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2020年05月

ボルトン回顧録:「板門店での米朝会談にムン・ジェインは何度も加わろうとしてきたが、アメリカから何度も拒絶されていた」……ああ、やっぱり

「トランプもキム・ジョンウンも板門店で『ムン・ジェインの同行』は不要だとしていた」(朝鮮日報)
昨年6月30日午後に板門店の自由の家の前で南・北・米3者首脳が会った際に韓国大統領府の関係者は「歴史的瞬間」と評価した。当時青瓦台民政首席だったチョ・グクは「事実上の終戦宣言を明らかにした歴史的な日だ」とした。ところが、当時のドナルド・トランプ米大統領とキム・ジョンウン北朝鮮国務委員長の双方からムン・ジェイン大統領の参加を望んでいなかったとボルトン前ホワイトハウス国家安保補佐官が回顧録で主張した。

会合当日の午前、大統領府で開かれた韓米首脳会談で、米国側は数回に渡ってムン大統領の出席を拒否したが、ムン大統領は「まずは板門店内の観測警戒所まで一緒に行って決定しましょう」と同行を求めたものである。本紙が21日、事前に入手したボルトンの回顧録「そのことが起きた部屋」の中で韓半島関連の部分に出てくる内容だ。ボルトンの回顧録は23日、公式出版予定である。 (中略)

ボルトンは「トランプはムン大統領が近くにこないことを願ったが、ムン大統領は強く参加しようとし、できるのであれべ3者会談にしようとした」と書いた。そのため米朝首脳の出会いを好ましく考えていなかったボルトンは「ムン・ジェイン大統領との紛争がすべてを台無ししてくれないかとのわずかな希望を抱いた」とした。「なぜなら、キム・ジョンウンもムン・ジェイン大統領が近くに来るのを望まないことは明らかだったからだ」と書いている。

ボルトンの回顧録によると板門店会談当日の6月30日午前、大統領府で開かれた韓米首脳会談で米国側は、複数回に渡ってムン大統領の出席を拒否した。トランプは事実とは異なり、「あちらが(キム・ジョンウン)が会おうと要請した」と述べ、事前に参謀たちに言ったのとは対照的に「ムン大統領も一緒に行って会えば見栄えがいいだろう」とした。このため、マイクポンペオ国務長官が割り込み「ムン大統領の考えを前日の夜に打診したが、北朝鮮側が拒否した」と述べた。トランプが内心と異なる言葉を述べるとポンペオが北朝鮮の拒絶の意思としてムン大統領の要請を拒否したわけだ。

するとムン大統領は「キム・ジョンウンが韓国側に入った際に、私がいなければ適切でないように見える」としながら、「金正恩に挨拶をして、彼にトランプに引き渡した後に離れたい」と提案したという。トランプは「私はムン大統領が出席してほしいが北朝鮮の要請どおりにするしかない」と言い逃れた。

それでもドア大統領は「これまで大統領がDMZを訪れたことが多いが、米国大統領と韓国の大統領が一緒に行くのは初めて」とさらに同行を求めたとボルトンは振り返った。トランプは「この大きなチャンスを逃したくない」とし「キム・ジョンウンに言いたいことがあって警護先のスケジュールを調整しており、彼らの言葉に従うしかない」と改めて拒絶した。トランプは「キム・ジョンウンがどのように考えるか、私は少し理解している。彼が私と会いたいということを知っている」とし、ムン大統領に「私をソウルでDMZに送って会談後も烏山空軍基地に戻ってあ会談するのがよいだろう」と述べた。事実上の「3者会談」を拒絶したものである。ムン大統領はこれを受け入れず、「DMZ内の観測警戒(OPオルレト)まで同行した後、次に何をするのか見てみよう」と話したという。

当時、ムン大統領は最終的に板門店にある自由の家までトランプとキム・ジョンウンを案内する役割をした。南・北・米首脳が3者会談をした時間は4分程度に過ぎなかったが、当時の韓国大統領府は「今日の南・北・米三首脳の出会いは、さらにもうひとつの歴史になった」とした。
<(引用ここまで)


 ボルトン元大統領補佐官の回顧録は明後日発売の予定。
 それに先んじて入手したという朝鮮日報はがんがん翻訳して韓国関連の話をリークしています。
 で、今回は板門店で史上初めてアメリカの大統領が北朝鮮の国家元首と会う、という記念すべき出会いにムン・ジェインがどのように対応していたか……という部分。

 以前からアメリカ側のリークとして「板門店で必要なのは米朝会談だけでムン・ジェイン大統領の存在は必要ない」とされていた、ということが暴露されていました。
 それに対してムン・ジェインは53分ほど行われた米朝会談の際には別の場所にいた、との報道がありました。
 3人でのショットが撮られてから、抜け出した……という形になっていましたね。
 これについて当時、韓国メディアからは「ムン・ジェインは自ら一歩退いた形で助演となったのだ」みたいに言われていましたが。
 実際には「米朝韓の三者会談にしたくてしょうがなかったのだ」とボルトンの回顧録で書かれている、と。

 北朝鮮についてであれば自分を通してもらわなくては困る、特に朝鮮半島で会談が行われるのであればなおのことだ、という思いがあったのでしょうね。
 何度も何度もアメリカ側に「私がいなければダメなのだ」と懇願したそうですわ。
 アメリカ側の「米朝会談だけあればいい」という考えがあり。
 韓国側の「米朝会談を主導したという形が欲しい。あわよくば3者会談に持ち込みたい」という意向があり。
 それらが混ざりに混ざって妥協したのが、板門店でスリーショットになってそこからムン・ジェインは退出する……という形だったのでしょうね。
 ハノイでの米朝首脳会談が決裂した後、アメリカからも北朝鮮からもムン・ジェインが必要とされなくなった、という現実を映し出した……ということか。

おっと、日本からもKindleで買える模様。23日発売予定。

アメリカからも「連絡事務所が爆破されて驚き。朝鮮半島は南北融和路線じゃなかったんだ?」という生温い記事が出る……既定路線だけどなぁ……

なぜ、文在寅大統領は「南北融和」に失敗したのか?─米紙が分析(クーリエジャポン)
「南北融和ムード」に包まれていたはずの朝鮮半島が揺れている。 (中略)

ソウルにある国民大学校の北朝鮮研究者アンドレイ・ランコフ氏は、米紙「ワシントン・ポスト」の取材に対し、現在の南北米関係を次のように説明する。

「文大統領は米朝の板挟みになっているんです。彼は、トランプをイラつかせてたことで生じる損失なんて、北朝鮮との関係改善によって得られる利益と比べればたいしたことはないと考えているようですが、もっとうまくバランスをとる必要があります」

経済制裁の緩和をアメリカに止められた韓国は、代わりに人的・文化的交流をおこなうことを北朝鮮に提案した。だが、ランコフ氏によれば、それは北朝鮮が真に求めていたものではなかった。

「北朝鮮がほっしているのは財政支援です。しかしながら、文大統領はそれを彼らに与えることができませんでした」

翌2019年2月にハノイでおこなわれた米朝首脳会談で、3国の溝はさらに深まったと「ワシントン・ポスト」は指摘する。

この会談で米朝は北朝鮮の非核化の条件に関して合意できなかった。距離が縮まるどころか、両者の目指すところがいかにかけ離れているかが露呈する結果となり、トランプと金正恩の心に「仲介者」である文在寅への不信感が芽生えたという。
(引用ここまで)


 アメリカでも日本と同じように「南北融和ムード」であるかのように認識されていたものが、いきなり南北共同連絡事務所が爆破されてびっくり ── みたいな報道があるのですが。
 ちょっと驚くのは多くのメディアが「南北融和の方向じゃなかったのか」と思い込んでいた、ということ。
 多くの認識は「平昌冬季オリンピックからの3回に及ぶ南北首脳会談で朝鮮半島は安定に向かっていたのでは?」くらいなもので米朝首脳会談のハノイの決裂も決定的なものではない……って感じなのでしょうね。

 むしろ、2018年の蜜月状態が異常だっただけ。
 北朝鮮は決して核を手放そうとしないし、アメリカは核を手放さない北朝鮮を許さない。
 ハノイではその認識が決定的になったというだけで、2018年は互いに様子見をしていた期間に過ぎない。
 その「お互いに様子見」の期間を作り上げたのがムン・ジェイン。
 ボルトン元補佐官がいうところの「韓国の創造物」にしか過ぎなかった、ということです。
 全力で1年間の見(ケン)を買ったのですよ。

 その間になんとかして国連制裁を解き、韓国からの援助を合法的にできるような路線を作り上げようとしていた。
 少なくとも開城工業団地の再操業と金剛山観光事業再開はできるもの、と考えていたのでしょうね。できるようなら南北鉄道接続も。
 開城工業団地のような経済特区を作る、というていどが目標だとは北朝鮮の元駐英公使で現在は国会議員になったテ・ヨンホ氏の談。

 北朝鮮は「非核化せずに、そこそこの経済成長」を求めていたのですが、ムン・ジェインはそれを見誤ってアメリカにつないでしまった。
 もう最初から決裂せざるを得ない組み合わせだったのですよ。

 南北共同連絡事務所が爆破されたのは、当然といえば当然に過ぎない帰結。
 見ている方向が米北韓の三者三様で異なっていたのですから。

「水素都市」を標榜する韓国の水素製造設備に日本の技術が採用されて韓国人からブーイング……日本の技術なしでなにかできるとでも思ってるの?

韓国の技術があるのに……日本の技術で作るという三陟水素生産設備(マネートゥデイ・朝鮮語)
2022年「水素都市」を目標に江原三陟に造成する水素製造設備が日本の技術で満ちている。政府が数百億ウォンをかけて開発した国産技術は、信頼性を担保することができないと、事業者が背を向けたわけである。

日本の輸出規制に対するWTO(世界貿易機関)の紛争再開と強制徴用判決の強制執行着手など日本との緊張が上がる状況である。日本政府とマスコミが韓国経済の弱点を見つけ貿易報復を予告した中で、政府が推進中の水素経済が新たな弱点になりえるとの指摘が出ている。 (中略)

問題は、現代ロテムが独自の技術ではなく、日本の大阪ガスで水素の抽出技術移転を受け、入札に参加したという点である。国費770億ウォンと地方費330億ウォン、民間資金350億ウォンなど総1450億ウォンが入る江原道の水素都市事業が、最終的に日本企業にロイヤリティを支払う必要がある状況を迎えたわけだ。

政府は昨年1月に「水素経済の活性化のロードマップ」を発表し、国家主導の水素経済の構築を進めている。この渦中、主要なインフラ造成に日本にロイヤリティが入ることについて論議が予想される。政府出資機関である韓国エネルギー技術研究院が200億ウォン台の投資で開発した水素製造技術も入札で押され、税金の無駄と指摘も出ている。

これに対して、水素業界のある関係者は「政府が200億ウォンをかけて開発した国産化技術も評価に押されたのは不思議である」とし「大阪ガスだけでなく、他の日本企業も国内水素業界への進出を狙う状況で、今回の入札結果が市場を出すきっかけになることがある」と憂慮した。 (中略)

現代ロテムは「日本企業にロイヤリティを与えなければならない」という点を最大の脆弱性を指摘受け、残りの2店に比べて安全性などの他の項目で抜いたとする。
(引用ここまで)


 韓国で造成される水素製造設備が、日本の大阪ガスからライセンスを受けた現代ロテムに落札されてちょっとした騒ぎになっています。
 1450億ウォンの施設に日本の技術が投入されるとは何ごとだ、と。

 だったら日本の開発した技術はすべて忌避すべきじゃないんですかね?
 フラッシュメモリ、乾電池、リチウムイオン充電池、青色LED等々。ああ、それとQRコードなんかもそうですね。
 日本の技術なしでスマートフォンでもなんでも作ってみればいいのに。

 ちなみに現代ロテムは「韓国の国産技術では商用化は難しい」とコメントしているとのこと。

現代ロテム、三陟水素ステーションの建設に日技術選定議論...「韓国の技術では商用化はまだ無理」(女性消費新聞・朝鮮語)

 ムン・ジェイン政権では「クリーンな韓国」を標榜しているので、当然のように水素エネルギーの普及にも力を入れているのですが。
 実際のところ、ガソリンスタンドに相当する水素ステーションは韓国全土で29基。

水素車1万台時代が目の前に……充填所の整備は亀の歩み(朝鮮ビズ・朝鮮語)

 ちなみに日本は去年の年末時点で112基が整備されています。  特にソウルには4基のみ。年初から比較すると1基増えましたね
 周辺住人の反対運動が激しいそうですわ。
 韓国では以前、水素タンクが爆発して2人死亡している事故が起きてます。
 そういう意味もあって「日本の技術」が評価されているのでしょう。

楽韓さん、本日の動向 - エーラージでベジミールスなど

【PR】Kindle Unlimitedが2ヶ月99円。雑誌、写真集などなど読み放題。

 昨日は久々に東池袋のA-RAJのベジミールス。

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 左からサンバール、ラッサム、ヨーグルト、オクラのカレー、豆のカレー、パイナップルのカレー、デザート。
 プーリーをチャパティにしてもらってご満悦。

 昨日ちらっと書いた小学館のKindleでのセールはぴっかぴか小デジ!感謝祭 2020年夏だった模様。ラノベや小学館新書が30~50%オフ。



 あと正義連等について書かれているこちらも30%オフ。



 個人的にはフォトブックSabra写真集で検索してチェックをしてます。
 河合奈保子写真集とか山ほど出てて驚愕。



今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。