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カテゴリ:軍事の記事一覧

「韓国型軽空母」予算の99%カットは「計画の必要性を国民に示せ」という要求だった

カテゴリ:軍事 コメント:(25)
韓国「軽空母」予算を全額削減…研究用に950万円のみ割り当てた内部事情とは(ハンギョレ)
 海軍の軽空母導入事業の来年度の予算が、事実上、1ウォンも策定されなかった。今後の軽空母事業にどのような影響を及ぼすのか注目される。

 国会は2日に本会議を開き、前年比5.4%増の52兆8401億ウォン(約5兆300億円)の来年度の国防予算案を議決したが、軽空母関連の予算は研究用とシンポジウム開催のための1億ウォン(約950万円)以外には配分されなかった。

 当初、防衛事業庁は来年度の予算で、軽空母の基本設計費として101億ウォン(約9億6000万円)を要請したが、企画財政部で「事業の妥当性の調査などの手続きを踏まなかった」などの理由で全額が削除された。研究用とシンポジウム費用の1億ウォンは、国会国防委員会で軽空母の必要性をめぐり与野党間で議論が起きると、世論のとりまとめと国民的なコンセンサスの形成が必要だという趣旨で策定されたものだ。

 軍当局は当初、今年末までに事業推進の基本戦略を樹立し、来年基本設計に入り、2030年代中盤までに3万トン級の軽空母を確保するという計画だった。しかし、今回の予算には反映されず、軽空母事業は第一歩からつまずくことになった。
(引用ここまで)


 昨日にエントリを書いた韓国型軽空母関連予算が99%オフになった話題の続報です。
 設計費用として要求した101億ウォンのうち、1億ウォン≒950万円を残したのは研究用としてとのこと。
 もう一度、計画の妥当性を国民に説明してみるべきということでしょう。

 「空母保有」には象徴性という部分もありまして。
 タイ、ブラジルといった中進国も所有していますし(ブラジルのサン・パウロは退役済でイギリスから強襲揚陸艦を取得)、ロシアもひどい経済危機を経ても1隻は所有し続けています。
 ロシアの場合は失われたが最後、運用を継続できなくなるだろうという危惧が大きいのでしょう。
 タイの場合はタイランド湾を縦横無尽に行き来できる大型船が必要という面もあると思われます。
 ブラジルは……空母や強襲揚陸艦にこだわるのはなんででしょうね。南アメリカの地域大国である、という自負からかなぁ。
 イギリス、フランスに関しては海外領土の存在も大きいところ。

 ま、こんな感じで実際の需要と象徴性の両方が空母にはあるのです。
 日本の場合は満を持してようやく取得、という感じですね。
 F-35Bを先行取得してその後にいずも型を軽空母に転換というのは島嶼防衛を考えても最適解。
 どうにかこうにか時代がそれを許容する場面になってきたというべきか。

 翻ってみて韓国の場合、空母を持っている意味がない。少なくとも戦略的にはない。
 島嶼防衛をするわけでもないし、海外領土があるわけでもない。
 敢えていうなら独島云々という言いかたはできるかもしれませんが、朝鮮半島から竹島まではたかだか130km。航空基地からだともうちょっと遠くなるのでしょうが、それにしてもF-35A、F-15Kの戦闘行動半径は1000km以上ある。空中給油機KC330もある。
 ……空母の必要性とは?

 ま、そんな感じで設計費用はゼロになり、研究用予算だけが認められたというとこでしょう。
 意外と現実的な話になっているなぁ。「日本が持つから欲しいんだ」で通るものだとばっかり思っていましたが。

韓国型軽空母、来年から設計開始予定のはずが予算は要求の1%しか通らなかった……どうするの、これ……

カテゴリ:軍事 コメント:(104)
101億ウォン要求して100億ウォン削減された韓国型軽空母予算(朝鮮日報)
 韓国の新年度予算が2日に確定した。ところが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の公約である軽空母配備のための事業予算は1億ウォンしか反映されなかったことが3日までに判明した。防衛事業庁(防事庁)が事業妥当性の研究もきちんと行っていない状態で無理に100億ウォン(約9億5000万円)台の予算を編成しようとして、予算編成当局から削られたのだ。韓国軍からは、十分に議論してもいない軽空母事業を無理に掲げてきたのではないか、という指摘が出た。

 韓国政府の関係者は「防事庁が軽空母建造のため来年度予算で101億ウォン(約9億6300万円)を要求したが、企画財政部(省に相当)における審議の過程で全額削減された」とし「軽空母が韓国の実情に合っているかどうかなどについての妥当性研究が完了していないから」と語った。韓国国会は、軽空母配備の研究委託費という名目で1億ウォン(約950万円)だけを来年度予算に反映した。韓国軍関係者は「青瓦台(韓国大統領府)などでは、政府の力点事業の予算がほとんど削減されて1億ウォンしか反映されず当惑したようだ」としつつ「国会の審査の過程で予算をよみがえらせようという意見もあったが、結局無理だと判断したらしい」と語った。
(引用ここまで)


 101億ウォンの予算を要求して、100億ウォン削減。
 1億ウォンでもう一度、計画の妥当性を討議しなさいっていうことですかね。
 少なくとも軽空母であれば、建造そのものはそれほど難しい話でもありません。
 すでに独島級強襲揚陸艦があって、そのスケールアップで済むことですから。
 カタパルトを新設するわけでもないし、スキージャンプがあるわけでもない。
 とち狂って7万トン級中型空母+艦載型のKF-Xネイビーにするとかいうのでもないかぎり、艦船建造としては保守的と言ってもいいくらいのもの。
 チャレンジングな要素は最小限。

 問題はその「軽空母」をどのように運用するのかという話で。
 島嶼防衛をするわけでもない。
 北朝鮮に対して空爆するのであればF-35Aの作戦行動半径でも十分。
 そのあたりの妥当性が問われている、ということでしょう。

 それにしても残った予算が1億ウォン。今日のレートで958万円。
 会議の時のお茶とお茶菓子代は出してあげる……って感じですね。
 当初は来年から基本設計に取り組むという話でしたが、これは設計とかスペック討議とかそういう感じじゃないなぁ。
 2021−25年の国防中期計画で採用するはずだったのですが。さてはて。

図解でわかる!空母のすべて
おちあい 熊一
学研プラス
2018-09-20

韓国メディア「日本は『軍隊を持たない』はずではなかったのか? 中国の脅威を隠れ蓑にして軍備を強化しているぞ!」……いや、中国のやっていること見えてる?

カテゴリ:軍事 コメント:(126)
軍隊ない日本の「あやしい崛起」…豪州と軍事同盟、米国と宇宙同盟(中央日報)
日本は中国と対立するオーストラリアと最近、急速に蜜月関係を築いている。17日、スコット・モリソン豪首相を東京に招請し、「共同訓練円滑化協定(RAA)」を締結することで大筋合意した。

この協定は、自衛隊とオーストラリア軍が共同訓練や災害救助をする場合に出入国手続きを簡素化し、課税や処罰などの規則を事前に決めることを骨子とする。事実上オーストラリアを米国に続く軍事同盟国と見なすという趣旨だ。

日本国内だけに適用される米軍との関係規定である日米地位協定とは違い、この協定は同じ形で両国に適用される。日本メディアはこうした協定を「戦後初めて」と強調した。

菅義偉首相はこの日、「両国は自由や民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有している特別な戦略的パートナーであり、自由で開かれたインド太平洋の実現に共に取り組んでいく」と述べた。「自由で開かれたインド太平洋」は東シナ海と南シナ海で中国を牽制する時に米国がよく使う表現だ。オーストラリアと共に中国の脅威に対応するというのがこの協定の目標ということだ。

しかし菅政権が中国の脅威を口実にして自衛隊の正式軍隊化を進めているという見方が少なくない。日本の平和憲法上、自衛隊は厳密にいえば軍隊でない。

にもかかわらずオーストラリア軍と同じ地位で対等な協定を結んだのには、そのような意図が隠れているということだ。平和憲法に自衛隊の存在の根拠を明記しようとする菅政権の立場では、自衛隊を正式軍隊に格上げできる一つの根拠が用意されたのだ。
(引用ここまで)


 「中国の脅威を口実にして自衛隊の正式軍隊化を進めているという見方が少なくない」……か。
 韓国メディアの認識はまだそんなところなんだなぁ。
 はっきり言って、年内に台湾侵攻をはじめたってなんの不思議もないところにきてます。
 最近、中国はだいぶアメリカを矮小化して見ています。
 先日も香港問題に懸念を表明してくるファイブアイズの5カ国に対して「目をくり抜かれないように気をつけろ」と外交部報道官が述べています。

中国、香港懸念の5カ国に「失明に気をつけよ」と警告(BBCニュース)
中国外務省の趙立堅報道官は19日、「(5カ国は)気をつけないと、目玉を引き抜かれるだろう」と述べ、中国の内政問題に口出ししないよう警告した。

「中国人は決してトラブルは起こさないし、決して恐れることもない」、「たとえ目が5個あろうが、10個あろうが関係ない」と、趙報道官は記者団に述べた。
(引用ここまで)

 どことなく北朝鮮の「煮た牛の頭も笑い出す」みたいな言いかたと類似しつつある感じがしますね。
 本気でJ-20でF-35を圧倒できるくらいに思っているのではないかと感じることもあります。
 そもそも習近平が終生独裁官となったのは「台湾との統一をするためには規定の10年では足りない」としたから。
 そもそもが台湾との統一は共産党にとって退くことのできない絶対防衛線。
 ただ、アメリカ+日本の戦力評価をまともにしているのであれば、まだ手を出さない部分でもある。
 これまでは

 それがここ1年ほどで中国はえらく増長してきました。
 日米同盟だかなんだか知らんが全員まとめてかかってこい、くらいの物言いをするようになっています。
 中国はカナダ、オーストラリア、インド、欧州、アメリカといった全方面にケンカを売りつつあり、それに対応してドイツすらインド太平洋戦略にコミットしつつある。
 日本も中国に対抗するためにインド太平洋戦略を提唱し、CPTPPの旗振り役となり、ファイブアイズに加盟するなんて話すら出てきている。

 自衛隊の各国との連携強化もそうした世界情勢の変化を受けてのもの。
 敗戦国だった日本が軍事強化することへの許容度が上がっている。
 それに反対するのは南北朝鮮と中国くらいなものでしょ。
 この記事で書かれていることを本気で考えているなら、ホントに呑気ですわ。目も当てられないレベルです。

韓国「日本が次期戦闘機にF-22の技術を入手したら東アジアの戦略均衡が崩壊する」……いまさらF-22でもないだろうに

カテゴリ:軍事 コメント:(72)
タグ: F-22 F-3 軍事
現存最強の戦闘機F-22、日本が導入すれば北東アジアの戦略均衡崩れる」(中央日報)
自主国防ネットワークのシン・インギュン代表が4日、『週刊東亜』を通じて「日本がF-22またはその技術が適用された次世代戦闘機を導入する場合、北東アジア地域の戦略均衡自体が崩れる」と懸念を表した。

シン代表は「現在、世界は戦闘機春秋戦国時代」と表現し、「各国が最先端航空宇宙技術が集約された戦闘機を開発しているが、米空軍が運用するF-22Aラプターが絶対強者」と評価した。

続いて「日本が開発しようとするF-3は第6世代戦闘機を標ぼうしているが、コスト削減と信頼性向上レベルF-22の技術と部品を多くを転用する可能性も排除できず、日米関係を考慮すると今年末に決まる日本次世代戦闘機開発事業の海外パートナー企業にロッキードマーチンが選ばれる可能性が高いため、日本の次世代戦闘機にはF-22の技術が含まれると予想される」と指摘し、「この場合、中国とロシアも強力な第6世代戦闘機の開発と配備を急ぐはず」という見方を示した。
(引用ここまで)


 韓国のシンクタンクが「日本の次期戦闘機にF-22の要素が含まれると東アジアの戦力バランスが崩れる」と懸念している、というニュース。
 イスラエルがUAEへのF-35A売却の代償としてアメリカ政府にF-22の販売を求めた、というのはちょっと前に報じられたニュースですが。
 ただ、ニュースソースは中東の新聞。ちょっと信じがたい。
 あとオーストラリアも何度かF-22を買いたいとしています。
 製造ラインを復活させるにあたって日本、イスラエルにも導入させればいいだろう、みたいな話で。

 F-22にだいぶ幻想が抱かれているんだよなぁ……。
 その辺りの話も書かれている大元の「日本が導入した瞬間に北東アジアのバランスが崩れる」とした記事はこちら。

現存最強の戦闘機F-22、日導入の瞬間北東アジア戦略バランス崩れる(週刊東亜・朝鮮語)

 まあ、F-22が最強のステルス戦闘機であるという事実は変わらないし、近代化改修でアップデートされることになるのでしょうが。
 アビオニクスの古さは如何ともしがたい。
 両方に搭乗したパイロットが「F-35はそれ以前の戦闘機とはまったく異なる。ほとんどを機械任せにできる」と語っていました。バイザーへの投影による全周囲視界もありますしね。
 かつてはパイロットがすべてを計器から読み取って判断していたことの大半を機体に任せることができるそうですわ。たとえばF-35Bの垂直着陸はフルオートとのこと。
 F1に乗りながらゲームをプレイするようなものだったのが、ゲームプレイに専念できるというようなことかなぁ……と想像しています。

 いま、F-22の要素を導入するってどれでしょうかねぇ……。
 というかロッキード・マーティンが海外協力企業になるのかどうかも分からんのに。
 個人的には事業が危ぶまれているボーイングになりそうな気がしてますけどね。

韓国がアルゼンチンにセールスをかけていた軽攻撃機 F/A-50、イギリスが輸出許可を出さずにポシャる……なんで輸出できると思った、逆に

カテゴリ:軍事 コメント:(109)
タグ: 軍事 F/A-50
UK bars sale of South Korean fighter jets for the Argentine air force(MacroPress・英語)


 アルゼンチン空軍が所有している戦闘機は現状ありません。
 A-4 スカイホークがまだ数機現役なのだそうですが……マジで?
 さすがに退役しているという話もありますが、まあどちらにせよA-4を近年まで持ち続けていた時点でお察しください。
 それ以外にはアルゼンチンが開発した軽攻撃機のターボプロップ機と高等練習機。
 貧弱。

 というわけで去年くらいに韓国が営業を行って、アルゼンチンがF/A-50を10機ほど購入するという話になったのですね。
 フィリピン空軍と同じ感じですかね。
 第4世代機すら持っていない空軍をアップデートするための第1弾として導入するという形。

 ところがコロナ禍で一度ペンディングされてまして。
 さらに今回、イギリスが輸出許可を出さなかったことで完全にポシャったということになりますかね。
 というか、なんでアルゼンチンに向けて営業をかけた……。
 イギリスが許可すると思えた理由が知りたいわ。
 ちなみにアルゼンチン空軍はイスラエルからクフィルを買おうとしたらしいですが、これもアメリカのエンジン輸出許可が取れなかったのでぽしゃりました。

 韓国が兵器輸出に際して「国産化!」って言っているのは、この辺りが大きな原因でしょうね。
 外国製部品を使っていると輸出が思うようにできないっていう。
 ま、少なくとも戦闘機は無理でしょうね。

20年前に兵役忌避した韓国芸能人、いまだに入国できずに「私の兵役忌避は合法」と叫ぶ……芸能人の兵役忌避者の成れの果て、か

韓国に19年間入国できない歌手ユ・スンジュン、韓国外交長官向けに要請文(中央日報)
康長官が26日に行われた国会外交統一委員会の国政監査で「政府が関連規定を検討し、ビザ発行を認めないことにした」と述べ、ユ・スンジュンの入国禁止を維持することを明らかにしたことに対する立場表明だ。

「外交部長官様、歌手ユ・スンジュンです。私をご存知ですか」で始まる長文で、ユ・スンジュンは入国を認めてほしいと懇請した。

ユ・スンジュンは「私は過去に韓国で活動していたが流れていった歌手」とし「5年という長くも、また短くもない時間、本当に身に余る多くの愛情を受けたことを思い出す」と書いた。続いて「2002年2月、瞬間的な選択でそのすべてのことが粉砕した。私が米国市民権を選択した代償として、大韓民国の利益や公共の安全を害する兵役忌避者という烙印と共に、無期限入国禁止対象者になったため」と説明した。

ユ・スンジュンは「軍に入隊するというファンとの約束を守れなかった点については今でも本当に申し訳なく思う」としながらも「少なくとも私は兵役法を犯していない。私がした決定は合法的」と改めて強調した。

また「私は韓国の芸能界を離れて19年になる」とし「ただ離れた程度でなく、この19年間、多くの嘘の記事と誤報で汚名を着せられた」と訴えた。
(引用ここまで)


 スティーブ・ユことユ・スンジュンについてはこれまで何度か書いてきていますね。
 芸能人で2000年前後の韓国ではトップスターだったそうです。
 アメリカと韓国の二重国籍保持者だったのですが、「兵役には行く。韓国人なのだから当然だ」と宣言していて、兵務庁もその宣言に対してさまざまな便宜を図ってきたのです。
 ところが兵役で入隊3ヶ月前になった2002年1月に渡米して、アメリカ国籍を選択。
 タイミング的に「兵役忌避」としか受け取られない状況。
 メンツを潰された兵務庁は徹底してユ・スンジュンを「兵役忌避者」として糾弾してきました。

 以降、18年に渡って入国を拒否されてきたのですね。
 その間、中国で俳優業などしていたそうです。あとYouTuberとかやっていたそうですわ。
 兵役忌避者に対しての晒し首のような役割をしてきたといえますね。
 「いいか、兵役を忌避したらこいつのように入国拒否されるんだぞ」と。 

 ユ・スンジュン側も幾度か「韓国に入国したい」「兵役についてもいい」として「海外僑胞ビザ」を申請してきたのですが、その一切合切が却下。裁判所も「アメリカ人のスティーブ・ユさんですね」という扱いをしてきました。
 ところが去年になって大法院(最高裁に相当)がビザを拒否していたことを再度チェックせよ、として高裁に差し戻しました。
 この3月にビザ発給を拒否したのは不当だったという判決が出たのですが。

 これはあくまでも「過去の発給拒否が不当」というものであって、新たにビザを発給するかどうかは韓国政府の承認が必要……という判断。
 カン・ギョンファ外交部長官は「検討した結果、やっぱり彼にビザは出しません」と宣言するに至ったそうです。
 やはり、著名人でありかつ、「兵役に就く」と宣言しながら兵役を忌避した者に対する懲罰といえるでしょうね。

 元マリナーズで、オリックス、ロッテと入団したものの1軍登板は一度も果たせなかったペク・チャスンという投手がいたのですが。
 彼も同様に兵役忌避者として入国が拒否されてきました。
 2005年にアメリカで結婚して、アメリカ国籍となっています。
 その後、メジャーをクビになってからは上記のように日本にきたり、独立リーグに所属したりしていたそうですが。
 一昨年には「韓国国籍に復帰したい」と国籍復帰申請をして拒否されたそうです。

前ビッグリーグ投手ペク・チャンスン、国籍回復訴訟敗訴(ニュース1・朝鮮語)

 ですが、斗山ベアーズの2軍コーチに「アメリカ人」として就任したとのこと。
 兵務庁のメンツを潰したかどうかで扱いは変わってくる……ということかな。

 ユ・スンジュンのケースは芸能人が兵役を忌避したらどうなるか、というサンプルとしてちょうどよかったのでピックアップしてみました。
 BTSの所属するビッグヒットエンターテインメントの株価はまた下がっていて今日の終値は16万2500ウォン。昨日からは6500ウォンほど上昇してますが、トレンドは下落のまま。
 その大きな要因は事務所の売り上げの9割以上を稼ぎ出すBTSのメンバーの兵役が来年からはじまり、1年半に渡って活動ができなくなるからとされています。
 本人たちは「時期が来れば兵役に行くのは当然のことだ」というコメントを出しているそうですけどね。

お笑い韓国軍:先月導入完了したグローバルホーク、さっそく故障でニコイチ修理……軍事通信衛星は打ち上げたものの制御端末が開発されずに静止軌道で放置

【独自】「K2戦車の韓国製パワーパック、ドイツの許諾なしには売れない」(朝鮮日報)
導入10カ月のグローバルホーク、4機のうち2機が故障=韓国 (中央日報)
衛星を打ち上げたけれど制御用端末を準備していなかった韓国軍(朝鮮日報)
 韓国の防衛事業庁はK2戦車のパワーパック(エンジンと変速機を結合した動力装置)に用いられる変速機の国産化を推進しているが、国産化そのものはできても主なパーツはドイツから輸入しなければならず、これにより輸出もまたドイツの許諾を受けなければならないという指摘が20日に提起された。防衛事業庁はこれまで「K2戦車のパワーパックが国産化されたら輸出が本格化するだろう」と主張してきた。

 韓国の保守系最大野党「国民の力」に所属する韓起鎬(ハン・ギホ)議員が防衛事業庁から受け取った資料によると、現在国産化を推進しているK2戦車用パワーパックの変速機の国産化率は67%にすぎないことが判明した。さらに大きな問題は、変速装置や操向装置、ブレーキ、制御装置など中心的なパーツはドイツから輸入して組み立てているという点だ。

 韓議員側は「K2戦車の輸出を試みてもこれが原因で、中心的なパーツを提供しているドイツ側の承認を得なければならない状況が生じることになる」と指摘した。防衛事業庁は、変速機さえ国産化すればK2戦車の輸出の道が開かれる、と公言してきた。
(引用ここまで)

昨年12月から米国から次々と導入された高高度無人偵察機グローバルホークの一部で部品の故障が発生していることが確認された。

軍当局などによると、現在運用中のグローバルホーク1-4号機のうち、昨年12月に導入した1号機のランディングギア(着陸装置)から油が漏れる問題が見つかった。4月に導入された2号機では核心制御センサー関連の異常が発見された。1機あたりの価格が2000億ウォン(約185億円)近い最先端資産2機が戦力化の段階でストップしたのだ。 (中略)

空軍は正常機体の部品を故障機体に使用する、いわゆる「同類転換」方式でこの状況に対応しているという。グローバルホーク1機を放棄し、正常部品を異常機体2機に供給すれば4機のうち3機を稼働できるからだ。
(引用ここまで)

 韓国は今年、初となる軍専用通信衛星「アナシス2号」を打ち上げたが、肝心の衛星を制御する端末は開発していないことが19日までに分かった。軍の衛星を軌道に上げても、衛星を活用することもできずにいるのだ。この先も1年ほどは衛星が空転する可能性が高いと伝えられている。

 防衛事業庁(防事庁)が19日、保守系最大野党「国民の力」所属の韓起鎬(ハン・ギホ)議員に提出した資料によると、韓国軍は今年7月、F35ステルス戦闘機を配備する際にロッキード・マーチン社と結んだ折衷交易(Offset。武器購入に伴う反対給付)で提供を受けた通信衛星「アナシス2号」を軌道に乗せた。だが、衛星を制御する端末機の事業は来年度の予算にも反映されなかった。端末機事業について、韓国軍は韓国国防研究院(KIDA)に事業妥当性調査を依頼したが、まだ調査が終わっておらず、予算をもらえないのだ。 (中略)

 韓国軍は当初、昨年12月から今年3月まで第1段階の運用試験評価を実施した後、事業妥当性調査を依頼しようとしていたが、スケジュールが1-2カ月ほどずれ込んだ。これで事業妥当性調査も順延し、来年度予算からも抜け落ちた。新しい機器を用意しておいて、リモコンがないから使えない、という格好だ。韓国軍は、来年初めに通信衛星が任務を開始すると期待したが、このままだと1年以上も衛星は「無用の長物」になる。アナシス2号の寿命は12年だ。

 韓国軍内外では、通信衛星事業は既に2年前から進んでいたにもかかわらず、端末機すら開発できていないのは非常識的だ-と指摘されている。
(引用ここまで)


 お笑い韓国軍ネタ3連発。
 K-2戦車のパワーパック、まだ国産化を諦めていなかったんですね。
 変速機を開発していたS&T重工業に対して「性能が7掛けなら価格も7掛けだからな」みたいなやりとりをしていたことを、この7月に暴露されていました。
 これも国産化の一環だったということでしょうね。
 ただ……ほとんどの国に対してはドイツも輸出許可を出すと思うのですよ。
 NATO諸国とかならなんの問題もなく。
 でも、「国産化すれば輸出が自由にできる」と言っているということは、そういう国に輸出するのではない……ということか。
 自分のところで600輌製造するって言っておいて、260輌しか製造しなかった戦車をどこが引き取ってくれるんですかね。

 RQ-4 グローバルホークが4機導入されたのですが。
 さっそく1機が故障。……ちなみに4機目が韓国についたの先月です。
 早くもニコイチ修理をしているとのこと。早いなぁ。
 韓国が導入したブロック30、ブロック20はすでに製造中止になっていて、部品調達も難しくなる予定。
 日本がグローバルホークの調達を中止したのは、調達予定の機体がブロック30だったからのも大きな理由です。
 アメリカ空軍はブロック40以外は退役させて、RQ−180に切り替える予定。
 というわけでブロック30を使っているのは韓国だけになるので、稼働数は減っていくのでしょうね。

 んで、最後は先日打ち上げた軍事通信衛星をコントロールする機器が用意されていないって話。
 ……ちょっとわけが分からなくて、3回くらい読み直したんですが。
 いまだにわけが分かりません。
 7月に軍事通信専用の衛星を打ち上げたということで「これで韓国軍の作戦遂行能力が上昇した」と騒いでいたのですけどね。
 コロナ禍で軍事予算を流用しまくっているという話でしたから、その辺りが影響しているのかなぁ。
 ま、今日も今日とてお笑い韓国軍は健在なのでした、というお話でした。

韓国軍「F-35Bは高価で性能が低い。これよりもKF-Xを艦載型にして正規空母を建造しよう。勝算はある」……マジ?

[単独]防衛産業界、軽空母搭載用の韓国型戦闘機を開発検討 「勝算ある」(ヘラルド経済・朝鮮語)
来る2033年戦力化予定の韓国型軽空母に米F- 35B海兵隊の垂直離着陸ステルス戦闘機の選定が有力な中で、国内の防衛産業界で軽空母に搭載する海軍の「韓国型戦闘機(KFX)ネイビー」の開発を検討していることが確認された。KFXは来る2026年に開発完了予定で派生型である「KFXネイビー」の開発も不可能ではないというのが業界の軍事専門家の判断である。

19日、業界との軍事専門家によると、現在のKFXの開発と同時に、KFXの派生バージョンである「KFXネイビー」などの開発が検討されている。「予算や技術的な面でKFXネイビーの勝算がある」は、展望まで出ている。

米国で開発された最新鋭ステルス戦闘機であるF- 35は、空軍のバージョンがF- 35A、海兵隊用のバージョンF- 35B(垂直離着陸機能を追加)、海軍のバージョンF- 35C(翼折り畳み機能を追加)に分かれている。「KFXネイビー」は、F- 35のF- 35Cに該当することになる。

「KFXネイビー」が開発される場合には、韓国型軽空母艦載機(空母に搭載されている戦闘機)の選定が有力F- 35Bとの競争構図が行われるものと予想される。

かつて国防部は8月10日、「2021〜2025年の国防中期計画」を発表し、F- 35B級の搭載が可能な3万t級の軽空母開発を策定した。軍は今年末までに、韓国型軽空母概念設計を終えて、来年から基本設計に着手して2030年代初めにも戦力化する計画だ。韓国型軽空母は、米国のアメリカ級強襲揚陸艦と見た目が似てするものと予想される。

韓国型軽空母事業の就航時は米F- 35Bが艦載機として選ばれる可能性が高い。海兵隊用に開発されたF-35Bに垂直離着陸機能があり、現存する戦闘機の中で唯一軽空母において離着陸が可能だからだ。韓国型軽空母にはF- 35B 10機が搭載可能なものと伝えられた。

しかし、F- 35Bの高価格と低武装能力のためにF- 35Bが搭載された韓国型軽空母は高価な悩みの種になることがあるという懸念が提起される。F- 35Bの明白な利点は、垂直離着陸機能ですが、この機能のために大きく特殊なエンジンを搭載しながら、価格は高くなって武装能力と機動性などが犠牲になったという指摘だ。

韓国空軍は2014年に次世代空軍戦闘機としてF- 35Aを選定し、40機を7兆4000億ウォンに購入する契約を結んだ。以降、各国からの注文量が多くなり、F- 35A1機あたりの価格は現在1000億〜1500億ウォン、F- 35Bは2300億〜3000億ウォン前後であると思われる。

軍当局は、今後の空軍用F-35A 20機、軽空母用F-35B 20機を追加輸入する計画で、関連予算を8兆ウォンと推算していると伝えられた。しかし、イギリスやトルコ、イタリアなどF- 35B購入意向国がF- 35B購買を縮小したり、購入計画をキャンセルして、今後のF- 35Bの単価がより高くなるという見通しさえ出ている。軽空母の予算の中でF- 35B購入予算だけで5〜6兆ウォンに迫ることができるというものである。

ここで船体建造予算、空母の最新鋭ヘリ予算などを加えると軽空母予算が10兆ウォンに迫ることになる。10兆ウォンであれば軽空母ではなく、F- 35Cを運用する正式空母を運用することができる金額だ。軽空母を正式空母に発展させる可能性と一緒に艦載機の候補の範囲が「KFXネイビー」または「F- 35 C」などに拡大されているものである。
(引用ここまで)


 F-35Bが思ったよりも安くならない可能性があるので、艦載型のKF-Xを開発して余った予算で中型の正規空母にしようとの話が出てます。
 んー、いいんじゃないでしょうかね?

 実は3万トン級の軽空母ってすごいコンサバティブな考えかた。
 オーストラリアのキャンベラ級、準同型艦のファン・カルロス1世あたりも同規模で、スキージャンプを備えて、F-35Bの運用もできるようになっています。
 韓国で予定されている軽空母も現代重工のイラストではスキージャンプがあったのですが、現在の完成予想図ではオミットされています。
 F-35Bを運用するならスキージャンプはあってもいいのですが、まあなくてもOK。
 いずも、かが、そして韓国の軽空母はアメリカ級強襲揚陸艦と同じような運用をする前提なのでしょう。

 以前から書いていますが、F-35を運用する利点としてステルス機であるということと共に、優れたセンサー類を持っていることが挙げられます。
 F-35Bを先行させて情報収集を行い、後方から駆逐艦等で攻撃するというような運用も考えられています。
 F-35はミサイル防衛のレーダーとしても役立つのではないかともされているほどです。
 ステルス機であることも十分に脅威ですが、このセンサーフュージョンが本当の脅威。

 で、韓国のこの「F-35B+軽空母をやめてKF-X艦載型+正規空母」という計画が本当に走るとすれば、実に興味深いものとなります。
 保守的な「強襲揚陸艦」としての運用ではなく、カタパルトを用いる正規空母をいきなり建造する。
 かつ、F-35Bではなく、4.5世代機のKF-Xを艦載機として運用する。
 日本にしてみると、こちらの計画のほうが脅威度としては数段下がりますね。
 これまで空母を運用したことがない国がいきなりカタパルトのある正規空母なぁ。
 ……まあ、がんばってくださいな。