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2020年08月

韓国で宝くじの売り上げが史上最大額に……新型コロナ不況で「経済弱者」が多くなったため……

カテゴリ:経済 コメント:(64)
コロナ不況で上半期の宝くじ販売が増加 2005年以降最大に=韓国(聯合ニュース)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で不況が続く中、韓国で今年上半期の宝くじの売り上げが前年同期比11.1%増の2兆6208億ウォン(約2350億円)を記録した。企画財政部が16日、発表した。宝くじ事業の実績を公開した2005年以降、最も多い額という。
(引用ここまで)

 かつて韓国ではロトタイプの宝くじのキャリーオーバーが5回分まで青天井だったことがありまして。
 ロトに退職金やらなにやら全財産注ぎこんでは外れて自殺するなんて事件が続出していたことがありました。
 そういった事件を受けて、現在では2回分までになったはずです。あれは2002年だったか、2003年だったか。そのころはまだ売上額が発表されていなかったので、もしかしたらそちらのほうが売り上げは高かったかもしれませんが。
 売り上げを公開しはじめた2005年以降では史上最高額になったと。

 で、韓国では「ロトの当選番号は操作されている」と信じている人がいまして。
 つまるところ、「ロトを売っている中のウリ(我々の意≒仲間意識)にさえ入れば、その番号を知ることができる」と思っている輩がけっこういるのですよ。
 ……いや、マジで。
 「次のロトの当選番号教えます」とかいう会員サイトに2万人の会員が集まって、86億ウォンを荒稼ぎしていたなんていう事件があったくらいです。
 2万人に86億ウォンって……。

 実際、人間というものは「自分が経済的弱者である」と認識すると、より宝くじを買う傾向にあるのだそうですよ。
 まあ、分からないでもないですけどね。
 特に韓国のように身分が固定されている社会では、一発逆転に賭けるしかないという気持ちが高まるのでしょうよ。
 「経済弱者であると宝くじを買う〜」という論文を紹介したのは韓国の小学生の将来の夢が半分以上「タレントになる」というものだったという記事についてのエントリでした。

 韓国ではタレントになるか、YouTuberになるか、暗号通貨で一山あてるか、不動産投資で一山あてるかのどれかくらいしか逆転することはできない、という感じですかね。
 あと才能があるのならスポーツ選手。「国民的打者」ことイ・スンヨプが大きなビルを買っていたことを思い出しますね。

 なので、こういった分かりやすい不況に陥ると、経済的弱者が増え、宝くじの売り上げが増える……というわけです。
 宝くじなんて「ジャンボ買ったった! 1等が当たったら〇〇買うんだ!」くらいまでの趣味のレベルに抑えておくのが健全ですわ。
 個人的にはスポーツ界への寄付くらいのつもりで毎週1枚、定期購入でロトは買ってますけども。当たることなんてミリほども期待してないわな。いや、ちらっとは期待しているか。何年かに1度くらいのペースで1000円当たって喜んでます。

韓国軍長官「兵役中の休暇延長はメッセージアプリでOK」「ダメなら上官の配慮が足りていない」→軍幹部「そんなわけあるか! 1分でも帰営が遅れたら脱走扱いだ!」

【コラム】ヘル朝鮮の魔王らに投じる質問(中央日報)
当初、秋美愛長官は息子の件に一切関与していないと白を切った。「小説を書くつもりか」。これはすぐに嘘だと明らかになった。親が連絡を入れた記録があると、国防部が発表したのだ。議員室補佐官が部隊に何度か電話をした事実も明らかになった。さらに国防長官政策補佐官が通訳兵の選抜に関連してあちこちに不適切な請託をし、「行動に気をつけなさい」という警告を受けた事実も明らかになった。

証拠が出てくると第2段階に入った。「KATUSA(在韓米軍管轄下の韓国陸軍兵士)自体が楽な職務なので休暇を取ったか取らなかったかは特に意味のない話」(禹相虎議員) 、「電話をしたのは事実だが、圧力ではない」(金南局議員)、「補佐陣は公私の境界線にいて、問い合わせの電話は問題にならない」(洪翼杓議員)、さらには「親子関係も切らなければいけないのか」(張耿態議員)という抗弁、「連絡することは権力を行使することではない」(ソル・フン議員)という詭弁までが出てきた。

事件が「特別なこと」になると第3段階が始まった。支持者が「自分の子どもをよくみろ」と叫ぶ。金南局(キム・ナムグク)議員は野党に矛先を向けた。「野党には軍隊に行っていない人たちが多い」。ところが確認してみると、兵役免除を受けた議員は民主党が野党より3倍も多かった。兵役免除を受けた議員の2世の15人のうち14人が民主党所属だ。これに鼓舞された野党議員はチャットルームで軍隊に行った子どもの写真コンテストをした。 (中略)

民主党独特の特性が表れたのはやはり第4段階だ。なぜか。民主党の辞書には「尻尾切り」という言葉がないからだ。チョ・グク、尹美香(ユン・ミヒャン、正議連元理事長)も、秋美愛も切らない。民主党の方法は、この人たちがいかなる過ちも犯していない代案世界を創造し、国民をそこに移住させることだ。そのバーチャルリアリティはもちろん幼稚な陰謀説ととんでもない美談で構成される。

民主党の金鍾民(キム・ジョンミン)議員は「これらすべてのことが秋長官を中心に推進中の検察改革を揺さぶろうする陰謀」と主張する。キム・オジュン氏は「弾劾を否定する太極旗部隊の作品」と規定する。この陰謀説とセットになる感動的な美談も作られた。キム・オジュン氏のラジオ番組「ニュース工場」は匿名のKATUSA出身者を出し、ソ一等兵(秋長官の息子)は「十字靭帯破裂」だったと語った。彼は軍隊に行く必要もなかったのに行った愛国者だったということだ。

国防部はこれらすべてが適法だったと釈明した。その釈明は民主党と調整したものであることが確認された。国防部の立場ではなく民主党の立場だったということだ。国防部が法務部の支庁に転落したのだ。この件がある3カ月前、国防部は「診療目的の請願休暇は10日間であり、延長が必要な場合は軍病院療養審査委員会を通すべき」と指示したという。

最善の防御はやはり攻撃だ。秋長官は暴露者と彼の証言を報道した放送局を告訴した。数年前、秋長官はこう話していた。「内部告発者は大きな決心と勇気が必要であり、告発後には背信者と見なされて生きていくのが現実だ」。その告発が自分に向かうと考えが変わったようだ。さらにある民主党議員は情報提供者を犯罪者と呼び、検察に「徹底的な捜査」を促した。 (中略)

秋長官の前任も変わらなかった。チョ・グク前長官もヘル朝鮮の現実を糾弾した。「どの家に生まれたかが人生を決めてしまう社会、ぞっとしませんか」。そういう人たちがそのぞっとする地獄の高い地位に座って魔王の役割をしている。その破廉恥にもかかわらずチョ・グクを任命しなければ「悪い前例を残すことになる」と言った大統領。「良い」と「悪い」の基準が逆さになった人だけに、その人の役割に期待することもできない。
(引用ここまで)


 チュ・ミエ法務部長官(法相に相当)が息子の兵役からの脱走に対してなにをしてきたのか、ということがよく分かるコラム。
 段階が追って解説されているので分かりやすいですね。
 当時、チュ・ミエは共に民主党の党代表という立場。その立場を全力で使って息子の脱走を擁護していた様が分かります。
 もちろん、それがバレた現在でも法務部長官という地位を使ってありとあらゆる手段で捜査を妨害するし、国防部は前例を覆してでもチュ・ミエの息子とチュ・ミエ本人を擁護する。

 これ、典型的な「ウリとナム」案件です。
 「韓国のウリ意識とは何か」ということを解説するために、これほど適した例もないんじゃないかっていうくらいの「ウリとナム」となっています。
 この場合はウリ(「我々」の意味≒仲間意識)はチュ・ミエでなにがあろうとも彼女を守ることは決定しているのですね。
 なので、国防部もこれまでの「帰営まで1分でも遅れたら脱走兵扱い」という前例を覆して「カカオトーク(LINEのようなコミュニケーションアプリ)で休暇延長を申請してもなんの問題もない」「もし却下されたとしたら部隊長の問題」とか言いだしているのですね。

ネットユーザー「我々も秋法相の息子のように電話で休暇延長を申請しよう」(朝鮮日報) Web魚拓
「アプリで休暇延長する狂った指揮官がどこにいる」 与党幹部に軍の怒り爆発(朝鮮日報) Web魚拓
秋美愛法相の息子を救おうと自ら軍を崩壊させた韓国軍(朝鮮日報) Web魚拓
鄭景斗国防相も「電話で休暇延長してやらないのは指揮官の配慮不足」(朝鮮日報) Web魚拓
鄭長官はこの日、野党の攻勢で言葉に詰まったり、ひどいときにはうろたえるような気配を見せた。
(引用ここまで)

 さすがに国防部は叩き上げの人間が長官になることも多いので「ウリによるウリのための政治」に慣れていないのでしょうね。
 兵役中に電話で「休暇延長よろしくね」なんていう前例がないことは骨身にしみて分かっているので、うろたえざるを得ない。
 それでもウリは最後まで守らなくてはならないので、「指揮官の配慮不足だ」なんてめちゃくちゃな発言をしているというわけです。

 タマネギ男ことチョ・グクの際にも本当にひどいものでしたが、今回はそれに輪をかけたひどさ。
 もっとも高潔であるべき、法相が2代連続してこうですからね。
 そりゃま、20代男性からの支持率はもうこれ以上、落ちる余地がないくらいにまで落ちることでしょうよ。
 韓国というものを伝えるためのサンプルとしてはおいしいですけどね。

韓国政府「名品兵器のK9自走砲のエンジンを国産のものに置き換える!」……K2戦車で大失敗したことに懲りてなかったんだ

カテゴリ:軍事 コメント:(66)
タグ: 軍事 K9自走砲
韓国政府 K9自走砲エンジンの国産化推進(聯合ニュース)
韓国政府はK9自走砲のエンジンの国産化を推進する。事業費として750億ウォン(約67億円)を充てる。K9は韓国企業のハンファディフェンスが1998年に独自開発したが、エンジンはドイツ製を使用している。

防衛事業庁と産業通商資源部が業務提携し、初めての事業としてK9のエンジンの国産化が選ばれたようだ。 (中略)

成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は「素材・部品・装備(装置や設備)の競争力強化に向けた政府レベルの取り組みが防衛産業分野でも行われている」として、積極的に協力する立場を明らかにした。
(引用ここまで)


 ベストセラーとなっている韓国製の自走砲K9のエンジンを国産化しよう、という方針を出したそうです。
 K-9は自国向け1100両も含めて1600両が生産されているベストセラー。
 というのも、ちょうど自走砲はさまざまな国で開発の空白地帯になっていまして。
 西側だと装輪でなく装軌式で52口径155mm榴弾砲を装備している自走砲って、ドイツ製のPzH2000か韓国のK-9くらいしか選択肢がない。日本の99式もありますがまあ海外セールスするためのものでもなく、かつ高価。というかPzH2000も負けないくらいに高価。
 西側諸国がK-9を買っている理由というのは「NATO準拠のデータリンクに対応していて、かつ安い」という理由が大きいのです。性能云々というよりも選択肢がそれ以外にないっていう。

 現状のエンジンはドイツMTU社製のMT881 Ka500をSTX重工業がライセンス生産しているもの。
 トランスミッションは、K-2戦車のトランスミッションがどうしても作れなかったS&T重工業のX1100-5A3。
 これらがK9、K10(K9専用の弾薬補給車)に用いられているとのこと。
 MT881はPzH2000にも用いられているいわばベストセラー品。これを変更しようという、かなり野心的なプロジェクトなわけですが。

 そもそもK-2戦車の韓国国産パワーパック開発計画が破綻したのも「Kー9自走砲のトランスミッションができるんだったら、戦車のもできるだろ」くらいの安易な考えかたが原因だともされています。
 まあ、最大の原因は設計ミスではないかとされていますけどね。ユーロパワーパックに比べて斗山インフラコア社製のエンジンが重くなってしまったことから、S&T重工業のトランスミッションが支えきれなかったんじゃないかなぁ……とも感じます。

 ムン・ジェイン政権が去年から主導している「材料・部品国産化計画」に則った計画の一環だそうですが。
 まあ、開発に成功すればドイツから「〇〇への輸出は許さない」みたいな横槍も入らずに、輸出もはかどるだろう……という目算なんでしょうね。
 ……成功すれば。

韓国首相「中国からの入国を禁止しなかったのは本当によくやった」と自画自賛……いや、これは防疫の話をしているんじゃないんだ

丁世均首相「中国からの入国を禁止しなかったのは本当によくやった」(朝鮮日報)
 コロナ事態初期に文在寅(ムン・ジェイン)政権が中国からの入国を全面的に禁止しなかったことについて、丁世均(チョン・セギュン)首相は15日「本当によくやったと自ら評価している」と発言した。この発言について複数の専門家は「コロナで苦痛を受け犠牲となった国民と医療スタッフの胸に大きなくぎを突き刺す発言」と批判した。1月20日に韓国国内で最初のコロナ感染者が確認されてから今月14日まで、韓国国民は1万9362人がコロナに感染し、367人が死亡した。

 丁首相はこの日、国会で行われた政府への質疑で、「中国からの入国を禁止せず、コロナを統制できなかったという批判がある」との指摘に「今考えれば、あのときは本当によくやったと自ら評価している」「大韓民国からの輸出の4分の1が中国に向かい、輸入は5分の1が中国からやって来る。出入国が自由でなければ、中国に投資するわが国の企業が非常に大きな困難に直面する」と答弁した。丁首相は「そのようにしても防疫には問題がないと判断して措置を行い、企業関係者から良い評価を受けている」とも主張した。

 コロナ感染拡大初期の今年1-2月、大韓感染学会と感染病の専門家たちは、中国からの入国を禁止するよう政府に何度も勧告した。しかし政府は中国との関係や経済に及ぼす悪影響を考慮し、入国禁止はしなかった。その後、国内での感染者数が9887人に達した4月1日、海外からの全ての入国者に2週間の自家隔離を義務づけ、入国禁止に準ずる措置を下した。これに対して防疫模範国の台湾は中国への輸出依存度が30%に達しているが、それでも2月7日に中国からの入国を全面的に禁止した。今月15日の時点で台湾の感染者数は499人で韓国の2.5%、死者は7人で韓国の2%ほどだ。
(引用ここまで)


 お前は何をいっているんだ(画像略)。

 先日も書いたように、台湾・ベトナムの感染者数が最低限で済ませることができたのは間違いなく中国との国境閉鎖を早期に決めたことが重要なファクター。
 現地にいた人間から実際の状況を聞いてヒューミント(人的活動)をどれだけ活かすことができるか、という情報戦でもありました。
 中国が発表している情報よりも、事実は何倍もひどいということを台湾は去年のうちに把握していたとされています。
 あと何度も言っていますが、台湾もベトナムも根本的に中国を信頼していないという部分があったのも大きいですね。

 朝鮮日報の記事では「2月7日に中国からの入国を全面的に禁止した」とありますが、実際には去年の12月31日の時点で武漢からの直行便では機内検疫を行うと発表しています。
 初の感染者が確認された1月21日の翌日となる22日には武漢への団体旅行による往来禁止を決定。  24日には中国全土で団体旅行の往来禁止を決めているという素早さ。
 これらの素早い決断が「台湾モデル」の勝利の鍵であったと言っても過言ではないでしょう。

 で、一方で「K防疫は世界のスタンダード」「我々こそが世界だ」とか言っていた韓国はがっつりと第2波を食らって意気消沈中。重症者もベッドぎりぎりの攻防が続いているそうですわ。
 でも首相は「中国との往来閉鎖をしなくてよかった」と自画自賛。
 防疫的に見れば意味不明な言葉ではありますが。

 ただ、ここで視点を変更する必要があるのですよ。
 チョン・セギュン首相は防疫について話しているのではない、と考えてみましょう。
 仮に「中国の狗度」「中国への忠誠度」を争うレースがあったとしましょう。
 韓国は今回の新型コロナウイルスでぶっちぎりのトップといえるでしょうね。

 先日、習近平がEUの首脳らとオンライン会談を行なってミシェルEU大統領、メルケル首相、ファンデアライエン委員長から「人権をどうにかしろ」「公平な取引をしろ」「ウイグル新疆に独立した監視組織を介入させろ」とフルボッコに叩かれて、中国は「人権の先生は必要ない」と反発している状況下でこれが言える。
 アメリカは新疆産の綿・トマトの輸入を禁止し、実写版ムーランには批判の嵐。
 そんな中で「中国との行き来を閉鎖しなくてよかった」と言える。
 おめでとう、キミたちは本当の本物の狗だ。

 価値観に揺らぎがミリほどもないよな……。
 ある意味で信頼が置けるというか。安保的には一切信頼が置けないというべきか。
 まあ、文明の衝突で書かれたように、「中華文明影響圏」である韓国は最終的には中国側に向かうのが自然なことではありますけどね。