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2019年10月

韓国政府「日本大使館から謝罪があった、あったんだ」→駐韓日本大使館「そうした事実はない」

カテゴリ:日韓関係 コメント:(180)
日本 韓国に外務次官の謝罪メッセージ伝えていた=GSOMIA巡り(聯合ニュース) 外務次官謝罪と韓国聯合ニュース 合意巡り、日本大使館は否定(共同通信)
日本政府が韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の条件付き終了延期を巡って事実と異なる合意内容を発表したことについて、外務事務次官の謝罪のメッセージを韓国側に伝えたことが26日、分かった。

 複数の政府関係者によると、GSOMIAの条件付き終了延期の決定が両国で発表された22日の午後9時過ぎ、韓国外交部は日本大使館の政務公使を呼んだ。日本の経済産業省が半導体材料の個別審査で輸出を許可する方針に変化はないと発表したことに抗議するためだった。

 当時、青瓦台(大統領府)の高官は記者団に対し、日本側の発表内容について、「懸案解決に寄与できるよう、課長級の準備会議を経て局長級の対話を行い、両国の輸出管理を相互確認する」「韓日間の健全な輸出業績の蓄積および韓国側の適正な輸出管理運用のため、(規制品目と関連した)再検討が可能となる」などの内容が盛り込まれると説明していた。

 外交部は政務公使に対し、こうした合意内容と異なる発表が行われたことに強く問題提起をした。

 これに対し、政務公使は謝罪するとともに、謝罪は外務事務次官のメッセージだと説明したという。
(引用ここまで)

韓国の聯合ニュースは26日、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効回避を巡る日本政府の合意内容の発表に絡み、韓国側の抗議に対し、日本がソウルの日本大使館を通じて外務次官の謝罪メッセージを伝達したと報じた。複数の政府関係者の話としている。日本大使館は共同通信の取材に対し「そうした事実はない」と否定した。
(引用ここまで)


 少なくとも1度、「謝罪した事実はない」と政府のスポークスマンである官房長官が言った以上、それで突っぱねる以外にないですね。
 おそらくは「謝罪と受け取られかねないなんらかの発言」があったのでしょう。
 でも、視点を変えれば謝罪ではない、といえるていどのものでもあると思われます。
 遺憾であるとかなんとか。不用意なことに。

 ただ、謝罪云々については全つっぱで問題なし。
 韓国を相手にした時に限らず、外交の原則として。
 特に韓国を相手にした場合は、ともいえますけども。
 「謝罪した」ということから一点突破を計ろうとしますから。
 本来、「強制性があったことを表明すればそれで今後は慰安婦問題に言及しない」という密約だったはずの河野談話がどのように韓国に使われているかということを考慮すべきです。

 「謝罪があった」という発言があるごとに「謝罪したという事実はない」と言い続けなければならないわけです。
 情報を常に上書きし続ける。
 経産省での対話でも「謝罪したじゃないか」と事あるごとに言われるでしょう。
 それに対して「日本政府が謝罪した事実はない」と言い続ける。
 特に韓国との外交では、徹底した態度が必要です。主導権争いという意味でも。

経産省「韓国のグループA(旧ホワイト国)への即時復帰はない。数年はかかる」と断言、年内にホワイト国復帰を迫る韓国と対決へ

輸出規制、日韓来月協議 課長・局長級で首脳会談前を検討(毎日新聞)
 日本による韓国への輸出規制強化を巡り、政府が政策対話の再開に向けた課長級協議の開催を12月上旬に検討していることが25日、明らかになった。3年半開催されていない局長級の政策対話も、12月下旬の日中韓首脳会談前に行う方向で調整している。

 政府関係者によると、課長級協議は韓国で、局長級は日本で開催する見通し。日本側はフッ化水素など3品目の輸出規制強化の撤回や、韓国を対象から外した輸出手続きを優遇する「グループA(ホワイト国)」への復帰を即時に認めない方針で、韓国への輸出の適切な実施や、韓国側の輸出管理体制の整備を条件とする。日本政府関係者は「対話を重ねる必要があり、グループAへの復帰には数年はかかる」としている。 
(引用ここまで)


 経産省曰く「グループA(旧ホワイト国)への復帰は何年かかかる」とのこと。
 まあ、そりゃそうよね、という話。
 韓国が言うような「年内にもホワイト国復帰」とかできるわけない。なんでも韓国側は「ホワイト国に復帰させる」という話がなかったことであれだけぎゃんぎゃん大騒ぎしているとのことですが。
 日本の役所がそういった部分で説明を怠るわけがないのですよね。
 梶山経産相も今日、会見を行ってそのように話しています。

梶山経産相「両国間の調整踏まえた」輸出管理の発表めぐる日韓相違で改めて反論(産経新聞)

「40日以内に復帰させなければGSOMIA破棄」なんてことがそもそもテクニカルにできるわけがない。
 ついでにいえば、韓国側からは今週にも対話を開始という話が出ていますが。

韓日輸出規制議論、早ければ今週開始(ハンギョレ)

 もうね、なんもかもが嘘。
 韓国側はあれだけ「日本が謝罪した」「日本の話は誇張されている」とか言っておきながら、「対話を開くことの合意は守る」って言っているんですよ。

韓国「日本が歪曲」と抗議 GSOMIA維持の発表(共同通信)
日本側が意図的に歪曲して発表したとして遺憾の意を表明した。日本側に外交ルートで抗議し、謝罪を受けたと説明した。合意自体は守る姿勢を示した。
(引用ここまで)

 つまり、日本側に合意を蹴飛ばされたら困るのですよ。
 このあたりからもどっちが本当のことを言っているか、分かりそうなもんですね。

経産省「韓国は輸出入の脆弱さ3点セットを改善しないかぎりグループA(旧ホワイト国)復帰はない」とばっさり……ですよねー

「韓国のグループA復帰には3点の改善必要」自民党外交部会で経産省局長説明(毎日新聞)
 経済産業省の保坂伸貿易経済協力局長は25日、自民党の会合に出席し、韓国が輸出手続きで優遇される「グループA(ホワイト国)」に復帰するには、これまで規制強化の理由として挙げた3点の改善が必要だとの認識を示した。

 経産省は、日韓の2国間政策対話が開かれていないなど信頼関係が損なわれている▽通常兵器に関する輸出管理の不備▽輸出審査体制、人員の脆弱(ぜいじゃく)性――の3点を規制強化の理由として挙げている。

 保坂氏は「三つがクリアされない限り、ホワイト国に戻すことはない」とし、韓国側の対応が必要との見解を示した。
(引用ここまで)


 これまで散々言われてきたことですが、韓国政府側の輸入審査体制、輸出管理が脆弱すぎるということ。
 そして3年に渡って二国間政策対話が行われていないことが原因となって、グループA(旧ホワイト国リスト)から韓国は除外されたわけです。
 これらの点が是正されてはじめてグループAに復帰できるというのが経産省の立場。
 22日の6時から貿易管理部長が会見していたように、課長級で対話してから局長級での対話に入るというのは既定路線。
 おそらくですが、課長級対話で韓国がどれだけ体制変更をするつもりがあるのかを見定めると言うことでしょう。

 管理体制の不備を是正する等、これらの作業が年内にできるっていうのならともかく。
 そんなことができるわけもない。
 「これらを達成すれば、30日ていどでグループAへの復帰も可能」という日本側の話を、韓国側が「30日で可能」というように取り違えたか、意図的にやっているかのどちらかでしょうね。
 とにかく韓国側の言っていることは嘘ばかりであるというのはこれまでの経験則。
 火器管制レーダー照射事件の経緯を見てもらえれば「ああ、今回もアレかぁ」と分かりますので、「火器管制レーダー照射事件」のタグを見てみてくださいな。ホントに呆れますから。
 「日本政府は謝罪を否定していますが?」という記者の質問に対して、キム・ヒョンジョン国家安保室第2次長が質問で返しているのを見ても、実際のところは分かっているのでしょうけどね。

 これだから「非韓三原則こそが有効だ」とか言われるのですよね。
 ホントに辟易します。

「統一朝鮮」は日本の災難
古田博司
飛鳥新社
2018/9/7

韓国「GSOMIA破棄という刀を握っているのは韓国だ」「いつでも破棄できる」……あれだけアメリカから「外交カードにするな」って言われているのにまだやるの?

「輸出規制撤回に1カ月程度必要」 GSOMIA終了前に日本が言及=韓国政府筋(聯合ニュース)
韓国国立外交院長「GSOMIA、日本の姿勢見てあしたにでも終了できる」(中央日報)
韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を条件付きで延期する決定をしたことと関連し、日本が韓国に輸出規制関連の対話を提案する際に輸出規制の撤回までに約1カ月程度の時間を要すると言及していたことが分かった。複数の政府消息筋が25日、明らかにした。

 韓国政府は、日本が規制撤回にかかる時間まで提示して輸出規制に関する協議に向けた対話を先に提案しておきながら、メディアを通じて一切譲歩していないとの立場を示したことに対して怒りをあらわにしている。

 これを受け、韓国政府は今後1~2カ月程度日本の出方を見守った後、変化がないと判断すればGSOMIAの終了を積極的に検討する見通しだ。

 政府消息筋によると、日本はGSOMIAの失効期限(23日午前0時)の約1週間前に韓国側に輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」からの韓国除外を取り消すなど、輸出規制の撤回を議論するために局長級会議を行うことを提案してきた。

 当時、日本側は「輸出規制を撤回するなら、形式的ではあるが韓国の輸出入管理体制に問題がないことを確認しなければならない」とし、「1カ月程度の時間がかかる」との趣旨の立場を伝えてきたとされる。

 この消息筋は「政府はGSOMIA終了を念頭に置いて準備してきたが、日本のこのような提案で雰囲気が変わった」と説明した。 

 別の消息筋も「GSOMIA終了が近付いた時点で日本側が輸出規制について議論しようと先に提案してきた」とし、「これを撤回するのにある程度の時間が必要だと言及した」と明らかにした。 (中略)

 しかし、今後日本が時間稼ぎを行うなど積極的な姿勢を見せない場合にはGSOMIA終了を検討するとみられる。政府消息筋は「日本が小細工をするならGSOMIAを終了してしまえばよい」とし、「米国も韓日間の合意事項を承知している」と強調した。
(引用ここまで)

韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了猶予と関連し、韓国国立外交院のキム・ジュンヒョク院長は「いつでも韓国がGSOMIAを中断できる。刀の柄は韓国が握っている」と話した。

キム院長は25日に韓国tbsラジオの時事番組に出演し、「日本は韓国が(GSOMIAに関連して)降伏するまで交渉すらしないとしたがその原則を自ら破った。事実上韓国の判定勝ちと話すのが正しい」と話した。

彼は続けて、韓国が日本に屈服したという主張に対し「(GSOMIAは)日本の姿勢を見てあしたにでも、1カ月後にでも終了できる。これは韓国が刀の柄を握って日本を待つものと考えれば良い」と強調した。

また彼は「日本が時間を引き延ばしたり、この交渉が壊れるのが韓国のせいだと準備する可能性が多いため韓国はしっかり対処しなければならない」と話した。
(引用ここまで)


 先日も書きましたが、どうも「GSOMIAを延長してしまったのだから、あとの交渉はこっちのものだ」くらいの感覚でいるっぽいですね。
 ホワイト国復帰はもちろんのこと、半導体材料の輸出管理強化も撤回される。
 それも1ヶ月以内に。
 先日の「日本に与えられた時間は40日だ」というのもそのあたりの話を反映しているものでしょう。

 どこからそんな話が出ているのやら。
 楽韓Webでは以前、日本が首脳会談をやりたがらない理由は、韓国を信じられないから。もっと端的に言えば韓国が嘘ばかりついているからだ、という話をしています。
 「韓国からはこのように情報が発信された」というやりかたをされたくないから、首脳会談はできないのだ、と。
 ……ね?

 なんでも「明日にでも1ヶ月後にでも終了できる」「いつでも韓国がGSOMIAを中断できる。刀の鞘は韓国が握っている」んだそうですから?
 なんだったら明日あたり終了してみたらどうですかね?
 あれだけ「GSOMIAを外交カードにするな」ってアメリカから言われていて、ようやく延長に同意したのにどうなるか見てみたいですしね。
 アメリカがいうところの「最大強度ので非難声明が出る」というものがどんなものになるのか、韓国ウォッチャーとしても大いに興味があるところですから是非にどうぞ。