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2019年12月

韓国で障害者の親になる、ということはこういうことだ……という話

カテゴリ:韓国社会 コメント:(113)
【グローバルアイ】東京特派員の目からみた星組ちーちゃん(中央日報)
先日、韓国で小児糖尿を患っている子どもがオリニチプ(日本の保育園に相当)に入ることを断念したというニュースを見た。看護師がいる270人規模のオリニチプだが、「インスリン注射は家でして、昼食も家で食べて来ること。遠足や現場学習にはできるだけ参加しないこと」という要求を受けたという。事実上「来るな」と言われているも同然だった。

子どもに何かあった場合、責任を追うことが負担になるというオリニチプ側の立場が理解できないわけではなかった。だが、基礎的な社会生活から障壁を感じた子どもと両親の気持ちを考えるとあまりにも残念だった。

記事につけられていた読者のコメントはさらに心を痛くした。「その子どもの世話で忙しく、他の子どもたちのことをちゃんと世話できなければどうするのか」「他人に被害を与えず、家に連れて帰れ」とは。「私の子供だけが重要」という利己心が潜んでいるようだった。
(引用ここまで)


 引用した部分の前後には東京で障害を持つ子供がどのように保育園に入ることができて、保育園でどのように過ごしているかという描写。
 で、引用部分はなんらかの形で障害を持っている子供が、韓国ではどのように扱われているか。
 まあ、韓国じゃこうなるだろうなというくらいの感想しかないですね。

 特殊学校の建設説明会で「被害者コスプレするな!」「建てるならおまえの家の前に建てろ」って拡声器で言い放つことができる国ですから。
 ちなみに母親はその前にあった討論会で土下座してます。
 平昌でのパラリンピックの放映時間はオリンピックの1/5だったなんてこともありましたね。
 塩田奴隷とされていた人たちもいましたっけ。
 路上の点字ブロックもぐちゃぐちゃ。
 新たに作られる施設にはバリアフリー対応自体は進んでいるのですが、韓国人の意識がそこまで進んでいない。
 こんな韓国の状況を「子育てには最高」みたいな扱いをしていた元朝日新聞の記者もいたりしました。

 ムン・ジェイン政権は福祉政策で現金をじゃぶじゃぶと配りまくっていますが、こういう本来の福祉にはなんの関心も示しませんね。
 まあ、社会弱者は票にならんしな。
 ちなみに韓国ではじめて知的障害児施設と学校を作ったのは元皇族の李方子氏でした。韓国人はなにもしなかった、ということですね。

韓国人芸能人のスマホにハッキング被害続出……その理由はとても韓国らしいだった模様

俳優チュ・ジンモ事態で広がる「ハッキング」恐怖…アップルがサムスンより安全?(中央日報)
俳優チュ・ジンモさんなど芸能人10人余りが携帯電話をハッキングされて脅迫を受けていると伝えられ、「クラウドアカウントはハッキングに脆弱」という懸念が出ている。最近、多くのスマートフォン使用者がアイクラウド(iCloud)、サムスンクラウド、グーグルクラウドのアカウントとスマートフォンを連動しているからだ。クラウドとスマートフォンを連動すれば、普段の自身のスマートフォン使用記録、メッセージ、写真・動画ファイルなどがクラウドに自動でアップロードされる。個人情報が入ったクラウドアカウントがハッキングされれば、今回の事件のように深刻な被害につながるおそれがある。しかし専門家らは「クラウドに関連した個人情報さえ徹底的に管理すればクラウドハッキングは懸念する必要がない」と話す。 (中略)

今回のハッキング事件発生後、一部では「アップルのアイクラウドの方がハッキングに安全だ」という主張が出ている。結論から言えば、この主張は半分は正しく半分は誤りだ。

今回のハッキング被害者がもしアイクラウドを使用していたとすれば、各種写真など個人情報が無分別に流出しなかった可能性が高い。アイクラウドは3度の認証手続きを踏んでこそクラウドのアカウントにログインし、クラウドにバックアップした情報を確認することができるからだ。

ハッカーが被害者のアイクラウドのアカウント(ID、パスワード)を知っているとしても何度も認証手続きを踏む。まず別のiPhoneに(1)ログインをしても(2)被害者がもともと使用するiPhoneに転送されたセキュリティーコードを追加で入力しなければならなず(3)もともと使用したiPhoneで使用していたロックパスワードも入力しなければならない。アップルがこのようにセキュリティー設定を強化したのは2014年にアイクラウドを使用した米ハリウッド芸能人にハッキング被害が生じたからだ。

サムスンもアップルと似た「2段階認証」システムを構築している。しかしすべてのギャラクシー機種に適用されているわけではない。また、消費者がこの機能を知らない場合が多い。2段階認証機能を使用するにはクラウド設定に入って活性化ボタンを押す必要がある。しかしスマートフォンの使用とクラウドサービスに慣れていない消費者はこのような機能を活用するのが容易でない。
(引用ここまで)


 チュ・ジンモという人やTWICEにいるナヨンという人がスマホをクラックされて、プライベートな会話や写真が流出した……との話。
 そんな中、それらの芸能人の使っているスマホが総じてギャラクシーだったことから、サムスンクラウドにセキュリティ上の問題があるのではないかという噂が韓国内に出ているとの話。

 で、記事を読んでみると「2段階認証が韓国のクラウドサービスではデフォルトになっていない」とのこと。
 ……これはサムスンのクラウドがどうこうって話じゃないな。
 つまり、韓国のクラウドサービスは韓国人向けに設計されている、ということですね。初期状態で2段階認証がなく、どこからでもさっさかとアクセスができる。
 パルリパルリ(早く早く)を身上とする韓国人のための設計になっているというヤツですわ。
 韓国は携帯電話向けのオンラインバンキングをかなりはやくから整備していた国であるのですが、4桁の暗証番号を何度でも試せるというガバガバセキュリティで実装してしまって預金流出が続出したなんて国でもあったりします。

 まだiPhoneがさほど高価な路線に走っていなかった頃から韓国ではAndroidのシェアが圧倒的だったのですが、それもファイルのやりとりにiTunesを介する必要があったiPhoneのシステムを嫌っていたから……という解説がされていましたね。
 こうしてセキュリティガバガバなのはなにもオンラインだけのことではなく、社会全般としての傾向としてそうなのでしかたがない。
 韓国のどこにでもプチセウォル号が潜んでいる、という話を2ヶ月に1回くらいのペースでしていますが。
 その例のひとつといえるでしょう。
 このガバガバさの先に春先になる度に起きる道路陥没があり、KTXの脱線転覆があり、セウォル号があるのです。

 あ、それとSMSでの2段階認証は国外に出てSIM入れ替えてるときに詰むので気をつけてくださいね(実体験)。

ムン・ジェインの風刺ポスターを大学に貼る → 「建造物侵入」で起訴、裁判。有罪なら100万ウォンの罰金刑

【社説】大学構内に政権批判の壁新聞掲示して「無断侵入」になる喜劇(朝鮮日報)
 現政権を批判する壁新聞を大学構内に掲示したとして、右派青年団体の20代の会員が建造物侵入罪で起訴され裁判を受けることになった。この男性が壇国大学天安キャンパスに壁新聞を掲示したのは昨年11月だった。中国の習近平・国家主席の顔が印刷された問題の壁新聞には「私(習近平)の忠犬・ムン・ジェアン(ジェアン=災難の意、文大統領の名前をもじったもの)は高位公職者犯罪捜査処(公捜処)や連動型比例代表制を通過させ、総選挙で勝利した後に米軍を撤退させ、完ぺきな中国の植民地になるように準備を終えるだろう」と書かれていた。大学などでよくみる一種のパロディ壁新聞だ。このように壁新聞の内容自体は法的に問題がなかったため、警察と検察は「この男性は大学に無断で侵入した」として建造物侵入罪を適用した。どう考えてもあり得ないことだ。

 建造物侵入罪は「建物の管理者の意志に反して侵入した時に成立する」というのが大法院(最高裁に相当)の判例だ。ところが通常、大学には周辺の地域住民、営業社員、配達員など様々な立場の人が特に許可を受けることなく出入りすることができる。壇国大学天安キャンパスも構内に立ち入る際には特に制約はない。大学側も「校門は開放している」と説明した。しかもこの男性は大学構内の5カ所に壁新聞を貼っただけで、何か違法行為をしたわけでもなかった。大学側も「無断侵入された事実はない」「被害も発生していない」と説明している。警察に通報し、この男性の処罰を求めているわけでもないという。

 それでも警察と検察は監視カメラ映像まで使って捜査を進め、判例はもちろん一般常識にも反する形で無理に法律を適用し、将来のある若い20代の若者を法を犯した人間に仕立て上げようとしている。捜査権をめぐって対立する検察と警察が政権の顔色をうかがい、勝手にこびへつらっているのだ。世の中全体が少しずつコメディのように変わりつつある。
(引用ここまで)


 ムン・ジェインを風刺した壁新聞を大学構内に貼ったところ「建造物侵入」として起訴されることになった、というニュース。
 ちなみに貼られたポスターはこういうもの。

moonthanos.jpg
朝鮮日報の記事より画面キャプチャ。

 サノスの顔にムン・ジェインのそれをコラージュしたもの。
 侮辱罪は親告罪なので適用できず、建造物侵入を適用したようですね。
 まあ、ありがちな風刺ものでこれといって独創的というわけでもない。言ってしまえば内輪受けのしょーもないレベルのもの。
 それでも起訴されて裁判を受けることになる。有罪判決が出れば幾ばくかの罰金を支払わなければならない。
 これからの抑制効果はバツグンでしょうね。

 さて、パク・クネ政権下でもパク・クネを非難するポスターをばらまいた作家が同様に「建造物侵入」として逮捕されていました。2014年の出来事。
 この時も「免税店に入ったことが罪」とされていました。
 ちらっと調べたのですが、その後の裁判がどうなったとかの続報はなし。ただ、件の作家はいまでも活動はしているようです。

   ただ、今度の事件はパク・クネ風刺のときよりも逮捕案件が悪質なのです。
 警察による大学の自治の侵害まで加わっていますからね。
 大学側が「無断侵入された事実はない」と述べていても関係なし。

 韓国で政権批判するとこうなるのだ、ということですね。
 もちろん、政権が変わろうとも同じ。むしろ、より悪質になるということです。