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2020年02月

1989年、即位直後の天皇陛下は訪韓寸前だった……

カテゴリ:日韓関係 コメント:(81)
89年に天皇訪韓を検討 韓国政府が外交文書公開(聯合ニュース)
韓国外交部は31日、盧泰愚(ノ・テウ)政権(1988~93)当時、韓日関係改善のために昭仁天皇の韓国訪問について両国が積極的に検討していた過程を記した文書を公開した。

 文書によると、韓国政府は1989年6月に予定された盧大統領(当時、以下同)の訪日を準備する過程で、明仁天皇の訪韓を検討することを外交課題として提示した。 

 同時期に在日本韓国大使館が本国への報告のために作成した文書でも、大統領の訪日を巡る詳細な交渉内容と天皇の訪韓の可能性を連携させて成果を高めることが提案された。

 日本側も、韓国政府が検討していた天皇の訪韓可能性に対して前向きな姿勢を示した。

 同年4月に崔浩中(チェ・ホジュン)外務部長官と会談した宇野宗佑外相は、「韓国側の雰囲気が成熟したと判断されれば、日本政府としては特別な事情がない限り(明仁天皇の)最初の海外訪問として訪韓を実現する方向で調整したい」と言及。訪韓に関しては、韓国内の微妙な状況もあると承知しているとした上で、この点を十分に考慮して隠密に返答を聞きたいと述べ、敏感な事案であることをうかがわせた。

 また同年8月、中山太郎外相は記者会見で天皇の訪韓可能性について、天皇の海外訪問は各国から歓迎されてきた歴史があるとしながら、皇室が外国との親善友好増進に努力することを願い、早期に天皇の外国訪問を再開したいとの趣旨の発言を行った。

 その後、明仁天皇は90年に盧大統領が訪日した際、韓日間の過去の歴史問題について「わが国によってもたらされたこの不幸な時期に、貴国の人々が味わわれた苦しみを思い、私は痛惜の念を禁じ得ません」と言明。両国間で具体的な意見交換を行うなかで訪韓は実現するかに思われた。

 しかし、その後韓国で過去の歴史の清算を求めて反対世論が高まったことに加え、日本では右傾化の流れが強まり、訪韓は見送られた。
(引用ここまで)


 1989年頃、即位直後に天皇訪韓の可能性がかなり濃厚であった、との話。
 これ、時期はともかく韓国ウォッチャーにはそこそこ知られている話でして。
 昭和天皇の訪韓はどう考えても無理。
 そこで即位後に訪韓を~という話が何度か上がっていたのですが。
 毎度毎度ぽしゃったのですね。
 主として警備の問題で。
 なにかあったら日韓関係はそこで終わりですから。

 この89年の訪韓、かなり危なかったですね。
 どれだけ政治利用されたか分からない。
 実際、「現存する世界最古の王家」である天皇家は利用価値が高いのですよ。

 1992年に天皇陛下が訪中されまして。
 天安門事件後に中国を訪問した国賓として、かなり政治利用されました。
 当時、欧米は中国に経済制裁をしていたのですが、日本は中国に手を差し伸べる形になりました。なってしまったというか。

 訪韓したら陛下の言葉尻を捉えてなにを報道していたか分かりません。
 2001年の天皇誕生日前の会見で陛下が「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」という発言をした際に、「秘められていた百済系の血統を暴露した!」とかあさっての反応をしたように。

 なんだかんだで、少なくとも今世紀前半は無理でしょうね。
 ま、イ・ミョンバクの「天皇謝罪要求発言」で宮内庁から「これで訪韓は100年遠のいた」との発言があったように。
 あの発言はイ・ミョンバク最大の対日貢献であったと言っても過言ではないですわ。

韓国政府が「防護服・マスクが足りない? 院内感染が起きている? 悪いのは全部現場だ! 政府は間違っていない!!!」と叫ぶ理由とは

【時論】「最前線」大邱で新型コロナと戦ったこの1カ月=韓国(中央日報)
正直、政府の医療スタッフに対する態度を見ると、意図的に低い評価をして蔑視しようとしているのではないかと疑いさえする。感染懸念が最も高い医療スタッフに対する心のこもった激励と慰労はどこにもない。保健福祉部長官は医療機関で防護用品が不足している現象について、医療スタッフが取り置こうとする気持ちによるものだと話して医療スタッフを怒らせた。感染管理に問題があり、感染者が生じた医療機関には責任を問うて政府が求償権を行使するという。感染者が出るのを望む医療機関がどこにあるか。政府論理通りなら、真っ先に政府が政府を相手に求償権を行使しなければならないだろう。

その上、中央防疫対策本部は最近、大邱で申告されたコロナ感染者のうち121人が医療スタッフであり、そのうち新天地信徒が34人で28.1%もなると公開した。中国から流入した新型コロナに対して、まるで新天地教会信者のせいで蔓延することになったように世論を糊塗していたが、これからは医療スタッフの感染までそのような形で世論に巻き込むつもりなのか。

防護用品が不足した状況で感染リスクを冒しながら献身的に働いている医療スタッフに対する感謝と申し訳なさは政府の会見からは何一つ見当たらない。国民が医療スタッフに送る応援の声まで政府のこのような態度のためにかき消されてしまう。国民の生命がかかっている医学は科学であって政治ではない。応援することができないなら、せめて医療スタッフの翼を折るようなことだけはやめてもらいたい。
(引用ここまで)


 大邱で医療支援スタッフとして働いていた医師協会副会長のコラム。
 引用しているのは半分ほど。大邱の状況がよく描かれているので読んでみてもよいと思います。
 で、文中の「保健福祉部長官が『防護服が足りないと言っているのは医師らが取り置こうとしているから』と述べていた」という話は本当にありまして。

パク・ヌンフ、また... 「医療スタッフ防護服不足?積み上げておきたい心情だ」(世界日報・朝鮮語)

 曰く「政府は200枚しか防護服を使わない病院に300枚を渡すなど、防護服・マスクともに充分な量を供給している」「足りないというのは私が現地を見た感触とはあわない」「足りないというのであれば、医師らが在庫を積み上げておきたいという心情からの言葉だ」と。
 これに大韓医師協会が大反発してまして。
 このコラムもその延長戦でしょう。
 「英雄視してほしくてやっているわけではない。だが、せめて尊重をしてはもらえないか」というのは現場の医師の本音でしょうね。
 それどころか院内感染を出した病院に対して「管理がなっていない、損害賠償請求をする」とまで言い出しているほど。

 要するにですね。
 韓国政府の施策はなにひとつ過ちがないのです  防護服やマスクも充分に供給されている。
 防疫体制も政策レベルではパーフェクトである、と。
 ムン・ジェイン政権にはなんの間違いもない。それどころかそのやりかたを世界が賞賛している。
 各国首脳がムン・ジェインとの会談を求めてやまない。世界の救世主である、と。

 でも、実際には防護服が足りていない。あるいは院内感染が起きている。
 であれば「間違いがあるのは現場だ」ということになるわけです。
 選挙のためでもあり、対外的なメンツでもあり。
 これやられたら現場は死屍累々。
 「悪いのは全部おまえらだ」って宣言されたも同然ですから。
 いやぁ、韓国政府の所業はホントに小さいわ。いわゆる「小人」ってヤツですね。

大量検査をする「韓国型」、実はどの国も執ることができないやりかただった……

韓国でコロナ検査「世界最大級」のウラで医師が「動員」されていた!(現代ビジネス)
そして、見落としてはならないのが、 韓国の迅速なコロナ対応を支えている重要なもう一つの要素、「徴兵制」だ。

韓国で医科大学を卒業し、医師の国家試験に合格した男性が兵役でその義務を果たすとき、その方法は3パターン考えられる。一つ目は一般兵として2年間服務するというもの、2つ目は軍医官(将校)として3年間服務するというもの、3つ目は「公衆保健医(略称 公保医)」として3年間服務するというものだ。

一般兵として服務すれば、服務期間は短いが給与はほぼ無いようなもので、訓練と内務生活は相当に厳しいという短所がある。

これに比べると、軍医官や公保医は服務期間は長くなるが、専門分野の経験を積むことになり、また給与も軍将校と同水準程度受け取れる。

公保医というのは軍医官の「民間バージョン」とでも言うようなもので軍隊に入る代わりに医療施設のない山間地域や離島、あるいは刑務所などで医療活動に従事する制度だ。

給与は月25~40万円程度で同年代の軍将校と同じ程度。一般の医者に比べれば薄給ではあるが、一般兵士よりは待遇もよく、自由もある良い条件だ。それゆえに医科大学を卒業した男性の殆どは徴兵に応じる際に軍医官や公保医を希望し、勤務する道を選ぶ。

とはいえ軍医官も公保医も、「軍役」という制度に縛られ、それぞれ軍人、公務員という身分で国家の命令に服従しなければならない身分だという絶対的な違いはある。 (中略)

2月末、全国の公保医の中から100名余りが韓国で最初に爆発的にコロナ患者を発生させた大邱、慶尚北道地域に第一陣として派遣した。それは自発的な参加を募ったものではなく、国家による一律の指示、つまり拒否することのできない命令であった。

しかも宿泊先を自分で探して解決しなければならないという無謀な指示だったという。その後も追加の人員を派遣したが、それでも人員不足は解決しきれなかった。

そこで政府は3月5日、新たに公保医となる予定の742名を早期任用し大邱に配置すると発表した。

公保医とはいえ戦時には軍医官として活動することを前提としているため、通常であれば基礎的な軍事教育を4週間受けたのちの任用となるのだが、今は新型コロナ増加で緊急状態であるからと、軍事教育を省略し緊急派遣するというものだ。

この措置により大邱地域に派遣された公保医は総計1千名以上となった。これを日本の人口に換算してみると2千名以上の医師を特定地域に検査、診療要員として一気に動員したということになる。
(引用ここまで)


 韓国生まれの文筆家である崔碩栄氏のコラム。
 韓国の1日1万件以上に渡る大量検査の背景には、軍医・公保医の投入があったというもの。
 なるほど、そこだったか。
 シンシアリーさんも歯科医として、地方で公保医勤務をされていたという話をしていましたね。

 昨日も書いたように医療スタッフはそのまま資源であり、検査にも治療にもそれを消費していくという理解が必要なのですが。
 どうも大邱に対しては外部からそれが供給されているっぽいなぁ……とは思っていたのですよ。
 で、その供給元を大邱の都市規模からして他の都市からの医療スタッフの派遣ではないかと考えていたのですが。
 なるほど、軍からの大量投入でなんとかしていたと。

 ……となると、今後の予備戦力はないわけで。
 かつ、日本にはその選択肢はない。
 徴兵制度のないヨーロッパ各国やアメリカでも同様にその選択肢を執ることはできない。
 もちろん、自衛隊や各国の軍の派遣も行われてはいるでしょうけども。
 本来の軍務を疎かにするわけにもいかない。
 しかも、軍医の投入があっても大邱の医療体制は崩壊しているわけで。
 となると、巷にいうところの「韓国型」ってどこも執ることができないやりかたなのでは?
 たまたま、徴兵制度があってかつ医者を特別な形で徴兵するという制度があり、それを対策として1000人規模で投入できる国……ないでしょ。
 

韓国大統領府「新型コロナウイルス感染者は減り続けている! このグラフを見よ!」 → 韓国メディア「え、このグラフなんで横軸の日付が一定じゃないの?」

新型コロナ感染者が急減しているかのように…青瓦台がグラフを歪曲(朝鮮日報)
 青瓦台公式ホームページの「新型コロナウイルス感染症現況」にまたグラフ操作問題が降ってわいた。日付を表す横軸を任意に調整し、状況を歪曲(わいきょく)したというものだ。政府が政治的宣伝のためにグラフを歪曲した事例は数回繰り返されており、常習的との批判まで出ている。

 青瓦台は10日からホームページに国内の新型コロナウイルス日別感染者/完治者の推移をグラフで示している。このグラフによると、2月末以降、日別感染者数は急激に減り、日別完治者数は緩やかに増えているように見える。

 ところが、グラフの横軸の間隔がおかしかった。今月27日時点のグラフは新規感染者が最も多かった2月29日(916人)を開始点に、3月4日(4日間隔)、7日(3日間隔)、9日(2日間隔)、 14日(5日間隔)の感染者数をグラフにしていた。日付の間隔がまちまちなのに、グラフは間隔が一定のように描かれている。この過程で、3月3日、6日、11日など、前日に比べて新規感染者数が増えた日はすべて外されていた。

 27日にグラフの問題点を指摘する報道が出た直後、青瓦台は横軸の日付間隔をある程度一定になるよう修正した。だが、グラフの開始点である2月29日だけは外さなかった。感染者数が最も多かった日を開始点にしてこそ、感染者数の減少を強調できるということを狙ったのだ。延世大学統計学科キム・スクキョン教授は「今回の横軸のグラフ表示は操作に当たる」と語った。
(引用ここまで)


 韓国大統領府が「一方的に感染者が減っているように見えるグラフ」をリリース。  こんな感じのヤツ。

 bluehouse_graph.png

 横軸が3日だったり5日だったりで一定じゃない。
 つまり、減っている日付だけをピックアップして、右肩下がりを演出しているっていう。
 おまけにデータの開始点はこれまで最大だった916人。
 そりゃ一方的に減っているように見えるわなぁ……。

 とまあ、このように「ムン・ジェイン政権は実績を作っている」ということをアピールするのに必死なのです。
 歪曲したグラフを大統領府のサイトに掲載するとか、胡散臭い手法を取らなければならないくらい。
 つまり、実際の実績はないということの裏返しですね。

 これまで「世界がムン・ジェイン大統領との会談を求めている」だの「G20テレビ会議を主導した」だの言ってきましたが。
 新型コロナウイルス対策で実際にできたことなんてなにもないってことですわ。
 自らの政策に自信を持っているのであれば、まともなグラフを提示すればいいだけの話ですから。
 大邱でのアウトブレイク前に「遠からず終息するだろう」なんて言った逆神でしかなかった、という自白ですらありますね。

 しっかしまあ……下らない小細工だなぁ。
 あふれる小物感。「ムン・ジェイン政権の真の姿」は言いすぎかもしれませんが、それに近しいものを感じます。

大邱の医療スタッフ「もう新型コロナと1ヶ月も戦ってきた……限界だ」と燃え尽きる

韓国医療スタッフ、バーンアウトの危機…だるさに鼻血、パニック障害まで(中央日報)
終わりの見えない新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)との闘いで、医療スタッフの疲労も限界に近づいている。最初の感染者が出てから2カ月が流れたが、依然として4500人以上の人々が治療を受けていて、毎日100人前後の新規患者が報告されている。コロナ戦闘の第一線で戦っている医療スタッフのバーンアウト(Burnout、燃え尽き症候群)を懸念する声があがっている。

短時間に押し寄せる感染者の治療に奔走しなければならなかった大邱(テグ)地域の医療スタッフは脱力状態だ。29日、疾病管理本部中央防疫対策本部によると、この日基準の大邱地域累積感染者は6610人に達する。新天地発の大量感染局面がやや落ち着いてきたようにみえるが、精神病院など高危険集団で感染者が絶えない。

啓明(ケミョン)大学大邱東山病院のソ・ヨンソン院長は、先月21日に同院が新型コロナの拠点病院に指定されて以来、1カ月以上にわたってほぼ休みなしで働いている。すでに何度かモムサル(疲労などによる発熱・だるさ)にかかったが、週末だからといって休んだ日はなかった。ソ院長は「超過勤務が連続して職員の疲労も相当溜まっている。一歩間違えれば注意散漫となり、(医療スタッフへの)感染リスクが高まるのではないか心配」と話した。重度の業務疲労と重圧感に耐えることができず、辞表を出すケースも出ている。ソ院長は「業務量の多さによる健康状態を理由に辞める医療スタッフもいる」と話した。同院には、現在350人以上のコロナ感染者が入院している。 (中略)

実際、医療スタッフが感染したというニュースも相次いでいる。大邱地域の医療スタッフの感染事例は医師(14人)と看護師(56人)ら合計121人に達する。34人は新天地信徒であることが確認されたが、残りは感染者との接触過程で感染した可能性が高い。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長は29日の会見で「医療従事者は感染が疑われる者の診療過程で感染する危険が高いので高危険群」と話した。

家族と離れて暮らしている状況も困難を倍にする。大邱東山病院で婦長を務めるチャン・インジャさんは「若い看護師が多いが、彼女たちは家族と別れていることが最も辛いという。ビデオ通話をしている途中で、子どもたちから『お母さん、いつ帰ってくるの』と聞かれて涙をこらえ切れなくなる看護師が多い。そのような姿を見るのが苦痛で心が痛い」と伝えた。

保健所で黙々と奮闘中の担当公務員も限界に直面している。

大邱市医師会新型コロナ対策本部のミン・ボッキ本部長は「病院の場合には交代人材があり、他地域からボランティア人材も支援されるが、保健所は所内の人材と他部署の公務員で回っていて、困難を強いられている」と話した。大邱地域のある保健所で電話相談業務を総括する看護職公務員のイさんもがん闘病状況で連日激務に苦しめられている。イさんは「1人あたり一日80~90本の電話を取る。何かを訴えたり、電話口で怒る人も多い」とし「精神的なストレスでパニック障害を抑える薬まで飲んでいる」と話した。 (中略)

医師協関係者は「医療スタッフは資源だ。医療スタッフを救うことが国民の命を救うことになる。防疫の最も基本と考え、政府が支援しなければならない。医療スタッフが倒れれば、医療システムの崩壊が起きるほかない」と強調した。
(引用ここまで)


 大邱の医師らが「もう限界だ」と語りはじめた、というニュース。
 2月20日に「新天地教会がメガクラスターとなっている」と発表されてから1ヶ月ちょっと。

 人間の精神力も体力もそこまでは続かない、というわけですね。
 記事の最後にありますが「医療スタッフは資源」なのですよ。
 検査するにしても、治療するにしてもその資源を費やしている。
 それでなくても伝染病なので治療にあたる医師らはフルガードの服装の上にレベルDの防護服を着なくちゃいけない。
 本来なら患者ごとに着替える必要があるのに、1日1枚でがんばっていたりするそうですよ。
 そういう部分もストレスになっていたりするのでしょうね。

 韓国でメガクラスターを生じたのが大邱でついていた、という部分もあるのです。
 というのも、250万人規模の都市とはいえども他の都市からの医療スタッフやボランティアを派遣することで当座をしのぐことができた。
 国民の党党首のアン・チョルスも医療ボランティアとして大邱に向かっていましたね。
 すでに大邱から離脱して2週間の自己隔離を経て総選挙に参加しているそうですが。

 これが首都圏だったら目も当てられない状況になっていたことでしょう。
 封じ込めたとまではいきませんが、医療崩壊を起こしつつもどうにかこうにか増加カーブの角度を抑えこむことができたのは、第3の都市(首都圏から仁川を分けるのであれば第4の都市)である大邱だったからという部分があります。
 それなりの規模の都市だったために受け入れる余地がそこそこありながら、他の都市からスタッフが充当できていたという「ツキ」があったのですね。
 でも、大邱は医療崩壊しているのも確か。
 イタリアやスペインのように「年齢で挿管する、しないを決める」というような完全崩壊には至っていませんが、まともに診察ができなくなっている。
 以前にあった17歳の学生が「新型コロナウイルスに陰性だから入院させられない」として治療が遅れて亡くなったことを例として挙げるまでもなく。

 こうして疲弊すればミスも多くなるでしょうし、なにより免疫も落ちていく。
 日本はイタリアやスペイン、そして韓国の状況を他山の石としたいのですが……。