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2021年03月

韓国政府製の韓流パンフレット「日本人は陰険」「信じられない民族」、「中国は天子の国、天朝」「多民族で構成され文化的多様性のある国」

カテゴリ:中韓関係 コメント:(144)
韓国外交部パンフレットに「中国、外来文化に包容…日本、陰険で信じられない民族と誤解される場合ある」(中央日報)
韓国外交部が最近、国会をはじめとする公共機関に配布した韓流関連パンフレットに、中国は丁寧な態度を示している反面、日本に対しては冷遇するような表現が含まれていて問題になっている。

野党「国民の力」の金起ヒョン(キム・ギヒョン)議員によると、外交部は最近、韓国国際交流財団と共同で作成した『地球村韓流現況』というパンフレットを国会に配布した。韓流文化が全世界にどのように拡張しているのかを説明する内容だ。

問題は韓流消費の最も大きな市場であり隣国である中国と日本を紹介する部分だ。中国の「文化的特性および考慮事項」項目に「古代から中国は天子の国、すなわち天朝と呼ばれた」「現世的な特性が強い中国人は世界最高水準の雄壮で華やかな皇帝文化を作った」などと紹介した。あわせて「56の多民族で構成された中国文化は世界で由来を見つけられないほどの文化的多様性と外来文化に対する包容性を持つに至った」とも書かれている。このように中国文化を称賛して尊重する表現が至るところに登場している。

反面、日本の「文化的特性」項目には「自分たちの身分に相応する地位を持ち、そこから外れない行動をすることを重視する」「日本人は自身が持っている本心を明確に出さずに自身が属した組織や団体の意見に従う傾向があるが、これは組織や集団の目標を安定的に達成しようと思うところから始まる。これを通常、日本人たちの本音(個人の本心)と建前(社会的規範に基づいた意見)といって、このような背景を理解できない外国人は日本人が陰険で信じられない民族だと誤解する場合があるが、日本人は相手の本音と建前を自然に読みあい、これに合わせていく」と紹介した。誤解するなとは断っているが、「陰険」「信じられない民族」という表現は聞き方によっては蔑視発言としても受け取ることができるような部分だ。
(引用ここまで)


 「日本人は陰険に思われることがある」「信じられないような民族だと誤解 する場合がある」  よいのではないでしょうかね。
 韓国人が日本人をそう見ている、という話ですから。
 よく分かる話。
 そもそも、「地球村韓流現況」なるパンフレットそんなものを書く必要があるのかどうか。そこから考えたほうがよかったと思いますけどね。

 それよりも面白いのが中国に対する解説ですね。
「古代から中国は天子の国、すなわち天朝と呼ばれた」「多民族で構成された中国文化は世界で由来を見つけられないほどの文化的多様性と外来文化に対する包容性を持つに至った」
 「天子の国、天朝」はよかったなぁ。
 憧憬というものが抑えられていない。ウイグル問題なんてどこ吹く風。

 どちらも「韓国人から見た中国」「韓国人から見た日本」がよく描写できているのではないかと思います。
 このパンフレット、他の国の描写がどうなってるのか読みたいのでちょっとほしいくらいです。

ソウル、釜山の同時市長選挙目前でムン・ジェイン見切りをつける韓国の若者たち

【コラム】安っぽい感性の有効期限は終わった=韓国(中央日報)
現執権勢力はその根となる盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権以降、組分けをしながら利益を得てきた。持つ者に対する盲目的な憎悪、脈絡のない反日・反米追求、反倫理的な高齢者侮蔑を「積弊」というそれらしき言葉の中に包み込み、無差別的な憎悪を広めた。すべてが国に毒を植え付ける行為だったが、組分けして票を得ることばかり考える宣伝扇動の達人は、テイクアウトアメリカーノ、バックパックのような若者層に訴える感性アイテムでこれを隠した。相対的に持たない者に属する若い世代は、この偽善的な権力集団の都合の良い標的だった。

その20代が今は変わった。ちょうど10年前の2011年のソウル市長補欠選挙では、ツイッターセレブ(有名人)だったチョ・グク元法務部長官の「孝行」という称賛リツイートを一度受けようと「(保守性向の)親の投票を防ぐために旅行に送ってプレゼントをする」というコメントを競争的に載せ、朴元淳(パク・ウォンスン)候補に一票を行使したとすれば、今の20代は真っ先にこの勢力に背を向ける。いや、呉世勲(オ・セフン)国民の力候補者の遊説の演壇に立って、文在寅(ムン・ジェイン)政権まで最も辛らつに批判するのが20代の青年たちだ。「経験値が少ない20代(朴映宣候補の20代侮蔑発言)がなぜ朴映宣に投票しないかを知らせる」として分裂の政治を終わらせようという求職者、「20代を侮蔑してまだ間もないが、波紋が広がると税金で恩着せがましいことを話す。ガキ扱いするな」というソウル大生、「大韓民国の未来が見えない。40代はどうか賢明な判断をしてほしい」と訴える大学生など、怒った青年の支持が今、野党に集まっている。
(引用ここまで)


 中央日報がムン・ジェイン政権に対して完全に反旗を翻していますね。
 政権発足直後は完全に股くぐりでもするくらいの勢いでしたが、去年の頭くらいから「これはダメだな」と見切りをつけた感じ。
 もちろん、強圧的なムン・ジェイン政権の方向性は変わっていませんが、国民の多くがそれを支持しなくなってきたことが大きいですかね。
 低迷する雇用、いつまで経っても好転しない経済。まあ、新型コロナに伴うK防疫の幻影で去年の総選挙は圧勝できましたが。
 あれが最後のあだ花になったかな。

 で、今回のコラムは20代が完全にムン・ジェインを見切ったというもの。
 これまで希望を抱かせることでなんとかなってきた支持率も、ムン・ジェインのやりようではダメだと悟ったのでしょう。
 というか、これまでの政権となにも変わらない「ウリとナム」だったわけですが、「我々が政権を担えば社会は公正になり、正義が果たされるのだ」と大見得を切って、期待値を上げるだけ上げていた反動ですわな。

 ソウルと釜山の同時市長選挙では1週間前になって支持率調査禁止期間に入りました。
 調査によって数字は異なりますが、一本化に成功した野党候補が与党候補を大きく引き離しています。


ソウル市長選 最大野党候補が与党候補を20P超リード=投票前最後の世論調査(聯合ニュース)

 他の調査も見てもましたが、おおむね20%ポイントの差。どんなに低くても15%ポイント以下のところはないですね。
 日曜日までにこの差を逆転で切り可能性は……なくはないでしょうが、ほぼ皆無。
 オ・セフン元ソウル市長の勝利は揺らがないかな。もともとが保守地盤である釜山はいうまでもなく。

 1年後の大統領選にも大きく影響を及ぼすことでしょうし、ムン・ジェイン大統領は残りの任期をレイムダックとして過ごさざるをえない。
 対日外交でもより強気に出るしかない。
 古田博司教授はノ・ムヒョンが最後に南北統一を宣言するのではないかと危惧していましたが、ムン・ジェインもそれに近しい破れかぶれをするのではないかと感じられます。
 ノ・ムヒョン政権は支持率を一顧だにしなくてもいいような状況(最終的には一桁半ば)でしたが、ムン・ジェインはまだ院政を敷いて逮捕を免れるという野望があるのでそこまでめちゃくちゃになるかどうかは支持率次第ではあると思います。
 ただ対日外交で一切退けなくなりつつあるのは間違いありません。

韓国外相「慰安婦合意に基づいて日本が誠意ある謝罪をすれば問題の99%は解決される」……エイプリルフールじゃないんだな、これが

韓国外交部長官「米中、選択要求しない…日本、慰安婦合意精神守るべき」(中央日報)
鄭長官は最悪の状況に突き進んでいると評価されている韓日関係について、「対話の扉はいつでも開いているが歴史問題については日本の謝罪が先」という従来の立場を繰り返した。特に歴史問題の葛藤の核心軸である慰安婦問題に関連して「2015年韓日慰安婦合意精神により、日本が反省し、誠意ある謝罪をすれば、問題の99%は解決される。(日本が)決心するかどうかにかかっている」と話した。

これは慰安婦問題に関連した日本の誠意ある態度を要求する発言だったが、「慰安婦合意精神」に言及したことについては論争が予想される。「被害者中心主義の欠如」を理由に和解・癒やし財団を解散するなど韓日慰安婦合意を事実上無効にしたのは文在寅(ムン・ジェイン)政府だからだ。そのようにしておきながら逆に日本側に合意を守れという趣旨で迫るのは前後が合わないという指摘だ。日本側では慰安婦合意を通じてすでに「日本総理大臣」が謝罪表明をしたが、追加で何の謝罪をしろということなのかという反発を受ける素地も残る。

鄭長官はその一方で「韓日外交長官会談が早期に開催されるようになることを希望している。いかなる形態でも会う用意がある」とし、和解のジェスチャーを送った。
(引用ここまで)


 チョン・ウィヨン外交部長官が史上最悪ともされる日韓関係について、その原因のひとつである慰安婦問題について「慰安婦合意に基づいて日本が真なる謝罪をすれば99%は解決する」と発言しました。
 エイプリルフールネタかと思いきや、そうにあらず。
 ……あれだな、こいつさては合意文書読んでないな?

 すでに当時の安倍総理の名前において謝罪はされているし、それを前提として10億円を供出するところまでで日本の担当分は終了。
 その10億円を使って、財団を作って元慰安婦らにケアをするというのは韓国政府の分担。
 これらが為されることで「慰安婦問題は最終的かつ不可逆的に解決した」のです。

 ムン・ジェイン政権は合意に瑕疵がないか探しまくったのですが、けっきょくはなにも見つけ出すことができなかった。
 特に元慰安婦らにお金を渡す際に、主旨を違えて説明していないかと集中して調査したようですが。
 きっちりと財団側は「このお金は日本政府からこういった主旨で渡されるものです」ということを数回に渡って説明していて、かつそれを録画・録音していた。日本政府の要望もあったようですね。
 ムン・ジェイン政権はどうしても覆すことができずに、腹立ち紛れに財団の解散しかできなかったと。

 ついでにいえば、さらに謝罪を云々はすでに出ていることです。
 韓国側から「元慰安婦に直接、謝罪の手紙を書いてほしい」という話が出たことがあるのですね。
 当初は和解・癒やし財団側から、ついで韓国政府からも「感性的追加措置を」と要求されたことがありました。
 しかし、日本側はきっぱりと「合意にないことはできない」と断っています。

 合意を真摯に遂行しているのはどちらか、という話なのです。
 合意当時、アメリカからも賛意が示され、かつ国連事務総長であったパン・ギムンも歓迎の意を表明していた。
 「真なる謝罪」とやらは、その合意を破る行為ですらあるのですよ。
 どうせ真なる謝罪をしても、新・真なる謝罪Mk2とかが必要になるのですから。
 それはちょっと前の天皇陛下(現在の上皇さま)による「痛惜の念」についてエスカレーションをしているという話でもよく分かるかと思います。
 ま、どうせ日韓外相会談なんてそうは行われないでしょうからね。