相互RSS募集中です

2019年08月

韓国政府高官「GSOMIAをより必要としているのは日本だ」と発言、「外交カードに対応しろ」と迫る……いや、間に合ってますから

韓国「軍事協定必要なのは日本」 破棄決定の撤回に含み(共同通信)
韓国政府高官は28日までにソウルで海外メディアと会見し、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)は、北朝鮮のミサイル発射探知のため韓国以上に日本が必要としていると強調した。日本政府の対応次第では韓国側が破棄決定を撤回することに含みを持たせた。 (中略)

 高官は、海で隔てられた日本と比べ韓国は地理的に北朝鮮に近く、発射段階での探知は韓国軍が圧倒的に有利だと強調した。
(引用ここまで)

 昨日のエントリで書いた「GSOMIA破棄は外交カードなのだから、日本はそのように扱うべきだ」という話を、韓国政府高官がまたもやしています。
 わざわざ外国メディアを集めて会見してまで……か。
 だいぶ焦りが入ってきたかな。

 GSOMIA破棄で日本を揺るがし、それをテコにしてアメリカを動かすという遠慮深謀の策のつもりだったのでしょうね。
 でも、こんなビリヤードで「手玉を2度クッションさせてから的玉Aに当てて、的玉Bをポケットする」なんて手法がうまく行くわけがない。
 おまけに動かない的玉を狙うならまだしも、目標側にもそれぞれ意図と意思があるのですから。

 GSOMIA破棄について日本が「はあ、そうですか。それは残念です」と受け入れてしまえば、もうなにも動きようがない。
 それ以前にこんなことを容認したら、次からGSOMIA破棄を言い出したらすべて容認されるって勘違いまで生まれかねない。
 日本としてはGSOMIA破棄であるていどの損が生じたとしても、それを受け入れて損切りすることこそが最大利益になるのですよ。

 さらに先日、「GSOMIAに戻ることを望む」「ただしアメリカは動かない」と宣言していたナッパー国務次官補代理は、さらに産経新聞とのインタビューでも同じことを述べています。

「韓国がGSOMIAに戻ることを望む」 米国務次官補代理(産経新聞)

 ここでも「仲介の意図はない」と述べています。ま、あれを外交カードとして認めるわけにはいかないというのが日米に共通した見解であるということですね。
 同じことを何度でも繰り返すことができるわけですから。

 おまけに今回、韓国の政府高官とやらが言っていることが「ミサイルの発射探知のために、韓国以上に日本のほうがGSOMIAを必要としている」っていうのがまたアレ。
 先日の「日本はディプレスト軌道のミサイルを補足できなかった」って共同通信の報道を引用しているのでしょうけども。
 高度を抑えて飛ばしているのであれば、初期の軌道が探知できなくともそれほど大きな意味はありません。ほぼ間違いなく日本には到達できない。
 それを解説しているエントリを楽韓Webでも書いていますし、AbemaTVでも同様のことを識者が解説しています。

日本、北ミサイルを探知できず!?文政権下では日米韓の脅威認識もズレたままか(AbemaTIMES)

 KN23がポップアップしたのを確認したと韓国は主張しているようですが、果たして固形燃料のイスカンデルミサイルでそんな真似ができるんでしょうかね?
 この「確認した」という話すら信用できない……というか、「ほら、GSOMIA必要でしょ」という話に持っていきそうな感じがしています。
 どっちにしても対応は現状の日本による「残念です」とアメリカからの「失望した」のコンボで充分でしょう。

韓国の独自技術で製造されるKF-X、第4世代戦闘機としては世界最強だった! なお、いまだに試作機どころかモックアップもできていない模様

最強性能の予感…韓国型戦闘機事業が本軌道に(中央日報)
  KFXは近く退役するF4、F5戦闘機の代替用だ。F16以上の性能を持つ双発エンジン戦闘機となる。この戦闘機が2026年から配備されれば韓国空軍の戦闘力は急上昇する。開発目標は第5世代級ステルス戦闘機F35より低い第4.5世代だが、性能は期待以上だ。開発機関はKFXのステルス機能の公開を避けているが、レーダーに0.5平方メートルの大きさの飛行物体に見えるという。グローバルセキュリティーによると、米海軍のF/A―18E/Fと仏ラファールはレーダーに1平方メートルの大きさに、F15は25平方メートルに、ステルスのF35は0.005平方メートルに見える。

  KAIはこのためにKFXの胴体構造をF22と類似のステルスの形に設計した。ほとんどのセンサーを機体の中に入れ、胴体の下の中央に搭載する4発の中距離空対空ミサイルも半分ほど埋まっている。ステルス機の特徴である内部武装槽を追加できるよう設計に反映した。KAIはステルス材料と技術も開発中という。KAI関係者は「今後KFXのステルス機能を改良すれば(F35より優秀な) F117水準になるだろう」と語った。

  KFXは急旋回および機動など飛行能力が高く、最先端装置で武装する。世界の一般戦闘機(非ステルス機)のうち最強性能を予感させる。北朝鮮の戦闘機は比較にならず、中国や日本の一般戦闘機よりも優秀だ。したがって北東アジアで空中戦になれば、空軍のF35Aがまず相手のステルス機を相手にし、続いて一般戦闘機はKFXとF15Kが制圧できるということだ。さらに改良されたステルスKFXが登場すれば、北東アジアでは韓国の空を狙うのは難しいとみられる。自主国防の核心だ。

  防衛事業庁のチョン・グァンソンKFX事業団長は「仏ラファールや米国のF35などは開発当時、新しい技術であるため莫大な費用がかかり、難関も多かった」とし「KFXは先進国の技術と開発過程を参考にしたため開発に有利だった」と述べた。KFXは最初から輸出を考慮し、核心装置をはじめ65%を国産化したという。生産単価は1機あたり800億ウォンだが、生産規模によって価格が下がる可能性もある。

  戦闘機と核心部品の輸出も可能になった。KFX事業を完了すれば、空対空および空対地ミサイル国産化のさまざまな機会も開かれる。胴体開発を担当するKAIのイ・イルウ常務は「今回の事業で韓国の戦闘機開発能力が英国やフランスを凌駕することになった」と評価した。 (中略)

2015年にはF35導入の見返りに米ロッキードマーチンが韓国に提供することにした25件の技術のうち、多機能位相配列(AESA)レーダーなど4件を米政府が拒否した。当時、KFX事業はまたも絶体絶命の危機に直面した。 (中略)

このうち戦闘機の目に該当するAESAレーダー技術は先進国が流出を厳禁している。AESAレーダー以外の3件はすでに開発したことがあり、困難は比較的少なかった。 (中略)

国防科学研究所(ADD)で会ったシン・ヒョンイク航空機レーダー体系開発団長は「ADDは技術は保有しているが、企業(ハンファシステム)が製造したことがなく心配だった」とし「世界で11番目にAESAを開発することになった」と話した。国産AESAレーダーを試験評価したイスラエルのエルタ社はイスラエルよりも優秀だと評価した。モジュールの素材も先端だ。 (中略)

2026年までに3658億ウォンを投入するAESAレーダーは開発から3年目でハードウェアの85%を製作した。来年は完全に国産化する計画だ。今年春にイスラエルで地上・空中試験を終え、11月から韓国で空中試験に入る。2023年からはKFX試製機にも搭載して最終テストをする予定だ。
(引用ここまで)


 現在、韓国が独自技術で製造を進めているKF-X(ポラメ)が第4世代戦闘機としては世界最強、第5世代とも充分に渡り合えると大喜びの記事。
 中国や日本の第4世代機よりも強力で、韓国に手を出すことすらできなくなるのだそうですよ(笑)。

 以前から「KF-Xの運用コストはユーロファイター、F-16(Block52)、ラファール、F/A-18E/Fといった機体よりも安く、6210万ドルの機体価格はF/A-18E/F スーパーホーネットよりも安く、F-16とのキルレシオは4.1対1」とひどいホルホル具合だったのです。
 さらに拗らせている模様。
 F/A-18E/Fと同じエンジンを2基搭載していて、搭載機器はそれよりも先進的。
 艦載機でそのあたりの追加費用があるといっても、F/A-18E/Fよりも安いなんてことがあり得るのかどうか。

 そもそもまだKF-Xなんて影も形もない幻の戦闘機ですよ。
 ようやく来月に実物大モックアップが展示されるレベル
 試作機すらまだ存在していない。
 実物大模型っていうレベルから言ってみればフランス/ドイツの共同開発機であるFCASや、イギリスのテンペストよりも遅れてる。

 それが「RCS(レーダー反射断面積=レーダーにどれくらいの大きさの物体として表示されるかという数字)は0.5平方メートル」とか「武装は半埋没式」「将来的にはウエポンベイも搭載する」「将来的にステルスに改良すればF-117クラスでF-35よりも優秀だ」とかもうわけが分かりませんね。
 試作機も存在していない状況から「Block2ではステルスとウエポンベイ、Block3では先進的センサー云々で優秀なのだ」とかなにを言っているのやら。それをいうならユーロファイターだって計画時ではTranche3Bでは完全な対地攻撃ができる予定でしたわ。
 なお、F-117のRCSはF-35よりも劣っているというのが定説。
 ……ステルス機っていうものがよく分かっていないんじゃないでしょうかね。
 だいたいにして試作機もなにもないのにRCSをどうやって計測しているのやら。日本だってX-2のRCSを計測するのにアメリカから施設利用を断られて、わざわざフランスに計測に行ったほどなのですけどね。
 もしかしたら最新の設備が韓国には存在していて極秘裏に計測が行われていた、なんて可能性もゼロではありませんけどね(笑)。

 この記事の韓国版のタイトルはさらに奮っていまして──

中国・日本を圧倒する最強の性能……韓国型戦闘機「KFX」製造が目前に(中央日報・朝鮮語)

 もうね、どこから突っこめばいいのかと。
 ちなみに120機の製造に10兆ウォンということになっていて、1機あたりの製造費用は7000万ドル前後。すでに以前の予価6210万ドルを10%以上超過している状況となっています。
 繰り返しますが、試作機すらまだ飛んでいません。

 あと計画が遅延していない戦闘機製造は古今ありません。戦闘機製造のノウハウがゼロの国に、2022年の試験飛行から戦力化までわずか4年の余裕しかないっていうのもすごいですよね。
 まあ、それ以上遅延するとF-4とF-5の退役に間に合わなくなってしまうので、間に合うという前提を崩すわけにもいかないのですが。
 ちなみにF-5は2030年まで使う予定

 まあ、がんばって「ぼくのかんがえたさいきょーのせんとうき」でもなんでも作ってくださいな。

ありふれた職業で世界最強 1 (ガルドコミックス)
RoGa / 白米良 / たかやKi
オーバーラップ
2016/12/25

韓国人「なぜ我々はノーベル賞受賞者がいないのか」……ああ、今年もまたその季節が来ましたか……

なぜ私たちはノーベル科学賞受賞者がないのか(教授新聞・朝鮮語)
10月はノーベル賞受賞者を発表する月である。全世界が今年はどんな優れた人がノーベル賞の栄光を握ることができるのかと見守る月である。韓国の現在の国力から見て、少なくとも数名のノーベル賞受賞者がいてもいいものだが、まだ韓国にはノーベル科学賞受賞者がいない。日本と韓国のノーベル科学賞受賞者比は24対0、数学分野であるフィールズ賞の場合は3対0で、その差は明かで、そのまま基礎科学の劣勢を現している。さらに、私たちよりも国力が劣悪なベトナムにもフィールズメダリストがいる。私たちの英才教育や基礎科学、あるいは政府の政策のどこかに問題があるとしかいえないだろう。

2018年度ノーベル物理学賞は、Arthur Ashkin、Gerad Mourou、Donna Sticklandにレーザー物理学での画期的な発明に対して与えられた。 (中略)

MourouとStricklandが受賞した研究論文は、政府の研究開発政策や大学教育研究政策について示唆するところが大きい。この論文は、インパクトファクター3.5の雑誌で掲載が拒絶され、今も1,5ていどの雑誌に掲載されており、内容の構成もせいぜい3ページの簡単な論文で学生指導教授と二著者のみ記載されており、大学院生が主導して作成されたことが明らかに見える。 (中略)この程度の研究であれば、1980年度当時の韓国であってもいくらでも可能なレベルであった。

MourouとStricklandの論文を見てみると、ある天才が完全な無から有を創造した論文ではなかった。この研究は言ってみればコロンブスの卵のようなもので、その分野の誰も考えることがあったものだった。しかし、これまでのレーザー増幅を見る視点を決定的に変えたのだった。論文を読んでみると「確かに大学院生の新鮮で自由な、創造的な発想の論文である」という考えを禁じえない。(中略)この研究では、大変な装置を必要とすることがなかったし、当時の韓国でもアイデアさえあればいくらでも可能なそのような研究であった。

ノーベル賞クラスの研究では、知られていることを訓練を繰り返して賢さを学習させることでは意味がない。独創的な研究は自由な心を持って、他人が行かない道を辿りながら見つけながら限界を克服しようとする努力の中で見いだすことができるのだ。これらの研究をためには、開かれ、柔軟な思考と忍耐が必要であり、そのドダイには研究責任者と研究の徹底的な研究倫理意識が敷かれてなければならない。誇張と偽り、特権層を指向した官職争いが減り、研究に没入した中で、幸福感を味わえる研究生態系が形成されるとき、私たちもノーベル賞ができ、賞クラスの研究者や研究結果を期待して見ることができるだろう。
(引用ここまで・太字引用者)


 残暑も終わりつつあり、ノーベル症の季節がやってまいりました。
 誤字ではなく。
 でもって今年も「なぜ我々はノーベル賞を取ることができないのか」という系統の記事が出てきましたよ。

 日本と韓国の自然科学部門でのノーベル賞受賞数は24:0。
 これが実際なのかどうなのかもよく分からない感じになってきましたね。南部博士や中村氏がこれにカウントされているのかどうかもよく分からない。
 以前のように一桁であれば「いまの受賞数はいくつか」を覚えていられたでしょうけども。
 贅沢な話ではあります。

 で、フィールズメダルでも3:0。あまつさえベトナムですらフィールズメダルは受賞しているのに、韓国ではゼロである、と。
 それも「国力が劣悪なベトナム」ですからね。
 ホントにナチュラルだよなぁ……。
 そもそもフィールズメダルは国家が支援してどうこうなるものでもないし。数学キチPがどれだけいるかって話ですよ、あれは。

 で、太字部分がちょっと面白い。  まあ、悔しかったんでしょうね。
 ほぼ同じことを2回書いてますから。
 記事の著者は浦項工科大学(POSTECH)の教授とのことで、こういった大きな施設を必要としないものであれば……という思いが強いのでしょう。

 曰く「誇張と偽り、特権階級を指向した猟官運動が減り、研究に没入できれば……」とのことですが。
 まあ、それができるのは韓国社会そのものが崩壊したときじゃないでしょうかね。

楽韓さん、本日の動向 - 寒暖差が激しい……

 昼夜の寒暖差が激しかったせいか若干、腰痛の予感。予防にベルトしておこう。
 エロの秘密結社ドシコルド 2巻よい子先生と薄い本の悪魔 1巻を購入。
 なんともメジャーではない組み合わせに我ながら苦笑。

よい子先生と薄い本の悪魔 (1) (電撃コミックスNEXT)
こめつぶ
KADOKAWA
2019/9/26

 昨日のランチは松のやでおろしトンカツ、大根おろし別添えで。
 池袋シリーズは今週までかと思っていたけど、来週半ばまで続く模様。

44120C19-B6AA-4672-9DEE-7E20A56F84B9.jpeg

 講談社の高額本 秋のウルトラバーゲンってのをやってます。
 池波正太郎の仕掛人・藤枝梅安シリーズが合本版で安い。

仕掛人・藤枝梅安 全7巻合本版 (講談社文庫)
池波正太郎
講談社
2014/12/12

 Amazonからの一押しがガウス過程と機械学習なのだけども……。無理じゃろ。

今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。こっちも池波正太郎。
鬼平犯科帳(一): 1
池波正太郎
文藝春秋
2000/4/10