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2021年06月

韓国政府、世界最大規模のニッケル鉱山を売却へ……メディアからは「Kバッテリーに必要な素材をなぜ売るのだ」とブーイングされるものの……

「積弊かもしれない、ひとまず売ってみよう」……資源開発の反対側に行く韓国(毎日経済・朝鮮語)
韓国鉱物資源公社が2011年から保有してきたカナダの銅探査企業「キャップストーンマイニング」の株式1971億ウォン分を5月末全量売却したことが確認された。合同開発を推進したチリのサントドミンゴ銅鉱山の権益30%(約1320億円)をキャップストーン側に渡してから2カ月後のことだ。
18日、鉱物公社は5月28日、キャップストーンの株式11%(4019万8632株)を全量売却したと発表した。 (中略)

現政府は、MB政府当時推進した海外資源事業をすべて「積弊」の烙印を押して売却を進めている。
この過程で、銅、ニッケルなどの有望な戦略鉱物資産が無分別に処分される恐れが大きい。 (中略)

18日、鉱物公社によると公社はパナマのブレパナマ銅鉱山、オーストラリア ワイオング有煙炭鉱山、アフリカ マダガスカルのアンバトビー ニッケル・コバルト鉱山などの売却を進めている。 (中略)

アンバトビー鉱山は国内で4兆6000億ウォン以上を投入した最大の海外資源開発事業である。埋蔵量はニッケル鉱石1億4620万tで、世界3大ニッケル鉱山に挙げられる。しかし、コロナ19に鉱山操業が中断され、昨年上半期だけで1兆6000億ウォンを超える損失を出した。現在鉱物公社22.5%、ポスコインターナショナル4%、STX 1%など韓国コンソーシアムが27.5%の株式を保有している。鉱物公社は保有株式全量を販売するという方針だ。
(引用ここまで)


 イ・ミョンバク時代に「資源外交」として、売りに出されているさまざまな資源を買ってきたのですが。
 ムン・ジェイン大統領はパク・クネよりもイ・ミョンバクに対して恨みが強いのです。
 イ・ミョンバク時代に検察に追いこまれたことがノ・ムヒョンが自死を選んだ原因であり、その葬儀委員長をやったほどですから。

 イ・ミョンバクが行った4大河川事業もすべて潰し、かつ資源外交もすべて潰す。
 まあ、それ以前に鉱物資源公社が赤字でどうしようもないところまで追いこまれているので、身軽にするという意味もあるのですが。
 それにしてもアンバトビーのニッケル・コバルト鉱山はようやく操業が開始されて、ニッケルも高値をつけているのに売却するんだそうですよ。

 ちなみにアンバトビー鉱山の大株主は住友商事。
 住友商事は鉱山株の買収に積極的らしいとの話。カナダ企業の持ち分も買っていて、過半数を持っているはずです。

 というのもニッケルは低炭素時代に向けて、バッテリー製造に必要な素材だから。
 韓国では大統領府が「Kバッテリー」とか言い出して大容量バッテリー製造を牽引しようとしているのですが。
 ニッケル鉱山売却はその方針に反しているのではないか、という社説が出てたりもします。

[社説]銅及びニッケル鉱山だ売ればKバッテリー成功できるか(イーデイリー・朝鮮語)

 ……まあ、個人的な恨みを晴らそうとしているだけだからなぁ。
 こうしてクローズアップされることになるだろうと思っていろいろと情報収集してきた資源外交も消滅するか。

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韓国政府「妄言の相馬公使に『当然の措置』を要求する」→日本政府「適材適所で判断する」と完全スルー……時代は変わりましたね

相馬公使発言のフォローアップがない日本……これといった対策のない政府(京郷新聞・朝鮮語)
27日、外交部によると日本側は韓国政府が相馬公使の暴言論議と関連し要求してき「当然の措置」について、回答をしていない。政府が日本に要求事項を具体的に特定しなかったが、事態の再発防止を目的と明らかにしたところで相馬公使の本国召還などの人事措置を要求したと受け止められた。

過去16日の報道による相馬公使の暴言論議から2週間が経過しているが、日本側は遺憾表明のほか特別な措置を実行していない。日本政府が、近いうち相馬工事に対する懲戒手続きに着手するものと見るべき動きもまだない。

むしろ日本政府のスポークスマンである加藤官房長官が去る19日、「茂木外相が適材適所の観点から判断する」と述べたことをめぐり、日本が即時召喚の代わりに定期人事を理由に相馬工事を呼び込む方法で収束するという観測も出ている。当初相馬公使は早ければ来月にも任期を終えて帰国する予定だった。

韓国政府は一応、日本の対応を見守ってから今後の対応を検討するという立場だ。過去20〜21日に日本を訪問したチェ・ジョンゴン外交部第1次官も森健良事務次官との会談で正式に措置をとることを要求している。しかし、日本政府が韓国側の要求に対して無視を続ける場合には、政府としてもこれといった対策がないという指摘も出ている。一部では政府が外交上の忌避人物(PNG)指定など、より強硬な手段を持ち出す可能性も提起されているが、長期間梗塞状態が続く韓日関係に大々的な波紋を呼ぶ可能性が高く、慎重論が優勢だ。
(引用ここまで)


 「ムン・ジェイン大統領の外交はオ●ニー」発言で一気に著名になった在韓日本大使館の相馬総括公使に対して、韓国側は「当然の措置」を要求してきました。
 先日の日韓次官級会談でもチェ・ジョンゴン第1次官から措置の要求があったそうです。
 ですが、ここまで日本側からは一切の反応はなし。
 公式の反応は加藤官房長官による「外相が適材適所で判断する」というものだけ。

 韓国側からはPNG、すなわちペルソナ・ノン・グラータに指定するのはどうかという話も出ているとのことですが。
 さすがにそれは外交的に大問題になりかねないということで慎重論が優勢。

 ただ、日本政府はまず「懲戒」はしないでしょうね。
 現状の厳重注意で終了でしょう。
 かつては「共産主義に対する盾」であった韓国の存在感が大きかったのですよ。
 実際、20世紀にあった1兆円規模の経済支援なんかもそのためのものであったのは間違いない。
 韓国の「中ソに対抗する緩衝地」という意義は小さくなかったのです。
 その文脈の中では、韓国が「妄言だ」と騒げば大臣・長官級であっても実質的に罷免するような事態もあったわけです。

 ですが、そのような時代はすでに終わり。
 むしろ韓国が日米連携、クアッド連携の足を引っ張りかねない状況になりつつある。
 なにも韓国に対してひるむところもない。
 世論調査の結果もそれを支持している。
 であれば、相馬公使を「更迭」することはないでしょうね。人事異動はあったとしても。
 そして、韓国はそれに対してなんの対抗手段も持たないのです。
 ペルソナノングラータ指定してしてみます?

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 文中の1兆円規模の経済支援詳細はこの本を参照。
秘録・日韓1兆円資金
小倉和夫
講談社
2013-04-05

韓国メディア「ワクチン製造企業との契約がおかしい。やり直せ!」……そんなことできるわけないでしょ

韓国、モデルナに続いてノババックスも支障…下半期のワクチン需給に混乱続く(中央日報)
韓国、7月モデルナ200万回分が足りなくても抗議できない…怪しいモデルナ契約(中央日報)
新型コロナワクチンの需給日程が先送りされ、50代の接種計画に混乱が続いている。モデルナ社が生産に支障が生じたという理由で7月に供給することにしていた物量を8月に提供すると通知してきたためだ。防疫当局は直ちに来週予定された満55~59歳対象者にモデルナ製の代わりにファイザー製ワクチンを接種することにした。わずか2週間前に公言した「7月内ワクチン1000万回分導入」の約束は守れなくなった。さらに、7-9月期から導入される予定のヤンセン製とノババックス製ワクチンの需給状況もめどが立たず、下半期の接種日程全体が複雑になるのではないかという懸念の声があがる。 (中略)

7-9月期のノババックス製とヤンセン製ワクチンの需給日程も依然として不透明だ。ノババックス製は4000万回分が予定されているが、直ちに食品医薬品安全処の品目許可を得たものから遅れ、9月接種も難しいだろうという見通しが出ている。ヤンセン製は米国政府が供与した100万回分を除けば、29日に入ってくる10万1000回分が全部。約590万回分がさらに必要だが、具体的な日程は発表されたのがない。
(引用ここまで)

このような事情にもモデルナが契約違反をしたわけではない。政府がモデルナに抗議や問題提起をすることもできない。政府は昨年末4000万回分のモデルナ製ワクチンの先行購買契約を締結した。導入物量は四半期別に決まっているという。該当四半期別の物量の中で再び月別、週別物量を協議して搬入する方式だ。このため、生産問題にともなう物量の繰り越しも契約違反事項でない。どうせ「7-9月期」内物量だからだ。7月であれ9月であれ、四半期内に提供してもらえれば契約違反でない。

慶尚南道(キョンサンナムド)医師会のマ・サンヒョク感染病対策委院長は「製薬業界では政府がモデルナと不合理な契約を結んだという指摘が出る。需給の不安定に備えていない」として「ファイザーの場合、毎週定期的に入ってきて今までこれを破ったことがない。モデルナとは違う。政府はより安定したワクチン需給策を立てるべきだ。ワクチンのビジネス経験が豊かな民間専門家とともに戦略を新たに立てる必要がある」と話した。
(引用ここまで)


 モデルナ製のワクチンの納入が遅れていることについて、韓国メディアからは恨み節が垂れ流されています。
 中央日報日本版だけをとりあえずピックアップしていますが、実際にはどのメディアもこうした「詳細を明かすことができない契約」に対して苛立ちを見せているといったところ。
 「不利な契約をやり直せ」とか言ってますが、こういう部分がそのまま日韓基本条約を否定する話につながっているのでしょうね。

 結果、「勝った勝った」と大騒ぎしていたはずの接種率で日本に置き去りにされ、どうにかこうにか13.5%になっただけでしかない。

fullyvaccined_210728.png
https://ourworldindata.org/grapher/share-people-fully-vaccinated-covid?time=2021-05-01..latest&country=JPN~KOR~OWID_WRL

 まあ、恨むのであれば「K防疫最高!」とかやって舞い上がってた政府を恨むべきでしょう。ワクチン製造企業との契約を急がなかったのですから。
 おまけに「副反応等の様子を見られるのはよいことだ」とかマヌケな話をしていたほど。
 でもって、2月頃のちょっと面白い記事を発掘してきたので見てみません?

欧州でワクチン不足問題も…「問題ない」と自信を表す韓国政府(中央日報)
こうした状況で韓国の疾病管理庁中央防疫対策本部は24日、「韓国ではSKバイオサイエンスが生産するアストラゼネカのワクチンを1-3月期から供給する予定であり、現在のところ計画に変動はない」と明らかにした。政府は韓国では国内生産ワクチンから供給されるため供給に支障はないとみている。国内ではSKバイオサイエンスがアストラゼネカのワクチンとノババックスのワクチンを委託生産する。
(引用ここまで)

 どうもこの「SKバイオサイエンスが委託生産する分があるので韓国への供給は問題ない」と思いこんでいた感じがあります。
 ま、現実はそんなわけもなく。
 途中、「輸出規制でSKバイオの生産しているアストラゼネカのワクチンを韓国に廻せないか」ともしていたのですが、ただの下請生産企業にそんなことをできるはずもない。

 それでなくてもモデルナは研究だけをする企業であって、工場を持たないことから生産のすべてを掌握することができない。
 日本も契約したのは5000万回分とファイザーのサブ扱いであったのは、そういう部分を考慮した上でのことだったのでしょう。
 しかし、以前も書いたけども去年の中頃の時点でファイザー、モデルナ、アストラゼネカをそれぞれ契約する方針を立てた人物が内閣なり厚労省なりにいたはずなのですが。
 誰なんだろうな。とんでもなく海外のワクチン事情に詳しい人物なのか、それとも単純にとてつもなく運がいい人物なのか。どちらにしてもそのあたりのストーリーが気になるところ。

 で、さらにヤンセンもノババックスもいつになるか分からないって状況だそうで。
 ……まあ、9月までに7000万回分以上が韓国に納入されるらしいので?
 がんばってくださいな。

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 というか根本的に筋力が足りてない気がする。1から鍛え直しだな。

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 新型コロナ関連についてはわずかに情報的に古くなっている部分もありますが、ワクチンについての情報、考えかたは一読の価値があります。
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