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韓国メディア「日本は恥の文化だというのに、恥知らずにも韓国のG7参加を拒絶した。謝罪・懺悔してこそ共同繁栄できるというのに」……そういうのに疲れたんだよ、日本は

カテゴリ:日韓関係 コメント:(186)
【記者コラム】恥を知らない人たち(京郷新聞・朝鮮語)
昨年7月、日本の「突然の」大韓国の輸出規制措置に触発された日本の不買運動の波が1年経過したにも関わらずまだ高い。事態序盤「韓国人のボイコットは今回も長続きできないだろう」といってい日本側の予測は外れた。

400年前壬辰倭乱の時、豊臣秀吉も大きく誤判した。朝鮮王(宣祖)が素直に降伏した後、すぐに中国の明に入れるものと見ていた。しかし、宣祖は「逃げ」を立ち去った。さらに衝撃的なのは義兵決起だ。無事な士や一般の人々が竹槍を持って立ち上がるのは順応的な日本社会では想像しにくいことである。昨今の不買運動は、第2の義兵決起だ。

ある者は、日本の国内総生産(GDP)の規模が韓国の3倍にもなるとして笑って見ていてはいけないとする。ただし人口を勘案し評価するのが合理的である。物価と為替レートを反映した購買力平価(PPP)基準1人当たりのGDPで韓国は日本を超えている。史上初めてだ。経済協力開発機構(OECD)は、2017年韓国は4万1001ドル、日本は4万827ドルと集計した。2018年暫定値は、格差が634ドルでさらに広がるものと推算された。国際通貨基金(IMF)の基準でも2023年に日本を超えるという。

人類学者ルース・ベネディクト(1887~1948)の名著「菊と刀」は、日本を羞恥文化であると説いた。「恥を知らない者」は日本の社会では侮辱である。青瓦台の高官が韓国のG7拡大登録に反対するという日本に向けて「破廉恥の極み」としたのもこのような脈絡で読まれる。日本はなぜあのように出てくるか。ベネディクトの定義で見ようと韓国を「義理を知らない者」と扱っている可能性がある。つまり、韓国の近代化させた恩人である日本からの恵みを知らないという式だ。ただし、一部の親日極右主義者を除けば受け入れる余地もない話だ。

今日の日本が直面している危機は、歴史に対する認識の問題との解釈も出ている。「危機と変化」の著者ジャレド・ダイアモンドの見方も似ている。結局、日本が過去の歴史に対する懺悔と謝罪をした後にこそ韓国、中国などと共同繁栄の道に出ることができる。これこそ、北東アジアの葛藤と危機を打開する秘策である。「誰」の精神的支柱と呼ばれる吉田松陰の征韓論のような迷夢からすぐ覚めることを祈る。
(引用ここまで)


 最後の段落の「誰」の部分が最後まで分からなかった……。原文では「그 누구」で直訳すれば「その 誰」なのですが、ネットジャーゴンっぽい感じがしますね。
 ま、文脈には関係ないし、文意には関係ないからいいか。

 ざっくり書くと──

・日本は恥の文化だといわれているのに、恥知らずにも韓国のG7加入を拒絶した。 ・日本はもうさほどの大国でもない。
・韓国は日本に追いついている。
・不買運動は日本の予想に反して1年経った今も続いている。
・日本が過去に対して謝罪、懺悔してこそ韓国・中国と共同繁栄できる。

 うん、どうでもいいかな。
 何度も何度も書いていることなのですが、韓国がG7に加わるとして。
 なにをするのっていう話。
 アメリカに招待されて「国格が上がった証拠だ」として加わる。
 で、どうするの。
 なんの理念もなく、トランプ大統領の思いつきに過ぎない話に食いついたというだけ。

 G7参加云々についてはもう苦笑するしかない状況。
 大統領府から「世界秩序を導くリーダー国の一員となる」「ムン・ジェイン大統領が参加するのならゲストではなく、G11、G12といった新しい体制の新メンバーとなる」って言い切っちゃいましたし。
 日本政府からアメリカによるG7拡大提案に対して拒絶の反応が出ても「日本の水準を他の先進国は知っているから韓国の参加に影響はない」とか言っちゃう。
 もう引き返せないところまで自分の言葉で縛りつけてしまっているのですよね。
 これで8月ともされているアメリカサミットへ「ゲスト参加でどうぞ」ってことになったらどんな反応になることやら。

 もうね、こんなお話とはおさらばしたいというのが日本側の偽らざる気持ちなのです。
 去年の内閣府による外交に関する世論調査でも、中国よりも韓国のほうがより嫌われているという結果が出てます。どんぐりの背比べですが。
 嫌韓だのなんだの言われてますが、実際には忌韓とか避韓になりつつある。

 最後の段落にある「日本が謝罪・懺悔してこそ韓国、中国と共同繁栄できるのだ」とかもう笑っちゃう。
 そんな「共同繁栄」とかどうでもいいよ。
 必要があればモノの売買があってもいいけど、キミらのいうところの不買運動をどうぞ続けてくださいな。ご自由にどうぞ。
 日産オリンパス、GU総合商社各社に続いてコリアリスクを恐れて撤退する企業も出てくるのでしょうね。
 もはやそれが普通の日本と韓国の関係なのですよ。日本は韓国を相手することに疲れたのです。

韓国与党代表「G7参加を拒絶するとは姑息な小国外交だ」→大統領府高官「日本は地位低下を恐れて韓国を除外している」……キミらにとってはG7は憧れだもんね……

韓国大統領府政策室長「日本はアジアで主導権奪われるか懸念し韓国を牽制」(中央日報)
韓国与党代表、韓国のG7参加に反対した安倍氏に「姑息な小国外交に遺憾」(中央日報)
青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の金尚祖(キム・サンジョ)政策室長が、日本が最近国際舞台で韓国を牽制していることについて「アジアで主導権を失いかねないとの懸念が背景にある」と解釈した。

金室長は1日にMBCラジオの番組に出演してこのように話した。金室長は最近産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長の世界貿易機関(WTO)事務局長立候補に日本が反対の立場を見せているという司会者の言及に、「韓日関係が過去の垂直的関係から水平的関係に変わり、日本がアジアで主導権を失いかねないとの懸念が背景にあるもの」と答えた。 (中略)

金室長は、日本が脅威を感じる原因として主要7カ国(G7)首脳会議を拡大して韓国を含めようとする米国の構想を挙げたりもした。金室長は「日本としてはアジア唯一のG7の地位が脅かされると考えるだろう」と話した。
(引用ここまで)


 大統領府の政策室長の「財閥ハンター」ことキム・サンジョが「日本は自分の地位低下を恐れてG7参加を拒絶したのだ」と言い出し。
 与党・共に民主党の院内代表は「安倍の姑息な小国外交に遺憾」とか言い出す。

 G7って韓国にとっては憧れなのですよ。
 G7とノーベル賞、韓国にとってはどちらも果てしない憧れ。
 ノーベル賞がほしくてスーパーコンピューターに「ノーベル」って命名するほど。
 そして、現行のKTX2山川の開発コードネームはG7。技術をG7レベルに引き上げたいという願望から命名されました。
 いや、これホントの話。

 ノーベルのソースは楽韓Webでも扱ってます→韓国人の夢を乗せて稼動するスーパーコンピューター"ノーベル"
 KTXのG7についてはこちらかな→鉄道の未来、G7が走る(ハンギョレ21)

 中央日報は6月の頭にマーク・ナッパー国務副次官補(東アジア太平洋担当)が「G7のメンバーとなるにはG7メンバー国の全会一致が必要だ」とする話をしたということで記事を書いていました。

マーク・ナッパー米国務副次官補「G7拡大、メンバー国の全員一致必要」(中央日報)

 CSISのオンラインイベントでG7関連のことが語られたのですが。
 ほんの一言二言ですよ。
 司会者のマーク・リッパート前駐韓大使が「まだなにも決まっていないのでこのくらいにしておきましょう」で終わった話。



 11分25秒くらいから。
 だいたい1分半で終わりの話。それでこんな風に記事を書くのだから、韓国でこの話がどれだけ注目されているのかが分かりますね。

 もうね、ホントに「G7にきてなにをするの」という話なのですよ。拡大G7は明白に「中国包囲網形成」のためのもの。
 ムン・ジェインはそこにのこのこやってきて「北朝鮮の制裁解除を~」とか言いかねない。
 いや、ムン・ジェインは言うよ、本気で。間違いなく。

 むしろ、日本が韓国の参加に反対するのって、韓国のためですらありますわ。
 米韓首脳会談が2分間で終わったことがありましたが、アメリカのデニス・ワイルダー氏が「あれはムン・ジェイン大統領がよけいなことを言わないように守ったのだ」とした解釈がありましたっけ。
 そんな感じの意味で。
 ヨーロッパ訪問時のみじめな体験を再体験するだけに終わるんだから、黙って退いておけ。な?



韓国国会議員「日韓漁業協定が決裂して4年……我々は2300億ウォンの損害を受けた。なんとしてでも交渉を再開しなければ」……無理でしょ?

水産大国コリア「山積した水産懸案、質の対応で解決する」(漁業in水産・朝鮮語)
文政府、台湾タチウオ代替漁場の確保できない……はじめから中国の機嫌を見ていた?(ニューデイリー・朝鮮語)
◆韓日漁業交渉妥結のための方策は?
「韓日漁業交渉が47ヶ月目漂流しています。20代国会とき、私は農林部長官に行く前に集中的にこの問題を取り上げたの早期妥結を政府に促してきました。2018年から日本との関係が極度に悪化し、この問題が再び膠着状態に陥っています。しかし、むやみに韓日漁業協定を先送りすることはできない状況です。なぜなら、すでに4年の間に被害だけでも2300億に達するという調査が出ています。その点を置いて見ると、一日も早く妥結がなければならないと考えて。韓日間の複数の政治的懸案がありますが、その懸案とは別に、この問題は、集中的な接触と議論が必要だと思います。」
(引用ここまで)

韓日漁業交渉決裂が長期化し、政府が台湾水域にタチウオの代替漁場を確保すると発表したが、目に見える成果を出せずにいる。国際関係の専門家は、ムン・ジェイン政府が中国を過度に意識している状況では代替漁場の確保は不可能と指摘する。海洋水産部は、代替漁場の確保に乗り出そうとする一歩目から中国の顔色を窺っていたことが分かった。 (中略)

海洋水産部の関係者は「先月、日本の水産庁担当局長に向けて新たな書簡を送ったが、まだ何の反応がない」とし「(最近は)特別に交流がない状態」と話した。 (中略)

彼は台湾との漁業協定が遅々として進まないことと関連して「大きく2つの場合を考えてみることができる」とし「中国が、私たちの動きを知っていて圧力を入れたり、韓国政府が中国の顔色を見て、積極的に推進していない可能性がある」と主張した。
(引用ここまで)


 ここのところほとんど続報がなかった日韓漁業協定についてのニュース。
 とはいっても交渉がなんか新たな進展を見せたとかそういう話ではなく。
 1本目は水産関連に強いとの話の韓国の国会議員へのインタビュー。
 で、それによると日韓漁業協定がまともに締結できていないこの4年間で2300億ウォンの損害があったとの話。
 まあ、統計の取りかたや「損害」をどのように設定するかでも変わってくるでしょうけども。

 今年の3月にも近海漁業用の漁船を大量廃棄している、というニュースがありました。
 日本近海で操業できない状況が続いている以上、漁船を持っていても維持費がかかるものを抱えていてもしかたがないという判断なのでしょう。
 2年前の時点で釜山からは「もう無理だ」って悲鳴が上がっていましたし、件の議員も「なんとしてでも日本側と交渉して妥結しなければならない」としていますが。

 まあ、日本側に片務協定を結ぶつもりがない以上、終わっていますよね。
 韓国は日本のEEZに魚を捕りにきているのに、日本側からは行かない……というか、資源がないから行く意味がない。
 2016年時点で楽韓Webではそれまでの漁獲量実績を挙げて「これじゃ日本側にあまりにも利がない」という話をしていましたっけね。

 日本側が厚意で韓国側に漁を許していただけなのに、「GPSロガーはつけたくない」だの言っていたのですから決裂して当然というもの。
 決裂当時、韓国からは「この決裂で被害を受けるのは日本側だ」って言ってましたが、日本の漁業関係者からは歓迎こそされても「韓国側EEZで漁ができない」って文句を聞いたことはないですね。
 不思議不思議。

 あ、それで代替の漁場を見つけるということで南サハリンあたりで操業するだのなんだの言っていたのですが、最終的には台湾周辺海域で操業できるよう台湾政府と交渉するという話になっていたそうです。
 ところがムン・ジェイン政権が中国政府の顔色を窺っていることでなんの進展もなし。
 うん、案の定。
 中国が怖くて台湾と漁業交渉すらできない、台湾のWHOへのオブザーバー資格での参加に態度表明すらできない
 こんな国がG7にきてなにをするんだよって話でもありますわな。

 そういえば2018年の4月に韓国の海洋水産部長官が「日本が漁業協定を締結しないのなら、我々は『決断』をする」とかなんとか言ってましたっけ。
 決断まだ?
 ちょっと長引いてる?

これはだいぶ面白かった。


韓国大統領府、拡大G7への韓国参加を拒絶した日本に「恥知らず」「隣国に害を与えるばかり」「反省しない態度に驚きもない」とコメント……なに言ってんだこいつ

カテゴリ:日韓関係 コメント:(156)
拡大G7への参加反対 日本に「恥知らず」と批判=韓国大統領府(聯合ニュース)
 先進7カ国首脳会議(G7サミット)拡大構想を巡り、日本が安倍晋三首相の意向を踏まえ、韓国の参加反対を米国に伝えたと報じられたことについて、韓国の青瓦台(大統領府)高官は29日、聯合ニュースに対し、「隣国に害を与えることに慣れた日本の一貫して反省しない態度にはもう驚きもしない」として、「恥知らず」と強く批判した。

 また、「国際社会、特に先進国は日本のこうした水準を十分認識しているため、(G7への参加に)別に影響はないと思う」と強調した。
(引用ここまで)


 まさかの拡大G7ネタ3連発。
 茂木外相と菅官房長官から「G7の枠組みそのものを維持することが重要」というコメントを持って、拡大G7への韓国の参加を反対されたと韓国政府は判断したようですが。
 日本政府は「韓国の参加に反対」ではなく、これまでのG7の枠組みを堅持しようとしているだけ。
 例えば北朝鮮の瀬取り監視にアメリカ・日本・カナダ・フランス・イギリスといった国々は艦船・航空機等を派遣している。G7のうち5カ国が北朝鮮を監視しようとしていて、その先の中国監視も見据えている。
 残りのドイツは海軍的にアレだし、イタリアは……ほら、イタリア軍だし?
 そんな中で日本からは「韓国はまともに監視に参加していない」というクレームが出てるほどの状況。それなのに拡大G7には参加したいとか言い出す。
 韓国はG7としてのこうした義務を果たせる立場にあるのか、ということが問われているはず。

 それなのに出てきた言葉は「恥知らず」「他の先進国は日本の水準を知っている」「G7への参加に影響はない」……ですって。
 G7参加国が拒絶していたら新規参加はできないのだけども、どうやって潜り抜けるつもりなんですかねー。
 アメリカでのサミットへゲスト参加して「これが俺たちのG7参加じゃぁあっ!」とか?
 まあ、好きにしてくださいな。
 がんばれ❤️がんばれ❤️(アフィネタとしては危険なので掲載できない)

韓国メディア「日本は韓国の拡大G7への参加を歓迎すべきだ」「ムン・ジェインは親北でも韓国を拒絶するな」……ですって

【社説】日本は「韓国G7参加」に反対ではなく歓迎すべきだ(朝鮮日報)
 先進7カ国首脳会議(G7サミット)を拡大して韓国を参加させるというトランプ米大統領の構想に、日本が反対する考えを伝えたという。 (中略)

 日本はG7の既存メンバーとして、新メンバー加入に反対する権利を持っている。しかし、反対する理由からして納得できない。日本は「(韓国は)中国や北朝鮮への外交姿勢がG7と異なると懸念」している、として韓国の参加に反対したという。文在寅政権が南北和解を優先し、中国寄りの傾向を見せているため反対するということだ。

 今、世界はこれまで以上に主要国のリーダーたちが話し合っていかなければならない時期にある。自由主義的国際秩序と相互協力が話し合われるG11体制は、ただ反中国だけのためのものではない。今の韓国政府の北朝鮮に対する姿勢が懸念すべきものであることは事実だが、現政権の任期はいくらも残ってない。韓国と政権は区別すべきだ。

 日本が韓国のG7参加に反対する本当の理由は、アジアで唯一のG7加盟国という地位を維持したいとの思いからだという。 (中略)

韓国が先進国クラブの正式メンバーになって肩を並べることをよしとしないのだ。稚拙で心の狭い考えだ。そうした考えでいたために太平洋戦争の悲劇が起こった。日本政府は名分のない韓国のG11参加反対見解を引っ込め、逆に歓迎して世界の舞台でアジアの発言権を高める機会にすべきだ。
(引用ここまで)


 朝鮮日報が起きながら寝言を垂れ流してますね。
 「日本は韓国のG7参加を歓迎すべきだ」……ですって。

「G11体制は反中国だけのためのものではない」
 「北朝鮮に対する姿勢が懸念すべきものだというのは理解するが現政権の人気はいくらも残っていない。韓国と現政権は区別すべき」
 ……とのことですが。

 どう見てもトランプ大統領が提唱している主旨は対中包囲網であるのは間違いなく、その中で韓国がどんな声を挙げられるのかという問題でもある。
 現政権は親中国的で声を上げられない。でも、新政権はどうか分からない。韓国という国自体を拒絶するな、といいますが。
 中長期的に見た時に、韓国がどちら側に行く国なのかという話なのですよ。
 現に前政権は保守派のパク・クネでしたが中国の戦勝パレードに自由主義陣営として唯一、国家元首が参加している。あまつさえ天安門でプーチン、習近平とのスリーショットを撮影されて本人だけでなく、メディアも含めて喜んでいた。
 現政権であるムン・ジェインは「日米韓の三国同盟は決して組みません」「ミサイル防衛の体制には加わりません」「THAADミサイルの追加装備はいたしません」という三不の誓いを捧げている。
 次の政権が三不の誓いを覆すことができるのか、と考えてみると。
 無理でしょ。
 いつの日か保守派が政権を奪回したらイージスアショアを入れて「これはTHAADではないからセーフ」くらいのことを言うかもしれませんが。それでも三不の誓いそのものを覆せるとは思えない。

 対北朝鮮でも同様で、次の政権が「制裁維持」を主張できるかといえば、そんなことはない。
 イ・ジェミョン、パク・ウォンスン、チョ・グク、イ・ナギョンといった面々が現在の次期大統領候補として挙げられていますが。
 これらの次期大統領候補が対北朝鮮政策を変えることができるか。「ムン・ジェインの後継者」という正統性を外して選挙戦を戦えるのか、ということになると思います。  こちらも無理でしょ。どう考えても「ムン・ジェインの後継者の座」は欲しいし、ムン・ジェインからの協力も必要とする。
 大きく対北朝鮮の外交政策を切り替えることができるかといえば無理。
 あ、保守派はありません。ないない。ちなみに次の次でもおそらくは無理。その次……ならなんとか、かなあ。

 日本の話はシンプルで。
 G7の枠組みを維持することが重要だ、というもの。
 まあ、これは欧州各国、カナダも同調してくれている。特にロシアの参加に拒否感が強い。

茂木外相「G7の枠組み維持重要」 参加国拡大に否定的見解(日経新聞)
茂木敏充外相は28日のNHK番組で、主要7カ国首脳会議(G7サミット)の参加国拡大に否定的な見解を示した。「G7の枠組みそのものは維持することが極めて重要だ。これが全体のコンセンサスではないか」と語った。

トランプ米大統領はロシアや韓国などを招待する意向を表明している。
(引用ここまで)

 まあ、遠回しではありますが韓国・オーストラリア・インド・ロシアを加入させるという拡大G7への拒否感を示している、というのは間違いないところ。
 先ほど行われた月曜午前の菅官房長官の定例記者会見でも同様のことを述べています。



 現在の参加国が拡大に反対している以上、この話は終了なのです。
 アメリカでの開催でゲスト参加でがんばってくださいな。

韓国メディア「日韓関係が悪化してビジネスでは双方が傷を負っている」……もう双方の国でビジネスするの無理なんじゃない?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(119)
タグ: 日韓関係
日本旅行ボイコットに「悲鳴」が上がる。日本、韓国の双方に「傷」残った(マネートゥデイ・朝鮮語)
昨年、日本を訪れた韓国人が558万人で、前年比26%減った、このうち下半期(7〜12月)に行った人員はわずか157万人に過ぎなかった。 (中略)

旅行ボイコットは韓国にも衝撃を与えた。日本市場の割合が大きい国内発(国内の海外旅行)旅行業界が大打撃を受けた。全体のビジネスで日本の割合が30%を超えていたツアー会社がノージャパンの余波で、昨年の営業利益が前年比70%減少するなど、全体的な旅行市場業況が底を打った。韓国を訪れる日本人旅行者も徐々に減り、国内ホテル、カジノ営業も悪化した。旅行業界の雇用人員がリストラされ、韓国側も少なくない被害を受けたわけだ。

半年近く凍りついた韓日の旅行の交流は今年1月に入って分解の兆しを見せた。昨年10月に19万7000人と底をついた訪日韓国人の数が12月には24万8000人、1月には26万6000人と再び上昇を見せはじめた。アクセシビリティと旅行コンテンツ面で再度旅行心理が反発したものである。 (中略)

しかし、2月から韓国と全世界を襲ったコロナ19に日韓旅行市場は再び氷河期が始まった。コロナパンデミク(全世界大流行)に物理的に旅行自体が不可能になり、両国への訪問者が99%減少する初の事態が起こった。問題は、日本旅行ボイコットに体質が虚弱になった国内観光産業がコロナ直撃打に耐えられず旅行・ホテル・免税店・カジノすべてが回生不可能状況に置かれた。 (中略)

旅行業界の関係者は「旅行ボイコットもコロナにやや薄めたし、海外旅行が再び続けば、アクセシビリティと経済面で最も優れた日本旅行の需要が再び高まる可能性が高い」と述べた。
(引用ここまで)


 日本が半導体材料の輸出管理強化を行なってから約1年というわけで、韓国では日韓がどうなったかという検証記事がそこそこ出てます。
 おおよそですが「不買運動で日本はダメージを負っているが、韓国も観光産業を中心にダメージを負っている」といったところ。
 ただ、どちらかといえば韓国の旅行代理店が回復不能なダメージを負ってますよね、どう考えても。
 日本の観光産業はどちらかといえば国内需要で成り立っているので、韓国人が来なくてもまともな経営をしていればなんとかなっていたはず。コロナ禍でアレですが。

 日韓のビジネス環境は明白に変化しつつある。
 日産GU、オリンパスの映像事業は撤退したのは既報。
 そして韓国から日本に進出している企業の95%以上が「事業が苦境に陥っている」との話。

韓日関係の悪化で…日本進出の韓国企業95.7%、「事業が苦境」(中央日報)

 というか、去年の今頃に日本の総合商社がコリアリスクを恐れて撤退していると報道された時点で、遅かれ早かれ日本企業は総じて韓国から撤退することになると思うのですよ。
 もはや「それぞれの国でビジネスができない」ということが日韓のニューノーマルになるのでしょうね。
 むしろビジネスができるほうが特殊、という環境になりつつあるんじゃないでしょうか。
 別にそれは悪いことでもないと思うのですけどね?

 

日本政府、拡大G7への韓国参加に反対→韓国メディア「アジア唯一のG7参加国という地位を保ちたいからだ!」……いや、韓国がG7に来るっていう意味理解してる?

日本、拡大G7の韓国参加に反対(共同通信)
日本が「G7拡大で韓国を参加させることに反対」を表明(聯合ニュース・朝鮮語)
 トランプ米大統領が5月に表明した先進7カ国首脳会議(G7サミット)拡大構想を巡り、日本政府高官が米政府に対し、韓国の参加に反対する考えを伝えていたことが27日、分かった。中国や北朝鮮への外交姿勢がG7と異なると懸念を示し、枠組みの維持を求めた。米側は「トランプ氏が最終判断する」と応じた。複数の日米外交筋が明らかにした。韓国政府はG7参加を歓迎しており、反発は必至だ。

 日本側の対応にはアジアから唯一G7に参加する外交的優位を守る思惑もある。安倍晋三首相の意向を踏まえたとみられる。歴史問題などで対立する日韓関係の冷却化を進める可能性がある。
(引用ここまで)


 日本政府がアメリカに対して「韓国のG7傘下を認めない」との意向を伝えたとの共同通信の報道。
 まあ、以前からそういった方向性なのだろうな、といったところでしたが。
 実際に伝えたのであれば大きなポイントとなるでしょうね。

 韓国では「アジアで唯一のG7加盟国である日本の地位低下を恐れて~」という話ばかりがピックアップされていますが。
 実際には対北朝鮮で共同声明が出せなくなったりするほうが問題でしょうね。
 韓国が参加した場合、ムン・ジェインひとりが強硬に反対して「北朝鮮の脅威」についてG7(この場合はG10だかG11だか)から声明が出せなくなるとか十分にあり得ます。
 現在のG7加盟国で韓国に対して北朝鮮への制裁継続を語っているのはカナダ以外の全部の国。日本、アメリカは言うに及ばず。
 フランスイギリス、ドイツ、イタリアと欧州訪問時に会った首脳からすべて「制裁は継続。非核化が優先」って伝えられてる。
 カナダも単純に伝えるタイミングがなかったというだけで、北朝鮮の瀬取り監視に参加していることを見ても制裁継続に賛成でしょうよ。

 そもそも、中国におもねって台湾のWHOへのオブザーバー参加ですら賛否を表明できなかった国が、G7にきてなにをするんだっていう。
 先日、G7外相が香港問題に対して声明を出しました。

香港問題に「重大な懸念」 G7外相声明、再考を要求(日経新聞)

 これ、日本が主導する形で出したものですが、韓国はこうした「自由主義を守る環」に加わることができるのかどうか。
 楽韓Webでも書きましたが、こっち側にきて中国に文句が言えるのかという話でもあるのです。
 オーストラリア、インドは問題なくそうした声明に加わることができるでしょうが。

 大統領府の報道官が「韓国がG7に招待されたのは世界秩序を導く一員になるということだ」とか言っていましたが。
 その責任を持つということは、自由主義国の一員として中国に対抗する環に加わるということなのですよ?
 韓国国内では「G7が香港問題に対して声明を出したのは日本が韓国を加えたくないからだ」なんて陰謀論が出てるのですが。
 そもそもがG7に加わる、という意味を理解してないよね?


韓国メディアが「アメリカ政府が『韓国のWTO提訴』を支持した!」と書くものの……実際には

米国務次官補「WTOでの韓日輸出紛争解決を支持」(中央日報)
韓国政府が日本が昨年合意した輸出規制の再検討措置が取られなかったことを受け世界貿易機関(WTO)提訴手続きを再開したことに関連し、米国が「WTO手続きを活用した紛争解決を支持する」と明らかにした。

スティルウェル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は25日(現地時間)、画像記者会見で「韓国が日本との輸出規制問題を解決するためにWTO提訴手続きを活用したことを支持する」とし「これらシステムは我々が活用して貿易問題や他の紛争を解決することに関する討論をするためにある」と述べた。 (中略)

スティルウェル次官補は中国を意識したように「インド太平洋地域で国際秩序を毀損しようとする権威主義、全体主義との戦いにおいて米韓、米日同盟は核心」とし「韓国と日本が過去の問題に決着をつけて未来に向かって共に前進することを願う」と語った。韓日関係の改善を要求したものと解釈される。
(引用ここまで)


 「韓国のWTO提訴手続き開始をアメリカの国務次官補が支持した」

 ぱっと見、まるでアメリカ政府が韓国の行動を支持しているかのように見えますが。
 そして、記事タイトルもそういったミスリードを促しているものとなっているのですが。
 まあ、違いますわな。

 この発言の主がスティルウェル国務次官補である、という事実だけでもそれは分かります。
 去年、11月のGSOMIA破棄寸前に韓国を訪問した外交オールスターの一員でした。
 スティルウェル国務次官補は韓国側のカウンターパートと会談を続けていたのですが去年の7月、9月、11月のASEAN、11月の韓国訪問時と常に「アメリカは日韓関係に介入するつもりはない」、「仲介するつもりはない」「日米韓関係は重要だ」とだけ言い続けてきた人物。
 日韓が仲違いしていてもかまわないが、安保関係にそれを持ちこむなというアメリカの意見を常に述べてきているのです。
 つまり、「WTOでもなんでも好きなところへ行け。ただし、輸出管理強化の問題についてアメリカに持ってくるな。アメリカは日韓関係を仲介もしないし、関与しない」と言っているのですよ。
 そして、最後の「インド太平洋地域で~」という部分で韓国がGSOMIA破棄のような日米韓関係を毀損する動きをすることを許さない、とも言っているわけですね。

 こういった発言は誰が、なんのために、どのような経緯で語ったのか。
 そして過去の発言はどのようなものであったかをチェックすることが重要になるのですね。