領の「韓日米連携」の質問をめぐり日本政府内では「日米対露朝となっている北東アジアの構図で日米側にはっきりと同調しない韓国の態度に対してトランプ大統領が『親友』である安倍首相に不満を示したのではないか」という分析もあると消息筋は伝えた。「トランプ大統領が韓国やドイツとの防衛費分担金の引き上げ問題についても安倍首相と対話した」という話も回っている。
(引用ここまで)

 うーん、ざっくりと日本のメディアと英語で検索したのですが、同じ話は出てきてない。
 さらにNAVER、daumを見てもこの記事のみ……ということは中央日報の単独記事、ということか。
 どことなく情報についての怪しさを感じないでもないですが。

 まあ、トランプ大統領が安倍総理に外交関連の質問する、というのはなんの不思議もない話で。
 G7で見ても安倍政権はメルケルに次ぐ長期政権。そのメルケルも与党であるCDUは選挙に負けて支持率急落中。欧州とトランプ大統領はNATOへの拠出金等を巡って仲のいい状況ともいえない。
 であれば、安倍総理に「これはどうなっているんだ?」と問いかけしてきてもなんら不思議ではないですよね。
 東アジア情勢であればなおのこと。

 何度も何度も書いていますが、地政学的に見れば中国封じこめということを考えるのであれば日米韓同盟というのは100点に近い回答。
 ここ数年に渡ってアメリカから日本に対して「韓国との仲違いは困る」という圧力がかかってきたのも当然の話ではあるのです。
 その圧力が頂点に達したのがアメリカによる慰安婦合意の斡旋であったと楽韓Webでは書いてきています。
 まあ、それを韓国が実質的に破棄したことで、日本側に韓国との関係はこれ以上は無理だと説得できる余地を与えてしまったわけでもあるのですが。

 トランプ大統領から見ても不思議だったのでしょうよ。
 アメリカの同盟国であるはずの韓国がここまで中国側に肩入れして、「100点の回答」であるはずの日米韓同盟を頑なに拒絶するのはなんでだっていう。
 というか、こうして状況を書いているだけでも「いや、なんで同盟国を優先しないんだよ」ってツッコミが入るくらいのおかしさ。
 この質問に対する安倍総理の答えも知りたかったところですけどね。

小野寺前防衛相「ムン・ジェインは理性的な判断ができないので丁寧に無視するしかない」と言ってしまう……いやぁ、これが言える時代になったか

対韓国、「丁寧な無視が一番」=小野寺前防衛相が内情講演(時事通信)
 自民党安全保障調査会長を務める小野寺五典前防衛相は10日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、韓国艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題や韓国人元徴用工問題などに触れた上で、「文在寅政権の間に日韓関係が良くなることは想定しづらい。丁寧な無視が一番ではないか」との認識を示した。

 小野寺氏は、「あまりお互い(批判を)言い合うと感情的になり、もう一回仲良くしようというときにしこりが残る」とも指摘。「政権が代わる中で理性的な判断ができるようになれば、ウィンウィンの関係になる」と語った。
(引用ここまで・太字引用者)

 小野寺前防衛相が「韓国は丁寧に無視するのがよい」という持論を再度開陳。
 前回は2月でした。この時はNAVERニュースでコメントが1600を超えるような話題にもなったのですが、今回はそれほどの状況にもなっていないようです。
 小野寺議員の語る丁寧な無視とは「同じ土俵に上がらず、国際世論に訴えることが肝要」というもの。

 しかし、これを言っても韓国政府から抗議が来ないような時代になったのですね。
 太字部分、よーく見てみるとひどいですよ、これ。
 「ムン・ジェイン政権は理性的な判断ができない」って言っているのと同義ですからね。
 前世紀であれば「妄言だ!」って騒ぎ立てて、役職があればそれを解任するように迫ってきたのでしょうが。
 韓国側はこの発言を看過、黙認するしかない状況になっているというわけです。

 この発言に対して抗議してくるのであれば「じゃあ、仲裁委ちゃんとしてくれよ」としか日本も対応しないでしょうしね。
 さて、G20大阪まであと2週間。
 韓国メディアからは「こんなときだからこそ首脳会談をすべき」というムン・ジェイン政権への圧迫が増えていますが、果たしてどうなることやら。

楽韓さん、本日の動向 - 実写版のアラジンを見てきましたわ

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 アラジンを見にいってきましたよ。主演ウィル・スミスだった。
 オリジナル版より30分長くなっているのだけども、それほど長さは感じずに済みましたね。
 ポリコレ具合もそれほどではなかった。
 美女と野獣については本当にがっかりしたのですが。個人的に好きな作品だから改変部分がよけいに鼻についた、ということでもあるのかな。
 アラジンはたぶん、オリジナル版が好きでも見られます。

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 仏教の根源的な教えはいかにして解脱に近づくか、ということなのです。
 マインドフルネスから本格的な瞑想に入って、解脱に近くなると外からの動きに反応しなくなる……という傾向があるのですよ。解脱に近くなればなるほど外から見た時に幸福度は下がる、というような話もあります。本人はとても幸せらしいのですが。
 解脱が目標なのか、それとも瞑想であるていどの心の余裕を持つのが目標なのか。
 そういう部分も含めて読むとよいかもしれませんね。

個人的にメンタリストDaiGoは好きなのでこれは買ってみよう(読むとは言っていない)。
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2018/3/29

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