相互RSS募集中です

2020年05月

韓国で慰安婦関連の担当省庁、国会議員からの資料提出を拒絶「公正な業務遂行ができなくなる」……ああ、ここも挺対協とずぶずぶだったっけか

国の金をどう使ったのか…女性家族部「正義連資料」公開拒否(朝鮮日報)
野党・未来統合党の郭尚道(クァク・サンド)議員は今月3日、女性家族部に▲過去10年間の旧日本軍慰安婦被害者の生活安定支援および記念事業審議委員会(審議委)の委員名簿と開催内訳▲正義連が提出した慰安婦被害者支援事業の定期報告書-の2種類の資料の提出を要求した。

 審議委は、2010年以降、国庫金数十億ウォン(約数億円)を正義連の各種施設建設と記念事業への支援に使うよう決めた組織だ。

 しかし、このような審議委で誰が活動していたのかに関する資料を求めたところ、女性家族部は4日、これを拒否した。理由は「公正な業務遂行に支障が出る恐れがある」というものだった。

 郭議員側が「現在でなく過去の委員名簿が、公正な業務遂行にどんな支障をきたすというのか」と尋ねたが、女性家族部側は答えなかったという。

 女性家族部は、正義連から受け取るべき事業定期報告書についても、提出要求を拒否した。女性家族部は国庫金から、昨年は6億1000万ウォン(約5600万円)、2020年には5億2000万ウォン(約4700万円)を正義連に委託し、正義連がこの金を「慰安婦被害者支援事業」に自分たちの裁量で使った上で報告書だけを提出することになっている。この委託の決定も審議委が下したものだ。このため前職・現職の審議委員の多くは正義連出身なのではないかとの疑惑が提起されている。

 資料提出の要求を拒否された郭議員側は4日「最近10年間の審議委員のうち正義連の理事だったメンバーが何人かいるが、確認してほしい」と要求したが、女性家族部側は5日午前「正義連関連の資料提出要求には一切応じられない」との意思を伝えてきたという。
(引用ここまで)


 女性家族部が未来統合党の正義連(挺対協)対策タスクフォースの座長を務めるクァク・サンド議員からの資料提出要求を拒絶。
 しかも、法的根拠なしに。
 これは大事になりそうな予感。

 女性家族部、というのは日本でいえば……。
 日本でいえば……なんだろう。
 とりあえず省庁のひとつで、長官は大臣扱い。
 でも、日本にはこんな省庁はないよなぁ。というか世界的に見ても女性家族部に相当する省庁を持っている国はないんじゃないでしょうかね。

 女性向けの政策を講じ、かつ多文化家庭(主として東南アジアから嫁いできた女性とその子女)のケアをするというような省庁です。
 かつては大統領直属の委員会だったものが、いつの間にやら省庁になっていて多額の予算を要求するようになっていた……という感じでかね。
 女性蔑視が強いイルベ(日刊ベストストア≒韓国のにちゃんねる的な掲示板)では女性家族部に予算が振り分けられていること自体が無駄、とされていますね。

 さて、その女性家族部。
 ノ・ムヒョン政権下で省庁のひとつに昇格し、初代長官には元挺対協のナンバー2であったチ・ウンヒ。
 ムン・ジェイン政権で女性家族部長官であったチョン・ヒョンベクという人物も挺対協の支援者のひとり。挺対協が癒やし・和解財団に対抗して設立した正義記憶財団の理事でもありましたね。
 これらの人物をはじめとして、正義連(挺対協)は女性家族部に対して異常なくらいに大きな影響力を持っているのです。

 つまり、女性家族部と挺対協はずぶずぶの関係で、その関係性が明るみに出たら大きな問題となる……というわけです。
 だからこそ「公務遂行に支障がある」として、資料提出を拒否したとしか見えないのですよ。
 ここ15年ほど、公的資金をあきれるほど投入してなんの監査も受けない聖域として生かされてきた挺対協の真実はなんとしても明かすことができない、という決意が読み取れます。
 こんなんやっても秋に国政監査がはじまったら、すべての資料を提出しなくちゃならないだろうにねぇ……。
 そこまででも時間が稼げればいいという考えなのかもしれませんけどね。

正義連を擁護していた団体「我々の加盟団体330はすべて正義連を支持する!」→加盟団体「え、そんなの聞いてない」「っていうかそもそも所属してない」

【独自】「正義連支持声明」330団体共同名義もうそ(朝鮮日報)
慰安婦被害者支援団体、正義記憶連帯(正義連)の会計不正疑惑が連日指摘されていた5月中旬、参与連帯、民主社会のための弁護士会(民弁)、民主言論市民連合(民言連)、韓国女性団体連合などで構成される「市民社会団体連帯会議」(連帯会議)は「330余りある加盟団体の総意」として、正義連を支持する声明を発表した。この声明は加盟団体の同意もなく発表され、一部団体は加盟すらしていないのに「加盟団体リスト」に含められていたことが判明した。

 連帯会議による5月14日の声明は、「正義連の会計について提起された疑惑は根拠がなく、悪意によって膨らまされており、(それを正義連の)運動の目標と成果を貶め、攻撃するための口実とすることを座視できない」とする文言を盛り込んだ。

 本紙の取材によると、連帯会議は声明の発表過程で加盟団体の同意を得ていなかった。連帯会議に加盟する団体Aの代表は本紙の電話取材に対し、「声明発表を行うという事前説明は聞いておらず、我々は正義連をかばおうという考えは全くない。声明が出た後、連帯会議側にどういうことかと尋ねたところ、『急な事案なので先に声明を発表した』という回答があった」と説明した。また、別の加盟団体Bの代表も「連帯会議の立場は尊重するが、声明前に同意は求められなかった」とした。

 連帯会議の定款には、声明発表が必要な場合、▲事務局が作成された声明書の草案を運営委員全体と加盟団体に送り、意見を集約する▲最終案が確定したら、それを再び運営委員全体と加盟団体に通知しなければならない--との定めがある。しかし、正義連は支持声明を出した際、そうした過程を経なかった。

 連帯会議に加入したことがない団体、会費を収めたことがない団体が公式ウェブサイトの加盟団体リストに載っているケースもあった。有名市民団体の「愛の臓器寄贈運動本部」「生命分かち合い実践本部」「ワールドビジョン」などだ。 (中略)

 現在連帯会議の共同代表13人の所属団体は参与連帯、経済正義実践市民連合(経実連)、韓国女性団体連合などだ。連帯会議側は正義連支持声明に関する本紙の取材要請を拒否した。
(引用ここまで)


 先日、正義連(旧挺対協)が「我々のやっていることは挺対協を設立した長老らも賛同している」という声明を出し、名前を上げられた長老側が「そんなことは言っていない」と否定するという一幕がありました。
 いまだに正義連側は「いや、彼女たちは賛同している」「事前に許可を取った」と言い続けているのですけどね。
 まあ、見捨てられているのでしょう。

 そして今度は「330もの加盟団体が正義連を支持する」という声明を「連帯会議」なる団体が出したのですが。
 そもそも加盟団体に事前の許可を得ていなかった。
 というか、それ以前に勝手に加盟団体にさせられていた……というオチ。
 すごいな。

 朝鮮半島の風習に「声闘」というものがありまして。
 大まかにいえば大声で言ったほうが勝ち、というようなもの。受けたもの勝ちとでもいうか。
 正解であろうとなかろうと、大声を出してより聴衆をひきつけたほうが勝つ、というようなものですね。

 「長老たちも賛同している」「330もの加盟団体が正義連を支持している」、まさにそれを地でいくやりかたです。
 実際には賛同を受けてなくても、そう言ってしまえばいい。
 加盟団体に事前の説明をしていなくても、正義連を支持すると言ってしまえばいい。勝ったほうが勝ちなのだから、というやりかたです。

 ただ、ようやくムン・ジェイン大統領が正義連(挺対協)の問題について言及しまして。

文大統領「募金の透明性高める」 慰安婦団体問題で初めて立場表明(聯合ニュース)
 微妙。
 正義連(挺対協)に対するうっすらとした擁護に見えますので、この発言に忖度する勢力は少なからず出るでしょうね。
 これで正義連、そしてユン・ミヒャンがどういった対応に出るか。
 検察はどうするのか……あたりが見どころかなー。


サムスン電子副会長「このままでは逮捕されてしまう。市民の皆さん、ジャーナリストの方々、助けてください!」……なお、結果はこのあとすぐ!

韓経:外信「サムスンの不確実性が大きくなっている」(韓国経済新聞)
主要外信がいっせいに「サムスンに不確実性が大きくなっている」と報じた。サムスンバイオロジクスの不正会計の疑いが持たれているサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長に対する令状審査の結果により、サムスンの運命が変わり得るというのが共通の認識だ。

日本経済新聞は5日、検察が李副会長の拘束令状を請求した便りを伝えて「李副会長が拘束されれば、グループの経営資源が裁判対策に割かれることになり、中長期的な戦略策定が遅れるなどの影響が出る可能性がある」と報じた。ブルームバーグ通信も4日、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の検査キットの生産量を増やすなど、事態の解決に中心的な役割を果たした李副会長が危うい状況に置かれたと伝えた。ブルームバーグは「李副会長の裁判結果が韓国企業と政府間の敏感な関係にあり分岐点になるだろう」と分析した。

他の外信も韓国最大企業が法律リスクに足が引っ張られたと伝えた。英国のエコノミスト誌は「李副会長に有罪が言い渡されれば、彼に代る人物がいるか不明だ」と報じた。米国AP通信も「不安定な半導体市況と米中貿易紛争などで奮闘している中で李副会長の不在が会社の意思決定過程に被害を与えるだろう」と伝えた。フランスAFP通信は「李副会長に有罪判決が言い渡されれば、サムスンは最も重要な決定権者を失う可能性がある」とした。
(引用ここまで)


 トップダウンを強力に行うためには、責任者の権威づけは欠かせません。
 強引な策だな、と見られても「責任は私が負う」という一言でやってのける。
 先代のイ・ゴンヒはその豪腕によってサムスン電子を世界最大級の半導体メーカーにしてみせたわけで。
 彼の言うことであればもうどうしようもない。
 ですが、そのイ・ゴンヒは「死んではいない」ていどの状況。

 跡取りのイ・ジェヨンは確実に優秀な人物ではありますが、あの豪腕さ加減とは比べるのは可哀想というものでしょう。
 ついでにいうと先日亡くなった大宇財閥の会長だった金宇中もとんでもない人物だったとの話。
 まあ、通貨危機の際に会社を潰しても4兆円を持ち逃げできる胆力のある人間だもんなぁ。

 おっと、閑話休題。
 ですが、サムスン電子・サムスングループとしてはそのイ・ジェヨンがトップダウンでやるしかないというのも実際。
 で、どうやらそのイ・ジェヨンが逮捕収監されそうだ、という観測が出ています。
 検察からの逮捕状請求はすでに出ていて、今夜にもその可否を裁判所が出すという状況。

 今回の容疑はサムスン物産と第一毛織の合併に伴う、サムスンバイオロジクスという会社の資産規模水増しについてのもの。
 合併の際に第一毛織の企業価値を高めるために、子会社であるサムスンバイオロジクスの資産規模を大きく見せていたという容疑。
 合併を第一毛織有利に行おうとしたものですね。
 んでもって、その資産規模を膨らませるという指示をイ・ジェヨンが行っていた、との容疑です。

 イ・ジェヨンはパク・クネへの贈賄についてはなんとか高裁で執行猶予を得られて出所することができました。……まあ、実刑にした地裁判決はかなりのトンデモ判決だったのですが。
 なお、その後に最高裁(大法院)から高裁への差し戻し判決が出て、再度実刑の確立が高くなっています。
 収監されていた間、サムスン電子の方向性はかなり揺らいでいたのも確か。

 では、今回の容疑についてはどうなるのか……というと。
 政権の意向としてかなり難しいとしかいえない。
 なにしろ大統領府政策室長であるキム・サンジョは「財閥ハンター」と呼ばれ、前述の裁判にもわざわざ証言をしにきたような人物。楽韓Webでは「財閥絶対殺すマン」として有名ですね。

 これまでの保守政権であれば、なんとか手を回してもらえたのでしょうが。
 パク・クネ、チェ・スンシルへの贈賄があったとされる件も、このサムスン物産と第一毛織の合併がらみのもの
 政権側から助け船が出るとも思えない。

 窮余の策としてイ・ジェヨン側からは「市民の皆さん、助けてください」とか「ジャーナリストの皆さん、助けてください」と言いだしているほど。

サムスン副会長、きょう逮捕状審査…サムスン「危機克服の役割を果たせるように助けてほしい」(中央日報)
サムスン電子のイ・ジェヨン副会長の世論戦…市民に起訴の可否を尋ねる(ハンギョレ)

 とはいえ、サムスン電子は羨望の対象でもありますが、その一方で「好きなように稼いでいた財閥」として憎悪の対象でもあります。
 わざわざなにかアクションが出てくるとも思えません。
 贈賄の件で逮捕状請求を却下した裁判官は韓国人から吊されました。「あいつの息子はサムスン電子への就職が決まっているそうだ」とかいう中傷が流されていましたね。件の裁判官には息子はいないのですが。

 そうした「国民的な圧力」の中、逮捕状請求は認められるのかどうか。
 決定は今日の夜遅くになる予定です。一応、速報予定。
 ただ、だいぶ遅くなるんじゃないかという気はしています。

挺対協が管理していた施設の所長が「検察の家宅捜索がつらい」と自殺……ユン・ミヒャンは「検察とメディアのせいだ!」と叫ぶものの……

「麻浦避難所」所長死亡……涙流したユン・ミヒャン「メディア・検察が彼に罪人意識持たせて、私は本当に申し訳ありません」(中央日報)
正義記憶連帯(正義連)が運営する日本軍慰安婦被害者お婆さんたちのための麻浦のシェルター「平和の我が家」所長A(60)氏が自宅で死亡したまま発見された中で正義連理事長を務めたユン・ミヒャン共に民主党議員が追悼の辞を介してAに向かって重ね、「申し訳ない」と嘆き心を伝えた。

ユン議員はまた自分と正義連について浮上している不透明な会計疑惑など関連して、麻浦避難所が検察に押収捜索を受けたことに対してメディアと検察を指摘した。

ユン議員は7日、自身のフェイスブックに避難所所長A(60)氏の追悼の辞を上げて「愛するA所長、死が私たちを分かつまで私と最後まで一緒に来るつもりでしたのに、そのように一人残されてしまうと、私はどうすればいいのか…… "としながら悲しみを隠せなかった。 (中略)

ユン議員はまた、「このような地獄の生活を送るようになるとは思わなかった」(中略)

また、ユン議員は「記者が避難所のインターフォンを鳴らすたびに、彼らは外からカメラを立て生中継し、まるで避難所が犯罪者の巣窟であるかのように報道をしていた。検察が避難所に押しかけ押収捜索をして、毎日のように圧迫や罪人でもないのに罪人意識を持つようにして、休む暇もなく電話を鳴らし、その都度一人でそれをすべてに対処してきた。どれほど大変だったろうか」と声を高めた。
(引用ここまで)

 昨日、正義連(挺対協)が管理している「平和の我が家」という避難所の所長が自殺した、というニュースが流れまして。
 当初は「慰安婦施設の所長が自殺」というニュースだったので、解雇されたナヌムの家の所長が死んだのかと思ったのですが。

韓国ナヌムの家所長を「解雇」 元慰安婦の施設問題で懲戒相当(東京新聞)

 この記事でも書かれているように所長の解雇なんてトカゲのしっぽ切りに過ぎませんからね。
 ナヌムの家にしろ、正義連(挺対協)にしろ、本格的な査察が入るべき。
 ちなみにナヌムの家では不正契約、不法雇用が行われていてどんぶり勘定もいいところだったということが明らかになっています。

ナヌムの家「幽霊職員」に給与460万円支給を摘発(ハンギョレ)

 慰安婦ビジネスなんて叩けば叩くだけホコリが出てくるに決まってますわ。
 それが単にこれまでは「韓国における最高権威」のバリヤーで守られてきたから見逃されていたというだけで。
 白日の元にさらされるのであればこんなもの。

 当該の平和の我が家という施設の所長も同じことでしょ。
 ユン・ミヒャンは「メディアと検察が彼を殺した」という話に持っていきたいようですが、だったら数億円に及ぶ不正会計をしなければよかったというだけの話に見えますけどね?
 具体的に誰のせいで死んだんだって話なら「お前のせいだよ!」って総ツッコミを受けるでしょうよ。