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2021年01月

韓国の司法トップ、与党におもねって嘘をつき通し、国会で偽証……録音データを提出されてようやく謝罪へ……これがK三権分立

カテゴリ:面白記事 コメント:(69)
【社説】うそつき大法院長保有国、「文在寅の国」の真骨頂(朝鮮日報)
金命洙(キム・ミョンス)大法院長が昨年5月、辞表を出した林成根(イム・ソングン)釜山高裁部長判事に「辞表を受理すれば、国会で弾劾ができなくなる」と語った問題で、金大法院長はそんなことは言っていないと否定していたがうそと判明した。林部長判事が当時の会話記録を公開したことで逃げられなくなった。判事はうそを判断する存在だ。ところが、一般の判事でもない大法院長がうそをつく。海外でも話題にされてしまう出来事だ。うそがばれても恥ずかしがる様子もない。

 大法院長が「うそ」をついた事実だけでも驚くべきことだが、そのうその過程には本当にあきれる。政治家や詐欺師が繰り広げる茶番レベルのおとぼけ、もみ消し、前言撤回などを大法院長が見せてくれた。

 金大法院長は「弾劾問題で辞表を受理できないという趣旨のことは言った事実はない」としらを切った。2人で会話していたので他に証人はいないと信じ、真っ赤なうそをついたのだ。良心を欠く人物だ。さらに驚くべきことには、そのうそを大法院名義の答弁書に盛り込み、野党議員に送ったことだ。国会で事実上の偽証までした。林部長判事が改めて「大法院長がそういうことを言った」と反論しても、それをもみ消して持ちこたえた。林部長判事が会話記録を公開しなかったとすれば、民主党は林部長判事をうそつきとして追及したはずだ。それでも足りないと思っている人物たちだ。
(引用ここまで)


 昨日、ざくっとですがイム判事への弾劾についてまとめてますので、そちらもご覧ください。
 ちなみにイム判事はすでに任期満了を迎えていて、国会の弾劾決議案を受け継ぐ形になる憲法裁判所は却下するだろうとみられています。
 要するに他の判事への圧力として弾劾された、ということですね。

 さて、キム・ミョンス大法院長(日本の最高裁長官に相当)が「きみの辞表は受け取れない。なぜなら与党が弾劾にかけようとしているから」という話を去年の4月にした……という件。
 この会話が本当であれば、司法のトップが立法府の行動を横目で見ながら動いていたということで。
 三権分立の原則が脅かされる話になるわけです。

 この会話をすっぱ抜いたのは朝鮮日報で、それに対してキム大法院長は「そのような会話はない」とあっさりと否定。
 この会話はキム大法院長とイム判事のふたりしかいない部屋で行われたものであったとのことで。
 いわゆる「言った言わない」になるのかなぁ……と経緯を見ていたのですが。
 イム判事はさらに詳しいシチュエーション込みで「こうこうこういった状況下でその言葉を言われた」と解説までしてきたのですよ。
 ですが、キム大法院長はさらに否定。

 イム判事側は「そこまで否定するなら録音データを出す」として、メディアに公開したという経緯だったのでした。
 それが弾劾が審議される当日のことだったのですが、なんと与党は「こんな録音データを出してくるなんて信じらない」として弾劾にかけたのでした。
 まあ、最初から弾劾ありきでの話だったので当然ですけども。

 で、冒頭に書いたようにこの弾劾騒ぎ自体は茶番でしかない。まず間違いなく憲法裁判所で却下される事例。
 ですが、キム・ミョンス大法院長が嘘をついていた、という事実はくっきりと残るわけです。
 キム大法院長は弾劾成立後に「9ヶ月前のことで記憶違いだった」と謝罪したのですが。
 9ヶ月前のことすら覚えていられない記憶力しかない人間が大法院長をやっていていいのかとなるわけです。

 そこらの判事じゃなく、大法院長。つまり、司法府のトップですからね。
 ま、実際には大法官(最高裁判所での裁判官)経験なしに地裁所長という立場から、ムン・ジェインによって大法院長に抜擢された人物でしかない。
 こうなるべくしてなった……というべきか。
 韓国は司法府のトップですらこんなのでしかない、という話としてキープできるかなとは思います。
 韓国人と会話する時は録音が必要なのだ、ということかな。

 ちなみに慰安婦合意で作られた財団も、元慰安婦らにお金を渡す時は徹底的に録音・録画にこだわったとのこと。
 正解、ですね。
 ムン・ジェインは慰安婦合意の齟齬を探すために、元慰安婦らと財団との交渉を検証したとのことですが、失敗に終わったのだそうですわ。

 そのあたりの話は木村幹教授が書いているこの記事に掲載されてます。

米韓首脳電話会談、初手から米韓で見解の違い……ホワイトハウス「米韓同盟は東北アジアの核心軸」……つまり、韓国はインド太平洋戦略とは無縁だということか

文-バイデン大統領、最初の電話会談から見解の違い鮮明に(中央日報)
韓経:バイデン氏「韓米同盟、北東アジアのリンチピン」…インド太平洋戦略から韓国外されたか(中央日報)
この日午前8時25分から57分まで32分間行われた会談直後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はすぐにツイートを上げた。文大統領は「私とバイデン大統領は共同の価値に基づく韓米同盟を一次元アップグレードすることを約束した」と明らかにした。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の姜ミン碩(カン・ミンソク)報道官は会見で「両首脳は韓米同盟を韓半島(朝鮮半島)とインド太平洋地域の協力を越えて民主主義・人権増進に寄与する包括的戦略同盟として引き続き発展させていくことにした」と明らかにした。 (中略)

だが、電話会談後のホワイトハウスの発表をみると、両国間の温度差が明らかになった。対中牽制を念頭に置いた概念や表現がほぼ抜けていた。代表的な例が「インド太平洋」だ。ホワイトハウスはこの日、報道資料を通じてバイデン大統領が韓米同盟をインド太平洋ではない「東北アジアの核心軸(linchpin)」と表現したと伝えた。

これは先月27日、バイデン大統領と菅義偉首相の電話会談後の発表内容と比較される。当時ホワイトハウスは「両首脳はインド太平洋の平和と繁栄のための礎(cornerstone)で米日同盟の重要性を強調した」と明らかにした。バイデン大統領はこの日、オーストラリアのスコット・モリソン首相とも電話会談に臨んだが、ホワイトハウスは「バイデン大統領が米国・オーストラリア同盟をインド太平洋と世界の安定を守るための錨(anchor)として重視した」と明らかにした。

まとめると、韓米同盟は「北東アジアの核心軸」、日米同盟は「インド太平洋の礎」、米豪同盟は「インド太平洋と世界の錨」と表現したが、中国牽制などグローバル戦略でどの同盟をより重視するのかそれとなく表現したといえる。 (中略)

このような違いに対して、青瓦台の核心関係者は「電話会談以降、両側が調整しないでそれぞれ発表した。ホワイトハウスの資料も脈絡は同じだとみる」と話した。
(引用ここまで)

通常、韓国政府は韓米外交で「領域内」「北東アジア地域」などを好む反面、米国は「インド太平洋」という表現を主に使ってきた。インド太平洋地域を強調するのは、この地域の安定を脅かす国に挙げられている中国に対する牽制に韓国の参加を要求すると解釈されるためだ。昨年11月の電話会談で、バイデン氏がインド太平洋同盟のリンチピン役を注文し、「反中戦線」への参加を迂回的に圧迫したという分析が出たりもした。一部では数カ月にわたり韓国がインド太平洋から除外されていることについて、米国の韓米同盟戦略に変化があるのではないかという見方も出ている。
(引用ここまで)


 昨日の米韓電話首脳会談について書いたエントリで「韓国とアメリカ、それぞれの発表をつきあわせてみないと評価はできない」とちらと書いていました。
 案の定、表記の差異が大きく出てきましたね。

 先月に行われた菅総理とバイデン大統領の電話首脳会談で、後日に出された外務省の概要とホワイトハウスのREADOUTでは大きな差はなく「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)という表記も両者に記されていました。
 これはバイデン政権が対中国戦略としてのインド太平洋戦略、およびクアッドをトランプ政権から継承する、という意思表明であったと見て間違いありません。
 もうひとつの包囲網であるCPTPPへの復帰はアメリカ国民からのFTA不信が大きく、なかなか難しいと思いますが2期目があれば可能性は出てくると思います。

 さて、米韓電話首脳会談。
 さっそく齟齬が出てきて苦笑します。
 ムン・ジェイン側が「朝鮮半島、インド太平洋地域を越えて(世界での)民主主義・人権増進に〜」と、珍しく「インド太平洋」という語句を使ったのに比べて、ホワイトハウスのREADOUTは「米韓同盟は北東アジアのリンチピン(核心軸)であり〜」との表記。

 韓国の一部メディアからは「中国との両天秤外交を繰り広げている韓国への配慮ではないか」との記述もあるのですが、まあ普通に考えれば「おまえんところはインド太平洋戦略に組み入れられてないから」っていう宣言でしかない。
 バイデン大統領は副大統領時代にも韓国のやりようというものをよく見てきましたし、「韓国がアメリカの逆側に賭けるのはよくない」という発言があったことでも知られています。
 日韓間の慰安婦合意でも一定の役割を果たしたのではないか、ともされています。

 インド太平洋戦略から除外する、までは行かなくとも「韓国のやってきていることはよく知っている」という宣言といえるかもしれませんね。
 まあ、韓国がこだわって「日本よりも韓国が上の扱いだ」としているリンチピンという言葉を使ってもらってよかったですね?

韓国の半官製クレーマー集団VANK、「慰安婦は売春婦」論文叩きに参戦 → 「雑誌は論文掲載を撤回せよ」「ハーバード大学は教授を懲戒処分にしろ!」

「慰安婦=売春婦だと? おまえは日本帝国大学教授なのか」(オーマイニュース・朝鮮語)
サイバー外交使節団VANKが「慰安婦は売春婦」という内容の論文を作成したジョン・マーク・ラムザイヤー教授に抗議するグローバルキャンペーンに着手した。 (中略)

VANKは「日本政府がハーバード大学のように、世界的に有名な大学教授という公信力を介して日本の右翼の歴史観を国際標準に作ろうと全方位的にしようとしているのは大きな問題」と主張した。

VANKは続いて「ラムザイヤー教授の論文が国際社会に広がる前にこの問題を国際社会にきちんと知らせるグローバル キャンペーンを推進する」と明らかにした。

VANKは、まずラムザイヤー教授が少女像の隣の椅子に座っている姿を形象化したデジタルポスターを制作し、海外に展開する活動を推進することにした。

また、この教授所属大学であるハーバード大学ロースクール学長とハーバード大学総長にラムザイヤー教授の問題を知らせる抗議書簡を送り、世界最大請願サイトchange.orgにラムザイヤー教授の歴史歪曲を問題視する請願(http:// maywespeak.com / thesis)を上げた。
(引用ここまで)


 ハーバード大学のラムザイヤー教授による「慰安婦は売春婦であった」との論文について、韓国の半官製クレーマーであるVANKが「国際社会に向けてラムザイヤー教授を糾弾する」としています。

 下がそのポスター。

スクリーンショット 2021-02-05 11.04.11.png
 書いてある英文はざっくりこんな感じ
「ラムザイヤー教授、あなたは21世紀のハーバード大学の教授なのか
それとも100年間3絵の日本帝国大学の教授なのか。

あなたの論文は日本の戦争犯罪を歪曲し、日本の侵略戦争を合理化し、侵略戦争の責任を取らないための日本政府のメガホンとして使われています。

日本政府の操り人形となることをやめよ!

 ポスターに書いてあるのはそれだけですが、サイトでは雑誌に対して論文掲載の撤回、そしてハーバード大学に対して懲戒処分を行うように求めています。
 「我々は学術研究を侵害する」という宣言ですね。
 ここでも「河野談話の精神に反している」という話も書かれていて、河野談話の罪深さがどれほどなのかということが分かりますわ。
 VANKはポリコレ棒で武装しているので、それら勢力の助力が得られるかどうかが問題になりそうかな。

 さてVANKの参戦でのっぴきならないところにやってきた、という感じですかね。
 韓国メディアは批判一辺倒。
 半官製クレイマーであるVANKが参戦。
 韓国政府はどういった対応をとるかがちょっと注目点。
 でもまあ、VANKの参戦くらいまではラムザイヤー教授としてみれば当初から想定していた話ではあるでしょう。
 今回の論文に関しては話が拡がれば拡がるほど、日本にとっては望むところなのではありますが。

慰安婦問題の決算 現代史の深淵
秦 郁彦
PHP研究所
2016-07-29