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2019年12月

アメリカがハリス大使の様子を見て「韓国は人種差別的に日本を憎んでいるようだ」ということを学習中……日本が通ってきた道ですね

ハリス大使への人種差別行為、米国が韓国糾弾(JBPress)
韓国、「母が日本人だから」で米国大使を批判の噴飯(JBPress)
 昨年末から米国から見ていて呆れ返っていることがある。文在寅大統領とその周辺、与野党、メディアの異常な言動だ。 (中略)

「呆れ返ったこと」の一つは一国の特命全権大使、特に同盟国の大使を朝野を挙げて口汚く罵り、国外追放まで言いだす輩まで出ていることだ。

 人種差別もさることながら外交儀礼の欠如も甚だしい。

 もう一つ、「呆れ返っていること」は、北朝鮮に罵詈雑言を浴びせられても韓国は朝野で申し合わせたように一切反論しないことだ。

 韓国情勢に詳しい米主要シンクタンクの上級研究員はこの2つのケースを一言で片づける。

「まさにこれぞ、サウス・コリアン・メンタリティ―(韓国人の心理)というものだ」
(引用ここまで)

 総選挙を控えて北朝鮮との関係改善に全力を注いでいる文在寅(ムン・ジェイン)政権が、北朝鮮に対する個別観光を全面許可しようとして米国側と対立している。

 北朝鮮観光事業を進めようとする文大統領の発言に対し、ハリス駐韓米国大使は「米国と協議すべき」と主張。するとハリス大使に向かって文政府と与党からの糾弾が殺到し、文政権支持者たちの間でにわかに「反米感情」が高まっているのだ。
(引用ここまで)


 韓国政府、議員、メディア、国民と朝野揃ってのハリス駐韓米国大使に向けてのバッシングについて、アメリカで複数の記事が出ています。
 先日のCNNだけでなく、ロイター、UPIといった通信社までが取り扱っていますね。
 見ての通り、アメリカでそこそこの話題になっています。

 といっても、大旋風を巻き起こしているとか、とんでもない非難が渦巻いているというわけではなく。
 21世紀のいまになってもアメリカからの全権大使に向かって、こんな非難が出るのだ……というようなちょっと唖然としているようなレポート記事が中心ですかね。
 これまで東アジアについての専門家しか知らなかったような「日韓の根本的な仲の悪さ」「韓国の持っている日本への攻撃心」というものが明らかにされている、という状況になりつつあります。

 反米であるということはまだ理解の範囲内にあっても、その手段として「母親が日本人だ」という人種差別を行っている部分、そして「大使という身分を弁えろ」というような外交儀礼の欠如に驚いている、という感じ。  ちょっと前に書いた、韓国がハリス大使を叩くことで「日本に有利になる状況」というものが現実になりつつありますね。
 ひとつ目の記事では「それこそがサウスコリアンメンタリティーというものだ」という一言でバッサリと切られていますが、シンクタンクの研究員という立場だからこそ理解できているというだけ。

 一般のアメリカ人に対しても「韓国人というものはこういうものなのだ」と説明できるわけです。
 これまでの日韓が対決してきたことについても、そして旭日旗関連で、さらには福島関連で「東京オリンピックは危険だ」というヘイトをまき散らしていることについても、この一件だけで説明可能。
 さらに日本に対するヘイトをタイムズスクエアの広告でまき散らしていたこと、世界遺産で日本の登録を邪魔してきたことなどで情報を補うことができるでしょう。
 うん、悪くない状況かな。

 思えば日本がこの15年ほどで辿ってきた道をアメリカも歩もうとしている、ということですね。
 日本の現状は「韓国を知ったからこそ嫌っている」状況ですから。それにアメリカが追随するまで行かなくとも、これであるていど共通認識を持つことが容易になったとはいえるんじゃないでしょうか。

韓国政府「中東に艦艇を独自派遣。イランにも説明済み!」→イラン「韓国の派兵に懸念を表明する」……日本には「理解する」って言ってくれたのにね

ホルムズに軍部隊を独自派遣 国益や米・イランとの関係考慮=韓国(聯合ニュース)
  ↓
ホルムズ派兵決定 イランが懸念表明=韓国当局者(聯合ニュース)
 韓国政府はイラン近海・ホルムズ海峡への軍派遣を巡り、ソマリア沖アデン湾に派遣されている韓国海軍「清海部隊」の活動範囲を同海峡一帯に拡大する形での事実上の「独自派遣」を選択した。米国はもちろん、イランとの関係も考慮に入れた折衷案と分析される。 (中略)

 これは「全ての国がホルムズ海峡の安定に寄与すべき」とする米国の要求に応じながらも、イランとの関係を考慮して同海峡などの安全確保を目的とする米主導の有志連合には参加せず、独自に活動することを意味する。 (中略)

 日本も有志連合に加わらず、自衛隊を中東地域に独自派遣する形を取ったことも考慮に入れたようだ。

 国防部は米国防総省に韓国政府の決定を事前に伝え、イランにも外交ルートを通じて前もって説明したとされる。

 国防部の関係者は「米国側は韓国の決定を歓迎し、期待するとの立場を表明したと承知している」と伝えた。外交筋も「米国も韓国が独自派遣を選択せざるを得ない背景をよく理解している」と話す。また、国防部によると、イランは韓国側の決定に理解を示し、自国の立場を説明したという。
(引用ここまで)

 韓国政府がイラン近海・ホルムズ海峡への海軍部隊の独自派遣を決定したことについて、イランが懸念を表明したことが21日、韓国外交部当局者の話で分かった。

 同当局者によると、先週末に外交ルートを通じ、イラン側に政府の決定を事前に知らせたという。イランが韓国の決定に懸念を表明した理由について、当局者は「イランはその地域(ホルムズ海峡)に外国の軍隊や船舶が来ることに基本的に反対する立場だ」と説明した。
(引用ここまで)


韓国「独自活動で韓国海軍をホルムズ海峡に派遣するぞ。イランにも事前説明済み。これでアメリカにも面目が立って八方丸く収まるわ」
  ↓
イラン「韓国の艦船派遣に懸念を表明する」

 韓国としては日本がやっているから大丈夫、アメリカや欧州の有志連合に加わらないから安全くらいに思ったのでしょうね。
 ですが、日本は前もってイランのロウハニ大統領が訪日した際に海自派遣に対して了承を得ている。去年の年末時点で「日本の意図を理解する」という言質を得ています。

ロウハニ師、海自派遣に「日本の意図理解」(産経新聞)

 それ以前に日本とイラン、あるいは日本と中東諸国とは密接なつきあいがあってからこそ「独自派遣」というやりかたが選択できたのですよ。
 在韓イラン大使の「艦艇派遣があれば断交も視野に入れて対応する」という話は「意図が誤って解釈された」ということになったようですが、韓国が単純に日本の真似をしようとしても意味がない。
 安倍総理自らが中東諸国に外遊の際に説明したことでしょうが、韓国はムン・ジェインが行ったわけでもない。
 前提条件が違いすぎるのだから、イランの反応も当然でしょうに。

 自らを日本と同じかそれ以上の存在であると信じているから、日本と同じ行動をしておけば大丈夫だろうというつもりだったのでしょうが。
 世界はまったくそんなことを思ってくれてはいなかった、という現実を見せつける結果となりましたね。

最近読んだ中ではかなり面白かったけどかなり極端な意見かなーとも思う。半額なので中東から世界が崩れるも併読したほうがいいかと。 イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観 (河出新書)
飯山陽
河出書房新社
2019/11/26

韓国政府「北朝鮮への個別観光は国連制裁にも、アメリカの独自制裁にも引っかからない!」……アメリカが本当にそんなこと言ってたかなぁ?

政府、第3国経由などの3つの「北個別観光」の推進……「国連・アメリカ制裁関係ない」(ニュース1・朝鮮語)
政府は20日、北朝鮮の個々の観光が「セカンダリボイコット」の対象となることがある主張に対して、「個々の観光は対北朝鮮制裁に該当しないため『セカンダリボイコット』も適用されない」と述べた。

統一部はこの日、個々の観光参考資料を通じて「個々の観光は、国連制裁対象に該当しないで、私たちが独自に推進可能なビジネス」とこのように明らかにした。

「セカンダリボイコット」は、米国財務省の第2次制裁を意味する。北朝鮮と取引する第3国の企業と個人に実行される。

統一部当局者はこの日、記者たちと会って「米国の独自制裁にも対象とならないと見ているのか」という質問に「そうだ」と言って「日本、オーストラリア、ヨーロッパなど市民が(北朝鮮の)個々の観光をしている。個々の観光に私たち国民が行くことについて、別の制裁問題を厳格基準を持って突きつける必要はないと思う」と語った。
(引用ここまで)


 統一部の当局者は「国連制裁はもちろん、アメリカの独自制裁基準にも当たらない」として、北朝鮮への個別観光事業を推進する、とのニュース。
 国連制裁には当たらない、というのはいま現在でも北朝鮮観光に個人で出かけている人はいることから間違いないでしょう。
 ただ、アメリカの認識は異なっているようです。

[社説]傲慢きわまりないハリス大使の「主権侵害」発言(ハンギョレ)

 この記事は左派のハンギョレ新聞なので「傲慢きわまりない」というような記事タイトルになっていますが。
 ハリス大使はあくまでも「制裁に触れる可能性を排除するためにも米韓のワーキンググループで協議をすべき」と言っているのですよ。
 これ、あくまでもムン・ジェイン大統領の14日にあった記者会見での発言を受けてのもの。
 つまり、アメリカとしてはムン・ジェインがやろうとしている「北朝鮮への個別観光事業」等の南北経済協力がワームビア法等のアメリカの独自制裁に触れる可能性があると判断しているということです。

 国務省報道官も「国連制裁には抵触しない」ということを確認しているに過ぎません。

韓国政界のハリス大使批判に…米国務省「立派な大使」(中央日報)
--ハリス大使は北朝鮮個別観光について米国との協議を経て進めるべきだという立場を明らかにした。韓国政府はハリス大使の発言が「不適切だ」とし「主権」という言葉までが登場している。米国政府の立場は。

「まず、対北朝鮮制裁は国連安全保障理事会を通過した最も包括的な制裁の一部という点を忘れてはいけない。安保理加盟国がすべて同意して通過させた。したがってすべての国連加盟国がこうした制裁を遵守すると期待する。対北朝鮮制裁の効果を担保することが重要だ」

--しかし個別観光は対北朝鮮制裁に抵触しない。

「もちろんそうであり、適切な指摘だ。国務省はトランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がシンガポールで互いにした約束を進展させ、モメンタムを維持することに集中している。これを進展させることが私たちの目標だ。私たちがシンガポール首脳会談の目標を進展させるのに集中できるよう、私たちの友人と同盟が米国を後押しすることを望む」
(引用ここまで)

 オルタガス報道官、中央日報のインタビュワーは国連制裁の話だけしかしていませんね。
 アメリカがどのような立場であるのか。あるいは独自制裁に触れるのかという話はしていない。
 ましてや日本人や中国人が観光をするのと「韓国政府が旗振り役になって、大統領の言葉で推進する韓国人の個別観光」とでは大きく意味合いがことなります。
 一節では5000億ウォンが北朝鮮に流れ込むのではないか、という危惧もあるほど。
 なんつーか……韓国には「相手の言うことのポジティブな面しか見ないで突っ走って手痛く失敗して『後頭部を殴られた』と叫ぶ」というパターンがあるのですよね。
 今回もその典型例になりそうな気がするのですけどね……。