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カテゴリ:韓国社会の記事一覧

ムン・ジェイン政権の元大臣、低所得者用住宅視察で「私の家(駅近超高級マンション)となにも変わらない。国民はマンションに対する幻想を捨てろ」と発言→炎上

【社説】自分たちは新築マンションに住み、国民には「マンションの幻想捨てろ」(朝鮮日報)
 与党共に民主党の陳善美(チン・ソンミ)議員が韓国土地住宅公社(LH)の5階建て公共賃貸住宅を視察後、「自分の家と違いはない。マンションに対する幻想を捨てろ」と発言した。韓国政府が先週、低層集合住宅中心の賃貸住宅対策を発表したのを擁護した発言だ。

 陳議員がゴルフ練習場やサウナなどの施設を備えたソウル中心部の駅近新築有名ブランドマンションに住んでいる事実が明らかになり、インターネット上では「自分がマンションに住んでいるのに、庶民にはお前たちはマンションに住まなくてもいいというのか」といった批判が相次いでいる。フランス革命の当時、飢えた庶民に「パンがなければ、ブリオッシュ(貴族たちが食べていた菓子)を食べればよい」といった王妃マリー・アントワネットにちなんで、「マリー・チントゥワネット」という皮肉まで聞かれる。

 現政権の人物が不動産に対して二重性を見せたのは今回だけではない。文在寅(ムン・ジェイン)政権初期に青瓦台政策局長は「自分が(高級物件の集中する)江南に住んでみたところ、全ての国民が江南に住む理由はない」と発言し、国民の怒りを買った。国土交通部長官は「家を2戸持つ方々は売却してください」と発言したが、青瓦台の首席秘書官や長官、次官らは複数の住宅を保有し、数十億ウォンの評価益を得た。与党寄りのジャーナリスト、金於俊(キム・オジュン)氏はソウルの富裕層が住む地域に2階建ての一戸建てを保有していながら、「簡易宿泊所で1年も2年も暮らしている方々がいる」などと語った。 (中略)

 自分たちは住みやすくて価格が上がり続けるマンションを放棄する考えなどないのに、国民には「マンションに対する幻想を捨てろ」と言う。我が身を正さずして他人の身を正そうとするもので、国民に言っていることは自分たちの行動とは真逆だ。政権を担う人物がこういうあべこべなことをすれば、国民は信じて従うことができようか。
(引用ここまで)


 韓国土地住宅公社の提供する低層住宅について、元女性家族相であるチン・ソンミ議員が「私の住んでいるマンションとなにも変わらない。(国民は)マンションに対する幻想を捨てろ」と発言してブーイングを食らっている、との話。
 公的住宅が供給されているのですが、どれも韓国人には不評。こうした低層住宅は低価格なこともあって、商店街・繁華街から離れている等で不便です。
 韓国人が大好きな大規模マンションだとそのあたりはかなり便利。

 もうひとつの原因として、そうした住居では値上がりが期待できないという部分も大きい。
 韓国では不動産を購入するというのは、資産増加の特急券を買ったのと同じことなのです。
 2015年までの50年で韓国のGDPは1900倍になったそうですが、その間に不動産価格が5000倍になっています。
 そうした成功体験もあって、不動産を購入する=人生が成功した証……というような部分があるのですね。
 不便な場所にある低層住宅では大きな価格上昇は望めないし、そもそも賃貸。

 なによりも腹立たしいのはそうした発言をしている人物がすでに十分に成功していること。
 今回のチン議員はソウル中心部の駅近マンションを持っている。
 「韓国人の誰も彼もが江南に住む必要はない」と語った大統領府政策室長であったチャン・ハソン現駐中韓国大使は93億ウォンの資産を持っています。
 その後も不動産価格は上昇していますから、さらに増えておそらく100億ウォンを優に超えていることでしょう。
 このチャン・ハソン氏は「低所得者の給料を上げる(最低賃金を上昇させる)ことで韓国経済は繁栄する」という所得主導成長政策の提唱者なのですから、もうコントですわ。

 自分たちは優雅な生活を送ったままで、国民には「低所得者用住宅は用意したからそれで我慢しろ、マンションに対する幻想など捨てろ」と言い放つ。
 まあ、ムン・ジェイン政権の本質……というか、むしろ韓国人の本質ですね。人間の本質とはしたくないけどなぁ。

韓国では横断歩道でもスクールゾーンでも一時停止すらしない……これがパリパリ精神か

カテゴリ:韓国社会 コメント:(95)
「一人だけ譲歩したら」……横断歩道で止まらない運転手たち(YTN・朝鮮語)
先日、光州広域市で横断歩道を渡っていたあなたの母娘がトラックに轢かれる残念な事故がありました。
トラックの運転手による不注意が直接の原因ではありますが、母娘が横断歩道の真ん中に立っているのに、止まらずにそのまま走りさった反対側のも問題でした。
歩行者に配慮し、保護しようとする交通文化が急がれて見えます。 (中略)

信号がない横断歩道を渡っていた母娘をトラックが轢いています。
3歳の子供は死亡し、もうひとりの子供と母親は大怪我を負い、治療を受けています。

「道の向かい側で事故があったようだ。なんとかしてくれ!」

歩行者を見ていなかった車両の運転者は拘束され、歩行者へ道を譲らずに過ぎ去った車両の運転者の4人には警察への出頭通知が送信されました。

警察関係者「一時停止自体をしなくて立ち去って歩行者は横断しようとする姿が出てくるでしょう。だから、その部分自体が道路交通法規違反になると思います」

法律では横断歩道に歩行者がいるときに一時停止をしなければならないと明示されているが、果たしてどのように守られているでしょうか。

ソウルのある小学校の近くの交差点です。
歩行信号がない横断歩道が多い場所です。
実際に渡ってみましょう。
道を渡る人がいても減速、または先に通過しようとする車両が少なくありません。
横断歩道であっても気楽に道を渡っることは長い困難でした。

実際、昨年の韓国の交通安全公団が実験をしてみたところ、歩行者が信号のない横断歩道を渡る際に、立ち止まった車は80台中9台に過ぎませんでした。
運転10人のうち9人は歩行者保護義務を守りません。
違反しても罰則は罰金や反則金何万ウォンに過ぎず、実効性が不足していると指摘されています。
(引用ここまで)


 韓国の交通マナーはホントにひどいもので。
 日本企業で韓国に駐在する社員には「韓国での運転禁止」が言い渡されたりします。危険なので。
 実際にバスに乗ったりするともうしっちゃかめっちゃかなのがよく分かります。市内バスなのにシートベルト欲しいとか思いますね。
 キャリーバッグ持ってバスに乗ると、床をキャリーバッグが激走するくらいの激しさ。

 記事中に「通学路の横断歩道でも一時停止しない」ってありましたが。
 以前、韓国のバラエティ番組で「スクールゾーンで停止線を10台連続で守ったら10台目の運転手にはサプライズプレゼント!」という企画をやったことがあるのですが。
 3週間に渡って放映したのですが、最大で連続6台だったというオチ。
 これが2013年の話だったので、7年後でもそれほど変わらない……というか、むしろ悪化している。

 しかも、その間に「韓国最悪の惨事」とされているセウォル号沈没事故をはさんでもこう。
 要するに変わるつもりなんて韓国人にないんですよね。
 安全係数は低いまま。
 誰もマナーも法規も守らない。守ると損をするくらいの気分。その延長線上に日韓基本条約と請求権協定の無視があるのですよ。

韓国メディア「こんな社会のためにろうそくデモをやったはずじゃないのに……」とのコラムを掲載。しかも、政権に近い左派紙から

[コラム]こんな現実を迎えるためにろうそくを掲げたわけではない(ハンギョレ)
6年前、セウォル号惨事で娘を失った「ユミンパパ」キム・ヨンオさんが46日間わたるハンストを敢行した。当時、文在寅(ムン・ジェイン)民主党議員は10日間、彼のそばで共にハンストを行った。彼が大統領になった今、大統領府前でセウォル号生存者のキム・ソンムクさんが1カ月以上ハンストを続けている。要求事項は6年前の「ユミンパパ」の時とあまり変わらない。徹底した真相究明と責任者の処罰。セウォル号調査を担当してきた社会的惨事特別調査委員会(社惨委)の活動が来月10日で終了し、5カ月後にはセウォル号関連の公訴時効も満了する。依然として事件の真相は五里霧中だ。セウォル号遺族が真相究明を要求する度に、政府は「社惨委の調査と検察の捜査を見守ろう」と述べてきたが、そうやって見守っているうちに期限が迫ってきた。今月2日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の記録物を公開し、社惨委の期限を延長してほしいという国会請願に10万人超える市民が参加した。ところが、まだ政府与党からは反応がない。

 4年前、国会ではテロ防止法の通過を阻止するための議事妨害(フィリバスター )が行われた。(中略)第21代国会が始まってから、与党の共に民主党のイ・ビョンフン議員のテロ防止法改正案が発議された。テロの定義を拡張し、「感染病に対する検査と治療を拒否する行為」もテロ行為と見なすという内容だ。「テロ防止法は令状なしの国民査察を許容し、憲法上の基本権を制限する」としてフィリバスターを主導した政党が、テロ防止法を一層強化する案を出したのだ。

 2年前、24歳の下請会社の青年労働者キム・ヨンギュンさんが泰安(テアン)火力発電所でベルトコンベアに挟まれて死亡した。文在寅大統領はキム・ヨンギュンさんの母親のキム・ミスクさんと面会した際、「利益よりも命と安全を重視する制度を作る」と約束し、イ・ヘチャン当時共に民主党代表は「二度とこんな事故が発生しないよう、処罰の強化と関連立法に向けて努力する」と述べた。さらに「キム・ヨンギュン法」と呼ばれる産業安全保健法(産安法)改正案が国会で議決されたが、危険の外注化を防ぐという約束は破棄された。責任を負わなければならない元請会社の業種範囲は極めて制限的だった。キム・ヨンギュンさんや九宜(クイ)駅のホームドアを修理中に事故に遭い死亡したキム君の仕事場は、同法の適用対象ではなかった。 (中略)

4年前の今頃を覚えている。アスファルトの冷気が背筋まで伝ってきたが、寒さを感じなかった。これを機に、腐敗した政治を正せるという期待があったからだ。今のような現実を迎えるために、ろうそくを掲げたわけではない。
(引用ここまで)


 セウォル号が沈没した時、韓国は蜂の巣をつついたかのような大騒ぎになりました。

 「我々は変わらなければならない」
 「マニュアルを遵守しよう」
 「そうでなければ犠牲になった300人以上の命は救われない」

 それは光化門広場での遺族会によるハンストにつながり、さらにろうそくデモにつながり、パク・クネ前大統領の弾劾とムン・ジェイン政権誕生につながりました。

 で、楽韓Webでは何度も何度もこう書きました。

 「変わるわけがない」
 「セウォル号沈没は韓国社会の写し鏡」
 「社会に根付いた風習がこのていどでは変化しない」

 セウォル号が沈没してから5年半。
 ろうそくデモが毎週末に開かれた時から4年。
 ムン・ジェインが熱狂を持って大統領選に当選してから3年半。

 なんか韓国社会に変化はありましたかね?

 「前政権の政策はすべて積弊」
 「チンイルパの墓を暴こう!」
 「マッカーサー像は火炙りだ!』

 うん、どこも変わらない。
 保守側が政権を奪還しようと。あるいは左派政権が受け継がれようとも。
 同じように「韓国社会」は続いていくのですよ。
 でもまあ、政権に近しい立場のハンギョレから「こんなはずじゃなかった」ってコラムが出るほどにはムン・ジェイン政権はひどい、ということではありますかね。

韓国でエリートコースを歩んでいた大学生と高級官僚、酒ですべてを失う……ただし、官僚はなんとか復職できた模様

カテゴリ:韓国社会 コメント:(49)
タグ: 飲酒 韓国社会
「5年後にはひざまずく」... 巡警・警察官殴った警察大生執行猶予(中央日報・朝鮮語)
8日法曹界によると、ソウル南部地裁刑事13単独(判事リュ・フイヒョン)は公務執行妨害・侮辱の疑いで起訴された元警察生の朴(22)氏に懲役8ヶ月に執行猶予2年を宣告した。

警察大3年生に在学していた彼は去る1月22日夜11時50分ごろ、酒に酔って永登浦のネットカフェのドアの前に横たわっていた際に、通報を受けて出動した警察官が身分を確認しようとしたことに対して拳を振り回し悪口をした疑いで裁判に渡された。

当時、朴氏は出動したA巡警とB警察官に「5年後には私の前でひざまずく」、「警査と巡警なぞくそだ。ひざまずいてXXない"、「私の下でこき使ってやる」などの言葉をした。また、パンチ・肘・膝などにA巡警とB警察官の身体部位を攻撃した。

一般的に、警察大の学生は、卒業と同時に警衛に任用される。警衛は、一般的に地区の交番長や派出所長に該当する。事件当日出動した警察官・巡警は警衛より2〜3ていど低い階級である。
(引用ここまで)


 今年の頭、エリートコースの警察大に通っていた人物が酒に酔って、警官に対して「5年後は俺にひざまずくことになるんだからな」と暴言を吐いたという事件がありましたが。
 地裁で有罪判決を受けました。
 懲役8ヶ月、執行猶予2年。
 執行猶予がついたのは警察大学を辞めさせられ、すでに罰を受けたからとのこと。
 1年に100人ていどしか合格しないという警察大学に合格して、卒業と同時に警衛(警部補相当)として勤務をはじめることができたはずのエリートが、卒業を1年後に控えて前科者となったわけです。

 韓国では酒に酔って、という事件が日本より相当に多い印象があります。あくまで印象で統計なしですけどね。
 ハンギョレの記者同士が酒に酔って口論をはじめ、殴り合いに至って相手を撲殺するという事態を起こしています。
 その際にも「韓国では飲酒してなにかをしても、社会的な許容度が高い」という話をしましたね。
 まあ、その一方でこうして酒を飲んで本音をこぼして人生を失う、なんてこともあるわけですが。

 酒に酔って本音を、という話だと「民衆なんて豚か犬のように扱っておけばいい」と話した高級官僚が罷免されたということもありましたね。
 あの官僚は罷免されたのですが、裁判を通じて公務員の地位を取り戻しています。
 ただ、復職後にも懲戒があって降格されたのですが、そちらも裁判で取り消そうとしてこちらは敗訴。
 また、この件を報じたメディアに対して名誉毀損で損害賠償を請求していましたが、そちらでも敗訴しています。

「民衆は犬・豚」、文体部職員、懲戒取り下げ要求訴訟で敗訴(YTN・朝鮮語)
「民衆は犬・豚」発言省職員、マスコミ相手の損害賠償訴訟で敗訴(KBS・朝鮮語)

 いくつかのエントリの後追いをしてみましたが、ちょっと面白かったですね。
 また思いついたらやってみましょう。

韓国の大企業で役員になれる確率、わずかに0.8%という数字から見るヘル朝鮮

カテゴリ:韓国社会 コメント:(32)
大企業で役員になれる確率0.8% 年々「狭き門」に=韓国(聯合ニュース)
 韓国ヘッドハンティング会社のユニコサーチは11日、今年大企業100社を対象に行った調査の結果、社員数の合計は84万7442人で前年比6528人減少し、役員は同77人減の計6578人だったと発表した。 

 役員1人に対して社員が128.8人いる計算となり、約84万人の社員のうち役員の割合は0.77%にとどまった。

 役員1人当たりの社員数は、2011年の105.2人(0.95%)から15年に106.8人(0.94%)、18年に124.5人(0.80%)、昨年は128.3人(0.78%)に増加。社員全体に占める役員の割合は年々低下している。

 ユニコサーチは、今年の役員数の割合は11年以来の低水準だとして、大企業で役員になるのはさらに難しくなっていると説明した。
(引用ここまで)


 韓国のベビーブーム世代は1955-63年であったとされています。現在、57〜65才といったところ。
 つまり、もっとも人口が厚い世代が引退しつつある状況なのですね。
 逆にいうと役員としてもっとも人口の厚い世代が居座り続けている状況、ともいえるわけです。
 韓国の役員定年がどうなっているのか、ちと事情がわからないのですが。
 それでもインタビューで60歳以上の役員が出てきているところを見ても、日本と似たような感じで会社による……というところかなぁと感じます。

 結果、役員になれる確率は0.8%とかつてないほどにきつい状況になっている。
 そして、役員になれなければサオジョンと呼ばれる実質45才定年制度が待っているわけです。
 以前よりもさらにきつい状況となっている、と言えるかな。
 上が詰まりに詰まっている。
 しかも、パラパラとしか辞めていかない。
 韓国で役員になれる、という時点で韓国社会で優秀とされる能力をなんらかの形で持っているはずですからね。

 いい大学に入れるように死ぬほど努力して、かつ大企業に就職するのに争いまくって狭き門を通っても、20年もしないうちに役員になれるかどうかの最終関門を潜れなければ破滅でチキン屋ルート。
 クソゲー過ぎ。
 そりゃ誰も彼も公務員を目指しますわ。

 以前から「ベビーブーマーが引退をはじめる頃になれば、韓国の失業率も改善されるだろう」というような話は出ていたのです。
 日本でも団塊の世代が引退することで失業率が低くなった部分は少なからずありますので。
 ただ、韓国の社会構造はそうではなかった、ということでしょうね。
 なお、10月の雇用統計が発表されていて失業率は3.7%。10月としては20年ぶりの高水準、とのこと。

失業率3.7%に悪化 10月では20年ぶり高水準=韓国(聯合ニュース)

 まあ、どこも景気のいい話はないってことですかね……。

韓国お笑い番組、過剰なほどにやっていた政治風刺ネタをムン・ジェイン政権では自粛→番組終了へ

カテゴリ:韓国社会 コメント:(71)
笑いの消えた韓国~日本人も笑えない「最長寿コメディー番組の没落」~【崔さんの眼】(時事通信)
 今年6月、韓国の最長寿お笑い番組が20年余りの歴史に幕を閉じた。
 番組のタイトルは「ギャグコンサート」という。1999年から毎週金曜日に、公営放送KBSテレビで放送され、お茶の間を沸かせてきた韓国の代表的なコメディー番組だ。 (中略)

 「ギャグコンサート」のもう一つの特徴に、「政治、社会に対する風刺」が挙げられる。社会的に話題となった事件や、政治家らに対する辛辣(しんらつ)な風刺が視聴者たちの留飲を下げてきたのだ。
 だが、「ギャグコンサート」の政治風刺は、かなり偏向的なものであるという側面があった。保守政権である李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)両政権をネタに、政界に対する風刺、大統領に対する批判は相当なものであった。
 特に、朴大統領の弾劾直前の放送では、朴氏はもちろん、彼女の最側近と言われていた崔順実(チェ・スンシル)氏のモノマネとともに、風刺が繰り返され、朴大統領弾劾への雰囲気を盛り上げるのに、大きな役割を果たしていた。 (中略)

自由奔放でなければならないはずの風刺に「自主規制」が入り、「ギャグコンサート」は色を失ってしまった。
 保守政権下においては、毎週見ることができていた政治風刺が、革新系の文在寅(ムン・ジェイン)政権になってからは、ほぼ見られなくなってしまったのだ。 (中略)

 中でも、日本のメディアからも「タマネギ男」と皮肉られた曺国(チョ・グク)前法相のスキャンダルは、コメディアンの立場からすれば、不正腐敗と偽善に満ちた「ネタの宝庫」以外の何物でもなかったはずだ。
 だが、曺氏のスキャンダルで韓国社会全体が沸いていた時にも、「ギャグコンサート」では、曺氏を風刺するようなネタは何一つとして出てこなかったのだ(曺氏を捜査する検察に対する批判的な内容は披露されたが)。
 ここまでくると、彼らが過去に放送していた政治風刺は「笑いを届けるための風刺」ではなく、笑いを利用した政治活動であったと評価せざるを得なくなる。それを国民から受信料を取っているKBSという公営放送がしていたのだ。
(引用ここまで)


 ギャグコンサートが終了、その一因として政治ネタを「自粛」したことが挙げられる、と日本でジャーナリスト活動を行なっている韓国人、チェ・ソギョン氏の解説。
 まあ、一因であるのでしょう。
 どちらかというと、政権そのものに配慮したというよりは政権に近しい経営陣に配慮した、というほうが正確かなとは思いますが。
 KBSの社長はパク・クネ前大統領の一連のスキャンダルの際に静観していたことで労組から糾弾されてムン・ジェイン政権時代になってから解任されました。
 その後、イ・ミョンバク時代に解任された社長を擁護していて免職(その後、停職に措置軽減)になったヤン・スンドン プロデューサーが社長となっています。

ヤン・スンドン氏、KBS社長就任…「権力と資本からの独立を宣言」(ハンギョレ)

 この場合の「権力と資本からの独立」は保守政権の場合に限る、という但書がついているってところですね。

 タマネギ男ことチョ・グクが起こした事態を当てこすりもなにもしない。
 たとえば「フォトライン制度」── 容疑者が報道陣の前に立って気分を語るという韓国独自の突き上げ制度をチョ・グクがやめさせたのですが。
 その恩恵に最初に接したのはチョ・グク本人とその家族だったっていう。
 もう、これだけでも面白い題材ですが、お笑いの題材としてはスルーされていたとのこと。
 チョ・グク事態は日本ですら多数の報道があって人気だったのに、「ムン・ジェイン政権をお笑いのネタにする」ことはタブー。
 パク・クネ政権に対してははなんでもやってきたのに。

 結果、番組終了。
 まあ、さすがに大統領府から圧力があったとも思えませんが。
 やったらやったで頭壊文(頭が壊れてもムン・ジェイン支持)の連中からSNS等で批判されて終わっていたでしょう。
 これが韓国の空気、というものかな。

韓国でデビューした日本人ガールズグループのメンバー、「横井英樹の孫」ということで叩かれる

カテゴリ:韓国社会 コメント:(87)
NiziUリマの親が離婚…「戦犯企業創業者のひ孫」のレッテルから解放(朝鮮日報)
【STARNEWS】JYPエンターテインメント所属の日本人ガールズグループNiziUのメンバー、リマが、両親の離婚に伴って家族史をめぐる居心地の悪い視線からもある程度逃れられるようになった。

 リマの母親でモデルの中林美和は2日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」を通じて、夫との離婚とリマの親権について伝えた。 (中略)

 リマは以前、いわゆる「戦犯企業の子孫」論争に巻き込まれたことがある。

 リマの父親で人気ラッパーのZeebraが、実業家の故・横井英樹の孫だという事実が明らかになったからだ。横井英樹は横井産業の創業者で、第2次世界大戦中に軍事物資を納品して得た利益を不動産などに投資して富を蓄えた。

 ここから、リマはいわゆる「戦犯企業創業者のひ孫」というレッテルが張られ、論争に巻き込まれたこともある。多国籍メンバーからなるNiziUはKポップコンセプトのガールズグループとして活動していることから、反日感情問題もつきまとうことになった。
(引用ここまで)


 NiziUという9人組のガールズグループがあって、日本人で構成されているとのことですが主たる活動の場は韓国なのだそうです。
 日本でも活動はしているようなのですが、もうこの辺の事情は疎くて疎くて。
 そのうちの一人のリマというメンバーがあの横井英樹のひ孫ということで、韓国では叩かれていたそうなのですね。

 で、父親が不倫したということで離婚したことで「戦犯企業の創業者のひ孫」というレッテルから多少は逃れられるのではないか、という記事。
 視点がなんとも韓国的だなぁ。
 横井英樹が成り上がったのは戦中の横井産業で陸軍の制服を作りまくったからとのこと。
 いわゆる戦争成金の一人で、戦後にはそれを元手に不動産投資に転じ、最終的にはホテルニュージャパンの火災でなにもかもを失った人物。

 で、そのひ孫が歌手デビューしたら「戦犯企業家の末裔だ」って論争になるっていう。
 「血統」や「正統性」を後生大事に抱え込む韓国人らしい所業ですね。
 韓国の特徴のひとつ、としてこういうことをやってくる、言ってくるということは覚えておいてもよいのではないでしょうか。
 「伊藤博文の子孫」ということで松本剛明元外相が粘着されていたのと同じ構造だな。


韓国でニセ軽油販売でエンスト、故障続出……やってることが雑すぎない?

カテゴリ:韓国社会 コメント:(96)
ニセ軽油のせいで患者搬送中の救急車までエンストしていた(朝鮮日報)
 最近、忠清南道論山市と公州市のガソリンスタンド2カ所で、ニセ軽油が販売されていたことが分かり騒動となっているが、救急車も該当のガソリンスタンドで軽油を入れて被害を受けていたことが確認された。 (中略)

 問題は、この救急車がニセ軽油を販売したガソリンスタンド2カ所のうち1カ所で給油していたということだ。当時は幸いなことに重傷患者あるいは緊急事態ではなかったが、まかり間違えばニセ軽油のせいで患者のゴールデンタイム(治療可能な時間)を逃しかねない状況に至る所だった。

 韓国石油管理院では、この軽油に廃油が混ざっていたものと推定している。問題となったガソリンスタンド2カ所で軽油を給油した後、故障した車は100台近くに達するという。
(引用ここまで)


 ニセ軽油っていうか……。
 不正軽油はなんだかんだで普通に軽油として使えてしまうものなのです。
 灯油をそのまま流用したり、他の安い油に添加物を入れて精製する等々で「軽油」としては成り立っている。
 主目的は燃料税の脱税。
 というわけで日本ではなかなか判明しづらいものです。

 それがもう、こんな杜撰なやりかたで「救急車が止まる」とかいうレベルのもの。
 「廃油を混入したもの」を売っていたそうです。
 不正燃料ですらないっていう。
 雑。
 なんだろ、そりゃまあ注射器の使い回し(3年で114件摘発)で肝炎禍も起きるわと言うしかない。
 雑すぎる。