新型コロナパンデミックの世の中で韓国は「K防疫」の効率性と優秀性で際立って見えた。そんな渦中に韓国サッカー代表チームとサッカー協会がコロナの泥沼にはまった。オーストリアで2度の親善試合を行った代表チームに10人の新型コロナウイルス感染者が出た。選手7人、スタッフ3人だ。
ゴールキーパーのチョ・ヒョンウ(蔚山)とクォン・チャンフン(フライブルク)、ファン・インボム(ルビン・カザン)、イ・ドンジュンとキム・ムンファン(釜山)、ナ・サンホ(城南)の6人はメキシコに2対3で敗れた第1戦が行われる前に陽性判定を受け早期に隔離された。ファン・ヒチャン(ライプチヒ)とスタッフ1人はカタールに2対1で勝利した第2戦直後の検査で陽性判定を受けた。
先の3回の検査で陰性だったファン・ヒチャンは最終検査結果がわからないままドイツに戻る飛行機に乗り、到着後に陽性判定の知らせを聞いた。球団は空港に車を待機させファン・ヒチャンを乗せて隔離場所のホテルに移動した。球団は食事とふとん、タオルなどを持ち込み慎重に予後を観察している。ファン・ヒチャンは陽性の知らせを聞いた時にはあわてていたが、いまは安定を取り戻したという。幸い発熱やせきなどの症状はなく、コンディションも悪くないらしい。以上はファン・ヒチャンの側近が私に教えてくれた話だ。
サッカー代表チームの大量陽性事態に対しさまざまなうわさが出ている。まずいまの世の中で「コロナの巣窟」である欧州まで行ってAマッチをしなければならなかったのかという恨み節だ。ゴールセレモニーをしながらさまざまな選手が入り乱れる場面もぞっとした。カタール戦でファン・ヒチャンがゴールを決めた後にソン・フンミンと抱擁する場面もあった。驚いたトッテナムはカタール戦が終わった直後にチャーター機を送ってソン・フンミンを迎えた。幸い復帰後に実施した検査でソン・フンミンは陰性判定を受けたとみられる。
選手らが宿舎で「マフィアゲーム」をしながら集団感染が起きたとの指摘も出た。マフィアゲームは5~10人が車座になり、親が秘密裏に指定したマフィアを探し出す一種の心理ゲームだ。自分の身分をだますために唾を飛ばす論戦を繰り広げたりもする。代表チームでは昨年10月に平壌(ピョンヤン)で開かれたワールドカップ・カタール大会地域予選の時からマフィアゲームが流行した。携帯電話が回収され統制された宿舎にいるため退屈しのぎにマフィアゲームを始めたという。オーストリア遠征に同行したA選手は「一度に10人でやったたこともある。ゲームの王様はソン・フンミンだった」と話した。
(引用ここまで)
今回の国際Aマッチデーで韓国代表はメキシコ代表(2−3で敗戦)、カタール代表(2−1で勝利)とオーストリアで2連戦だったのですが。
メキシコ戦前に「4選手が新型コロナウイルスに陽性」とされ、続報でスタッフを含めて7人、ついで8人になり、最終的には選手7人とスタッフ3人の計10人という集団感染を出しています。
「K防疫で韓国はプレミアムの代名詞になったのだ」みたいな話をしていましたが。
ま、実態はこんなもの。
細心のケアが必要な代表でこれですからね。
フランスやアメリカから「こんな社会的抑圧を伴う防疫は無理だ」って却下されたのが実際で、その韓国人も海外に出たらこんな感じ。
オーストリアでは韓国代表全体が濃厚接触者ということで、隔離されるというオチ。
ちなみに韓国政府がチャーター便を出して出国させるということで、出国許可が得られました。
“新型コロナ感染”サッカー韓国代表チーム、24日に帰国へ=オーストリア政府が出国許可(Wow Korea!)
韓国国内でも今日昨日と500人超の新規感染者。
季節要因ですけどね。湿度・気温が落ちて再流行がきている。まあ、ワクチンができるまでこんなもんなんでしょうね。
どれだけ抑圧したところで。