米教授「旭日旗への不満は韓国だけでない、IOCが東京五輪での使用禁止を」(中央日報)
KBOは「この問題と関連しWBSCに正式に問題を提起した。WBSCからは『現在紛争状況でなく、IOCでも禁止していない事項で制限することはできない』と説明された」と伝えた。KBOは韓国の国民感情などと関連して説明し、WBSCにこれと関連した問題が発生しないよう配慮してほしいという内容を日本野球機構(NPB)側に伝えることを要請した。KBOによると、WBSCは「NPBと放送局側に問題の素地になるような映像が映らないよう最大限協力を要請したい」と答えた。
(引用ここまで)
韓日間の歴史を研究してきた米国教授が、来年の東京オリンピック(五輪)での旭日旗使用を国際オリンピック委員会(IOC)が必ず禁止すべきだとし、英日刊紙ガーディアンに寄稿した。 (中略)
アレクシス・ダデン米コネチカット大歴史学科教授は1日(現地時間)、ガーディアンに「恐怖の歴史を帯びた日本の旭日旗は東京五輪で必ず禁止されるべき」と題したコラムを寄稿した。
(引用ここまで)
下の記事の教授が云々という話については「アレクシス・ダデン教授」という時点で終了。
一応、外務省はガーディアン紙に対して反論記事を掲載したとの事です。
日本外務省「旭日旗は軍国主義の象徴でない伝統文化」…英ガーディアン紙に寄稿(中央日報)
反論が掲載されるのはよいことです。
欧米ではこうして反論しなければ相手の言い分を認めたことになりますから。
さて、プレミア12でも旭日旗が掲げられた、あるいは旭日旗Tシャツをつけて応援していた人がいたとのことですが。
統括団体であるWBSC(世界野球ソフトボール連盟)からは問題なし、との対応。
上位団体であるIOCが禁止したというわけでもなく、日韓が紛争状態にあるというわけでもなく。
制限できる根拠がないのですよね。
けっきょく「我々の『お気持ち』を認めろ」という言いかたしかできないのですよ。
以前から楽韓Webでは「禁止したいんだったら公的に申請してみればいいのに」という話をしていましたが、実際にSBSがIOCに対して公式書簡で見解を訊ねたのですよね。
で、IOCは回答として「政治目的で使われなければ問題ない」という見解を披露してしまった。
もうこれで公式見解が決まってしまい、韓国の「お気持ち作戦」は通用しなくなったというわけです。
むしろ、韓国に「お気持ち」だけで戦われるほうが日本には不利だったのです。
ポリコレ棒は公式のものではないほうがより使いやすいツールですから。
これまで旭日旗に対して噛みついてきた韓国人に対して、これといった反論ができずにいましたが。
IOCの正式な回答が出てしまっている以上、それに従うのが当然というわけです。
日本としてはこうして開城への持ち込みを繰り返して既成事実化させる必要があるでしょうね。
持ち込みを繰り返し、なんの問題も生じなかった。韓国の抗議以外にはなにも出てこなかった、という事実を周知させるべきなのです。