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2019年09月

韓国メディアから「日本のノーベル賞がうらやましい」という社説が山盛りで出される……社説でだよ?

カテゴリ:ノーベル賞 コメント:(181)
【社説】24人目に科学ノーベル賞を受けた日本を眺める苦々しさ=韓国(中央日報)

 社説っていうのは意外と重みを持っていまして。
 新聞社がそれぞれ「うちの意見はこれです」と、そのまま出しているものが「社説」なのですね。
 コラムとかであれば「記者個人の感想」とか「外部の人物の感想」というように言い逃れることもできるでしょうが、社説はそうはいかない。
 言ってみれば「看板の意見」です。
 なので、有料化を前面に押し出している毎日新聞や読売新聞でも自由に読むことができるのですね。

 日本の新聞社が吉野さんの受賞について書くのであれば、まあおかしいことでもないでしょう。
 科学振興はどうあるべきかとか、いくらでも書くことはあるでしょうしね。
 そんな中、中央日報が「今年もまた日本がノーベル賞を取った」という話で社説を書いています。
 日本がノーベル賞を取ったのを「苦々しさ」を感じながら眺めているのですって。


 で、ふと「社説 ノーベル」で検索したらどうなるのかなーと思って、やった結果がこれ。
 検索したところは韓国最大のポータルサイトであるNAVERのニュース部門。

[ 社説 ] 24番目の科学のノーベル賞を受けた日本を眺める苦々し(中央日報・朝鮮語)
[fn 社説 ]日本、24回目のノーベル科学賞。学ぶべきことは学ぼう(ファイナンシャルニュース・朝鮮語)
[ 社説 ]サラリーマンがノーベル賞を取れる日本の研究生態系(毎日経済・朝鮮語)
[ 社説 ] ノーベル賞シーズンになると臆病になる国内科学界(イーデイリー・朝鮮語)
[ 社説 ]私たちの「ノーベル賞病」終了させよう(忠道日報・朝鮮語)
[ 社説 ]「無駄なことこそが新技術創造」ノーベル賞受賞者の言葉を刻まなければならない(京郷新聞・朝鮮語)
[ 社説 ]物足りなさだけ残る「ノーベル賞シーズン」(新亜日報・朝鮮語)
[ 社説 ]日本の22番目のノーベル科学賞、私たちの基礎科学育て(ソウル新聞・朝鮮語)
[ 社説 ]大韓民国の真の克日、長い道のり(韓国経済新聞・朝鮮語)

 「日本がノーベル賞を取った」ということを主題にした社説が中央日報の韓国版を含めて9本。
 一応、全部にざっくりと目を通しているのですが、どれもこれも「日本がうらやましい」みたいな話を書いていて唖然。
 ノーベル賞が欲しい、ということ自体もあるのでしょうが。
 なによりも「日本が取っているノーベル賞が欲しい」のでしょうね。
 韓国のノーベル症はまだまだ続きそうですわ。

「日韓共に一歩引けば妥協点も見えるはず」とかいう提言がなんの役にも立たない件

【コラム】韓日首脳、今が歴史的決断を下す絶好の機会だ(中央日報)
今、韓日関係は1965年国交正常化以降、最大の危機だ。危機の原因としては中国の浮上、大国ナショナリズム、冷戦後の国際政治の構造的変化と韓日米・韓日中・南北や日本など3角関係の変化、水平的韓日関係、韓日歴史争点の連続性などさまざまな要因が挙げられる。このような見方は韓日関係を巨視的に理解するときに役立つ。しかし時間の戦いに突き進む韓日葛藤の危機を機会とするか、あるいは危機の沼に落ちるかは、結局最高指導者の決断にかかっている。

今、韓日間で最も解決が急がれている課題は強制徴用被害者の賠償問題だ。韓国の基本立場は「日本企業が賠償するよう命じた韓国大法院の判決を尊重しろ」というものだ。反面、日本は請求権問題は最終的に解決済みなので韓国大法院の判決は国際法違反だと主張する。核心の争点に対する法解釈にこだわる法律主義では接点を見つけにくい。 (中略)

文大統領が未来志向な外交、韓半島平和協力、心が通じ合う友として日本を考えるなら、今が度量が大きい譲歩のイニシアチブを発揮できる絶好の機会だ。我々が先に日本に対して強制徴用被害者の賠償を要求しないと宣言すれば、相手の意表を突く決断になる。我々の道徳的優位と国家的自尊心も堅持することができる。隣国・中国についても、前任の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の時も同じようなことがあった。強制徴用被害者も文大統領の被害者中心の真正性を知っていて、我々国民も被害者に対する大統領の説明と説得を傾聴するだろう。

ここに必ず伴わなければならないのは安倍政府の誠意ある歴史反省だ。すでに安倍政府の国土交通相が日本に文化を伝えた韓国を「恩人の国」と公言し、安倍首相に対しても歴代最長寿首相としての経輪から出る柔軟性に期待してみる必要がある。
(引用ここまで)


 元駐日韓国大使のチェ・サンヨン氏のコラム。えーっと、金大中政権の頃の駐日大使です。
 ありがちな「日韓共に一歩引けば妥協点も見えてくるはず」という、もはや毒にも薬にもならないどうしようもない提言ですね。
 現状の日韓関係における最大の問題が見えていない。

 幾度も幾度も安倍総理が韓国に求めている「約束を守れ」という話。
 これに尽きるのですよ。
 どんな妥協をしたところで、政権が変わったら「あれは我々の行った合意ではない」とか「国民が認めていない」とか「国力が変わったので条約を守るつもりがない」とかいう話になるのが見えている。
 そういった行為をやめなければ、国同士として付きあい切れるものじゃないって話をしているのです(なんとなく富野調)。
 こちらが言っているのは「まともな国家として席に着け」という話だけ。

 慰安婦合意を破棄し、日韓基本条約(日韓請求権協定)を無視する。ついでにいえばGSOMIAも感情にまかせて破棄する。
 そういうバカな行動をするなって言っているのです。
 これから韓国となんらかの条約を結んだり合意をする場合には、破った際のペナルティを明記する必要があるでしょうね。
 そこまで国としての信頼が地に落ちている、という認識をしてくれ。
 話はそれからだ。

韓国イージス艦、北朝鮮のミサイル発射を半分近く探知できていなかった

韓国イージス艦、北朝鮮のミサイル探知失敗…11回中の5回で(デイリーNKジャパン)
韓国海軍イージス駆逐艦が今年、北朝鮮が実施した11回のミサイル発射のうち、5回について探知できていなかったことが分かった。野党・自由韓国党のチョン・ジョンソプ議員は10日に行われた海軍本部の国政監査で「イージス艦が、5月4日と9日、7月25日、8月2日、9月10日に発射された北朝鮮のミサイルを正確に探知できなかった」と指摘した。

これに対して海軍側は、5月4日と7月25日には、合同参謀本部から事前の出動命令が出ておらず、5月9日にはミサイルがイージス艦の探知可能範囲から脱していた説明。また8月2日には、イージス艦の戦闘システムのアップロードが遅れて2発のうち1発だけを探知できたとした。

一方、北朝鮮が9月10日に超大口径ロケット砲を発射した際には、イージス艦は2発を探知した。しかし次の日、北朝鮮が公開した写真に3発を発射した様子が映っており、物議を醸した。

イージス艦といえども、概ねどの方角からミサイルが飛んでくるかを事前に察知できていなければ、正確に探知するのは難しいだろう。
(引用ここまで)


 国政監査の一環で、今年になってからの北朝鮮による11回のミサイル発射のうち、韓国のイージス艦が5回まで探知できなかったとのこと。
 うーん……なんともいえないかな。
 いくらイージス艦といえどもレーダーの有効距離内でなければ探知不能ですし、水平線、地平線の向こうであれば手の打ちようがない。
 探知範囲内にあってもダメだったとかいうのであれば別ですが。

 低空で飛ぶKN23を日本側が探知できなかったという報道があって、あたかも大問題であるかのように扱われていましたが。
 あれも同様に水平線の向こうで飛んでいるだけであれば日本側に被害はないので問題ないってのと同じですね。
 なので8月2日のシステムアップロードが遅れて(?)1発を探知できなかったことと、9月10日の超大口径ロケット砲を2発と判断したこと以外はしょうがないかなという感じ。

 これはイージス艦だけなのでTHAADによる探知がどうなっているのか等、韓国全体でどうであったのかも不明。
 ただ、北朝鮮による「衛星打ち上げと称する実質的な弾道ミサイル実験」の際に日米のイージス艦は最後まで補足できていたのに対して、韓国のイージス艦は目標をロストしたとされています。
 おそらく波で艦本体上下する分を計算してなかったのではないかとされています。
 練度がなぁ……。

 ところでRCー135S コブラボールと、ミサイル追跡艦のローレンツエンが日本海に派遣されています。

米軍コブラボール、東海に出撃…北朝鮮弾道ミサイル発射兆候をキャッチ?(中央日報)

 米軍がなんらかの形で北朝鮮の弾道ミサイル発射の兆候を得ているということなのでしょう。
 米軍にRC-135Sは3機、ミサイル追跡艦は2隻しかない虎の子です。
 短距離弾道ミサイルはどれだけ打っても梨のつぶて。
 SLBMですらスルーされている。アメリカがどこまで許容するかのテストをするつもりなんでしょうかね……。
 ここでICBMでも打とうものなら、まさに思う壺ってヤツですが。

決裂したスウェーデンでの米朝実務者協議で一致点がひとつだけあった……アメリカ・北朝鮮「韓国はこの協議に関わるな!」

米朝実務協議決裂、米国の説明を聞くため担当者を急派(朝鮮日報)
 韓国外交部(省に相当、以下同じ)は7日「外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長が今日の午後、米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と会談するため米国に向かった」と発表した。李本部長は10日までワシントンに滞在し、ビーガン氏から今回スウェーデンで行われた実務協議が決裂した経緯などについて説明を受ける予定だ。

 李本部長の米国行きは、実務協議決裂が報じられた翌日に急きょ決まった。ある外交筋は「韓国政府は今回の実務協議が決まってから決裂するまで何の役割も果たせず、米朝双方からまともな情報提供も行われていなかった」と明らかにした。実際に外交部のある幹部は今月1日午後、北朝鮮メディアが交渉再開を報じた際、これを予想できず周囲に当惑した表情を隠せなかったという。

 かつて韓国外交部で朝鮮半島平和交渉本部長を務めたキム・ホンギュン氏は「ビーガン代表は今回の実務協議で北朝鮮に『クリエーティブな提案』を行ったとされているが、その内容は事前に韓国政府には伝えられなかったようだ」「おそらく内容がリークされるのを懸念したのだろう」とコメントした。 (中略)

 今回の状況は今年1月に同じスウェーデンで行われた実務協議とも大きな違いがある。当時、韓国政府は李本部長を現地の会場にまで派遣し、その状況を詳しく把握していた。ところが今回は李本部長をはじめとする幹部クラスは誰も派遣しなかった。これは韓国政府が交渉に関与することを北朝鮮が嫌ったためだという。
(引用ここまで・太字引用者)


 ……いやぁ、これはちょっと面白い。
 先日、アメリカ側から「外交部が現地にスタッフを派遣することにも不快感を示した」という話がありました。
 韓国が米朝の二国間交渉について出しゃばることを警戒したのでしょうね。

 アメリカは韓国が仲介することによって事実が歪められることを嫌ったのでしょう。
 去年、特使として北朝鮮に派遣された韓国側高官(キム・ジョンウンの言葉を必死に全員でメモしていた)が帰国してから、特使外交を繰り広げました。
 で、3月にチョン・ウィヨン安保室長がアメリカに派遣され、どうも「北朝鮮は完全な非核化に同意した」とアメリカ側に述べたのではないかという疑惑が取り沙汰されています。

 アメリカはこのチョン・ウィヨン安保室長の言葉を真に受けて米朝首脳会談をやってしまったのではないかという部分があるのです。
 米朝の意思疎通に齟齬が生じた結果、ハノイでの決裂となったわけです。
 そして、北朝鮮側は韓国に対して「仲介者面するな」「もう韓国とは対座しない」とまで言うようになった。
 北朝鮮としてはなんとしてでも(国連安保理決議で派遣労働者が強制帰国させられる年内に)制裁解除、少なくとも制裁緩和を目指したかったのに、韓国の口車に乗せられたことで交渉決裂となってしまった。
 で、今回のスウェーデンでの実務者協議でも、韓国は出てくるなとばかりの扱いになった。

 アメリカには「北朝鮮は完全な非核化の意思がある」と言い、北朝鮮には「段階的な非核化で制裁を緩和できる」と言い、両者の信用を失った……ということなのでしょう。
 本当に柳川一件(Wikipedia)で暴露されたような事態なのではないか、と推測できます。
 運転手が馘になったというだけ、ですらない感じですね。
 両者からの信頼を完全に失っている。
 おいしいとこ取りを狙う連中はこうなる、といういい例かな。

楽韓さん、本日の動向 - よし、台風対策はおおよそ揃った

 PowerHouse 200届きました。70%ちょい充電されてた。助かる。
 カセットコンロはなかったので購入。イワタニのお高いのしか在庫がなかった。キャリングケースついてるヤツ。ガスボンベも最後の在庫2セット6本をぎりぎり確保できました。危なかった。ビック、ヨドバシ、ヤマダと行ってみましたが、カセットコンロ関連は棚がすっからかんでした。
 LEDランタンは今日届く予定。充電池しか使わないという主義を曲げてアルカリ電池20本も買ってきました。スペーサーはeneloopのものを利用。
 紙皿、紙コップは便利とのことであとで買っておこう。在庫があれば。  あとは現金をいまのうちにいくらか用意しておくべきか。
 上陸地点になりそうな東海地方の人は特に気をつけて。
 The FORUMのライブビューは中止かなぁ。まあ、どっちにしても行かない(行けない)けど。

 まだまだニコカド祭り
 全面的なセールではないけど「あ、これははじめてセールになるな」みたいのがけっこうあります。
 連載は止まっているものの、宇宙戦艦ヤマト2199はかなりよいコミカライズ。全巻半額。
 お、それとまおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」も全巻半額。これもよいコミカライズでした。完結済み。おすすめ。

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(1) (角川コミックス・エース)
石田 あきら
KADOKAWA
2011/12/26

 映画化された冴えない彼女の育てかたも全巻半額。
 ケロロ軍曹は最新刊以外半額。
 大槻ケンヂ原作のNHKにようこそ!も全巻半額。

なお「日本引きこもり協会」の略。
NHKにようこそ!(1) (角川コミックス・エース)
滝本 竜彦 / 大岩 ケンヂ
KADOKAWA
2006/11/1

今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみたもおすすめです。
城山三郎のドキュメンタリーはどれもおすすめしたい。
「粗にして野だが卑ではない」石田禮助の生涯 (文春文庫)
城山 三郎
文藝春秋
1992/6/10