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2020年04月

ムン・ジェイン「世界は安心できる投資先を選びはじめた。韓国企業は回帰し、世界の企業が韓国に投資をはじめる!」……韓国企業「いや、無理。絶対無理」

海外進出の韓国企業「高賃金がネック、Uターンできない」(朝鮮日報)
 「韓国で最低賃金が急激に引き上げられるのを見て、中国に残った韓国企業の経営者からは『被害者だね』と言われた」

 中国での事業を縮小し、韓国にUターンした装身具メーカーの経営者は11日、本紙のインタビューにそう答えた。新型コロナウイルスの影響でこれまで中国に依存してきた世界のサプライチェーンが揺らぎ、各国が海外に進出している自国企業を呼び戻す「リショアリング(製造業本国回帰)」政策を強化する中、韓国の企業経営者の間で懸念が相次いで示されている。安定的なサプライチェーンを確保し、経済危機を克服する方策としてリショアリングは必要だが、政府による急激な最低賃金引き上げ、労働時間の週52時間上限制など企業の負担を増大させる政策を変えなければ、企業の「Uターン戦争」に勝利できないとの味方だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、就任3周年の演説で、「韓国企業のUターンはもちろん、海外の先端産業と投資を誘致するため、果敢な戦略を推進していく」と表明し、いわゆる「リショアリング戦争」に参戦を宣言した。

 バンク・オブ・アメリカは中国に生産施設を置く多国籍企業の80%がコロナ事態でUターンを検討しているとの調査結果を明らかにした。米政府は企業をUターンさせるための誘致策を準備している。米国家経済会議(NEC)のラリー・クドロー委員長は先月、「米政府は中国から国内に戻ってくる米製造業の移転費用を100%負担すべきだ」と述べた。他国も同様だ。日本政府は2兆7000億ウォン規模の基金を創設し、中国に進出した製造業のUターンを支援すると表明した。インドは中国に生産拠点を持つ米企業1000社余りを誘致するため、税制優遇策や労働法改正などの誘致策を打ち出した。

 韓国も対策の準備に乗り出している。 (中略)

 文大統領は就任3周年の特別演説で、「世界は今、安い人件費よりも革新能力や安心できる投資先を好み始めた。我々には絶好の機会だ」と述べた。しかし、企業経営者の考え方は異なる。20年余りにわたり中国で事業を営み、2018年に韓国にUターンした経営者は「中国と比較すれば、韓国は労働時間が短いのに、人件費は5倍も高い」「Uターン企業には法人税免除、雇用創出奨励金支援などの優遇を行っているが、一般企業を対象とする支援と重複で適用されず、Uターン企業のための支援策を体感しにくいのは事実だ」と話した。同経営者は「中国と比べ、韓国は予測可能な環境だというメリットがあることはあるが、海外に進出している企業経営者は故国に戻った場合の負担しきれない賃金、過度の規制などを懸念している」と続けた。

 韓国は企業経営が難しい環境にあるとの認識はこの経営者だけではない。韓国経済研究院が昨年11月、海外に事業所を持つ企業150社を対象にアンケート調査を実施した結果、回答企業の96%は「Uターンの計画はない」と答えた。Uターンを考えない理由としては、「海外市場の拡大が必要」(77.1%)との回答が最多だった。それを除けば、Uターンを阻む理由は全て韓国国内の企業環境のせいだった。うち最も多かったのは、高賃金が負担だとの回答だった。
(引用ここまで)


 10日にムン・ジェインの大統領就任3周年特別演説というものがあったのですが。
 いまの韓国が抱いている「我々は世界に冠たる防疫先進国だ」という気持ちを高揚させるものとなっていました。
 大統領府で日本語に翻訳された全文が掲載されてます。

文在寅大統領就任3周年特別演説(韓国大統領府)

 すごいですよ、これ。ちょっと引用してみましょうか。

われわれが見習いたかった国々が
われわれを習い始めました。
われわれが標準となり、われわれが世界になりました。
今や大韓民国の偉大さについて語り始めました。
(引用ここまで)

 「我々が標準、我々こそが世界」ですよ。
 舞い上がっているなぁ。
 まあ、この日くらいに梨泰院の「ゲイクラブ」の龍仁66号感染者から集団感染がはじまっていたのですけどね。

 おっと、閑話休題。
 で、その大統領演説で「世界は安い人件費よりも、安心できる操業場所を求めるようになった」という発言があって、いわゆるリショアリングに期待していると表明したのですが。
 ……まあ、ないわな。
 ふたつの大きな理由があって、まずは記事にあるように最低賃金が3年で30%上昇したことをはじめとした「経費」のかかりかたが大きくなったこと。
 なんとか韓国国内で踏んばっていた軽工業が一気にベトナムに最新の工場設備ごと逃げたわけで
 その後も直接投資は圧倒的に海外に向かっていました
 反原発、反石炭火力であることも理由のひとつといえますね。電気料金がこれからどうなるか、これまでのような安定電力が得られるかどうかも分からない。
 ムン・ジェインが大企業に対して法人税率を上げたこともリスクのひとつといえますね。いまのところ大企業129社のみが対象ですが、「大企業」の線引きをどこにするかなんて政権の意向ひとつで決まるわけです。

 そして、OECDで6番目に解雇が難しい国、世界最悪の生産性の国ともされている異常なまでの労組の強さがもうひとつの原因。
 地方自治体が裏書きすることでヒュンダイ等の工場労働者と比べると半分以下の給料となるものの、新しい工場が建設されるという光州型雇用というものがありましたね?
 労組の反対でもはや虫の息。
 Uターンで雇用ができるなら、光州型雇用なんてそのモデルケースになってもいいはずなのですが。
 おそらくこのままぽしゃります。当初の予想通り。

 なんでも「K防疫で新型コロナウイルスを封じ込めた安全な韓国に世界からの投資ががっぽがっぽ集まる」という気分でいるようですが。
 あれだけ企業を圧迫しておきながらなんで投資してもらえると思うのやら……。
 しかも、政権は労組の守護者そのもの。無理でしょ。
 中国の不透明さも大概ですが、韓国だって大差ないくらいですよ。


かつて「韓国で一番有名な日本人」とされていた教授、「K-POPや韓流に期待していない。冬のソナタが日韓関係に何か与えたでしょうか」とばっさり

韓流・K-POPの限界「嫌韓と住み分けができておしまい」と韓国語学の大学教授(アエラドット)
 K-POPをはじめとする韓国カルチャーが若者の間でブームとなって久しい。日韓関係改善においても、文化交流の果たす役割に期待する声もあるが、北海商科大学教授(韓国語学)で、国際交流センター長の水野俊平氏はシビアな見方をする。16年間の韓国在住経験があり、『韓国の若者を知りたい』(岩波ジュニア新書)、『庶民たちの朝鮮王朝』(角川選書)などの著書がある水野氏にKPOPの影響を聞いた。

――若者の間で韓国カルチャーがブームの一方で、今は「嫌韓」も目立つ。この相反する現象をどのようにみていますか。

水野:残念ながら、K-POPファンは「韓国」には興味がないという人がほとんどです。わかりやすく言えば、コスメ、グルメ、イケメン三つの「メ」以外には興味がないのです。韓国の文化や歴史、政治に関心を寄せる人がどれだけいるでしょうか。完全に趣味の領域なのです。

 もちろん、個人の好みを否定するつもりはありません。確かにBTSなどは世界的なアイドルで非常に洗練されています。日本にはそうしたカルチャーがない。だから惹かれるんですね。実力があるので、日本で人気が出るのも当然です。

 しかしながら、「嫌韓」とK-POPファンはお互いの関心事が異なるので、交わることはありません。「嫌韓」は、結果を出しているKPOPの実力も否定したがりますが。とはいえ、特にネット上では、両者はきれいに住み分けができておしまい、それが現実なのだと思います。

――今は、第3次韓流ブームと言われています。最初の韓流ブームといえば、「冬のソナタ」までさかのぼります。当時は友好ムードが醸成されたように思います。日韓関係が悪化する中で、文化の交流に期待を寄せる論調も根強くあります。

水野:かつてのヨン様ブームが、日韓関係に何か影響を与えたでしょうか。芸能活動は「商売」であって、ボランティアではないのです。日韓関係で抱える問題と、カルチャーは次元が違う話なのです。文化と政治が完全に分かれているからこそ、K-POPが流行しているとも言えますね。 (中略)

私自身の実感からいえば、以前よりも日韓関係はこじれて悪くなっているとしか思えません。今、日韓関係について、日本人と韓国人がお互いにフラットに話題にできる雰囲気は全くありませんよね。(中略)

私が留学した30年前には、日本人のほとんどは韓国に何の興味もなく、韓国語を勉強しているというと周囲から「ハングルって何?」と聞かれるような状態でしたから、それと今を比べたら、文化交流はないよりはあった方がいいかもしれません。ただ、私自身は、今の韓流・K-POPブームには過度な期待はしていないのです。
(引用ここまで)


 2000年代に韓国で「もっとも有名な在韓日本人」としてワイドショー等に出まくっていた水野俊平教授。
 冒頭に著書の紹介がありますが、野平俊水名義はなかったことになっているんでしょうかね。
 個人的には韓国人の日本偽史、水野俊平名義ではありますが続編ともいえる韓vs日「偽史ワールド」はだいぶ参考になったものでしたが。
 まあ、この辺りの本が韓国生活を送るにあたって致命傷になったので、もう書くつもりもないのかな(後述)。

 若年層にK-POPは流行しているのですよ。これは間違いないところ。
 BTSも受けてはいるのでしょう。
 アメリカやヨーロッパではどうなのかは知りませんが、少なくとも日本では10万枚単位でCDを売るくらい、ドームツアーを満杯にするくらいの人気がある。
 だからといって、それを見ている人が「韓国擁護派」とか「韓国に親しみを持つ」のかと言われればそうではない、という話。

 流行が二国間関係になんらかの影響を及ぼすか、という話であればそんなことはあり得ない。
 楽韓Webでも「ホットクが大ブームで日韓関係は民間からよくなる」とか生温い記事が韓国メディアから出た際に「ティラミスで、ナタデココで、タピオカミルクティーで日本とイタリア、フィリピン、台湾との二国間関係に変化が生じたのか」なんて話をしてますね。
 香港映画がかなりのブームになったこともありましたが、それで日本と香港の関係が変わったかといえばそんなわけもない。
 「韓国だから興味がある」というわけでもなく、興味があったものが韓国製だったというだけのもの。それをきっかけに本格的に韓国にのめり込むような人もいるでしょうが。香港映画をきっかけに日本と香港の架け橋になったような人もいるわけですし。
  ですが、そんなものはごくごく少数だけで、全体としてはコンテンツとして消費されて終わりです。

 水野教授も同様に「2000年代、冬のソナタがブームになったところでなにか日韓関係に変化があったか」という話をしています。
 韓国に対する「親しみを覚える」という数値は上がっていたのだけども、イ・ミョンバク大統領が天皇謝罪要求発言、竹島上陸と2連発でやってくれてなにもかも終わったのですが。
 水野教授個人を見ても2005年に「韓国でテレビに出ている日本人のくせに、日本では嫌韓本を書いている」とされて大バッシングを受けて日本に帰国せざるを得ない状況になったのですね。
 コンテンツ如きで日韓関係がよくなるわけがないということを、身をもって知っている人物なのです。
 根本的な問題が他にある、というわけですね。

韓vs日「偽史ワールド」
水野 俊平
小学館
2007-02-14

韓国野党議員「日本が韓国に新型コロナの経験共有を求めてきた。ならば輸出規制を撤廃せよ」……ほーら、フェイクニュースを真に受けるヤツが出てきちゃった

韓国議員の河泰慶氏「日本と新型コロナの経験を共有し、日本は輸出規制を撤回しなければ」(Wow! Korea)
ハ・テギョン議員はこの日、自身のフェイスブックに掲載した文で「昨日に開かれた日・韓・中の保健長官会議で、日本は韓国の保健当局に新型コロナウイルスへの対応の経験を共有してほしいと要請した」とし「韓国政府は日本の要請を受け入れ、新型コロナウイルス対応のための日韓間の協力に積極的に取り組まなければならない」と述べた。

ハ・テギョン議員は「日本は今回の保健協力を契機に、日韓関係の改善に前向きな態度を示さなければならない」とし「その出発は日本が不当な輸出規制を撤回することだ」と主張した。

ハ・テギョン議員は「コロナパンデミックにより世界が変わっている。国家間の障壁の上昇と米中貿易紛争の激化は、私たちに大きな挑戦を招いている」とし「このような状況では、日韓関係の悪化は、両国の両方に被害を与える」と話した。

ハ・テギョン議員は「日韓関係の改善のためには、問題の原因を提供した日本が先に輸出規制を解除しなければならない」とし「そうすれば、日韓間の新型コロナウイルス克服のための真の協力を行うことができる」と付け加えた。
(引用ここまで)

 昨日の「日本は新型コロナウイルスの経験を共有してほしいと韓国に要請してきた」というフェイクニュースを真に受けて、韓国の野党議員が変なことを言い出したと。  ……ほらね?
 勘違いの上に勘違いを重ねた勘違いのミルフィーユ状態。
 昨日のエントリで検証したように日本側の言っていることは、あくまでも一般論レベル。
 「韓国の経験を共有させてほしい」とかいうものではなく「日中韓で今回の経験を共有していこう」ていどのもの。

 それをあたかも「日本が経験の共有を懇願してきた」という体にして、「共有してやろう。その上で日本は韓国に向けてやっている輸出規制を撤廃せよ」とか言い出す。
 もう頭おかしい。
 安倍総理の「韓国との協力は大事」「実際にチャーター便融通等の協力を行なっている」という一般論レベルの参院予算委員会での答弁でも「安倍が韓国に協力を要請したのに、日本政府は要請をしてこない!」みたいなバカな報道がありましたが。

 どうも韓国国内では「日本は医療崩壊をきたしており、検査キットやマスクを韓国に求めるほどに困窮している」という設定がまかり通っているっぽいのですよね。
 でも、安倍政権は頑なにメンツを守るために韓国に援助を求めるようなことをしていない、と。
 この設定があるので、日本政府から「協力」とか「支援」って言葉が出るたびに過剰に反応する、というシステムが完成しているようです。
 別に韓国からの支援がなくても、つつがなくやれていますけどね。
 病床が逼迫していた東京でもだいぶ余裕が出てきたとのことですし。
 韓国は韓国で梨泰院クラブからの感染者を追っていればよいと思いますよ。日本は日本で頑張るので。

楽韓さん、本日の動向 - 南インドダイニング ラニーでミールス(地味)

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 ちょっとばかり南武線沿線の某駅に用。そこから平間に向かって南インドダイニング ラニーでディナー。なんかミールス食べるのも久しぶりな感じですね。ワダとベジミールス。

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 ……ものすごい見栄えのしない絵ですが、実際にそんな感じ。
 でも美味しくはある。近所だったら通いつめて全メニュー制覇したいくらいのクオリティではあります。
 ミールスはサンバル、ラッサム、オクラのカレー、パンダ豆のポリヤル。うーん、地味。
 でも南インドで出るミールスのイメージですね。現地ではあまりパンの類はついてこないことが多いのだそうで。

 Kindleのセール紹介。
 PHP、文春、集英社あたりが参加しているKindle本ポイントキャンペーンってのがはじまってます。
 対象本のヴェノナはこれから繰り広げられるであろう対中戦のマニュアルにもなり得る。
 ただ、読みにくいというか……うーん、同じくポイント還元対象本のコミンテルンの謀略と日本の敗戦とかも読んだほうがいいのかな。

ヴェノナ
ハーヴェイ・クレア
PHP研究所
2019-11-22


 あと新書がめちゃくちゃ対象になっているので、ルトワックの著作とかこの機会に買っておいてもよいと思います。

中国4.0 暴発する中華帝国 (文春新書)
エドワード・ルトワック
文藝春秋
2016-03-18


 個人的には好きではないのだけども、村上世彰が投資に関して言っていることは概ね正しいので投資の取っ掛かりとしてこの本はありだと思う。「誰かが儲かったってことは誰かが損をした」とかいうゼロサムゲームに取り憑かれている人はまだまだいるっぽいので。

あくまでもとっかかり。テクニカルな話ではなく。


 もうちょっと後で掘りましょう。

今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。