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2019年06月

韓国政府「日本の規制の件で二国間協議を今週末に行う!」→日本政府「協議はしない」「協議対象ですらない」「事実関係の説明ならしてやらんでもない」

韓国と12日に東京で会合=半導体輸出規制を説明-日本政府(時事通信)
菅氏「撤回考えず」 対韓輸出規制強化への大統領要求(産経新聞)
韓国要求に世耕氏「協議対象でなく撤回もない」(読売新聞)
 日本政府が韓国に発動した半導体材料の輸出規制強化をめぐり、日韓両政府は12日午後に東京都内で事務レベルの会合を開く方向で調整に入った。韓国の成允模産業通商資源相が9日午後の記者会見で明らかにした。同国当局の要請を受け、経済産業省が発動の経緯などを説明する。日本側は「撤回しない」と表明しており、摩擦の長期化は必至だ。

 成氏は、会合で輸出規制の撤回を求めるほか、「事実(関係)を確認し、韓国側の立場を伝える」と語った。
(引用ここまで)

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は9日午前の記者会見で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本の対韓輸出規制強化の撤回と2国間協議を求めたことについて「協議の対象ではなく、撤回は考えていない」と述べた。
(引用ここまで)

 世耕経済産業相は9日の閣議後の記者会見で、韓国の文在寅ムンジェイン大統領が、日本政府による半導体材料の輸出規制強化の撤回と協議を日本側に求めたことに対し、「協議の対象ではなく、撤回も考えていない」と述べた。(中略)

 韓国側から事実確認を求められていることについては、「説明するのはやぶさかではない」とし、韓国の当局者に説明の機会を設ける方針を表明した。
(引用ここまで)


 昨日、ムン・ジェインが日本政府に対して「今回の措置の撤回を要求する」「両国間の協議を求める」と述べました
 その翌日午前中には「撤回しない」「協議対象ですらない」と菅官房長官が回答。
 んで、さらに世耕経産相からも「撤回を考えていない」「協議の対象ではない」と表明。
 メンツをすり潰す方向で一致してますね。

 韓国のソン・ユンモ産業通商資源部長官は今日の午後に記者会見で「日本の言っている北朝鮮への横流しは確認できなかった」という話と共に「日本と協議する」と表明。
 日本側は「協議はしない」「協議の対象ではない」「事実関係の説明だけならやる」と言い切っています。
 世耕経産相の記者会見もなかなか面白いので、ちょっとチェックしてもらってもよいですかね。ついでに菅官房長官の記者会見もテレ東NEWSにあったので置いておきましょう。




 テレ東NEWSはよくやってくれてるなぁ……。コメント欄も開放されているし。

 さて、これらの表明に対して、ソン・ユンモ長官は「韓日で協議する」「撤回も申し入れる」と躍起になっています。
 ムン・ジェインの要求を完全に無視されている状況ですから、韓国側もここでなんらかの挽回をしたいのでしょう。
 月頭からこっち、協議を申し入れても「お断り」されてきましたからね。名目は「説明」であってもなんとかしたいという意向なのでしょう。
 6月30日の産経新聞によるスクープからこっち、韓国でこの話題が出ていないことはないですからね。

 同日の板門店での米朝首脳会談で塗りつぶされてしまうのではないかとの観測もありましたが、むしろこちらのほうがニュースバリューが大きくなってしまっています。
 韓国がどれだけ今回の措置で被害を受けるのか。
 そして日本からの措置が彼らの意表をどれほどついていたか。
 週内に事務方の会合があるっていうのもすごいですよね。どれだけ韓国側が焦っているのかということが分かります。まあ……イ・ジェヨンが緊急来日するくらいですから、当然でしょうけども。
 完全に攻守は逆転しています。この流れを保っていきたいところです。

韓国メディア「特別法で徴用工裁判を解決できないだろうか?」→韓国与党「そんなことを言っている連中の国籍すら疑わしい」……特別法=土着倭寇扱いの模様

強制徴用:「2+1」基金案は韓国が拒否、「1+1」基金案は日本が拒否(朝鮮日報)
 韓国政界の一部では、こうした状況の打開策として「強制徴用特別法」を提案している。請求権協定できちんと賠償を受けられなかった被害者が十分な賠償を受け取れるよう法的な仕組みを用意したり、徴用判決があっても日本企業の賠償責任を一時的に免除して外交的交渉の余地をつくろうとしたりする内容だ。 (中略)

 保守系野党「自由韓国党」の李鍾九(イ・ジョング)議員は8日、ラジオ番組に出演して「徴用被害者が直接(賠償を)請求するのを韓国政府が引き受けて処理するという案を研究してみたい、という形で(日本に)シグナルを送り、その後、特別法のようなものを作ってこれを処理したらどうだろうかと考えている」と語った。

 革新系野党「民主平和党」の千正培(チョン・ジョンべ)議員は、強制徴用賠償問題だけでなく韓日の歴史問題を根本的に解決できる、より包括的な内容の特別法を検討しようという立場だ。与党「共に民主党」でも一時、特別法制定案を検討していたといわれている。だが特別法を巡って統一した意見はなく、青瓦台が特別法に否定的な立場ということもあって、実現の可能性は未知数だ。
(引用ここまで)


 ここ何日か、半導体材料輸出規制が現実化したということもあって「徴用工判決の対応を特別法で云々」というような話がいくつか出てきています。
 元々は与党である共に民主党内部で検討されていたとのことです。

強制徴用:韓国与党内で「特別法」検討の動き、大統領府は否定的(朝鮮日報) Web魚拓

 「日本企業の賠償責任を一時的に免除する」という提案であったとのことですが、片っ端からこういった解決策を大統領府が否定しているのでお手上げだとのこと。
 この特別法が成立していたのならムン・ジェインがいうところの「被害者を第一に考える」という話にも合致しますし、日韓基本条約を侵害するようなことにもならなかった。
 ひいては日韓関係がいまのようになることもなかったでしょうね。
 こういった現実的な解決策を無視して、8ヶ月も経過してからようやく出してきたのが「日韓の企業が財団を作って賠償する」といういわゆる「1+1方式」なのですから呆れるというか。

 ま、こういった特別法云々ですが、通すのは無理でしょうね。
 共に民主党は日本経済報復対策特別委員会というものを設立し、その委員長にチェ・ジェソンという議員が選ばれたとのことです。まず、チェ・ジェソン議員がムン・ジェインのラインに近い人物。
 そして今日のメディアによる電話インタビューで「日本の謝罪もないのになにが特別法だ」「そんなことを言っている連中の国籍が疑わしい」と述べています。

チェ・ジェソン 「過去の謝罪もないのに特別法? 国籍疑わしい発言」(MBC・朝鮮語)

 「特別法を云々言い出す連中は土着倭寇だ」って話ですね、これは。
 しかし、どいつもこいつも「日本の措置は参院選に向けての票稼ぎだ」っていう認識しか出していないのが謎。
 参議院選挙が終わったら日本の態度が変わると思っているっぽいのです。
 そんなわけないのにね。
 まだまだ今回の出来事に対する日韓間の認識が大きくずれているのは間違いありません。
 ここの修正だけはしておくべきかな、と個人的には考えます。日本側の怒りを正確に伝える必要があるでしょうね。

アメリカ「国連軍司令部に韓国軍のポストを用意した」……半島撤退、それとも韓国への圧力? アメリカの意図はどこに?

米国が「国連軍司令部で韓国の役割拡大」要求も…ためらう韓国国防部(中央日報)
米国が1月、国連軍司令部での韓国軍の役割拡大を要求したが、韓国国防部は「検討中」という反応を見せていると、複数の政府筋が7日明らかにした。

米国は韓米連合軍司令部を通じて国連軍司令部の平時ポスト99席のうち少なくとも20席を韓国軍が引き受けてほしいと、韓国国防部に要請した。情報筋は「多くの国連軍司令部のポストは連合司令部の人員が兼職している」とし「国連軍司令部が昨年、京畿道平沢(ピョンテク)のキャンプ・ハンフリーズに移った半面、連合軍司令部はしばらくソウルに残ることになり、米国が両司令部を埋める人員が不足しているという理由で韓国に助けてほしいと伝えた」と説明した。 (中略)

米国は昨年から国連軍司令部参謀のポストを別に満たしている。また、国連軍司令部副司令官にウェイン・エア・カナダ陸軍中将を昨年任命したのに続き、今年はスチュワート・メイア豪州海軍少将を任命した。

特にロバート・エイブラムス連合司令官が国連軍司令部の機能の強化に積極的という。エイブラムス司令官は昨年9月、米議会で「南北は対話を継続できるが、すべてのものは国連軍司令部によって仲介・審査・査察・履行されるべき」と強調した。米国の要求に6カ月間も結論を出していないことに関し、国防部当局者は「いくつかの事項を検討中」と述べた。韓国軍事問題研究院のキム・ヨルス安保戦略室長は「『板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)往来議論から国連軍司令部が抜けるべき』など国連軍司令部を認めず解体を主張する北の立場を政府が意識している」と指摘した。

関連事項に詳しい別の情報筋は「政府は基本的に国連軍司令部の役割拡大に否定的」と伝えた。政府は戦時作戦統制権転換以降、米国が国連軍司令部を通じて連合司令部に介入することを懸念していて、北との平和協定締結後は国連軍司令部の解体の可能性までも考慮していると、この情報筋は説明した。
(引用ここまで)


 アメリカが韓国に対して「国連軍司令部において韓国軍の役割を拡大」するように依頼してきた、という話。
 99ある司令部のポストのうち、少なくとも20を韓国軍が引き受けるように、との依頼だそうです。
 ふたつの理由が考えられますかね。

 ひとつは国連軍司令部に韓国を引きこむことで、南北交渉へ過度に前のめりになっているムン・ジェイン政権を押しとどめようという考えかた。
 南北鉄道の接続テストにおいても国連軍司令部から反対の声が挙がりましたね。
 朝鮮戦争は公式には「休戦」しかしていないのですから、一方の参戦側である国連軍司令部の声をまったく無視することは韓国にはできないわけです。
 こうした形で国連軍司令部による意思決定に韓国側も引き込み、アメリカ側の懸念を伝えるという方向性がまずひとつ。

 もうひとつは実質的にアメリカ軍である国連軍司令部から、アメリカ軍の影響力を希薄化していこうという方向性。
 韓国全体からアメリカ軍が撤退しようとする場合には、国連軍司令部の扱いも変更していかなければならないわけです。
 副司令官にカナダやオーストラリアからの軍人を充て、さらにポストの平時の2割に韓国軍からの人員を充てる。
 アメリカの影響力をフェイドアウトさせていこうとしているのは間違いないところ。

 記事最後にあるようにムン・ジェイン政権としては国連軍司令部解体まで見据えている。であれば、撤退を視野に入れているアメリカ軍と方向性は同じではないかと思われるのですが。
 ただ、将来的に撤退するにしてもタイミングはいまではない。
 北朝鮮とのビッグディールで、一気に撤退なんて事態があるかもしれませんが。
 そういった大転換がないのであれば、国連軍司令部という権力を利用して韓国側の過度な北朝鮮への肩入れも防ぎつつ、じわじわと撤退に舵を向けるという方向性にしておくのは悪くない。
 まあ、ムン・ジェイン政権が嫌がりそうなことではあります。
 アメリカ側もきっちりと性格が悪いですね。

おっと50%オフ。
朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか 「戦後再発見」双書
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2017/12/20

ムン・ジェイン「不当な日本の措置に対して、被害が出れば政府として必要な対応を取る」 → この発言に株式市場が敏感に反応! KOSPIはどうなったかというと……

ムン大統領「日本に必要な対応」との発言直後、コスピ下落幅がさらに膨らむ(毎日経済・朝鮮語)
日本の報復事態に韓国の株式市場がさらに敏感になった面は、この日取引場に如実にあらわれた。この日の取引中、2070ラインにとどまっていたKOSPIは午後2時頃ムン・ジェイン大統領が青瓦台首席・補佐官会議で、日本の輸出規制に対抗意志を見せたというニュースが伝えられると、急に下げ幅を大きくした。日韓間の経済戦争の拡散が、韓国経済の不確実性を高めていくという憂慮が作用したという分析だ。

この日のKOSPI市場において上昇で終えた銘柄は44社であったのに比べ、下落銘柄は839社に達した。

ウォンが他のアジア通貨と比較しても大きな下落を見せたことも、日本経済報復の懸念が作用した。最近ウォンの値は、中国人民元の動きに強く連動して動いてきたが、この日だけは一人急落する姿が目立った。 (中略)

ペク・ソクヒョン新韓銀行研究員は「ここのところ米国の雇用指標好調により、世界的にはドル高の影響があったが、ウォンのみが急落したのは韓国だけの特別な変数があったと見るべき」とし「日本の輸出規制措置が影響を与えたものと見られる」とと述べた。

バック研究は続いて「日本政府が韓国を「ホワイトリスト」から除外する内容の輸出貿易管理令の改正案を来月施行するというニュースが先週末、伝えられた」とし「日本の2次報復の可能性が提起されているなど、今後の韓日葛藤がより流出することがあるという不安が密かに広がったようだ」と分析した。
(引用ここまで)


 昨日、ムン・ジェインが日本の半導体材料輸出規制について、ようやく言及しました。



文大統領「規制撤回と誠意ある協議を」…日本産業省「改善なければ撤回に応じない」(中央日報)

 いわく──

「韓国の企業に被害が実際に発生する場合、我が政府としても必要な対応を取らざるを得ない」
「(ただし)私はそうなることを願っていない」
「日本側の措置撤回と両国間の誠意ある協議を求める」

 だそうで。
 予想されていたよりも、強硬な態度に出てきたとされています。
 いわゆる原則論の確認だけが行われて実質的には言及ゼロになるのではないかとされていたのですが、思ってきたよりもはるかに踏み込んだ内容になっています。
 特に「必要な対応を取らざるを得ない」としてきたことに対して、事態の長期化や報復の応酬が予想されたのですね。

 この発言が嫌忌されて、韓国の証券指標であるKOSPIがだだ落ちしたっていう。
 昨日は先週金曜日のニューヨーク証券市場が下落したことを受けて、世界的に株式市場は軟調でしたがKOSPIの下落幅はなかなかのものでした。
 日経平均は-212.03円で0.98%の下げ。TOPIXは-14.18ポイントで0.89%の下げ。
 ですが、KOSPIは-46.42ポイントで2.20%の下げ。
 上海総合は-2.58%とそれを上回っていますが、まあ中国はいまのところしょうがない。
 それ以外のインド、マレーシア、シンガポールといったアジアの主要な指標数値はそれぞれマイナス2.01%、マイナス0.29%、マイナス0.97%と韓国の下落幅よりも小さくなっています。
 まあ、世界から見たら「なんでおまえが戦う気満々なんだよ」ってことになるのでしょうね。

 しかも、こういった発言を証券市場が開いている間にやっちゃう。
 市場が終わったあとなら「あの発言はこういった意味だ」とか解説が加わっていろいろと中和できて翌日に持ち越しできるからまだ影響が少ないのに。
 「強気に出たらどう市場が反応するか」とか考えなかったのでしょうね。あるいは支持されると思っていたか……。
 ムン・ジェインには本当に経済的なセンスがないんだな、ということがこんな部分からも理解できます。

楽韓さん、本日の動向 - というわけで名古屋に行ったら名古屋飯

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 心地よい疲れというかマッサージ行きたい。
 さて、八十亀ちゃんかんさつにっきにもあるように名古屋に観光名所はありません。
 ま、個人的には東山動物園にヤドクガエルを見に行きたかったのですが、月曜日は休園日とのことで行けず。
 しょうがないのでKITTEのエリックサウスでシーフードプラウを食べてきました。

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 選べるカレーはラムカレー。んで、冷製ラッサムも追加でオーダー。
 名古屋のエリックサウスはテストケースとしていろいろメニューが先行して出されていることが多いのですよね。

 さて、Kindleのプライムデーセールで読んだことのある本の解説をちらと。

 お金は寝かせて増やしなさい

 インデックス投資を長らく提唱している投資ブロガーさんの書籍。2002年からインデックス投資をされているという先駆者といっても過言ではない人物。
 インデックス投資……というか、投資につきものの出口戦略がいくつか書いてあったので手元に残しておきたくて買いました。「定額ではなく定率」という言葉にはなるほどなと思わされた次第。
 これまでインデックス投資をしてこなかった人にも、すでにしている人にも役立つのではないかなと思われます。
 個人的に信奉している山崎元氏とも共著のある人です。

お金は寝かせて増やしなさい
水瀬ケンイチ
フォレスト出版
2017/12/18

今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。
アルコール依存(いぞん)の人はなぜ大事なときに飲んでしまうのか
仮屋暢聡
CCCメディアハウス
2009/8/1