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2020年06月

ポンペオ国務長官「中国の圧制と独裁に我々は友人の自由と民主主義国ともに対抗していく」と発言、その「友人」に韓国が入っている件について

カテゴリ:日韓関係 コメント:(118)
ポンペオ長官、中国に対抗する友人として韓国を指名(朝鮮日報)
 米国務省のマイク・ポンペオ長官が中国を「独裁政権」と批判し、共に対抗する「民主主義の友人たち」の一つとして韓国を指名した。米国中心の反中キャンペーンに参加するよう要求したものと解釈されている。

 ポンペオ長官は28日(現地時間)、ワシントンで開催された米国とオーストラリアによる外交・国防(2プラス2)閣僚会議直後の記者会見で、改めて中国を批判した上で「中国に対抗して米国を選べというのではない。これは圧政と独裁政権に対抗する自由と民主主義を選択することに関する問題だ」と訴えた。

 ポンペオ長官は「私は欧州全域のわれわれのパートナーたち、そしてインド、日本、韓国、今日ここに来ているオーストラリアのパートナー、さらに世界全体の民主主義の友人たちがわれわれの時代における挑戦を理解していると確信する」と述べた。
 ポンペオ長官はさらに「われわれの時代における挑戦は、自由を大切なものと考え、法治に基盤を置く経済的繁栄を願うこれらの国々が、国民のためにそれ(自由・法治・繁栄)を守るため共に結集することにある」とも指摘した。 (中略)

 米国とオーストラリアはこの日発表した共同声明の中でも「インド太平洋が同盟の中心にあり、ASEAN(東南アジア諸国連合)、インド、日本、韓国、ファイブアイズのパートナーたちと共に安全で繁栄する地域を維持するため、われわれの同盟とパートナーシップによるネットワーク化された構造の強化に向け努力することを再確認する」との方針を明確にした。
(引用ここまで)


 マイク・ポンペオ国務長官がオーストラリアとの2+2会議後の記者会見で「中国の圧制と独裁政権に対抗する自由と民主主義を選択する」陣営に韓国を含めた、ということでニュースになっています。
 まあ、当然の話ですね。

 いま現在、アメリカが韓国に対して不信感を募らせていること自体は間違いありません。
 ムン・ジェイン政権はゲーツ国防長官が「ちょっと頭のおかしい人物だった」と表したノ・ムヒョンの直系の後継政権。
 当初から不信感がないわけがないのです。
 それに加えて対北朝鮮交渉でムン・ジェインがでしゃばってきたことで、完全に交渉は瓦解。
 それ以外の動きでも不信感を募らせていないわけがない。

 ですが、現状はまだ軍事同盟を結ぶ同盟国です。
 腐っても同盟国。
 こうした記者会見の時に名前を落とすわけにもいかないでしょう。
 あとまあ、なんだかんだ言っても日米韓による中国封じ込めは地勢学的なメリットが大きいので、捨てきることはできていないという部分もあるかな。

 どちらにしてもただ中国側に放逐するつもりはない、というのは間違いないところ。
 対北朝鮮のカードとして使うのか、それとも対中国のカードとして使うのか。
 あるいは同盟を裏切った見せしめとして扱うのか。
 そのあたりの真意は分かりませんが。
 ただ、ムン・ジェイン政権によるGSOMIA破棄宣言後にアメリカがどれだけ強圧的に扱かったかを見ても、すぐにでも韓国を切り捨てるというようなことはない、というのが現状なのです。

「安倍土下座像」を展示する植物園長「像は撤去しない。撤去するなら私からだ」と意味不明のコメント……愛国商法で儲かると思ったんでしょうねぇ

「安倍謝罪」少女像作った植物園園長「造形物の代わりに私を撤去しろ」(中央日報)
キム氏は29日、中央日報の電話取材に対し、「(一部で)造形物を撤去するよう働きかけがあったが話にもならない。撤去の計画もない」とし「(極めて)個人的なことで、政府や外部機関が関与することでもない。なぜそれほど不満なのか理解できない」と話した。

キム氏は運営を任されている江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)の五台山(オデサン)麓にある韓国自生植物園の芝生広場に『永遠の贖罪(A heartfelt apology)』という名前の造形物を設置した。当初、翌月10日に除幕式を行う予定だったが、賛否論争が強まると計画を中止した。ただし、造形物はそのまま展示される方針だ。

キム氏は「何度も話したように、(私は)造形物が安倍晋三日本首相だとただの一度も話したことはない」とし「造形物が撤去されることよりも私をまず撤去すべきだ」と強調した。

最近、日本政府とメディアの態度について、キム氏は「日本は一つになってわれわれ国民を2つに引き裂き葛藤を助長している」とし「ただ両親が子どもたちの手を握り、植物園に来て自然に造形物を見て過去のわれわれの歴史を知って帰っていくことに満足している」と話した。
(引用ここまで)


 この植物園の園長、当初は「この像で入園者が増えてウハウハだわ」くらいに思っていたのでしょうね。
 26日に韓国国内で報じられていた記事ではほぼすべてに「安倍が土下座している像を作ったった」っていう話をしています。
 このあたりの話についてはシンシアリーさんのところで言及がありますので、詳細はそちらでも→7月26日「安倍を象徴したものだ」→7月28日「安倍とは言ってない」

 そりゃもううっきうきで話しているのだろうな、というのが紙面(モニター)越しに透けてみえるレベル。
 それが現在では「像のモチーフが安倍だとは一度も言っていない」と言葉を翻している。
 当初は日本のメディアと韓国のメディアとでコメントを変えることで批判を免れるだろうと考えていたようですが。
 思っていた以上に韓国国内からも反感が大きかったのでしょう。
 韓国の外交部からも「民間の行事であるので政府としては具体的言及は控えたい」としながら「それでも外国指導者級の人々に対する国際礼譲を考慮すべき」というコメントがありました。

韓国外交部「安倍謝罪像」関連言及…「外国指導者に対する国際礼譲考慮すべき」(中央日報)

 それでなくとも史上最悪の関係が継続している現状で、かつ菅官房長官からも「事実であれば国際儀礼上許されない」とかなり強い不快感を表明されている。
 苦言のひとつくらいは出しておくべき、という判断になったのでしょう。韓国国内からの評判も芳しいものではありませんしね。

 で、植物園園長は日韓の政府、マスコミ等々どこからもぶっ叩かれて「像を撤去するというのなら、私を撤去しろ」とか意味不明なことを言い出した……と。
 個人的にはこのまま像を設置し続けてほしいと思いますね。
 この像がマスコミで報じられた際に楽韓Webで語ったように、この像は韓国人の精神性や日本に対する本当の望みを如実に現している逸品です。
 後世に残す価値がある代物ですよ。
 「韓国人が求める本当の日韓関係」というものを誰もが一発で理解できるものですからね。
 なんなら江原道は像の保護をしてもいいくらいですわ。

ニュージーランド政府「外交官のセクハラに対応しようとしない韓国政府に失望した」と表明

外交官のセクハラ波紋拡大、NZ政府「韓国政府に失望」(朝鮮日報)
 ニュージーランド外務省はこの日、今回の事件に関するメディアとの質疑応答で「ニュージーランド政府は、韓国政府がこの事件に関するニュージーランド警察の要請に協力しないことについて、失望の意を示している」と述べた。また「ニュージーランドの立場は、全ての外交官が駐在国の法律を遵守し、自分たちの行動に対する法的責任を負うことを期待する、というものだ」と説明した。

 ニュージーランド外務省はその上で「この事案は警察の捜査が進行中であるため、ニュージーランド政府としてはこれ以上の言及は避けたい」と述べた。 (中略)

 ニュージーランドの裁判所は今年2月、A氏に対する逮捕状を発付し、韓国外交部に協力を要請した。しかし韓国外交部は「外交官の免責特権など諸般の事情を総合的に検討した」とした上で、協力を拒否した。このような事実は外交部から発表されることはなかったが、4月にニュージーランド・メディアが報じたことで、韓国国内にも伝わった。
(引用ここまで)


 キム・ホンコン駐ニュージーランド韓国大使代理によるセクハラがニュージーランドでさかんに報道されるに至ってます。
 けっこうハードめなセクハラを男性職員に対して3回に渡って行っています。
 ニュージーランドのメディアからは「sexual assault=性的暴行」と表現されているほど。
 それでいて本人からは「ちょっと触れただけ」くらいの言い訳ですからね。
 でもって、ニュージーランドのアーダーン首相とムン・ジェイン大統領の電話首脳会談でこの話題が出て、韓国メディアからは「外交恥辱だ」との声が上がっているというところまでが昨日までの事態。
 まあ、普通はこんな話題が出る前に事務方で調整されるもんですからね……。

 2015年にパク・クネ大統領(当時)が訪米した際にオバマ大統領(当時)が唐突に共同記者会見の後に「中国が規則違反をしたのであれば、韓国はそれに異を唱えることができる国になるべき」って言い出したことがありまして。
 「ああ、これはアメリカも韓国の態度に対して、腹に据えかねるものがあるんだな」と感じたものでしたが。
 あれもおそらくは事務方との折衝を通していないアドリブでの発言。
 その証拠にというべきか、パク・クネ大統領は無言を貫いていました。何も言えなかった、というのが実際なのでしょうけども。

 で、今度は「ニュージーランド政府は韓国政府に対して失望している」と表明。
 いやぁ……あまり外交プロトコルに見られない動きですね。
 GSOMIA破棄宣言後にアメリカから「失望した」という発言が相継ぎましたが。
 あれもあまりない事態。
 国務長官、国務省報道官、国防長官、国防総省報道官、国防次官補、統合参謀本部議長といった面々が口々に「韓国の決定には失望した」と言い続けてましたね。
 でも、「失望」って実際には外交においてさほど使われる言葉ではないのですよ。最初にポンペオ国務長官の声明で使われたときにちらと解説しましたが。

 あるていどの外交関係の毀損を覚悟した上でないと出てこない言葉です。
 ニュージーランド側の怒りがどれほどのものか、伝わってきますね。
 さて、これについてムン・ジェイン政権はどのような対応をするのでしょうかね。いまだに沈黙を保ち続けているパク・ウォンスン前ソウル市長によるセクハラ問題対応と合わせて気になるところです。

楽韓さん、本日の動向 - 7月も終わりなのでやや焦り気味

 「7月も終わりだなー」とか思ってなにやら焦燥感に駆られたのか、仕事終わりに営業時間ギリギリのアシックスラン丸の内に飛びこんで計測サービス受けて、ランニングシューズ買ってきました。
 EXTRA WIDEになると選択肢が狭まるのはしょうがないか……。
 その帰りにダクシン 八重洲店でディナー。
 なんとなく海老づくし。

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 フリットのほうはインド版エビマヨだなー。ちょこっとスパイシー。
 ご飯はジーラライス(クミンチャーハン)。カレーはケララ風海老カレー。トマト&タマネギでシャバめのグレイビー。ケララっぽい。
 でもさすがに最後のほうはエビの味に飽きた(笑)。9尾は食べ過ぎだわ。

 んで、KADOKAWAからガンダムコミックスのキャンペーンがはじまってます。
 というか、もう紹介できるものそれほどないくらいにこれまで紹介してますけどね……。

 機動戦士ガンダム THE ORIGINは15巻まで半額。


 あと「ガンダム」を創った男たちも対象。パロディっぽくなってますが、こういう熱い空間だったのだろうな……とは感じます。


 先日書いた「トランプ大統領を出現させたアメリカを知る3点セット」は我ながらよくできていると思うのでまずはセール対象品だけでも買ってみて。

 李登輝先生のご冥福をお祈りします。
 東アジアにもうひとつ、まともな民主主義国家が生まれたのは李登輝先生の手腕あってこそだと感じます。

今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。

韓国で部長検事が検事長に対して「おまえのスマートフォンを寄こせ!」とマウントポジションで殴る蹴るの暴行……おなじみの内紛劇でございます

【社説】携帯電話を奪おうと検事が韓東勲検事長に暴行、狂風が吹く国(朝鮮日報)
 チャンネルA事件を捜査する丁珍雄(チョン・ジンウン)ソウル中央地検刑事1部長が携帯電話を押収しようとして、韓東勲(ハン・ドンフン)検事長に暴行を加えるという出来事が起きた。このあきれた事態は29日、法務研修院の韓検事長のオフィスでのことだ。韓検事長が「携帯電話で弁護士と話したい」と言うと、丁部長検事はどうぞと答えた。それで、韓検事長が携帯電話のパスワードロックを解除した瞬間、丁部長検事がオフィスの机越しに飛びかかり、韓検事長を転倒させ、馬乗りになって顔を押さえつけた。その場面は法務研修院の検事や職員らが目撃したという。到底信じられないことだ。

 丁部長検事は韓検事長がパスワードロックを解除し、携帯電話に記録された情報が変更されることを防ごうとしたと主張した。話にならない口実だ。パスワードロックを解除せずにどうやって電話をかけるのか。それに通話は丁部長検事が許可したものだ。パスワードロックを解除した瞬間に携帯電話を奪おうとしたのではないかと疑われる。ソウル中央地検はその直後、「丁部長が病院で治療中」と発表した。暴行を加えておいて、相互に暴行があったとして病院に横たわる行為は街頭のチンピラ同然のやり口だ。それを検事と名が付く人たちがやった。

 家宅捜索は弁護人の立ち会いを保障し、当事者の平穏を過度に侵害しない状況で行われなければならない。家宅捜索の過程でやむを得ず強制力を行使するのは、当事者が逃走や証拠隠滅を図ろうとしたり、物理的な反抗に及んだりした場合に限られる。韓検事長はそれには該当しない。それにもかかわらず、強制的に押し倒して、馬乗りになって顔を押さえ込んだ。民主国家・大韓民国の検察であり得ない権力乱用暴力が起きた。

 丁部長検事がこんなことまで起こした理由は想像に難くない。丁部長検事は大統領の手足の役割を果たす李盛潤(イ・ソンユン)ソウル中央地検長の側近だという。彼らの標的は政権の不正を捜査した尹錫悦(ユン・ソギョル)検察総長と韓検事長だ。その手段がチャンネルA記者事件だ。ところが、事件は思うように展開していない。チャンネルA記者と韓検事長の「検察・メディア癒着」ではなく、与党と詐欺師、御用放送局が結託して起こしたでっち上げと判明している。捜査を行えば行うほど、記者と韓検事長の共謀ではないという証拠が出てくる。ついには検察の捜査審議委員会が韓検事長に対する捜査の中断と不起訴を勧告した。青瓦台と秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が李盛潤地検長に形勢を逆転するよう圧力をかけ、それが丁部長検事に伝わったという推測が十分に成り立つ。
(引用ここまで)


 検察総長として「法律だけに従う」と宣言し、政権に対して一切の忖度をしないユン・ソクヨル(ソギョル)検察総長の配下であるハン・ドンフン検事長。
 その一方で大統領府の手足として働くイ・ソンユン ソウル中央地検長の側近であるチョン・ジンウン。

 チャンネルA事件、というものがありまして。
 このチャンネルAというのは東亞日報傘下のケーブルテレビ局。
 4月頃に「チャンネルAの記者がハン検事長と親交があることをほのめかして、ノ・ムヒョン財団の理事長に関する不正暴露を強要した」という事件がある、というニュースを韓国文化放送がすっぱ抜きました。

 で、この関連捜査にチュ・ミエ法務部長官が割って入って「検察と言論の癒着が問われている事件なのに検察が捜査をしてどうするのだ」と法務部長官に認められている捜査指揮権を発動する状況となっていたのですね。
 自分たちの言いなりにならないユン・ソクヨル検察総長をなんとかして排除したいという政権側の意向を多分に含んだものでした。
 このチュ・ミエ法務部長官はかなりいろいろと舌禍を起こしているのですが、それは後ほどまとめる予定。

 この「検察(ユン・ソクヨル派)と言論の癒着」=検言癒着の証拠が全然挙がってこない。
 当初は「いくつもの証拠がある」としていたのですが、見事なくらいになにも見つかってこない状況だったのです。
 ですが、15年ぶりになる法務部長官の捜査指揮権まで発動しておきながら「なにも癒着は見つかりませんでした」ではメンツが立たない。
 さらにユン・ソクヨル検察総長は最近のアンケートで次期大統領候補としてイ・ナギョン前首相、イ・ジェミョン京畿道知事に続いて3位になるほどに保守側から期待される人物となっている……というのも政権からしてみたら気に入らないところ。支持率は10%台半ばとそれなりの高さ。
 というわけで、なんとかして証拠を見つけようとして、チョン・ジンウン ソウル中央地検刑事1部長がハン・ドンフン検事長のスマートフォンを奪い取ろうとした……というのが今回の事件。

 ザ・韓国。
 何度か「ザ・キング」という韓国映画をおすすめしていますが、これが検察の腐敗を描いたもの。
 いくつか韓国ウォッチャーにとってはたまらない描写があります。「ああ、そうそう」ってなるような。
 今回の事件はまんまというか、映画を現実が超えているというか。

ザ・キング
2018-09-05


 暴力を振るったほうが入院して、さらに写真をマスコミに公開して「こんな状況になっている」って言っているっていうね。
 ちなみにハン検事長はしっかり出勤しているとのこと。

chonjinun.jpg
(引用元:聯合ニュース 「ハン・ドンフンと衝突」チョン・ジンウン部長検事、一日で退院して出勤より画面キャプチャ)

 朝鮮日報は「殴りかかってきたほうが『自分こそ被害者だ』と言い出して写真を公開する。まるでチンピラの恐喝だ」って嘆くのも分かりますけどね。
 でもまあ、この内紛をそのまま外に出すっていうのは韓国の姿そのままでしょ。
 外敵がきたらなにはともあれまず内紛というのは朝鮮半島の歴史で何度も繰り返されてきたこと。
 それと同じことを現代でも見せているのですよ。
 歴史と伝統に基づいた韓国そのものの姿ですわ。

 あ、ちなみにこの入院したチョン・ジンウン部長検事ですが、このまま捜査を指揮するそうです。
 さすが権力がバックにいる人間はなにをやっても自由な国ですね。