相互RSS募集中です

2019年11月

韓国メディア「いまこそ仲介者としてムン・ジェイン大統領が立ち上がるべき時だ!」……誰からも求められていなくない?

【コラム】夢から目覚めて現実を見よ=韓国(中央日報)
北朝鮮は今年に入って13回も短距離ミサイルを発射し、超大型ロケット砲などあらゆる新型武器を撃ちまくっている。だが、文大統領は一度たりとも肉声を通じて北朝鮮を咎めたことがない。「おせっかい」のせいだ、「茹でた牛頭」云々する無茶苦茶な嘲弄にも黙黙と耐えて聞くだけだった。大韓民国に亡命した脱北者を北朝鮮が要請する前に送り返したこともあった。金剛山(クムガンサン)内の南側観光施設を取り壊すという話にも、韓国政府はむしろ金剛山観光地域を元山葛麻(ウォンサン・カルマ)地区まで拡大しようと提案する。北朝鮮は南北軍事分野の合意を遠慮もなく違反しているのに、われわれは予定された韓米合同訓練すらまともにできなくなっている。

韓半島の平和と南北の共存共栄を望む文大統領の切実な希望には多くの人が共感する。北朝鮮をなだめながら、米国の表情も伺わなくてはならない難しい境遇も理解ができる。だが、世の中の事は期待や希望だけではなんともならない。 (中略)

トランプ氏がワシントン時刻で夜中に文大統領に先に電話をして30分間この問題だけを議論したというのはそれだけトランプ氏が差し迫っているということだ。文大統領が立ち上がって正恩氏を少し制止してほしいと緊急信号を送った可能性もある。文大統領にもう一度機会がやってきた。

トランプ氏と正恩氏の間で「スモールディール」でも成功させて破局に向かうのを食い止めなくてはならない。米国が主張してきたオールオアナッシング式の「ビッグディール」は現段階では非現実的だ。北朝鮮の完全な非核化が最終目標という大前提の下、北朝鮮のすべての核活動中断と経済制裁の一部緩和を対等交換をする線で最初の段階ディールを成功させるなら、文大統領の仲裁者役は再び注目されることになるだろう。
(引用ここまで・太字引用者)


 どうも韓国メディアから「ムン・ジェイン待望説」みたいなものが出てきています。
 中央日報は日本語版があるのでそれをピックアップしましたが、韓国のポータルサイトであるNAVERニュースで「ムン・ジェイン 仲裁」で検索をかけるだけでも、こんな感じ。

moonthesteering.png

 いくつか記事タイトルだけでもピックアップしてみましょうか。

文大統領「年末時限」控えて訪中…「仲裁役」のステアリング握る(ニュース1・朝鮮語)
北の挑発に「仲裁者役割論」大きくなるムン大統領(アジア経済・朝鮮語)
‘仲裁者・促進者’文在寅大統領、中国通じて北迂回説得できるか(アジアトゥデイ・朝鮮語)
北・米緊張、仲裁者文の役割を再注目(釜山日報・朝鮮語)
朝鮮半島の平和プロセスも「重大岐路」... 関心大きくなったムン大統領「仲介者論」(京郷新聞・朝鮮語)

 ほんの一部です。
 ちなみに大統領府は先日あったトランプ大統領とムン・ジェイン大統領の電話会談で「仲介して欲しい」とアメリカ側から言われたと主張しています。

 ……ハノイでの米朝会談決裂後にも、大統領府が「アメリカが我々に仲裁を依頼してきた」と大々的に発表したことがありましたが。
 アメリカ側は「説得してくれとはいったが、仲裁してくれなどと言った覚えはない」と激オコでしたね。
 元国務省関係者からも「そもそもアメリカが韓国に仲裁を依頼したことはない」との証言で、ばっさり斬ってました。

 中央日報もそうなんですが、これまでの経緯見てる?
 ムン・ジェインのなにをどうしたら「仲裁者」だか「仲介者」だかになれるんだっていうんだか。
 シンガポールの米朝会談を先導したのは韓国だったと言ってもいいでしょう。
 ただ、米朝のそれぞれに韓国から言っていることが異なったがために、最終的にハノイの決裂を招いたのも韓国……というかムン・ジェインです
 北朝鮮も激怒して「おまえらは仲介者なんかじゃない」って言い渡されてますよね。

 求められていない仲介者なんてただの邪魔者。
 月末の日中韓サミットで中国にも依頼できるだろう、というような話が出ていますが。
 こないだの王毅の態度を見て、まだそんなことがいえるのだから能天気ですよね。

GSOMIA騒動で譲らなかった日本、どうやら「韓国のトリセツ」を充分に理解した模様

【日本の大逆転】GSOMIA騒動は「何も譲らない」日本の“全面勝利” “事大主義”の韓国と“メンツの国”中国の「トリセツ」(ZAKZAK)
 安倍晋三政権の、韓国に対する「徹底した強硬な対応」については、やり過ぎだという声もある。だが、今回成功したのは、韓国政府のメンツを気にすることなく、正論で堂々とたたきのめすくらいのつもりで追い込んだからだ。

 実は、韓国には、それが正しい「トリセツ(取り扱い説明書)」なのだが、これまで、日本的な優しさを発揮して「足して二で割る」からバカにされ、エスカレートしてきた。 (中略)

 韓国は企業の取引でも同じで、世話になったことを、むしろ弱みを握られているような気分で受け取り、取引をすることを避けられたりすることすらある。逆に、足蹴にされると相手に一目置く。

 韓国は、中国の習近平国家主席や、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長、ドナルド・トランプ米大統領から屈辱的な扱いを受けているが、それに怒るどころか、そういう相手を尊敬し、尽くしたくなるようだ。 (中略)

 鳩山由紀夫元首相は「土下座コメディアン」として重宝されているだけだ。韓国は、事大主義(=強い者に従うことが正しいという考え方)の国なので下手に出てはダメなのだ。

 一方、中国はメンツの国である。ただ、威張っていても受けた恩義は評価はする。逆にメンツを潰すと、経済的に損でも人民の生命を犠牲にしても対抗してくる。そのあたりは、回を改めて論じたい。
(引用ここまで)


 普段はあまりZAKZAKをソースにエントリは書かないのですが、今回の記事は「そうそれ!」と言いたくなるような内容だったのでピックアップしました。
 韓国に対して強硬すぎるくらいでちょうどいいというのが今回の出来事で分かると思います。
 これまでの日本はまるで日本人同士での交渉を行うように、韓国人との交渉をしてきたのですね。
 それではダメなのですよ。
 別にこれは韓国人を蔑視しているというわけではなく。
 アメリカ人と対応するのならそれ向けの、イタリア人と対応するのであればそれ向け、そして韓国人と対応するならそれ向けと、それぞれの国別で対応をしなければならない、という話です。
 個人個人で異なる部分はあれど、最大公約数的な「傾向」はそれぞれの国であるものです。
 むしろ、どんな文化を背負っているかを研究して対応するということは、それぞれの人を尊重することにすらあたるでしょうね。

 まあ、アメリカは西海岸なのか東海岸なのか、はたまた中部なのか。あるいは人種が何系なのかでも違っていたりする部分もあるとのことですけども。
 最後の中国はメンツの国であるという話もそれにあたりますかね。メンツを立てれば交渉事でもなんとかなる。
 ちなみに中国人のメンツと韓国人のメンツである体面(チェミョン)は似ているようで大きく異なります。
 相似している部分も半分ほどはありますけどね。たとえば客をもてなすのに食べきれないほどのもてなしをするところとか、車を選ぶ時に「メンツが立つかどうか」を選択の大きな要因ににするところとか。
 ただ、中国人のメンツの多くは内側に、韓国人のメンツの多くは外側にある……という言いかたはできるかなぁ。

 韓国人に対応する場合はメンツを立ててもダメなのですよ。
 メンツを立てると「あいつはこっちよりも格下にある」という認識になって、嘘をつこうがだまそうが構わないという考えかたとなります。
 河野談話を出す際、韓国側からは「談話を出してくれればそれ以降、慰安婦問題をつつかない」という密約があり、そのために当時の宮沢内閣では強制連行も確認できなかったのあんな談話を出した……という経緯があります。
 その結果がどうなったか、皆さんもご存じの通りです。
 明治産業革命遺産の世界遺産登録時、ユン・ビョンセが訪日して「お互いに登録に協力しよう」と言っていましたね。
 ですが、その結果も同様でした。あそこであんな毒の外交をして日本側を裏切る意味が論理的にはまったくなかったのに、わざわざそんなことをやりだした。
 どう考えても負の影響が残るのに、韓国人の意識としては優位性を見せるためにそうせざるを得なかったわけです。文化的に。

 韓国側の意向を採り入れるのであれば、それを利用してなんらかの使いかたができるようでなければダメなのですね。
 今回はうまく突っぱねることができました。韓国との交渉時、こうすべきという典型例のひとつとして挙げられるのではないでしょうかね。
 中国が韓国に三不の誓いを表明させることを要求して、それをやっても限韓令を引っこめなかったのもその例となるかな。

麻生財務大臣、「韓国に対しては貿易見直し、金融制裁もあり得る」と激白……「隣国と仲の良い国などあるのかね」と日韓関係にも言及

麻生太郎副総理が激白 「安倍総理よ、改憲へ四選の覚悟を」(文藝春秋digital)
 北朝鮮問題をはじめ、東アジアの安全保障環境は厳しさを増していますが、最大の懸案は韓国との関係でしょう。問題は、韓国という国家そのものよりも、国際法を甫ろにし続ける文在寅政権の姿勢だと思いますね。

 そもそも1965年の日韓請求権協定で、日本は韓国に対し、無償3億ドル・有償2億ドルの経済支援を行いました。結果、「漢江の奇跡」と呼ばれる韓国の経済発展に繋がったわけです。それを今さら「なかったこと」にすると言われたら、ちょっと待ってくれと言うしかない。万が一、韓国側が徴用工判決で差押えしている民間企業の資産の現金化などを実行したら、こちらとしては、厳しい例をあえて言えば、韓国との貿易を見直したり、金融制裁に踏み切ったり、やり方は色々あります。いずれにしても、日本より経済規模の小さい韓国が先に疲弊するのは間違いない。その上で、文在寅大統領がどういう判断をするのか、ということでしょうね。

 よく「隣国だから韓国と仲良くしよう」と言うような一部の論調がありますが、世界中で隣国と仲の良い国などあるのかね。そういうことを言うのは、外国に住んだことがない人です。隣の国とは利害がぶつかるもの。インドもミャンマーも、国境を接する中国とは仲が良くない。インドネシア、ベトナム……懸案を抱えていますね。
(引用ここまで)


 麻生太郎副総理が今日発売の文藝春秋1月号に掲載されている記事でいろいろな話をしています。
 文藝春秋もnote.meで記事のばら売りをはじめたのですね。記事の有料化は悪いことではないのでどんどんやるべきであるとは思います。
 さて、楽韓Web的に注目したいのはやはり韓国関連の話。

 現金化が実行されたら、日本としては制裁を念頭に置かざるを得ないと激白。
 貿易見直し、金融制裁まであり得ると言及。
 「厳しい例をあえて言えば」との話ではありますが。
 財務省のトップがこう言っている以上、さまざまな選択肢がすでに相当なところまで財務省、金融庁等で考えられているのだろうなとの感触があります。
 「韓国がGSOMIA破棄を凍結」とかこの件については関係ないことですからね。少なくとも建前上は。

 それと「隣国だから仲良くしよう」なんていう生ぬるい話を一刀両断にしているのもよいところ。
 一歩間違えば争いが起きかねない隣国だからこそ、緊張感を持って立ち向かわなければならないのですよ。
 来年80歳ですから、さすがに再登板は難しいかなぁ。79歳の割にはだいぶ若々しいですけどね。

とてつもない日本 (新潮新書)
麻生太郎
新潮社
2007/6/8

トランプ大統領「北朝鮮が敵意を示せばすべてを失う」→北朝鮮「我々にはこれ以上失うものがない」と宣言……「無敵の国」かよ

「敵意示せば全てを失う」 トランプ氏が北朝鮮けん制(日経新聞)
北高官「われわれは失う物ない」と反論、トランプ氏を「忍耐心失った老人」と非難(産経新聞)
ランプ米大統領は8日、米国への挑発的な言動を続ける北朝鮮について「金正恩(キム・ジョンウン)委員長は賢明だから、米国に敵意を示したら全てを失うことをよく分かっている」とツイッターで表明した。トランプ氏は2020年の大統領選をにらんで朝鮮半島の緊張緩和の維持をめざしており、北朝鮮に挑発行為の自制を促した。

トランプ氏は「北朝鮮は素晴らしい経済的な潜在力を秘めている。しかし、約束通り非核化しないといけない」とも投稿した。 (中略)

これに関連し、エスパー国防長官は8日放送のFOXニュースで「私たちは米軍を動かす準備ができている」と述べ、北朝鮮をけん制した。
(引用ここまで)

 トランプ米大統領がツイッターで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「敵対的な行動を取れば、あまりに多くのものを失う」と警告したことに対し、金英哲(ヨンチョル)党副委員長は9日に談話を発表し、「われわれはこれ以上失うものがない」と反論した。朝鮮中央通信が伝えた。

 金英哲氏は、トランプ氏の発言に「失望を隠せない」とし、トランプ氏が「非常に焦っていると読み取れる」と指摘した。

 「忍耐心を失った老人」などともトランプ氏を呼び捨てで揶揄(やゆ)し、年末までに打開策を示さなければ、「米国の安全への脅威は増大し続ける」と主張した。
(引用ここまで)


 トランプ大統領が「キム・ジョンウンが敵対的に振る舞うのであればすべてを失いかねない」とのツイートをしまして。


 それに対して北朝鮮が「我々は失うものなどなにもない」と発言したとのこと。
 発言の主はキム・ヨンチョル党副委員長。

 なにも持たず、失うことを怖れない人を揶揄して「無敵の人」なんて呼ぶこともありますが。
 国がそれをやるっていうのは新しいなぁ。「無敵の国」……ですかね。
 実際、12月を過ぎてしまって出稼ぎ労働者が帰還してしまうと最後の外貨獲得手段も絶たれることになるわけで。
 「無敵の国」寸前になるのですけども。
 実際、国連制裁決議においても石油製品については一定量の輸入を認めているのは、そうした破れかぶれの状況を防止するための意味合いがあります。
 第二次世界大戦の教訓ですね。

 ですが、北朝鮮は「我々にはこれ以上失うものなどない」と反論。
 一時はハノイでの交渉失敗を理由に粛正説も出たキム・ヨンチョルですが、トランプ大統領に親書を持ってきたこともあるような人物にこれを言わせているということは彼らの対米戦略が「対話」にはないと判断すべきでしょう。

 で、アメリカは北朝鮮のICBM用と見られるエンジンの燃焼テストに対して、11日(日本時間12日午前5時)に国連安保理の開催を求めたとのこと。

安保理、北朝鮮公開会合へ 米が提案、姿勢硬化か(産経新聞)

 安保理からの非難声明が出れば、北朝鮮はなおのこと態度を硬化させることは間違いありません。
 さらにスタンフォード大学で朝鮮半島事情に詳しいダニエル・スナイダー教授は「日本人は新年をスマホの『警告音』で祝うことになるかも知れない」と警告します。

北朝鮮、突然の「重大な実験」が意味すること(東洋経済オンライン)

 もはや米朝関係は2017年のレベルに巻き戻ったと見るべきでしょう。
 この年末から年明けにかけて、大きな動きがあるかもしれませんね。

シンガポール~ハノイでなにが起きたかを描いた牧野愛博氏の著作。
ルポ 金正恩とトランプ 米朝の攻防と、北朝鮮・核の行方
牧野 愛博
朝日新聞出版
2019/4/19

楽韓さん、本日の動向 - ファイブスターがさっぱり分からん

 サイバーマンデーは終わりましたが、楽天スーパーセールは今日までやっているそうですよ。
 モバイルモニターが欲しかったのだけども、Amazonだとなにがなにやら分からない。というわけで楽天で買うことにします。いまだに13.3インチか15.6インチかで迷っている模様。
 とりあえずいつもの4種ミックスナッツ 1kgは購入。ちょい安+クーポン適用でさらに安くなります。
 それでもやや高めではあるのでいくつか店を変えて頼んでみたのですが、ここのが一番好みだなぁ……と戻ってきた次第。ローストとかでだいぶ違うんでしょうね。無塩なんで料理とかにも使いやすいのはありがたいところ。




 んで、ファイブスター物語 15巻購入。
 まいったな、さっぱり分からん。ヨーンの話で一度途絶えたのが原因かなー。
 KANはMHでは出られなかった可哀想な子になってしまったのか。あのデザイン好きだったんだけども。

今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。
陛下、今日は何を話しましょう
アンドルー・B・アークリー
すばる舎
2019/5/2