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2020年07月

韓国が李登輝氏の逝去をまるでなかったかのように扱う理由とは……

李登輝前総統の逝去報道──日韓の温度差(ニューズウィーク)
7月30日、台湾の李登輝元総統が逝去された。台湾出身の最初の総統であり、直接選挙の実施や多党制の導入等、台湾の民主化に大きく貢献し、「台湾民主化の父」と呼ばれる彼は東アジアの歴史において重要な役割を果たした人物でもある。

彼に対する日本の反応は、ほかの国とは少し違う。戦時中、京都帝国大学に通い、学徒出陣により日本軍に入隊していた彼は終戦後においても日本との縁が深く、代表的な親日家としても有名だった。安倍総理が「誠に痛惜の念に堪えない。総統は日本と台湾の親善関係、友好増進のために多大なご貢献をされた」と追悼の意を表したことからも日本にとって彼が特別な存在であったことを知ることができる。

これに対し、韓国の反応は近隣国家である台湾において偉大な業績を残した彼に対してあまりにも冷たいのではないかと思われるものだった。文在寅大統領は彼の死に対し公式にメッセージを発することもなく、外交部や駐台湾韓国代表部もホームページやSNSを通じて李総統に対する追慕のメッセージを送るどころか、彼の逝去について言及することすらしなかった。

マスコミの報道も大差ないものだった。 (中略)

これにはいくつかの理由が挙げられる。
(引用ここまで)


 韓国人の崔碩栄氏による記事。
 これ、いい記事です。
 李登輝氏の逝去を通して日韓の違いを描いています。
 東アジアで歴史に残る巨大な政治家として片手に入る人物の死を、韓国はまったく報じていない。大統領府もまったくの無視。

 まずそこには中国への忖度がある。
 李登輝氏が「親日家」であったことがもうひとつの理由として語られています。
 さらに日本と縁のあった李登輝氏と白善燁将軍。それぞれの死が韓国でどう見られているか。
 「親日家」「チンイルパ」とされたふたりの比較とかかなりよい視点。
 ひとりは台湾からも日本からも愛され、ひとりは政権与党の国会議員から「墓を暴くぞ!」と怪気炎を上げられる立場。
 韓国人である著者からしてみたら「どうしてこうなった」という感じでしょうね。
 あまり論評等なしで「よい記事なので見てみてくださいな」というところで。

指導者とは何か (PHP文庫)
李 登輝
PHP研究所
2015-06-05


韓国メディア「ドイツは韓国のG7入りに賛成したのに日本はまだ足を引っ張るつもりだ!」……いや、その……ドイツが賛成した事実はないよね?

ドイツは賛成したが... まだ足を引っ張る日本「韓国G7反対」(韓国経済新聞・朝鮮語)
ドイツが韓国の主要7カ国(G7)の首脳会談の参加を歓迎するという立場を明らかにした中で、日本政府は、再度否定的な立場を表明した。

NHKは、日本政府の菅義偉官房長官が今年のG7首脳会議の開催時期と方法と関連して「議長国である米国の判断を尊重する」と言いながらも「日本はG7の枠組みを維持するのが極めて重要だと考えている」と述べたと11日報道した。

日本政府は「アジア唯一のG7加盟国」とは、自国の地位が損なわれることがあるという理由で韓国とインド・オーストラリアなどの参加対象国を増やすことに難色を示しているものと解釈される。菅長官は「米国と(G7会議形式について)引き続いて多様な経路で緊密に協議する」と付け加えた。

一方、ドイツは、ロシアのG7参加には線を引いたものの、韓国合流には賛成という立場を明らかにした。
(引用ここまで)


 今朝の独韓外相会談後の記者会見について、韓国メディアの9割が「ドイツが韓国の拡大G7入りに賛成した」という文脈でニュースを伝えているのですよ。
 どうやったらあの話を「拡大G7入りに賛成した」という形に整形できるのか、さっぱり理解不能なのですが。  でもまあ、実際に9割かそれを超えるメディアで「ドイツが韓国のG7入りに賛成した」ということになってしまっています。

 で、「ドイツも賛成したのに日本の菅官房長官はまたもや『既存の枠組みを維持することが重要』と韓国を排除する方針を述べた」というストーリーを描いています。
 実際の菅官房長官による午前の記者会見はこちら。4分過ぎくらいから。



 この会見に対して「日本はずうずうしくもドイツの言うことを聞かずに、韓国の拡大G7参加に反対している」といった形で報道しているところがほとんどですね。

 なんつーかねー。
 外交プロトコルに詳しい記者がいないのか、それともそういった記者がいたとしても「韓国のG7入りにドイツが賛成した」という話に反論するとチンイルパ扱いされてしまうのか。
 一応、いくつかの韓国メディアからは「アメリカG7へのオブザーバとしての招待は賛成しているが、拡大G7については言葉を濁している」という言及がないわけでもありません。

韓国のG7行、ぼやける……トランプ敗北した場合はパワー不足(韓国日報・朝鮮語)
韓国の主要7カ国(G7)の首脳会議正式加入のための環境がますます難しくなっている。日本とドイツなどの既存加盟国が韓国の正式登録に懐疑的な態度を固守する上に韓国を招待していたドナルド・トランプ米国大統領が11月に米国の大統領選挙後G7を開くという立場まで明らかにした。

ハイコ・マース、ドイツ外相は10日(現地時間)G7拡大の問題と関連して「来るG7に韓国が参加することを非常に歓迎する。韓国は国際的に重要な国」と明らかにした。ドイツのベルリンを訪問中のカン・ギョンファ外相と第2次韓独外相戦略対話後、マース外相が共同記者会見で今回のG7サミット韓国参加を承認するという公式立場を明確にしたものである。

ただし、この発言は、韓国のG7正式に登録歓迎の立場で解釈できない。カン長官は会見で「韓国が米国から(G7)に招待されたことを(ドイツは)歓迎し、積極的承認する」とし、「G7拡大問題はマース長官の言葉通り、国際社会の枠組みの中で議論を経て進展を成し遂げなければならない状況と見ている」と説明した。ドイツも、今回のG7サミットに韓国が参加することは歓迎するが、正式な参加 ── すなわちG7拡大問題においては、既存加盟国間の議論を経なければならないとして微温反応を見せたわけだ。
(引用ここまで)

 ちゃんとこうして「韓国のG7正式参加については既存参加国との議論を経なければならない」と書いているところもなくはないのですが。
 ほとんどがこの発言を書いたとしても、そこになんの解説も加えないというような伝えかたをしています。
 で、韓国人のコメントもそれを受けて「日本め、見たか。これが韓国の外交力だ!」みたいに激しているものがほとんど。

 ちなみにカン・ギョンファ外交部長官ですが、この独韓外相会談のために1泊3日の強行軍だったそうですよ。
 本当にG7参加に賛同してくれっていうだけのために行ったっぽいですね。
 で、韓国に帰ってきたらアメリカから「G7だけど大統領選後にするわ」って言われててびっくりっていうオチまでついたと。
 おいしいなぁ。

韓国政府、原潜保有への野望を示唆……4000トン級潜水艦を建造、SLBM、原子炉を搭載か

韓国軍、原子力潜水艦開発を示唆(朝鮮日報)
 韓国軍当局が10日、原子力推進機関搭載の可能性も取り沙汰されている4000トン級潜水艦を建造する計画を明らかにした。韓国首都圏を狙った北朝鮮の長射程砲を防ぐ「韓国型アイアンドーム」開発にも着手することとした。韓国国防部(省に相当)は10日、こうした内容が盛り込まれた「2021-2025年国防中期計画」を発表した。来年から5年間で計300兆7000億ウォン(現在のレートで約26兆8390億円。以下同じ)が投入される予定で、計画通りであれば韓国の国防予算は2024年に60兆ウォン(約5兆3550億円)を超えることになる。

 この日の国防中期計画では、4000トン級潜水艦の建造計画が初めて公開された。現在、3000トン級の韓国型次世代潜水艦事業が進行中だが、これより大きい潜水艦を開発したいという趣旨だ。規模が大きくなるだけに、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など武装能力も大幅に強化されるものとみられる。この潜水艦には、従来のディーゼルエンジンではなく原子力機関が搭載される可能性が浮上している。これについて国防部関係者は「現段階で(原子力機関搭載について)話すのは不適切」とし、「適切な時期になれば、別途話す機会があるだろう」と発言した。原子力潜水艦開発の可能性を示唆した発言と解釈されている。

 青瓦台(韓国大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は先月、韓米ミサイル指針改正発表の直後、「次世代潜水艦は核燃料を使うエンジンを搭載する潜水艦」だと発言した。また「韓米原子力協定と原子力潜水艦は別個で、全く関連がない」とも語った。原子力潜水艦は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の選挙公約でもある。 (中略)

 さらに韓国国防部は今回の中期計画で、3万トン級軽空母事業も公式のものとした。今年末までに概念設計を終え、来年から基本設計に着手した後、2030年初めに戦力化する計画だ。
(引用ここまで)


 米韓原子力協定というものがありまして。
 韓国のウラン濃縮の上限を20%に制限していて、かつ「協定によってアメリカから移転された核物質を核兵器または爆発装置の研究・開発、あらゆる軍事的目的のために利用しない」という一節があるのですね。

 この協定があったにも関わらず、韓国は80年代にプルトニウム分離実験と、ウラン転換を未申告施設で行ったことがあって国際社会から疑念の目で見られています。
 一時期は韓国への経済制裁もあり得るとされていたほど。
 さらに2000年には80年代に行った実験の結果で生じた金属ウランを濃縮していたことが知られています。
 量は微々たるものなのですが、実験の目的が核武装なのではないか ── 濃縮が80%以上を目標にしたと見られるものだったことがわかっています。ちなみに核燃料に必要となる濃縮度は3~5%。
 ついでこのことを暴露しようとしたIAEA事務総長に対して、韓国政府は「暴露するなら三選を阻止する運動を行う」と恫喝したこともあるほどです。

 機会さえあれば核武装をしたいというのは、韓国の本音であることは間違いないですね。
 記事中のSLBM搭載云々も通常弾頭だけではなく、核弾頭のことも考慮しているのは間違いないところ。
 日本のプルトニウム保有に対しても幾度となく不満の声を上げています。「核武装がすぐにできるほどのプルトニウムを日本は持っていて、濃縮も好きなだけできるのになんで韓国はできないんだ」、というような話を何度もしています。

 さて、韓国初の3000トン級潜水艦となるKSS-III、チャンボゴIII級ですが1~3番艦までは214級と同様のAIPを搭載した通常動力であることが決定しています。
 建造予定は9隻で、4番艦以降の動力は「未定」となっているのですね。
 4番艦以降を原子力潜水艦にするのではないか、という話はかなり前からあります。4000トン級云々はこのKSS-IIIを元にした原潜計画ではないかと感じます。
 ……というか、ノ・ムヒョン政権は一時期、秘密裏に原潜計画を推進していたことがありまして。
 アメリカがそれを嗅ぎつけて叩き潰したことがあります。

 なので今回も原潜用の原子炉製造についてアメリカがなにも言わないか……というと、そんなことはないと思います。
 ちなみに原潜用原子炉については旧ソ連崩壊時のごたごたで流出した設計図を入手している、なんなら原子炉現物も入手しているのではないかとされています。
 韓国がこれほどまでに原潜にこだわるのは通常動力の潜水艦では日本にとても敵わないので、原潜を入手してゲームチェンジを行いたい……という話もあるのですが。

 今回の原潜に対する示唆を含めて、中期計画に書かれていることはムン・ジェイン政権、そして多くの韓国左派が標榜している「自主国防」を目指したものとなっています。
 それはほぼイコールでアメリカとの協力の度合いを低くする、という話でもあるのですが。
 現状でそれを行うということは中立ではなく、中国側と見られてしまうということを理解していないんじゃないかなぁ。

韓国外相「韓国の拡大G7参加に賛成してほしい」→ドイツ外相「次のG7に参加するなら歓迎しますよ(枠組みは変更しません)」

G7拡大に反対した独外相「韓国、今年G7会議の参加は歓迎」(中央日報)
ドイツのハイコ・マース外相が主要7カ国(G7)拡大問題をめぐり「今回のG7首脳会談に韓国が参加することをとても歓迎する」として「韓国は国際的に重要な国」と10日(現地時間)、明らかにした。

この日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官がドイツ・ベルリンを訪問してマース外相と「第2回韓独外相戦略対話」を行ってから記者会見を行った。

マース外相の発言は一見韓国のG7首脳会議への出席を歓迎するような言及だったが、G7の正式メンバーへの合流を意味するのかは定かでなかった。

ただし、康長官は同じ質問に「韓国が米国側から(G7に)招待されたことを歓迎し、積極的に賛成する」としつつも「これを越えてG7拡大問題はマース外相がおっしゃった通り、国際社会の枠組みの中で議論を経て進展を遂げるべき状況だと考えている」と答えた。

外交部がその後配布した報道資料にもマース外相は「今秋、G7首脳会議が開催される場合、韓国が参加することを歓迎する」と発言したと記されていた。外交部や康長官の説明によると、ドイツが韓国を含むG7の永久的な拡大を賛成したとみることは難しかった。マース外相がロシアのG7会議への参加に対しては「クリーム半島の併合とウクライナ東部紛争を先に解決しなければならない」として明らかに反対の意向を明らかにしたのも「G7体制拡大を望まない」というドイツのかつての立場と軌を一にした。

康長官は「(G7)議長国によって議題が決まるが、韓国が十分に寄与できる力があると考える」ともした。
(引用ここまで)


 唐突に訪独が発表され、コロナ禍の中で外相会談を行ったカン・ギョンファ外交部長官とハイコ・マースドイツ外相。
 その最大の理由は「韓国のG7入りを支持してほしい」というものだったようです。
 ですが、プレスリリースに「今秋、G7が開催される場合には韓国が参加することを歓迎する」と書かれるだけだった。
 つまり、永続的な参加は歓迎されていないのです。
 いわゆる「角を丸くした言葉」、外交的修辞に過ぎない。
 要するに「韓国が来られても困る」ということですわ。

 というか無理筋が過ぎる。
 そもそもマース外相は先月26日に「ロシアのG7復帰は無理」という話と一緒に「G7とG20は合理的に組織された体制」という話もしているのですよ。
 この発言、要するに日本の「G7の枠組みそのものを維持することが極めて重要」という立場と差異はありませんからね。

 この発言の2週間後に韓国から外交部長官が来て「じゃあ、韓国の拡大G7参加は歓迎しましょう」なんてことにはならないでしょ。
 この独韓外相会談を主導したのはどちらなのかはわかりませんが、なんとなくムン・ジェインがやろうとしたのではないか……と感じますね。
 以前から「ムン・ジェインは直接会ってしまえばどうとでもできると思いこんでいるのではないか」と韓国メディアから指摘されるほどに首脳会談好きですからね。
 みじめな結果に終わった欧州訪問での「北朝鮮への制裁解除を」というお願いも、アドリブだったことが知られています。
 でも実際にはなんの実績も挙げられてはいないのですが。

 おそらくはカン・ギョンファ外交部長官の訪独もその一環なんじゃないかなぁ……と感じます。
   ですが、案の定断られたというオチ。
 ムン・ジェインがやりそうなことではあるな、と。
 外相が「G7の枠組みを変化させない」と新聞とのインタビューで語ったのであれば、それがドイツの外交政策なのですから。
 そんな風にころころ変わるわけがないのです。
 これで「じゃあ拡大G7に賛成」とか言い出したら「え、こないだの発言はなんだったの?」って糾弾されかねません。
 どうもこう、外交というものを理解していない感じなんだよな……。

楽韓さん、本日の動向 - 「お金を増やしたいなら銀行に近づいてはいけない」

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 娘の友達 5巻購入。


 んで新刊発売のタイミングで1巻が無料配布中。


 まあ、もらっておくとよいかと。トラップですけどね。

 あとKADOKAWAの全巻対象の半額セールには日常もありましたよと。
日常(1) (角川コミックス・エース)
あらゐ けいいち
KADOKAWA
2012-09-01


 あとモンスター娘のいる日常は16巻中14巻が半額。
モンスター娘のいる日常(1) (RYU COMICS)
オカヤド
徳間書店(リュウ・コミックス)
2013-12-14


 同じくRYUコミックスのフランスはとにっきは全巻半額。
フランスはとにっき 海外に住むって決めたら漫画家デビュー (RYU COMICS)
藤田里奈
徳間書店(リュウ・コミックス)
2019-10-11


 Kindle Unlimited対象本の紹介はこちらで。
 毎度勧めている山崎元氏の難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
 底本が古めで時期的にiDeCoはややシステムが変わったり、つみたてNISAについては触れられていませんが、金融商品に対峙する際の考えかたとして、一度読んでおいたほうがよいと思います。アップデートすればまだまだ売れる本だと思うんだけどな。



 「お金を増やしたいなら銀行に近づいてはいけない」という言葉と、その理由だけでも読む価値はあると思います。

 昨日は祝日に通日営業をしているエリックサウスマサラダイナーを訪問。
 南インドカレー5種の食べ比べセットとバスマティライス。

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 「なんかちまちまといろんなカレーが食べたいな」ということで、ミールスではなくてこれを頼んだのですがほぼノンベジミールスのような気もする。下はサンバールとラッサム。真ん中はエリックチキンカレー。上はラムカレーとポークビンダルー。
 ちょっと量的に物足りないような感じだったけども、これくらいでよいのかもね……という感じも。

今日のKindle日替わりセールからのピックアップこちら。