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2020年09月

菅総理、電話会談を最初に持ちかけたムン・ジェインを無視して米豪欧の首脳らと電話会談……菅総理の意向が反映されたものだった

菅首相「こだわり」の電話外交ラッシュ 申し込み最初の韓国「後回し」(産経新聞)
「文大統領『菅首相との電話会談』真っ先に提案したが、後回しで8番目に」(中央日報)
 「最初に電話会談を申し込んできたのは韓国だったが、後回しにした」

 政府高官は電話会談の順番についてこう語る。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談したのは、政権発足から8日後だった。この間にトランプ米大統領や国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長ら7人と電話会談しており、文氏を後回しにしたのは首相の意向もあったという。

 菅内閣は、いわゆる徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた韓国最高裁判決を「国際法違反」とする安倍政権の立場を引き継いでいる。
(引用ここまで)

菅首相は今月26日、就任後初めての国会演説で「韓国は極めて重要な隣国」としつつ「健全な日韓関係に戻すべく、わが国の一貫した立場に基づいて、適切な対応を強く求めていく」と明らかにした。

菅首相は韓国の重要性を強調したものの、日帝強占期の徴用問題の解決法を韓国が出せと求めていて、事実上「距離置き外交」を継続するという予告だという解釈も出ている。
(引用ここまで)


 「距離を置く外交」であるとして、あたかも菅総理に非があるような書きかたをしているのですが。
 昨今のコロナ禍の中で、外遊もままならない。であれば、総理がどこから電話会談を選択したかは十分に注視される要因となります。
 トップがオーストラリアで2番目がアメリカだったのは単純に時差の問題だと思いますが。
 いわゆる「インド太平洋戦略」に賛意を表明している国々を優先しているというのは楽韓Webでも指摘しているところでもありますね。


 実際に電話会談を行った順番は──

1)オーストラリア
2)アメリカ
3)ドイツ
4)EU
5)イギリス
6)国連事務総長
7)韓国
8)インド
9)中国

 中国の習近平国家主席と会談する前にインドを滑りこませた、という経緯がありましたね。
 あれは象徴的な出来事でした。
 日経でも報じられていました。

菅首相に日米豪印の遺産 「準同盟」で中国と対峙へ (日経新聞)

 インドと中国の順番を見てもわかるように、会談の順番も外交の一手段として考えられている。
 特に中国は「国家主席は日本の首相のカウンターパートではない」として、日中韓首脳会談には出てこない、より格上と位置付けている習近平国家主席がわざわざ電話会談に出てきている。
 どれだけインド太平洋戦略が効いているかの証左といえるでしょう。

 そんな中、ムン・ジェイン大統領への会談順番が後回しになったとする。
 その順番こそが現状の日本政府による韓国の位置付けってことです。インドより先だったというだけでもかなり重要視されていると多いますけどね。
 まあ、あそこにインドを差し込んだのは中国への当てこすりであって、実際の優先度はもうちょっと上であるように思いますが。
 インドは日本と2プラス2を行っている国でもありますからね。

習近平「朝鮮戦争は膨張する米帝国主義からの侵略を抑制した」→韓国政府、なにひとつ反論できずに沈黙。10年前は抗議してたのにね

韓国軍13万人が犠牲になった戦争なのに…青瓦台・外交部は中国にだんまり(朝鮮日報)
韓国外相 朝鮮戦争巡り「北の韓国侵略は歴史的事実」(聯合ニュース)
与党の国会委員長も康京和外相に「中国の6・25歪曲、見解を表明すべき」(朝鮮日報)
 中国の習近平国家主席は23日、6・25戦争参戦記念行事で「中国軍の参戦で帝国主義の侵略拡大を抑制した」とし、北朝鮮の南侵を否定するかのような発言を行ったが、韓国政府は沈黙した。韓国国防部(省に相当。以下同じ)によると、北朝鮮の南侵と中共軍の参戦で6・25戦争中犠牲になった韓国軍戦死者は13万7899人に達する。北朝鮮軍と中共軍に対抗して、16の戦闘支援国など計22カ国からなる国連軍も参戦し、およそ4万人が戦死した。それにもかかわらず、青瓦台(韓国大統領府)と韓国外交部はこの日、習主席の発言に対し何ら見解を表明しなかった。

 韓国統一部の李仁栄(イ・インヨン)長官は23日、国会外交統一委員会の国政監査に出席し、習主席の発言に関する見解を議員らから問われると「あれは中国の視点」としつつも「私が長官として『適切だ』『適切でない』と評価するのは外交的慣例ではない」と答えた。野党議員らの度重なる要求にもかかわらず、李長官は「中国首脳の発言について国務委員(閣僚)として評価するのは外交慣例ではない」「われわれが習主席の歴史的評価に同意する、しないの問題ではない」として答弁を拒否し続けた。 (中略)

 外交部もこの日、何ら見解を表明しなかった。外交部は前日、イ・ジェウン副報道官が定例ブリーフィングで「北朝鮮の南侵で(戦争が)起きたというのは否定し得ない歴史的事実」だとしつつも「関連動向を鋭意注視している」とだけコメントした。外交部は今月初め、アイドルグループ防弾少年団が韓米同盟を強調する発言により中国国内で批判されたときも「両国の紐帯感増進に影響を与えないようにすべき」とだけコメントした。
(引用ここまで)
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は26日、国家外交統一委員会による国際監査で、中国の習近平国家主席が先ごろ朝鮮戦争を米国による帝国主義的侵略と規定したことについて「北の韓国侵略は否定できない歴史的事実だ」と述べた。

政府が中国の歴史歪曲(わいきょく)にきちんと対応していないとの指摘に対し「中国に対しわれわれの立場を明確に伝え、必要な措置を取っている」と答えた。
(引用ここまで)
 康長官は26日、保守系最大野党「国民の力」所属の朴振(パク・チン)議員が「偉大な抗美援朝(6・25戦争の中国式名称)が米帝国主義の侵略を抑制したという習主席の発言は明白な歴史歪曲ですよね」と尋ねると「韓国の立場としてはそうだ」と答弁した。朴議員が「それなのになぜ外交部は中国に、報道官論評や遺憾表明の一つもないのか」と尋ねると、康長官は「発表した」と主張した。朴議員はすぐさま「いいや。記者が尋ねたので外交部が原則的な答弁をしただけではないか。一体なぜ外交部は、こんな中国に目をつむっているのか」と問い詰めた。実際、外交部は今月22日と24日、記者の質問に対し口頭で「6・25は北の南侵」「中国と連絡を取っているところ」と回答したにとどまり、公式な論評など活字化された見解を出したことはない。随時活用しているソーシャルメディア(SNS=会員制交流サイト)を通した見解表明もなかった。

 康長官は「諸般の事項を考慮した際、韓国の原則的立場のみ表明するのがよいという判断があった」としつつも、「諸般の事項」が何であるかは明かさなかった。外交消息筋は「中国の顔色をうかがっているので言うべきことも言えないという告白」であって「韓国政府は習主席の訪韓など小さなものを得ようとして、より重要なものを失っている」と語った。野党からは「外交部に歴史意識と魂はあるのか」「外交部は6・25の意味を強調したBTS(防弾少年団)に劣る」という声も上がった。
(引用ここまで)

 朝鮮戦争が勃発してから今年で70周年を迎えます。
 BTSが「米韓が共に経験した苦難の歴史と、多くの男女の犠牲を記憶しなければならない」という発言をしたのも、朝鮮戦争70周年だったから。
 そして、中国人から「彼らの話は中国の考えと違う!」と糾弾されたわけですが。

 中国の朝鮮戦争に対する考えは「膨張する帝国主義による侵略」「人民軍はそれに対抗した」というもので、基本的に「韓国が北朝鮮を侵略した」というもの。
 この考え方に日本でも多くの左派知識人がぶら下がっていましたね。
 いまだにぶら下がっている人も少なくないようですが。
 あと中国からの位置付けとしては「アメリカ軍は無敵であるとする神話を打ち破った戦争」というものもありますね。
 現在の米中摩擦の中で「我々は歴史的にもアメリカ軍を撃破しているのだ」と鼓舞している部分も大きいといえるか。

 で、習近平もこの中国の見解に従って、先日の70周年記念行事で「帝国主義による侵略拡大を防衛した」とコメントしたのです。
 実はこのコメント、10年前の60周年記念行事でのものとほとんど同じ。
 ただし、当時の韓国政府はきっちりと中国に対して「北朝鮮の侵略によって引き起こされた戦争だ」と反論しているのです。
 北朝鮮にシンパシーを持たないイ・ミョンバク政権だったので、あっさりと言えたという部分もありますね。

 ですが、10年という時を経て韓国は中国に対してなんら文句を言えない状況に追い込まれている、と。
 「諸般の事項で韓国の基本的原則を述べるのみにしよう」としているそうですよ。
 一応、国政監査の場ではカン・ギョンファ外交部長官が「北朝鮮の南進が歴史的事実」と語ってはいるものの、韓国政府のステートメントとしてはなんら反論していない。

 そうこうしているうちに中国共産党の青年団も「北朝鮮の南進ではなく内戦」とする話をネットに上げたそうで。

中国共産党青年団も6・25歪曲「北朝鮮の南侵ではなく内戦」(朝鮮日報)

 この10年間で韓国の対中国外交がどのように変化したか、分かりやすい事例となりました。
 まあ、こんな国がクアッドプラスに加わってもまたぞろ「もっとも弱い環」として狙われるだけだろうなぁ……。

カン・ギョンファ韓国外交部長官「海外公館でセクハラが多いことにリーダーシップの限界を感じる」……別に外交なんてなにもしてないんだから責任を感じることもないだろうに

カン外交部長官、在外公館で相次ぐ性的不正事件に「リーダーシップに限界感じる」(ハンギョレ)
 在外韓国公館で相次ぐ性関連事件と関連し、カン・ギョンファ外交部長官が「リーダーシップの限界を感じている」と苦しい胸の内を語った。

 カン長官は26日、国会外交統一委員会の国政監査で「公館職員による性的関連の不正事件が相次いでいるが、長官が責任を取る意向があるのか」というイ・テギュ国民の党議員の質問に対し、「性的不正問題、綱紀の緩みと関連し、国会に来るたびに追及されており、様々な事件・事故が絶えず起きていることについて、長官として何らかの限界、リーダーシップの限界を感じている」と答弁した。カン長官はさらに「今、私のリーダーシップが限界に達したと国民が判断し、大統領も同様の判断をした場合は、それ相応の決定が下されると思っている」と述べた。

 しかし、今のように外交部内の性関連不正事件が報告され、公開されている現状そのものについては肯定的な見解を示した。カン長官は「見方を替えれば、これまで数十年間閉鎖的な男性中心の組織から、外交部が生まれ変わる転換期ではないかと思う。韓国社会の、職員たちの権利意識が高まり、その権利意識からみて不当だという告発を安全かつ自由にできるシステムを外交部が整えているため、以前はどこにも訴えることができなかった行動についても、今は告発し、調査もできる状況になった」と述べた。
(引用ここまで)


 カン・ギョンファ外交部長官が韓国の公館で行われているセクハラについて苦言を呈し、かつ「リーダーシップの限界を感じる」と激白。
 まあ、こればっかりは外交部長官がなんかやったところでどうにかなるようなものでもありませんし。
 「長官としての責任を痛感する」とか通り一遍の文句を並べる以外にないというか。
 これで長官の責任云々が問われるのであれば、その長官を任命したムン・ジェイン大統領にも任命責任が生じるわけで。

 まあ、外交部なんてのは名ばかりで、外交についてなにかやっているわけでもない。
 実務は大統領府の国家安保室が握っているとのことです。
 実際、中国外交のトップとされている楊潔チ政治局員が訪韓した時も会談相手はソ・フン国家安保室長でした。
 去年、韓国政府がGSOMIA破棄を決めた時もカン・ギョンファ長官は蚊帳の外で、キム・ヒョンジョン国家安保室第2次長が決定したとされています。
 はっきり言ってしまえばカン・ギョンファ長官はムン・ジェイン政権におけるゆるキャラのようなもので、そこにいること自体が価値を生んでいるのです。国民にはそこそこ人気らしいので首を切ることもできないようですしね。

 セクハラ事件の中でもきついものだったニュージーランド総領事館のキム・ホンコン氏によるセクハラですが、事態はなにも進展していません。今回の国政監査でもなにも話題に出ていませんね。
 先日、ニュージーランドでは総選挙があり、新型コロナウイルスをほぼ制圧できていることもあって与党が圧勝したのですが。
 その際にムン・ジェイン大統領が祝電を打ったことから「ニュージーランドとも雪解けなのでは」というような観測が韓国メディアから出ているのですが。

外交官セクハラ疑惑に「緊張」していた……韓・ニュージーランドの関係改善の兆し(世界日報・朝鮮語)

 問題の大元がなにひとつ改善していないのに、国家元首といえども祝電ひとつ打って自体が展開するなら外交官なんて必要ないんだよなぁ。
 日本にも菅総理就任の際に祝電を打ったとして「これで日韓関係も……」みたいな話を韓国メディアはしていましたが。
 儀礼はあって当然のものでしかない、ということをどうも韓国側は理解していないようで。

 たとえばいくら日韓関係が不仲であっても日本主催のG20に韓国は来るなとは言いませんし、来たら握手くらいはするでしょうよ。
 ASEANでムン・ジェインに待ち伏せされていたら、安倍総理もソファに座ってちょっとした話もするでしょう。
 それはきっかけというだけであって、そこからどういった展開があるかということが待たれているのです。
 ニュージーランドでも日本でも。
 まあ、「外交王」たるムン・ジェインが直接会談することで解けない問題はないくらいのつもりなのかもしれませんが?
 その「外交王」の結果が中国でのひとり飯であり、米朝会談の破綻だったということを理解したほうがいいと思いますよ。

楽韓さん、本日の動向 - noteをどうしたものかと考える

【PR】Kindle Unlimitedが2ヶ月99円のキャンペーン
【PR】Amazon Music Unlimitedが3ヶ月無料。

 eo光の一部IPをコメント禁止にしました。なお、コメント禁止にする判断基準は「気持ち悪い」です。
 作って放置していたnoteをちょっと見直す作業中。んー、どうしたものか。
 よりぬき楽韓さんとか週一でやってもいいと思うんだよな。ちらっとコメント付きで。

 ミスター味っ子が全19巻分、Kindle Unlimitedに登録。
 というか1冊11円なので買ったほうが早い気も。

【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子1巻
寺沢大介
ライツコーポレーション
2019-10-30


 ちなみに昨日書いた「これがKindle Unlimitedにここまで対応しているんだ」っていうのは味っ子ではなく、達人伝でした。10巻までKindle Unlimitedで読めます。



 あと科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日記 1巻が半額に。
 1巻にほとんどエッセンスは詰めこまれているので、これで面白いと思えるなら全部買っても問題なし。説教くさいと感じたら退避するでよいと思います。



 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。

元朝日新聞主筆「トランプ再選時、韓国は『三級同盟国』として低く扱われるだろう」「日英加豪だけが一級同盟国だ」と発言

朝日前主筆「トランプ再選時には、韓国は3級同盟へと分類されるだろう」(週刊朝鮮・朝鮮語)
船橋の予見のように現在の日米同盟は、世界で最も強力な同盟として浮上している。武力を通じて中国の海洋進出を防ぐ、盾と剣のような同盟が強固に進化していきます。攻撃能力を備えたミサイルシステムも急いで構築を行っている。仮想敵は北朝鮮と中国である。日本は自衛隊が主力である国だ。攻撃ではなく列島の防衛が自衛隊の存在の根拠だ。そんな国がミサイルで「敵基地を攻撃することができる」という言葉まで使用する状況だ。 (中略)

Q.米国の大統領選挙が目前である。国際安全保障という観点からトランプが勝つ場合どのような変化が期待される。
「オバマ政権当時に始まった再バランス(Rebalancing)ポリシーが具体化されるだろう。中東・欧州の米軍をアジアに移動させ、アジアをより重要な地域として扱うという構想だ。オバマ政権では構想だけで、トランプ政権の1期目ではまだ本格化していなかった。トランプが再選される場合にはアジア重視が本格化する可能性が高い。中東での米軍撤退は本格化するだろう。ヨーロッパの場合、ドイツをはじめとした北大西洋条約機構(NATO)への米国の関心低下である。NATOの中で米国に役立つ国がどこなのかの選別作業が行われるだろう。米国がグローバルパワーで存在するかぎり、NATOの弱体化はいくつかの問題を招くだろう。しかし、逆にアジアでは米国の関心と影響が一層大きくなるだろう」 (中略)

Q.駐韓米軍撤収が懸念されているが、韓国では撤退を主張する声も出ている。在韓米軍の問題は、今後どのようになると思うか。
「バイデンが当選すれば、在韓米軍の撤退はないだろう。もしトランプが再選した場合には、駐韓米軍撤収があるかどうかは今のところ計ることは難しい。しかし、明らかなことは(トランプが再選しt場合)同盟の選別化が行われるということである。韓国はもちろん、NATOとともに全世界各国との関係を再確立する。同盟選別化に基づいて米軍駐留規模や責任・義務などが再調整されるだろう。問題が生じた場合、米国と一緒に最後まで一緒に戦って関係を一級同盟としたときに、英国、カナダ、オーストラリア、日本の4カ国がこれに該当する。続いて諮問(Advisory)の関係として二級評価とされる同盟国である。軍事同盟の有無にかかわらず、米国との理解が一体化された国々でバルカン地域とポーランド・台湾・インドがこのカテゴリに入るだろう。韓国はその後に対応する3等級同盟関係に分類されるようだ。パートナーシップ(Partnership)同盟と呼んでもいいようだが、直接的な利害関係はないものn必要に応じて、互いに助けてくれるの関係と見ることができる。ドイツも韓国と似たような3等級同盟関係に規定されるだろう」
(引用ここまで)


 船橋洋一氏は朝日新聞で主筆を務めたものの、朝日新聞社内で出世した人物とは言えません。
 朝日新聞の本流には乗り切れない、中道やや保守寄りの印象がある人物です。
 現在はアジアパシフィックイニシアティブの理事長。東洋経済のコラムは読む価値があるものが多いように感じます。
 なんとなく個人的には牧野愛博氏に重なる部分がある感じ。
 その船橋氏が週刊朝鮮のインタビューを受けて「トランプ大統領が再選された場合、韓国は3級同盟国になる可能性がある」と発言したとのこと。

 で、トランプ再選の際には韓国が三級同盟国になるという話に関してですが。
 まあ……でしょうね。
 どれだけ周辺国やシンクタンクから「アメリカとの同盟路線を切り捨てるな」「日米韓協調が韓国にとっても最良の路線なのだ」と言ったところで、ムン・ジェイン本人になにもやる気がないのでどうしようもない。

 ムン・ジェインは本当の本気で「北朝鮮との交渉以外、なんの興味もない」のですから。
 米朝交渉に先立って韓国が対話を主導したのも、「アメリカという餌」が北朝鮮と交渉するために最良だったからでしかない。
 その後、韓国が北朝鮮に遠慮しているがために、米韓合同軍事演習はろくなものが行われていません。

 一方で日米、日米豪での軍事演習は行われています。
 ついにはインドが主催し、これまで日米が参加してきたマラバール軍事演習にオーストラリア海軍の(再)参加が発表されました。
 オーストラリア海軍は以前に参加していたこともあるのですが、中国からの抗議で取りやめになっていたという経緯があるのですね。
 今年最後になる国際合同演習でクアッドが揃い踏みするわけです。
 そしてアメリカは台湾に地上発射型のハープーン400発の売却を発表。
 これらの動きの中で韓国のかの字すら出てこないという状況です。

 そりゃアメリカだってこれだけ動いている中、なんの賛意も示さない韓国を重視するわけありませんわな。
 ムン・ジェインがアメリカに向けて言っていることって「終戦宣言が必要だ」のひとつ覚えだけですし。
 まあ……トランプ再選なら窮地に追い込まれるでしょうし、バイデン当選であってもその軽視の度合いが低くなることはあってもアメリカの対外戦略の真ん中に韓国が来るようなことはないでしょうね。
 このインタビュー、朝鮮日報日本版に翻訳して掲載してもらえないかってくらいに全体的によいものです。現状の日米韓関係、クアッド、クアッド拡大、台湾問題等に言及があるのでChromeの翻訳機能を通してでも読む価値ありかと思います。
 おすすめ。特に後半で20世紀初頭の日英同盟についてのあたりからの言葉は、中国の現在の立場についての解説として面白いですね。