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2020年11月

韓国で続く法相VS.検察総長の直接対決……ついに憲法違反だとして憲法裁への訴えも

ユン・ソクヨル「憲法訴訟」……チュ・ミエ「即時抗告」(京郷新聞・朝鮮語)
【社説】文大統領が選んだ尹検察総長懲戒委員は「月城原発ねつ造」の弁護人、国民を愚弄するな(朝鮮日報)
ユン・ソクヨル検察総長側が法務部検査懲戒委員会を控えてチュ・ミエ法務部長官が懲戒委員を定める検査懲戒法の規定に憲法訴願を出した。憲法訴願決定まで検察総長懲戒委には、該当する条項と委員の指名・委嘱の効力を停止してほしいという効力停止仮処分申請も出した。チュ長官は、ユン総長を職務に復帰させた裁判所の決定に不服して、即時抗告をした。検査懲戒法一般検査の懲戒は検事総長が請求するが、検察総長の懲戒は法務部長官が請求する。弁護士は「検察総長の懲戒手続きでは、法務部長官が懲戒請求もして、懲戒委員ほとんどを指名・委嘱するように過半数を構成することができますので公平性を全く保証されることができない」とし「懲戒請求者が審判機関懲戒委員の大半を定めることができ、「訴追と審判の分離」という核心的な内容にも合致していない」と主張した。
(引用ここまで)

 新任の李容九(イ・ヨング)法務部次官が月城原子力発電所1号機の経済性評価ねつ造の重要な被疑者である白雲揆(ペク・ウンギュ)元産業通商資源部長官の弁護を担当していたことが分かった。李次官は尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長に対する法務部懲戒委員会に加わる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領がそのために任命した人物だ。それが論議を呼ぶと、青瓦台は「次官は捜査、裁判はしない」と主張している。とんでもない話だ。尹総長の懲戒は現政権がさまざまな口実をつくっているが、結局は検察が政権の不正を捜査していることに対する報復だ。それを知らない人はいない。不正の核心は月城原発1号機の経済性評価ねつ造だ。尹総長懲戒に至った主因が月城原発1号機を巡る捜査なのにもかかわらず、その捜査で反対側に立っていた人物が懲戒委員になるという。試合に出ていた選手を突然審判に任命した格好だ。国民に対する愚弄(ぐろう)だ。

 なぜこれほど無理をするのかは既に明らかになっている。尹総長の職務停止が発表された当日は大田地検が青瓦台の報告書など月城原発1号機関連の資料444件を削除した産業通商資源部の職員らを逮捕するため、大検察庁反腐敗部に資料を送付した日だ。このままでは青瓦台と文大統領にまで捜査が及ぶと懸念した政権が急きょ尹総長外しに乗り出した。 (中略)

 世論が悪化すると、文大統領は3日、「(尹総長懲戒委員会の)手続き的正当性と公正さが非常に重要だ」と述べ。、法務部は懲戒委を10日に再度延期した。しかし、尹総長に対する監察はそれ自体が違法であり、それによる懲戒は当然元々無効だ。延期ではなく撤回されなければならず、文大統領は月城原発1号機の評価ねつ造と蔚山市長選工作について、国民に説明しなければならない。
(引用ここまで)


 ここのところ毎日のように伝えているチュ・ミエ法務部長官(法相に相当)VS. ユン・ソンニョル(ユン・ソクヨル)検事総長の泥沼の抗争。
 先月の24日にチュ・ミエ法務部長官がユン・ソンニョル検事総長に対して「さまざまな疑惑がある」として職務停止処分を言い渡しました
 ユン総長はそれに対して裁判所に処分停止の申立を行い、これが認められて復職しているというのが現状。
 ユン総長は申し立ての認定直後に検察庁に出勤するなど、チュ長官を煽り倒しています。

 そして、その処分停止の認定に対してチュ長官は不服として即時抗告。職務停止処分は適法だったとの主張をしています。
 もう完全衝突。鍔迫り合いでギッチギチの真剣勝負となってます。

 そして、懲戒委員会を開催することに抗議して辞職した法務部次官の代わりの次官が決定しまして。
 これが例の「ムン・ジェイン政権からの圧力に耐えかねて、経済性を捏造することで原子炉を停止させた」容疑者の弁護士だったりするっていう。
 例の「死にたいのか。停止を前提としたレポートを書け」って言ったペク・ウンギュ産業通商資源部長官の弁護士なのですね。
 ちなみにムン・ジェイン政権は「首都圏に複数の不動産を所有している人物は政府高官に取り上げない」という原則を敷いていたのですが、この新しい次官は江南にマンションを2軒所有しているっていう。
 もうめっちゃくちゃ。

 一方でユン総長のほうは「法務部長官がなにもかも取り仕切ることができる懲戒委員会に検察総長をかけることは憲法違反だ」として憲法裁に訴え出ることを決定。
 検察総長はかなりの権力を持っているとはいえども、その任期は2年単期。
 権力自体は任期によって制限されているものなのです。

 それを制限するのですから、相当な「容疑」が必要とされるのですが。
 チュ法務部長官が牛耳るであろう懲戒委員会では「免職」の結果を出せたとしても、それが法廷の場で通用するかといったらかなり難しい。
 裁判所で職務停止処分が認められなかったのと同じ文脈ですからね。

 なお、今日にも開かれる予定だった懲戒委員会は、ムン・ジェイン大統領の鶴の一声で10日に延期されました。なんでも「反論の機会を与える」とのことだそうです。
 国民の支持率の推移を見守りたい、という部分もあるのでしょうね。

韓国型軽空母、来年から設計開始予定のはずが予算は要求の1%しか通らなかった……どうするの、これ……

101億ウォン要求して100億ウォン削減された韓国型軽空母予算(朝鮮日報)
 韓国の新年度予算が2日に確定した。ところが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の公約である軽空母配備のための事業予算は1億ウォンしか反映されなかったことが3日までに判明した。防衛事業庁(防事庁)が事業妥当性の研究もきちんと行っていない状態で無理に100億ウォン(約9億5000万円)台の予算を編成しようとして、予算編成当局から削られたのだ。韓国軍からは、十分に議論してもいない軽空母事業を無理に掲げてきたのではないか、という指摘が出た。

 韓国政府の関係者は「防事庁が軽空母建造のため来年度予算で101億ウォン(約9億6300万円)を要求したが、企画財政部(省に相当)における審議の過程で全額削減された」とし「軽空母が韓国の実情に合っているかどうかなどについての妥当性研究が完了していないから」と語った。韓国国会は、軽空母配備の研究委託費という名目で1億ウォン(約950万円)だけを来年度予算に反映した。韓国軍関係者は「青瓦台(韓国大統領府)などでは、政府の力点事業の予算がほとんど削減されて1億ウォンしか反映されず当惑したようだ」としつつ「国会の審査の過程で予算をよみがえらせようという意見もあったが、結局無理だと判断したらしい」と語った。
(引用ここまで)


 101億ウォンの予算を要求して、100億ウォン削減。
 1億ウォンでもう一度、計画の妥当性を討議しなさいっていうことですかね。
 少なくとも軽空母であれば、建造そのものはそれほど難しい話でもありません。
 すでに独島級強襲揚陸艦があって、そのスケールアップで済むことですから。
 カタパルトを新設するわけでもないし、スキージャンプがあるわけでもない。
 とち狂って7万トン級中型空母+艦載型のKF-Xネイビーにするとかいうのでもないかぎり、艦船建造としては保守的と言ってもいいくらいのもの。
 チャレンジングな要素は最小限。

 問題はその「軽空母」をどのように運用するのかという話で。
 島嶼防衛をするわけでもない。
 北朝鮮に対して空爆するのであればF-35Aの作戦行動半径でも十分。
 そのあたりの妥当性が問われている、ということでしょう。

 それにしても残った予算が1億ウォン。今日のレートで958万円。
 会議の時のお茶とお茶菓子代は出してあげる……って感じですね。
 当初は来年から基本設計に取り組むという話でしたが、これは設計とかスペック討議とかそういう感じじゃないなぁ。
 2021−25年の国防中期計画で採用するはずだったのですが。さてはて。

図解でわかる!空母のすべて
おちあい 熊一
学研プラス
2018-09-20

日経「日中韓首脳会議の年内開催見送り」→韓国政府「決まったことはなにもない」……そりゃ決まってはいないだろうけどさ

「日中韓首脳会議見送り」日本の報道に…韓国大統領府「決定されたのはない」(中央日報)
今年韓国が議長国を務めて推進している韓日中3カ国首脳会議の年内開催が事実上難しくなったという観測が日本のメディアを通じて提起されたことを受け、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「まだ決定されたのはない」という立場を明らかにした。

姜ミン碩(カン・ミンソク)青瓦台報道官は3日午後、日本経済新聞(日経)の報道に対して「韓日中首脳会議(見送ったかどうか)に関連しては決定されたのがない」と伝えた。

これに先立って、日経は「日中韓首脳会議の年内開催が見送られる」とし、「元徴用工問題を巡る日韓の対立が続き、対面で集まる環境も整わないため」と報じた。
(引用ここまで)


 昨日、日経新聞が「日中韓首脳会談の年内開催見送りへ」との速報を上げてました。
 それに対して大統領府からは「まだなにも決まったことはない」とのプレスリリース。
 そりゃまあ、「決まってはいない」のかも知れませんけども。

 ま、どう考えてもそれぞれが新型コロナ対策を優先すべき状況ではありますね。
 日本では実行再生算数が1を切ったり切らなかったりしている。なんとか抑えこみつつある状況(詳細は東洋経済新報社の新型コロナ特設サイトを参照のこと)。
 韓国はついに今日の新規感染者数は600人を突破(629人)。
 中国はまあ見えていないんでなんともいえませんが。

 対面で会談を行ったところでどうせなんの成果もない。
 習近平国家主席が来るというわけでもない。
 「菅総理が韓国に来た」という実績モドキが積まれるだけ。
 それだけで「日本がひさまずいた」みたいな言われようをするのは目に見えている。

 去年、二階幹事長が「韓日議員連盟会長(当時)に会ってあることないこと言われるのは困る」ということで韓日議員連盟会長であるカン・チャンイルとの面談を断ったなんてことがありました。
 あれが現状の日韓関係のすべてを語っています。
 下手に韓国側と会談して「会談成功」とされることは日本側にとってデメリットでしかない。
 すでに今回の韓日議員連盟会長訪日でそういうこともありましたしね。

 そういった嘘の後始末にリソースを取られるくらいなら、最初から会わないという選択肢は十分に合理的。
 というかもう12月4日だってば。年内に開催できるのならスケジュールの発表くらいできるでしょ。

韓国政府、ようやくワクチン供給の契約を発表……ただし、摂取時期は来年の秋以降。契約した数は発表せず

韓国政府、アストラゼネカ社とワクチン購入契約…来年ごろ接種(中央日報)
ワクチンの確保に後れをとっているという指摘を受けてきた韓国政府が初めて新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチン契約を結んだことが分かった。その間英国政府は世界で初めて米ファイザー社とドイツのバイオNテック社が開発した新型肺炎ワクチンの使用を承認した。

2日、韓国保健当局によると、韓国政府は先月27日アストラゼネカとワクチン購入契約を完了した。政府は10月からモデルナ、ファイザー、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ノババックスなどと供給契約交渉を行ってきた。

政府の核心関係者はこの日「アストラゼネカとは契約が実現し、ジョンソン・エンド・ジョンソンとファイザーとは覚書(MOU)を締結した。物量の確定、導入時期は今後交渉する必要がある」と伝えた。彼は「モデルナとはMOUも結ぶことができず、引き続き交渉している」と話した。 (中略)

政府がワクチンの供給契約を締結したと言ってもすぐに接種が始まるわけではない。保健当局が副作用事例などを検討した後、使用を承認する必要がある。ワクチンに適合した特殊冷蔵・冷凍流通ネットワークを構築する必要があり、ワクチン接種後に生じ得る副作用の報告体系なども作らなければならない。このような過程を経れば、実際の接種時期は来年に持ち越されることになる。
(引用ここまで)


 韓国政府がようやく「アストラゼネカとワクチン供給の契約を行った」との発表を行いました。
 ただし、供給時期、供給量については言及なし。
 いくつかの報道では接種開始時期については来年の秋以降ではないかとされています。
 なんとか夏をやりすごして、感染が増える前の秋のうちには……という感じですかね。

「アストラ」ワクチンの国内接種時期は……「契約遅くなり、早くても来年の秋 」(中央日報・朝鮮語)

 以前から書いていたように「いまからの契約では列の最後に並ぶしかない」ということで、来年の秋以降。
 それ以外にもアストラゼネカのワクチンは一部をSKバイオサイエンスが生産していることから、そこから供給がされるのではないかという期待があることが書かれていますね。
 ま、そんなこたないんですが。
 この分だと同様に韓国に生産設備を持っているらしいロシア企業によるワクチン供給も優先順位が上がるというようなことはなさそうです。

 気になるのは供給量が発表されていないところ。
 政府関係者の談としては「充分な摂取数を用意できている」とのことですが、それなら契約できた数を発表してしまえばいいのですよね。
 日本では1億回分を確保したと発表し、欧米各国も発表しています。最近になってアジアの国々もそれぞれ「○○万回分のワクチンを確保した」というような発表を続々としています。
 それは国民を安心させるためでもあり、株式マーケットへのアピールでもあるのですけども。
 それができないていどの契約数、ということかな。

「ワクチン」で検索するとゴミのような書籍が山ほど出てくるのですが、この2冊は少なくともまとも。



楽韓さん、本日の動向 - セールが終わると気が抜けてしまう

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 ブラックフライデーとサイバーマンデーが終わって気が抜けた感じ。
 いくつかガジェットは注文したのでまたおすすめ品を増やしたいところ。サプリとかも新しく使いたいのだけども、確実に効果が実感できるっていうものなんてそんなにないもんなぁ。
 クエン酸とルテインはその珍しい例外でしかない。

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 昨日は秋葉原のアロマズ・オブ・インディアでラムチョップとララゴースト。ララゴーストは挽肉と塊の両方が入ったラムカレーです。

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 両方とも羊肉で失敗したかなーと思ったのだけども。どちらもおいしかった。
 ただ、どちらも味付け濃いめ。ララゴーストは濃いというか、もはや「味が強い」としか表現できない。
 この店にかぎらず、北インド料理のお店は強めな傾向があるなぁ。おいしいのですけどね。

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