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2020年08月

反日発言で知られる韓国の次期大統領候補、日経新聞に「反日的だ」と紹介されて「日本国内の混乱を嫌韓でまとめようとする行為をやめろ」と自己紹介乙な反論をしてしまう……

韓国京畿道知事「日本内部結束強化のために韓日関係こじらせるのをやめよ」(中央日報)
京畿道(キョンギド)の李在明(イ・ジェミョン)知事が2日、日本の極右勢力に向け「軍国主義軍事大国という愚かな欲望のために反韓感情をあおって自国民を糊塗するのをやめよ」と指摘した。

李知事はこの日自身のフェイスブックを通じ、「国家的信頼回復は侵略と人権侵害の歴史の反省と心からの謝罪から始まるという点を肝に銘じるよう望む」としてこのように明らかにした。

李知事は最近日本経済新聞が自身を日本に友好的でない人物であるかのように紹介したことに対し、「日本の保守右翼の立場で私はとても気に障る人物であり、報道はファクトそのものだけ見れば間違っていない」としながらも、「どうしてわざわざいま私を反日人物と規定したのか、その隠された意図を問わずにおれない」と批判した。

その上で「再武装と軍事大国化を夢見る日本の保守右翼政界を警戒するだけで、日本の国民と日本国に対し反感や敵対的な考えをしたことはなく、今後もそうするだろう」と説明した。

彼は「いま日本は極右勢力を支えてきた最長寿安倍首相の没落と新型コロナウイルス、経済低迷などでパニック状態だ。現実に苦しむ自国民の視線を外部にそらして敵対感を作り内部結束を強化する日本の極右勢力の伝統的戦略により、こうした危機状況で日本の極右勢力が選択した突破口は韓日関係をこじれさせることしかない」と分析した。その上で「結局彼らが望むのは反韓感情助長を通じた韓日対立」とした
(引用ここまで)


 京幾道知事のイ・ジェミョンが日経新聞で「韓国の次期大統領有力候補のひとり」として紹介されていまして。
 その中で例の「日本は敵性国家。軍事国家となったときには朝鮮半島を攻撃対象とするだろう」という発言を取り上げられているのですね。

韓国与党代表に李前首相 ポスト文、「2人の李」が競う (日経新聞)

 反日的な人物であるということは間違いないし、「私は兄を精神病院に強制的に入院させたことなどない」と京幾道知事選でのテレビ討論会で嘘をついたことも間違いない(ただし、最高裁にあたる大法院で無罪にすべきという形での高裁差し戻し判決があって、おそらくは無罪判決が出ると思われる)。
 まあ、日本の経済紙にこういう形で紹介される、というのは不本意だというのは間違い無いでしょう。

 だけども、それに対しての反論で「日本は安倍の没落と新型コロナと経済低迷でパニックだ」とか「自国民の視線を外部にそらして敵対感を作り、内部結束を強化している」とかいう話をしているわけですよ。
 なんだろ……自己紹介乙、ってヤツですね。

 イ・ジェミョンが大統領になって窮地に追い込まれた場合、反日を利用して国内の結束を強化するという自白をしているも同然ですからね、これ。
 ちなみに、そんなレベルの人物が「いま大統領選挙があったら投票する」という支持率で1、2位を争っている状況。
 日韓関係の未来は明るいってなもんです。

台風9号の朝鮮半島上陸が目前! → 韓国気象庁、サーバーダウン……

 台風が来る際には韓国気象庁のサイトをチェックするのを日課としているのですが。
 今晩にも上陸するという状況の中、サーバが落ちがちになってます。

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 何度かリロードすると見られることもあるのですが。
 ……いや、あり得なくない?
 ソシャゲの初日か。詫び石いくつもらえんの、これ。

 省庁の中でも一番落ちちゃいけないサーバが、一番落ちちゃいけない時間帯に落ちてるっていう。
 韓国での気象情報はweather.go.krで、英語・日本語で検索にかかるkma.go.krには行かないっていう話もあるかもしれませんが。
 じゃあ、外国人はどうすりゃいいのよ。


 あ、それと台風10号の予想ですが日本・JTWCの予想では九州への上陸があるかどうかという感じになりつつあります。まあ警戒は怠らないほうがいいに決まってますけども。
 現状、韓国気象庁の進路予想では九州縦断コースとなっています。

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 で、その後には朝鮮半島には上陸せずに日本海に抜けるっぽいですね。
 お約束なコースだなぁ……。

ビーガン国務副長官「インド太平洋戦略をNATOのような公式な機構にしたい」「韓国やベトナムも後から加わるだろう」……韓国は加わらないんじゃないかな?

米国務副長官「インド・太平洋国際機構は『クアッド』で始まる」(朝鮮日報)
 米国のスティーブン・ビーガン国務副長官が、米国・日本・オーストラリア・インドの四角協力である、いわゆる「クアッド(Quad)」を公式な国際機構とする意向を明らかにした。

 ビーガン副長官は31日(現地時間)、テレビ会議形式で開かれた米国・インド戦略的パートナーシップ・フォーラムで、クアッドに関する質問に対し「インド・太平洋においてわれわれの共有する利益と価値を反映する新たな機構を創設することは、どの大統領にとっても大きな成果だろう」とし「クアッド4カ国で始まるのは極めて重要な出発」と語った。ビーガン副長官は、クアッドについて「中国をけん制するイニシアチブとだけ定義はしない」としたが、中国をけん制する安全保障同盟に発展する可能性を排除はしなかった。

 この日のフォーラムで「『クアッド・プラス』を公式化しようとする試みはあるか」という質問を受けたビーガン副長官は「米国的な見方からは容易なことだと思うが、全ての人間が同じスピードで動くことが重要」と答えた。「クアッド・プラス」とは、クアッド4カ国に韓国、ベトナム、ニュージーランドを追加した7カ国を指す。韓国などがすぐに加わるのは難しいだろう、という見込みを示したわけだ。

 続いてビーガン副長官は「インド・太平洋地域には実際のところ、強力な多国間構造はないというのが現実。NATO(北大西洋条約機構)、EU(欧州連合)のような強固さを有するものが全くない」として「これ(クアッド・プラス)のような構造を公式化しようという提案が、いずれかの時期にはあるだろう」「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)がそうしたイニシアチブだったと思うが、TPPは余りに意欲が大きく、過度の意欲の重みで崩壊したので、そういう点に注意しなければならない」と語った。

 その上でビーガン副長官は「クアッドで始まること、4カ国で始まることが極めて重要な出発」だと発言した。まずは米日豪印間の4カ国協力から公式制度化したいという意味だ。ビーガン副長官は「それがトランプ政権の2度目の任期、もし(トランプ)大統領が勝利できなければ別の大統領の最初の任期において、大いに検討してみるに値すること」「NATOすらも、相対的に平凡な期待値を持って出発した。当時のNATO加盟国は12カ国で、こんにちでは27カ国だ。小さく始めて、加盟国を増やしていくことができる」と語った。

 韓国政府は、中国との関係を考慮してクアッド参加には微温的な側にある。インド・太平洋戦略と連携するクアッド構想を最初に国際社会へ提示した人物が、日本の安倍晋三首相だったので、余計そうした面もある。
(引用ここまで)


 香港のサウスチャイナモーニングポストがビーガン国務副長官の発言を取り上げたのが最初のソースになっていまして。
 若干、首をひねる部分がないでもないのですが。

US seeks formal alliance similar to Nato with India, Japan and Australia, State Department official says(SCMP・英語)

 ビーガン副長官はクアッド、すなわちアメリカ、日本、オーストラリア、インドのいわゆるダイヤモンド安保構想、自由で開かれたインド太平洋構想をひとつ上の段階に持っていきたいとの話をしています。
 アジア版NATO、構想ではなく戦略機構として存在させるべきだという提唱。
 ちなみに記事中で「どの大統領でも~」とある部分は正確には「トランプ大統領が再選したとしたらそこでの、新たな大統領が当選するとしたらその最初の任期での大きな成果になる」というもの。
 つまり、大統領が替わろうと替わらなかろうとクアッドを公式な機構とすることは重要な話であり、アメリカはその方針であるべきだという話ですね。
 そして、実際にバイデン候補が大統領になった場合でもそうなることでしょう。
 アメリカの対中戦略はトランプ大統領の気まぐれではじまったわけではなく、完全にアメリカの国是であると理解すべきです。

 あと日豪印については相互の部品供給を強化しようという動きもあるとのこと。

日本と印豪がサプライチェーン強化を模索、中国に対抗-関係者(ブルームバーグ)

 これもポストコロナの動きのひとつといえるでしょうね。
 数年前まではインドは中国とそこまで対立しないのではないかとされていましたが、6月の国境紛争以降は完全に風向きが変わってきました。

 で、話を戻しますが、ちょっと面白いのがクアッドとクアッドプラスの構想。
 まずは日米豪印の4カ国で機構を形作り、そこにベトナム、ニュージーランド、韓国を加えるのがよいだろうとしているのですが。
 この国々を俯瞰してみるとちょっと見えてくることがあるかな……と。

 クアッドのうち、日本、オーストラリアはアメリカと軍事同盟を組んでいる国です。
 そしてクアッドプラスでは、ニュージーランドと韓国がアメリカとの同盟国。
 つまり、同盟国よりもインドが優先されている、ということなのですね。
 「血盟」と韓国が呼んでいる米韓軍事同盟よりも、インドのほうが頼りになると考えているというわけです。
 少なくとも対中国包囲網においては。

 ニュージーランドは実質的に太平洋安保条約におけるオーストラリアのおまけなのでちょっと話が別。
 さらにベトナムが加わるというのもちょっと感慨深い話ではあります。

 安倍総理が辞職を宣言してからこっち「長期政権のレガシーはなにか」という記事がいくつか出ていますが。
 ダイヤモンド安保構想を提唱し、成り立たせたことが最大のレガシーでしょう。
 THE DIPLOMAT誌にもそういった記事が掲載されています。

Japan’s Shinzo Abe to Step Down Leaving Behind a Rich Strategic Legacy(THE DIPLOMAT・英語)

 日本が提唱し、アメリカがそれを受け取り、オーストラリア、インドが追随してきたわけで。
 これまで日本が外交戦略をこうまで成功させた例は皆無でしょう。
 あとTPP11の旗振り国として成立させたこと、ですかね。
 対中戦略の安保・通商の両輪としてダイヤモンド安保構想とTPP11を成立させている。
 空前の外交成果といえるのではないでしょうか。

 あ、韓国がクアッドプラスに加わるか否かですか。
 そりゃ加わらないでしょう。いわゆる三不の誓いの第1項目が「日米韓の3ヶ国同盟は決して結びません」というものですから。
 「ダイヤモンド安保構想に賛成する」って米韓首脳会談後の共同声明を出したあとになってから「やっぱりあの声明なし!」「日本が提唱しているけど韓国はそこに編入される必要はない」とまで言い出しているほどですからね。

韓国政府「南北協力の邪魔だ」とばかりに国連軍司令部を解体しようと目論む

【時視各角】国連軍司令部の解体、安全保障を崩す=韓国(中央日報)
米ウエストポイント(陸軍士官学校)史上初の黒人生徒隊長だったヴィンセント・ブルックス元韓米連合司令官。2度の韓国勤務に愛国歌を4節まで歌うほど認められた知韓派だ。語調を強めることがほとんどない彼が先月29日、「ぞっとする」という表現まで使って韓国与党側の発言に激しい反応を見せた。「族譜のない国連軍司令部が南北関係に干渉できないよう統制すべきだ」という宋永吉(ソン・ヨンギル)国会外交統一委員長の最近の発言に対する質問を受けた時だ。ブルックス元司令官は「国連が創設した組織を否定すること自体がぞっとする発言」とし、韓国国内で最近表れている国連軍司令部解体の動きに厳しい忠告を与えた。

新型コロナ事態のため目立っていないが、最近、現政権の核心部では韓国の安全保障の軸である国連軍司令部をなくそうという作業が執拗に進められている。昨年末から安保側の実力者らが国連軍司令部の解体を話してきた。宋永吉委員長だけではない。昨年9月には文正仁(ムン・ジョンイン)大統領特別補佐官が「南北関係の最も大きな障害は国連軍司令部」と述べ、今年5月には任鍾ソク(イム・ジョンソク)元大統領秘書室長が「(国連軍司令部が)話にならない越権を行使する」と批判した。6月には趙世暎(チョ・セヨン)外交部次官までが「停戦協定の終息を通じた国連軍司令部の役割の変化」に言及した。

国連軍司令部の解体は在韓米軍の撤収、韓米連合訓練の中断と共に北朝鮮が以前から要求してきたことだ。北朝鮮は国連軍司令部について、昨年の国連総会では「幽霊組織」と、一昨年には「怪物のような組織」と非難した。宋委員長が述べた「族譜のない組織」と似た言葉として聞こえる。

このように集中砲火を浴びる国連軍司令部だが、その実体は滑稽なほど小さい。司令官を含めて職員は30人ほどだ。それでも北朝鮮がなくせずに苦労している理由は何か。何ものにも代えがたい国連軍司令部の重大な役割のためだ。

(中略)

百歩譲って一部の進歩派が主張したように国連軍司令部が南北交流に支障を与えることがあるとしよう。それでも国連軍司令部を説得し、許可手続きを簡素化したり補完したりするのが正しい。これを問題にして韓国の安全保障の大黒柱のような国連軍司令部をなくそうというのは、角を矯めて牛を殺すような格好だ。
(引用ここまで)


 うっわ、国連軍司令部の解体をしようとしていた……というか、「している」んだ。
 アメリカが戦時統制権を韓国に引き渡した後も、米軍の指揮権が韓国軍の下にこないように国連軍を活用しようとしていることは既報でした。
 まず、ムン・ジェイン政権としてはこれが気に入らない。
 戦時統制権が返還されれば「世界最強のアメリカ軍」が韓国軍の指揮下に入るという形になっていたはずなのに、その上に国連軍司令部がかぶさる形になるのであれば元の木阿弥であると。

 それ以外にもアメリカは国連軍の名の下に南北交流に反対しています。
 例えば南北鉄道接続について「国連軍司令部が反対している」という形でアメリカが拒んだことがあります。
 アメリカが直接関与できる部分でなくても、軍事境界線をまたぐことについては「国連軍司令部」であればコントロール下に置けている。
 これらの行為が韓国から見れば「話にならない越権行為を行使する」ことになるのでしょう。
 南北協力事業を推し進めたいムン・ジェイン政権にとっては、国連軍司令部はまさに目の上のコブ、といったところなのです。


 というわけで、国連軍司令部を換骨奪胎させてしまいたい、というのがムン・ジェイン政権の意向だと。
 「族譜がない組織」っていうのもすごい表現ですね。
 これは「後ろ盾のない」、あるいは「根拠のない」というような慣用句表現。
 逆に「族譜のあるもの」というのは「根拠がある」「大義がある」というような意味で使われます。
 ムン・ジェイン大統領がいつぞや「所得主導成長政策は族譜のある話だ」というように使っていました。

 しかしまあ、そこまでして急速に自由主義陣営から孤立したいんでしょうかね。
 北朝鮮との協力を急ぐ、北朝鮮に向けて利益供与を行いたいというのは、非核化を優先する側から離脱するという意味なんですが……。