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2020年01月

韓国で「半地下」や「屋上小屋」といった「非住宅」に住むのは全世帯の12%って8世帯に1世帯がアレなの?

現実の貧困層がもっとも苦しむのは臭いではない(KBS・朝鮮語)
映画寄生虫に出てくる半地下の家含めて屋上部屋、考試院などに居住する住宅の貧困世帯は227万6,500世帯に達すると推定される。韓国全体世帯の12%が劣悪な居住空間に住んでいるのだ。

ところが、国土部の2018年の住宅実態調査資料を見ると、全国世帯の1.9%が地下・半地下、屋上部屋に住んでいるとされている。世帯数では38万世帯で、2010年4.0%の時と比較すると、過酷な住居環境に住んでいる世帯が大きく減少したように見える。

しかし、この数値は地下、屋上部屋の世帯の変化だけを見た数値である。これ以外の屋上部屋に代表される住宅の貧困世帯は、最近急激に増えた長屋や考試院、ビニールハウスのような住宅貧困居住空間を含めると数が非常に増える。「家は家なのに家に分類されていない家(非住宅)」に向かわざるを得なくなった人々がもっとも多く行くところがまさに考試院である。

国土部の住宅実態調査を見ると、住宅以外の場所に住んでいる世帯のうち「考試院・ゴシテル」に居住する世帯は15万1,553世帯(41.0%)で最も居住割合が高かった。続いて「職場のいくつかの領域のチムジルバンなどの複数の利用店」に14万4,130世帯(39.0%)、宿泊施設の客室に30,411世帯(8.2%)、板小屋・ビニールハウスの6,601世帯(1.8%)が住んでいることが分かった。

国土部がこれらの住宅の場所を「非住宅」に分類するのは、それだけ住宅としては見ることができないほど劣悪な居住環境も理由のひとつだ。考試院、コシテルの実居住平均面積はわずか13.5平方メートル。坪で計算すれば、4坪で眠る用途以外に物を置くことも難しい。 (中略)

昨年5月にこのように劣悪な住居環境を持っている考試院を訪問したUN住居権特別報告者は「考試院住民は、国際的な基準ではホームレス( Homeless)だ」という意見を伝えることもした。
(引用ここまで)


 「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞を受賞したことで……ってこの枕の文もだいぶ飽きましたね。
 半地下、というか韓国全土にある住宅とは認められていない「貧困層向け非住宅」についても注目が集まっています。

 韓国の国土部によると、全世帯の1.9%が住宅以外の場所に住んでいる、とされています。
 その一方で他の統計では227万世帯以上、約12%が半地下住居のような劣悪な居住空間に住んでいるとされてもいる、とのこと。
 まあ、単純にこの差異は「なにを劣悪な居住空間としているか」という違いだと思いますが。
 実際の数字はこの間くらい、じゃないかと思います。

 国土部の統計では……

・コシウォン・コシテル(孝試院+ホテル)
・チムジルバン(サウナ)
・宿泊施設の客室
・板小屋(いわゆる掘っ立て小屋)・ビニールハウス

 これが「非住居」とされているようです。
 それ以外の半地下、屋上小屋などは組み入れられていないようですね。

 ちょっと前のエントリで「こうした『非住居』に住んでいる韓国人は全世帯の5%以上、100万人以上ともされている」と書きましたが、なにを非住居と設定するかによって数値がえらい変わるのですよ。
 まあ、半地下は住居……といえなくもないか。大雨で溺死か感電死の可能性があるところを住居とは言いたくないけどなぁ。
 あと屋上小屋は税金的な意味で「存在しない部屋」なのでそもそも統計に組み入れられていない可能性が高いです。ボイラー室を住居としている場合も同様ですね。

 以前にコシウォン>半地下>屋上小屋>ビニールハウスと書きましたが、半地下と屋上小屋については微妙。
 屋上小屋はプレハブだったり木造だったりして種類がいろいろとあります。
 一方で半地下も単身者向けと、映画に出てきたような家族向けで異なってきます。
 どちらにしてもコシウォンのほうが人間の住居としてはマシ。それ以下なのが半地下、屋塔房。そしてビニールハウス住宅は本当の最下層というのは間違いないです。

 まあ、どっちにしても、どれにしても住みたいような場所ではないよなぁ……。

唐突に韓国で息を吹き返してきたGSOMIA破棄復活論、韓国政府内での権力争いの結果だった模様……

韓国・文在寅政権、ここにきて「GSOMIA破棄」を蒸し返す理由(現代ビジネス)
2月半ばには国会のある汝矣島(ヨイド)周辺で「自由韓国党が168議席を獲得して圧勝」という「チラシ」が出回った。韓国では、一般に政局工作や株価操作などのために政財界周辺でばらまかれる出所不明の怪文書のことを、日本語そのままに「チラシ」と呼ぶ。このチラシは、「ソウル49議席中、民主28優勢、自由韓国21優勢」など議席数まで詳細に記述されていたことと、折からの「与党劣勢論」に拍車をかける内容だったため、与野党の議員や秘書たちの間で広く出回る騒ぎになった。 (中略)

なりふり構っていられない文在寅政権の関係者らが目をつけているのが、昨年来日韓関係の焦点となっている、日本による輸出管理措置の撤廃だ。

2月6日にソウルであった日韓外務省局長級協議でも、韓国側は措置の撤廃を強く申し入れた。ただ、日本側も徴用工判決による日本企業の韓国資産の現金化を防ぐよう申し入れ、話し合いは原則論の応酬に終わった。こうした状況に焦った大統領府の急進派が「措置撤廃が無理なら、GSOMIAも破棄してしまえ」と騒ぎ始めているのだという。 (中略)

さらに心配なのが、最近の韓国大統領府内での権力を巡る地殻変動だ。

韓国では昨年、新たに国家安保室第2次長に就任した金鉉宗氏が、米朝関係の停滞から影響力を落とした鄭義溶(チョン・ウィヨン)室長に代わって、韓国の安全保障政策を牛耳り始めた。

金鉉宗氏は人を人とも思わぬ尊大な態度で、国民的な人気を誇る康京和外相と言い合いを演じるなど、政府内のあちこちで軋轢を起こしてきた。昨秋、それが金氏の部下である崔ジョンゴン平和企画秘書官との対立を招いたことは、「日韓首脳会談『中身ゼロの45分間』と、韓国外交の深刻な機能不全」で触れたとおりだ。 (中略)

そして、この争いは崔ジョンゴン氏に軍配が上がった。別の政界関係筋は「所詮、金鉉宗氏はニューヨークの弁護士上がり。インナーサークルの崔氏に勝てるわけがない」と話す。金鉉宗氏は嫌気がさして一時期は国会議員への転身も目論んだが、与党が早々にお引き取りを願ったという。現在の文在寅政権の安保外交は、崔氏と彼と手を結んだ鄭義溶氏が牛耳っている状態だ。

問題は、崔氏の掲げる政策だ。上述したように、昨年11月に起きたGSOMIA破棄騒動において、金鉉宗氏は最終局面で訪米し、ポッティンジャー氏から「GSOMIAの無条件延長」を言い渡された。ただ、この時点で、8月にGSOMIA破棄を主導した金氏の考えはかなり変化していたという。(中略)

韓国大統領府内で「無条件破棄」を叫んでいた人たちがいたことだ。その1人が崔ジョンゴン氏だった。
(引用ここまで)


 当初からムン・ジェイン政権での安保政策を牛耳っていたのはカン・ギョンファ率いる外交部ではなく、大統領室であるとされていました。
 当初はチョン・ウィヨン国家安全保障室長。
 ムン・ジェインが大統領に就任したと同時に安保室長に就任し、北朝鮮への特使として派遣され(そしてキム・ジョンウンの言葉を必死にメモ書きし)、アメリカにもその報告に向かった人物です。
 このあたりですでに外交部の南北交渉に外交部が出る幕はゼロ。まあ、南北関係はそもそも統一部の役割ではあるのですが。

 その後、米韓関係の悪化に伴ってチョン・ウィヨンの影響力が小さくなると、前面に出てきたのがGSOMIA破棄を主導したとされているキム・ヒョンジョン国家安保室第2次長。
 元々はノ・ムヒョン政権で米韓FTAを主導したことから、ムン・ジェイン政権でも重用されてきたわけですが。
 お飾りではあるものの、韓国国内ではけっこう人気があるらしいカン・ギョンファとの確執が取り沙汰された際にSNSに謝罪文(というにはまあ、微妙なものでしたが)を掲載して「あいつが謝るなんてことがあるんだ?」と外交当局者から言われたほどの尊大な人物。
 14歳で渡米するまで日本、アメリカ、韓国と外交官だった父親の赴任先を経験し、以降はアメリカの大学を卒業して弁護士をやっていたなんてところから独立不羈の人物であるとされています。
 今度は対北朝鮮政策についてキム・ヒョンジョンとチェ・ジョンゴン平和企画秘書官が争うようになったとのこと。
 キム・ヒョンジョンは国連制裁決議を遵守すべき、チェ・ジョンゴンは個人旅行などで独自支援を行うべき、  チェ・ジョンゴン平和企画秘書官はどのような人物かというと、これまた牧野愛博氏の記事で取り上げられています。

日韓首脳会談「中身ゼロの45分間」と、韓国外交の深刻な機能不全(現代ビジネスオンライン)


 現在の大統領府による「独自の北朝鮮支援体制」を主として唱えている人物。
 けっきょくこの争いは独立不羈のキム・ヒョンジョンよりも、ムン・ジェインサークルのひとりであるチェ・ジョンゴンに軍配が上がり、彼を配下に置くチョン・ウィヨン国家安保室長が外交面での発言力を増している、という状況。

 で、チェ・ジョンゴンが11月に至っても無条件でのGSOMIA破棄を声高に主張していた人物が権力を握ったことから、昨今のGSOMIA破棄云々がいわれはじめたのではないか……という話。
 長かった……。
 ま、要するにGSOMIA破棄も韓国での権力争いのダシに使われている、ということですわ。
 権力争いが前提であって国益云々が理由ではない。つまり、どこに飛び火してくるかさっぱり分からない、ということですね。
 そもそもの去年8月におけるGSOMIA破棄宣言もそういう話が前提であれば若干理解度が進むかな。
 国益や常識を考えれば延長……というか、触らないでおこうという考えに至るのでしょうが。
 それをダシにして権力争いをするのであれば、こちらからは思いもよらないような行動に出ることもある、という話。
 まんま秀吉に向けて派遣されてきた朝鮮通信使の正使、副使がどちらの派閥に属しているかということで報告が受け入れられていたという状況と同じですね。
 まあ、いっそのこと韓国らしいか……。

お笑い韓国軍:情報収集艦の重要部品が故障で北のイスカンデルミサイル発射兆候を把握できず……うーん、いつものことかな?

「北イスカンデル」発射当時に故障中だった韓国軍の情報収集装備(中央日報)
昨年初め、韓国軍当局が運用する核心の情報収集装備が数カ月間機能していなかったことが16日、確認された。この装備は海上で北朝鮮の信号情報(SIGINT)を収集する。また故障した時点はベトナム・ハノイで開催された2回目の米朝首脳会談が決裂した昨年2月ごろだった。このため当時、対北朝鮮情報網に穴が開いていたのではという指摘が出ている。

複数の政府消息筋によると、軍当局は昨年初め海上情報収集装備の核心部品をカナダに送っていたことが確認された。この装備の主要部分は事実上カナダの製品であり、該当部品を直すにはメーカーのカナダに送らなければならない。

ある政府筋は「核心部品がカナダから戻るまでの3カ月間ほどは装備を稼働できなかった」と話した。現在、この装備は修理され、軍当局が正常に情報収集業務に投入している。軍当局は真相調査をした結果、管理不十分・整備不良が原因と把握した。しかし別の政府筋は「この装備は導入当時から問題が指摘されていて、こうした状況はある程度予想されていた」とし「軍の一部ではカナダの製品の安定性に問題があるのではという見方もある」と伝えた。

実際、2015-17年の秘匿(非公開予算で導入する武器)事業として進める過程で、一部の軍幹部が関連軍事機密を流出させたことが分かった。当時、特定企業に装備導入事業を与えようとしたという疑惑が浮上した。これら幹部は懲戒を受けるラインで終わったという。

この装備が機能しない間、北朝鮮は昨年4月17日に「新型戦術誘導武器」を発射した。この武器の試験発射は翌日、北朝鮮の報道を通じて先に伝えられた。軍当局はその後、武器に関する情報を公開せず「分析中」という立場を繰り返した。

北朝鮮国営メディアは同年7月25日、「北朝鮮版イスカンデル」と呼ばれる短距離ミサイル(KN-23)の発射を伝えながら「新型戦術誘導武器」と表現した。軍情報筋は「軍当局は当時、事前に兆候を把握できず当惑していた」と伝えた。

これに関し軍関係者は「装備の部品が故障して昨年カナダのメーカーに送ったのは事実」としながらも「このために装備を運用できなかったのではなく、対北情報収集に問題はなかった」と釈明した。

韓国国防安保フォーラムのシン・ジョンウ分析官は「過去にも一部の秘匿事業を通じて作戦要求性能(ROC)に達しない武器を購入する事例があった」とし「セキュリティーも重要だが徹底的な監査が必要だ」と述べた。

(引用ここまで)


 韓国で情報収集艦の核心部品が故障中で、4月のイスカンデルミサイル発射時の情報が得られていなかったとの話。

 まあ、あり得る話。
 こういった重要部品は現地で修理させずに、生産企業の元に送り返して修理してから戻ってくるというパターンを踏むことが多いですね。
 K2戦車の国産パワーパック開発時も、ドイツ製部品が破損した可能性があるので封印してドイツに送って原因究明してもらおうと作業していた(発送~原因究明~返送まで数ヶ月かかる)ところ、韓国側開発者が焦って封印を開いて勝手に確認をしてしまったなんて事態がありました
 まあ、技術を国外に依存している以上、しょうがない部分ではありますかね。いや、封印を勝手に解いたことではなく。

 そういった部分を最小限にするために整備施設を作ってもらうということもあります。
 日本でF-35の整備施設ができたのもこのため。
 数千機を揃える予定のF-35ですから、いちいちアメリカ送りになっていては時間もかかるし、ロッキードマーティンの負担も高い。あるていどのところは日本でできるようにしてしまおうという話ですね。
 同様にF-15Kの電子部品なんかも故障したらアメリカ送りになり、3年かかって戻ってきたなんて話もあります。
 韓国ではそれを避けるためにボーイングのメンテセンターを作ってもらっていたのですが、ボーイングはわずか3年で撤退
 ……うん、韓国だね。

 ただなぁ……部品が故障してカナダに送ってそれっきりで情報収集できなくなるってどうなの。
 どの艦であるのかは書かれていないのですが、情報収集艦なら新世紀か新天地のどちらかのことかなぁ。延坪島砲撃の際にも役立たずだったと糾弾されている艦ですね。
 地上用の無人偵察ヘリを海上運用して連続墜落させている、という話もありました。

 GSOMIAについて破棄云々をしていた時も、「日本は弾道ミサイル発射時の追尾や、対潜哨戒が得意。韓国では信号情報(SIGINT)や脱北者等からの人的情報(HUMINT)に優れている。それぞれの得意分野を補完しているのがGSOMIAなのだ」という解説がありましたが……。
 信号情報収集はこのレベル。
 HUMINTたる脱北者をベトナムで韓国政府が見捨てていて、アメリカ政府が保護するなんて状況。
 韓国軍による情報収集……?