相互RSS募集中です

カテゴリ:韓国人vs.外国人の記事一覧

イラン政府「韓国は凍結資金を解除するために可能なことはすべてすると約束した……が、そんな約束をしたのははじめてではない」……「約束」だけはするんだよな

イラン「韓国政府は凍結資金解除の意志見せるべき」(中央日報)
イラン中央銀行(CBI)総裁が韓国で凍結されている70億ドル(約7260億円)のイラン資金問題に関連し、「韓国が政治的解決の意志を見せるべき」と要求した。ヘンマティーCBI総裁は19日(現地時間)、ブルームバーグ通信の書面インタビューで、「韓国当局は凍結資金を解除するために可能なすべてのことをすると約束したが、彼らがこうした約束をしたのは今回が初めてでない」とし、このように主張した。

韓国の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官は今月10日から12日までイランを訪問した。崔次官は3日間の訪問日程で韓国タンカー拿捕とイランに拘束された韓国人5人の解放問題を解決しようとしたが、イランは資金凍結問題の解決を強調するなど立場の違いを埋められず帰国した。ヘンマティー総裁は韓国代表団の訪問に関連し、「韓国タンカー拿捕問題とイラン資金凍結問題は関係があるのか」という質問に対し、「そうではない」とだけ答えた。

しかし資金凍結問題に言及しながら批判を強めた。ヘンマティー総裁は「韓国代表団はこの問題を解決するための政治的意志があると話したが、問題は彼らが米国の政策と規制にも従おうとすることだ。韓国銀行(韓銀)はイランに対する米国の最大限の圧力政策に全面的に協力、屈服し、他国とは違ってイランとの協力を拒否している」とし「韓銀の資金凍結措置は国際法を違反する。過去2年間にイランに生じた被害は韓銀が負担すべきだ」と主張した。

イランは凍結資金をめぐり、最近は新型コロナウイルス感染症診断キットなど人道主義的な物品を購入するのに使う方法を韓国政府に問い合わせしてきた。医薬品など人道的物品を取引する場合、制裁の例外が認められる可能性があるからだ。

(中略)

さらにINSTEXのような方法論は「2番目の問題」であり、「まず重要なのは韓国政府の意志だが、今はそれが見えない」と主張した。
(引用ここまで)


 イランの本音が見えていて面白い記事。
 特にイランからの「彼らがこうした約束をするのは、今回がはじめてではない」というところ。

 韓国国内に原油代金用の口座を開設する際には色々と言っていたのでしょうね。甘いことを。
 「韓国はいつでもイランに寄り添っています」だのなんだの。「アメリカの制裁に負けません」とかも言ってたんじゃないかなー。
 でも利息もまともに払わないし、2018年にアメリカが核合意から離脱して独自制裁がきつくなったらさっさと口座凍結しておしまい。

 そりゃまあ、イランも「韓国は約束を何度もした」って言いたくもなるでしょうね。
 「まず重要なのは韓国政府の意思」って言いたくもなりますわ。
 原油輸出代金として凍結されている70億ドルから韓国から提案された救急車の輸出だけでなく、国連分担金を出してもらいたいってイランから提案があったそうですが。

イラン、「韓国内の凍結資金で国連分担金納付」を提案(ハンギョレ)

 っつーても滞納している分担金は1650万ドルとのことで……何年分払えるんだか。まあ、制裁下での使い道としてはありだと思いますけどね。

 「何度も約束した」っていうヤツに何年も何年も付き合わされているのが日本なのですけどね。
 世界遺産騒動での手のひら返し、慰安婦合意、河野談話が出るまでの経緯等々を思い出させます。
 韓国船籍タンカー拿捕については、韓国に同情もしますが。
 そこに至るまでの経緯を知っているのでなんともなぁ。

韓国外交部高官「イランの凍結資産から救急車を提供することが可能」→イラン「我々が必要なのは凍結された70億ドルで救急車ではない」……それで解決すると思ったんだ?

韓国外交部交渉団、イランから成果なく帰国…船員の母「誠意ない態度に怒り」(中央日報)
抑留の「創意的な解決法」が救急車の提供? イラン「韓国の提案を拒否」(中央日報)
拿捕された韓国ケミ号の早期解放のためにイランを訪問した韓国外交部の関係者らが特別な成果なく帰国し、拘束された船員の家族が不安を隠せずにいる。韓国ケミ号の船会社側は「抑留の長期化で損失が雪だるま式に増えている」と被害を訴えている。 (中略)

イランとの交渉のために外交部の実務陣が7日に出国し、10日には崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官が出国した。交渉は2日間続いたが、韓国の都市銀行に凍結されているイランの原油輸出代金70億ドルの問題で交渉は決裂した。外交部は帰国後にも韓国ケミ号抑留事態を解決するため、イランの原油輸出代金関連の議論を続ける方針だ。
(引用ここまで)

イランのマフムード・バエジ大統領秘書室長は13日(現地時間)、政府のホームページに「韓国に凍結されたイラン中央銀行の資金で救急車を購入して送るという韓国政府の提案を断った」と明らかにした。バエジ室長は「われわれを狙った(米国の)経済戦争と圧迫に対抗して3年間この国を運営した」とし「われわれは救急車数台が必要なのでなく、韓国に凍結された資金が必要だ」と強調した。また「韓国代表団は戻ってイランの凍結資金を解除する(米国の)許可を受けてくると約束した」と説明した。

通常、高官級外交会談の内容は両側が事前に協議して結果を発表する。特に、相手に不利な内容を公開する場合、少なくとも了解があってこそ発表するのが外交慣例だ。ところが、イランはこれを無視して韓国の提案を一方的に公開したわけだ。

イランのこのような外交欠礼にも韓国としては強く対応できない立場だ。外交部当局者はこの日「様々な案が協議される過程で(韓国でなく)イラン側が救急車の導入を希望した」として「崔次官が(イランに)行って先に提案したかのように報じられたが、これは事実と大いに異なる」と明らかにした。具体的に遺憾を表明しないまま「事実と異なる」という水準で対応した。
(引用ここまで)


 イラン革命防衛隊に拿捕された韓国船籍のタンカーについて、交渉をするために外交部のチェ・ジョンゴン第1次官がイランに向かったのですよ。
 イラン側からは「来る必要はない」くらいに言われていたのですが、「解決に向けて交渉できるだろう」って意気込みで「もしかしたらなんかの下交渉でもあるのかねぇ」とか思っていたのですが。

 イランは「韓国が『救急車を購入するのはどうか』と言い出したが拒絶した」と発表して終了。
 チェ第1次官は帰国の途につきました。
 その後、韓国からは「いや、救急車購入はイラン側が言い出したことだ」と釈明をしているのですが、イラン側には遺憾を表明することなく終わっています。
 「これが奥の手だ!」くらいに思っていたんでしょうかね。
 「救急車購入ならアメリカからの制裁を回避し、かつイランに利益を供与することができる」って。
 いわゆる「神の一手」的な。

 ……70億ドルよ?
 救急車ってハイメディックのものでも1000万円くらい。
 なんだろ、まったく問題を理解していないって感じだなぁ。

 イラン側はこの問題について「韓国は利子の支払いすらしていない」と、まともな利子をつけるように要求しています。

韓国内の凍結資産 利子支払いも要求=イラン中銀総裁(聯合ニュース)

 これは以前から書いているように、イラン側が不利な状況に置かれているのをいいことに韓国がイランの足下を見て韓国内の資産にまともな利子をつけていないことが原因。
 同じように「資産を凍結」していたとしても、敬意を払って扱われるかどうかっていう問題ですよね。
 あと2016年に凍結解除されるタイミングがあったのだから、イランもそこで引き出しておけばよかったのにとは思いますが。
 利子の交渉で元本にも手をつけられなかったのかな。
 で、2018年に再凍結されてしまったというわけで。

 イラン側からはこの凍結資産の問題だけを語られて、タンカー拿捕についてはなんの言及もなかったようです。
 ……なんのために行ったのやら。


零下16度の環境でビニールハウスを寮とされる韓国の外国人労働者……「布団も暖房器具もないけどここの社長は普通」……普通、とは

[ルポ]氷点下16度、ビニールハウス暮らしで働く移住労働者の「遠い春」=韓国(ハンギョレ)
 すきま風がビニールハウスと一重窓、窓に貼られている新聞紙を順に貫いて絶えず吹き込んでいる。寒波がピークに達した今月8日、東南アジア出身の移住労働者Aさんの9.9平方メートル(3坪)の部屋には冷気が漂っていた。ボイラーもヒーターも、氷点下16度・体感温度氷点下22度の中、しぶとく浸透してくる冷気を完全に防ぐことはできなかった。別の移住労働者のBさんが「ボイラーが故障したようだ」と言った。床からの冷気を防ぐために三重に敷かれた敷布団の下に手を入れてみると、かすかな温もりが感じられた。幸いボイラーは故障していなかった。しかし、体は温度計の水銀柱が指す13℃という数字になかなか適応できなかった。

 最近、ある移住労働者がビニールハウスの宿舎で死亡しているのが発見された後、雇用労働部が発表した実態調査によると、移住労働者の69.6%がコンテナ、ビニールハウスなどの仮設施設で暮らしながら働いている。彼らが暑さと厳しい寒さに耐えて育てた農作物が私たちの食卓に上る。すでに久しい話だが、あまり知られていない現実だ。毎日「家でない場所」で寝泊りしながらきつい労働をする人たちの心情はいかなるものだろうか。彼らの気持ちを少しでも理解するために、8~9日、京畿道北部のある農場のビニールハウスを訪ねて夜を過ごした。 (中略)

 先月20日、ビニールハウスの宿舎で死亡した移住労働者の名前を出すと、低いため息がもれた。「どう思うか」という質問に、比較的韓国語を話せるBさんが答えた。「寝る時は寒いです…。それでもここは他の農場よりはまし。社長は良くも悪くもなく、普通です」。「普通」の基準は何だろうか。「社長」は彼らに部屋とガスだけを提供した。「布団は買ってくれなかったのか」という質問に、移住労働者たちは笑う。「布団や電気カーペット、ヒーターはすべて私たちが買ったもの。でも社長は電気がもったいないと言います」
(引用ここまで)


 先日、ビニールハウスの中で外国人労働者が亡くなっていた、というニュースから韓国で働かされている外国人労働者の住居環境がひどいという話をしましたが。
 統計でも外国人労働者の7割がビニールハウス、あるいはコンテナを住居としているとのこと。

 ……でしょうね。
 以前にも書いたようにビニールハウス住居というのはホームレス一歩手前のもの。
 ビニールハウス住宅は冬になると煮炊きで暖をとろうとして火事になることが多いことで知られています。
 パラサイト 半地下の家族で有名になった半地下住居に比べても、住居としてのランクが下のもの。
 そういった場所に住まわせておいて、一般的なアパートと同じくらいの家賃を寮費として取っている。

 京畿道北部、つまり軍事境界線のあたりは北緯38度近く。日本でいえば山形や宮城あたりですね。
 東北でビニールハウス、コンテナ住居に住め、といわれているのと同じことというわけです。
 外国人労働者の扱いというものが見えてきますね。

 NAVERでの同記事のコメント欄には「もっと優遇されている外国人労働者もいる」とか「全体を見ろ」とかいうコメントが散見されるのですが。
 この冷遇されている人たち、あるいは亡くなった労働者の家族の前でそれ言えんのって話だよなぁ。
 冷遇というか、記事を信じるなら「これが普通」でさらに劣悪なところもある、ということか。

イラン政府関係者「韓国を侮辱する必要があった」とタンカー拿捕について語る

イラン強硬派「韓国は侮辱を受ける必要があった」(東亞日報・朝鮮語)
チェ・ジョンゴン外交部第1次官がイラン革命防衛隊に拿捕された韓国船舶と、国内に凍結されたイランの原油輸出代金関連交渉のために10日、イラン首都テヘランに到着した。彼は12日までイランに滞在してカウンターパートであるアッバスアラシャ外交次官などと関係者に会って、この問題を議論する。しかし、10日の英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、イランの強硬派が「韓国は侮辱を受ける必要があった」と述べたと報道して交渉が容易ではないことを予告した。

この関係者は「韓国の船舶拿捕とイランのウラン濃縮限度を20%高めた措置は何の関係もありません、米国に向けた挑発でもない」とし「船舶拿捕は韓国が我々の凍結された資産を解除するようにするための経済的決定」と重ねて強調した。
(引用ここまで)


 英フィナンシャルタイムズに「テヘランの強硬派に近い政権内部関係者」が「タンカーの拿捕は韓国を侮辱する(slap in the face)必要があったために行った」と語っています。

Iran’s $7bn battle: Tanker seizure ‘slap in the face’ to South Korea(フィナンシャルタイムズ・英語)

 記事中で件の関係者は「アメリカに向けた挑発でもない。またウラン濃縮度を上げたことにも関係ない」「我々の凍結された資産を解除するための経済的決定」と述べています。
 タンカーによる海洋汚染どこ行った(笑)。

 以前も書いたようにイランからの視線ではそうなるでしょう。
 70億ドルっつーたら、イランのGDP2%相当ですからね。
 イランは韓国以外にも中国、イラク、インドなどに凍結された1000億ドル以上の資産があり、それらに対しての圧力ではないかともされています。
 中国、インドなどについては相手として大きすぎる。
 隣国であるイラクとは直接対決は避けたい。
 というわけで、やはりこの局面でも「適度な大きさ」である韓国が選ばれた、ということですね。

 アメリカに対する挑発ではない、としていますがその前段で「アメリカは政権交代における混乱で国内が緊張しており、アメリカ人はなにもできないだろう」と言っていたりもするのですが。
 まあ、アメリカに対する報復の部分もありつつの、凍結された資産を返せという韓国へのアピールでもある……というのが実際のところかな。

 とりあえず、この凍結資産をまずワクチン代金として使えることを確約してほしい、そして将来的には資産凍結をやめろ、と。
 一応、がいこうぶの第1次官がイラン現地に飛んで交渉を開始しているとのことですが。
 いろいろとハードルは高そうですね。

イランメディア「韓国という泥棒を捕まえてやったぞ!」とタンカー拿捕に喝采……まあ、それもそもはずで……

「泥棒を捕まえた」 イラン・メディア、韓国タンカー拿捕に毒舌(朝鮮日報)
 イランの半官営メディア、タスニム通信は5日(現地時間)、イラン革命防衛隊が「韓国ケミ」を拿捕し、先導する様子を撮影した写真を1面トップに掲載した。タスニム通信のペルシャ語報道を英語に翻訳したアラブ圏メディアの記事によると、タスニム通信は「韓国ケミ」の写真と共に「資金泥棒に対する正当な対応」と題する記事で「韓国に凍結されたイランの資金は80億ドルと推定され、(今回の拿捕が)この資金を取り戻すきっかけになり得る」と書いた。タスニム通信はイラン革命防衛隊の支援を受けるメディアとして知られている。

 ペルシャ語で発行されているイランの日刊紙「バタネ・エムルズ」も同日、「韓国ケミ」の写真を1面に掲載し「我々は泥棒を捕まえた」と報じた。同紙はイスラム強硬派に追従しているといわれるメディアだ。同紙は「韓国の大統領の政治的未来は、タンカー拿捕事件とイラン封じ込めをどう処理するかに掛かっている」と主張した。

 韓国のタンカー拿捕について、イランの各メディアが「泥棒」といった表現を用いるのは、凍結された資金に着目してのことだとみられる。
(引用ここまで)


 イランメディアが「泥棒を捕まえた」と韓国船籍タンカーの拿捕について喝采をあげているそうです。
 まあ、そりゃそうだよねっていう。
 一口に70億ドルが韓国の銀行口座で凍結されていると書かれていますが、イランの2020年のGDP(推定)は3480億ドル。
 つまり、70億ドルといえばGDPの2%超にあたる巨額なわけです。
 日本でいえば10兆円が凍結されているのと同じこと。
 おまけにその巨額な資金に対して、イランの足下を見てまともな利子すらつけていなかったという。

 イランからしてみれば憤懣やるかたないというのが実際のところでしょう。
 まあ、韓国からしてみたらアメリカに頭を抑えつけられていて口座を動かせないというのも実際なのでしょうけどね。
 そもそも、この口座を作ったというのも「原油代金をこの口座にプールしておいて韓国からの輸出代金を引いていけばいい」というものだったのですが。
 制裁回避のために。
 韓国からイランに輸出するもので、原油ほどに値の張るものがあるわけもなく。
 今回も新型コロナウイルスのワクチン代金をこの口座から出そうとして、イラン側に「額が少なすぎる」として拒絶されたっていう。

 サッカーでイラン代表が韓国戦に強いっていうのはこのあたりの因縁もあったりするのかなーと思ったのですが。
 まあ普通にイラン代表のほうが強いというだけですね。

中東情勢解説としてはかなり役立ってくれた新書。おすすめ本のひとつ。

韓国政府「60年前のチェコスロバキアもビラ禁止法を作っていた。なんの問題もない」→チェコ政府「なんのためにそんな話をしたのか意図を訊かせてほしい」

【独自】チェコが対北ビラ禁止法にかみついた原因は外交上の配慮に欠ける韓国統一部の資料か(朝鮮日報)
 チェコ外務省は先日、韓国政府に「対北ビラ禁止法(南北関係発展法改正案)施行の意図」について問い合わせてきたが、その際「人権増進はチェコの外交政策において優先順位が高い重要事項」との立場も伝えてきた。欧州連合(EU)加盟27カ国のうちチェコだけがビラ禁止法について問題提起を行ったが、その背景についてある外交筋は4日「その理由を推測する手掛かりが、ビラ禁止法を擁護するため統一部(省に相当、以下同じ)が作成・配布した資料の中にあった」と伝えた。

 ビラ禁止法は先月14日に国会で可決したが、その直後から統一部は14ページの分量の「法律改正説明資料」を国内外のメディアや韓国駐在の大使館など50カ所に配布した。資料には「金与正(キム・ヨジョン)下命法」との指摘に反論する部分で「冷戦時代における風船ビラによる国際紛争」としてチェコスロバキアの事例が取り上げられていた。西欧から飛ばされた風船ビラに怒ったチェコスロバキアは1956年、国際民間航空機関(ICAO)に問題提起し、これを受けてICAOの理事会が「風船は航空機の安全に決定的な脅威になる。加盟国は必要な措置を取らねばならない」とする決議を採択したことが記載されている。

 この資料を受け取った50の大使館などにソウルのチェコ大使館も含まれていたようだ。上記の外交筋は「チェコとしては自国の事例がビラ禁止法擁護の根拠に使われた以上、韓国側にその意図を問い合わせるしかなかったのだろう」「共産政権時代の恥ずべき歴史を思い起こさせられ、当惑した可能性も考えられる」との見方を示した。

 ある外交官OBは「内部資料であれば、第三国の事例も一つの参考として記載もできるだろうが、外部に配布され、しかも当事国も閲覧する文書であれば話は変わってくる」「表現の自由に対する制約や、北朝鮮に対する人権運動を萎縮させるとして大きな議論になっている法律を正当化するため、60年以上前の事例を引き合いに出し、しかもその当事国の立場も確認していなかったとすれば、これは外交非礼だ」と指摘した。これについて韓国外交部の当局者は「関連する動向を注視するしかない」とコメントした。
(引用ここまで)


 韓国国会が成立させたビラ禁止法について、これまでアメリカ、イギリスといった自由主義諸国が疑念を露わにしてきました。
 アメリカ議会ではビラ禁止法が人権委で公聴会が開催されると伝えられています。
 韓国政府は公聴会阻止のためにロビー活動を行っているとのこと。
 同様に日本でもかなり疑念を持たれているでしょうね。どこからも表明こそされていませんが、議員単位では「なにやってんだ、あいつら」くらいには思われているでしょう。

 そんな中、唐突にチェコからも「なぜこのような法案を策定したのか」という問い合わせが外交部にきたそうです。

チェコ外務省、韓国に「対北朝鮮ビラ禁止法」の意図を問う(中央日報)

 自由主義国から疑念が出ないほうがおかしいとはいえ、なぜチェコ……とは感じていたのですよ。
 記事には「EUでもビラ禁止法について議論があるだろう」とされていたので、EUのさきがけとしてチェコが出てきただけかな、とも思っていたのですが。
 違和感を否めなかったのも事実。

 で、その理由が「以前、チェコでも同様のビラ禁止法を作っていた」とビラ禁止法を作った経緯等を諸外国に説明するための資料に書いていたそうですわ。
 でも、そのビラ禁止ってやったのは共産主義時代のチェコスロバキアで、60年以上前のこと。
 つまり、「韓国は自由を制限する共産主義のような国になったのだ」という宣言だったというわけなのさ……。

イラン革命防衛隊、韓国籍のタンカーを拿捕……理由は「海洋汚染」だが、実際にはアメリカへの報復の可能性も

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(82)
イラン革命防衛隊「海洋油汚染の疑いで韓国籍船舶拿捕」(韓国経済新聞・朝鮮語)
サウジアラビアでアラブ首長国連邦(UAE)に向かっていた韓国籍タンカーが4日、イランでホルムズ海峡で拿捕された。イラン革命防衛隊は、自分たちの握り事実を認めた。

AP通信によると、イランの国営放送はこの日に「ペルシャ湾とホルムズ海峡の油汚染の疑いで韓国籍の船舶であるMT韓国ケミ号を拿捕した」と明らかにした。
(引用ここまで)


 イラン革命防衛隊が韓国籍のタンカーを拿捕、というニュースが入ってきました。
 最初にこのニュースを見た時、「あ、これはアメリカへの報復だな」と直感。
 イランがアメリカのMQ-4C(のプロトタイプ)を撃墜し、アメリカはその報復としてソレイマニ司令官を殺害しました。この爆撃は同じく無人機のMQ-9で行われました。

 このソレイマニ司令官の殺害が去年の1月3日。
 イラン側は去年、延々と「アメリカに報復を行う」と言い続けてきましたが、もちろんアメリカに対して大々的に報復できるわけがない。

 というわけで、アメリカの同盟国の中でしょぼめ、かつイランとも仲の悪い韓国を選んだということでしょう。
 制裁下のイランとの輸出入をするために、イランが持っていた韓国国内の銀行口座に利子をつけないとかいろいろやらかしてましたしね。
 イスラム研究家の飯山陽氏もTwitterで同じような話をしています。



 ちなみにイラン革命防衛隊はイラン軍ではなく、独自の陸海空軍を持ち、かつ独自の企業を持っているという組織。
 時として政府の意向とは完全に別の行動をすることもあってイラン政府が頭を悩ませていたりもします。

 ちょっと展開として面白くなってきたかな、という感じ。
 銀行口座の件とかもちょっと後日談を見てみますかね。

韓国への移住労働者らの「寮」はビニールハウス。たとえマイナス20度の極寒であっても……

農村移住労働者の寮は「人が住んではいけない」はずのビニールハウス(ハンギョレ)
国科捜「ビニールハウスで死亡したカンボジア人労働者の死因は肝硬変」(ハンギョレ)
 京畿道抱川(ポチョン)のある野菜農場で働くネパール出身の移住労働者Aさん(27)は、トイレに行く度に重ね着をする。抱川はマイナス20度にまで下がるが、簡易トイレが設置されているのは、Aさんの住むビニールハウスの外だからだ。「冬は寒くてトイレに行くのがつらいです」。夏には、簡易トイレに充満する排泄物のにおいが、ビニールハウス内にサンドイッチパネルで建てられた縦横2.5メートルの掘っ立て小屋にまで入ってくる。「『社長』は(大変だと訴えても)聞くふりすらしません」。Aさんはクリスマスも掘っ立て小屋で疲れた体を休めなければならない。

 30歳の女性移住労働者が今月20日、ある農場のビニールハウス宿舎で死亡しているのが発見されたことで、移住労働者の劣悪な居住環境の改善を求める声が再び強まっている。

 移住労働者の支援活動を行っている人々は、労働者たちが住む臨時居住施設は「人が住んではいけない所」だと言う。抱川移住労働者相談センター代表のキム・ダルソン牧師は「ビニールハウス宿舎は床が薄すぎて断熱ができておらず、すきま雨がひどい。暖房設備は電気カーペットと電気ヒーターだけ」と語った。

 火災や水害などにも弱い。今年9月には、京畿道抱川のある野菜農場のビニールハウスで火災が発生し、5人の移住労働者が命を失いかける事故も起きている。キム・ダルソン牧師は「サンドイッチパネルなので火災に弱いのに、火災感知器や消火器は見られない」と話した。8月に豪雨で京畿道利川市栗面(イチョンシ・ユルミョン)の山陽(サニャン)貯水池の堤が決壊した際には、地域の被災者避難所に収容された人の80%以上が移住労働者で占められた。常時浸水の可能性のある農地に移住労働者のビニールハウス宿舎があったためだ。

 加えて、移住労働者の寮として使用される「ビニールハウス住居」は違法だ。昨年、労働基準法施行令には「寮の構造と設備」および「寮の設置場所」規定が追加された。自然災害の危険があったり、湿気や浸水の恐れがある場所には寮の設置はできず、採光のための窓、換気や防災の設備を必ず備えるべきことが定められている。このような「違法」臨時居住施設や作業場付属空間に居住している、農畜産漁業に従事する移住労働者は、実に58.1%に達する(「2018年移住労働者の労働条件と居住環境実態調査」移住と人権研究所・国家人権委員会)。

 にもかかわらず、移住労働者たちはわずかな賃金で高い寮費を払わされている。「地球人の停留所」のキム・イチャン代表は「寮費として1日に2時間分の賃金を払わされるところが多い。ビニールハウスに住んでいても、月に50万ウォン(約4万6900円)以上の金額を寮費として支払っている」と話した。雇用労働部は「農畜産業標準勤労契約書作成ガイドライン」を作成し、農場主が臨時居住施設で食住を提供する際には、その対価を月額賃金の13%以内とするよう定めている。キム・ダルソン牧師は「規則があるのみで、家賃は農場主の言い値。無法地帯だ」と指摘した。
(引用ここまで)

 厳しい寒さの中、京畿道抱川(ポチョン)のビニールハウス内の宿舎で死亡したカンボジア国籍の女性労働者の死因は、肝硬変であることが分かった。国立科学捜査研究院が明らかにした。

 抱川警察署は「国科捜による解剖の結果、1回目の口頭所見として『死因は肝硬変による合併症とみられ、凍死したと推定されるだけの証拠は発見されなかった』との通知を受けた」と明かした。
(引用ここまで)


 抱川市は京畿道にあるソウル北方の北朝鮮との休戦ラインのある自治体。ソウルからはバスで1時間ちょいってところかな。
 まあ、京畿道とはいえかなりの田舎。
 ここ何日かはひどい寒波に襲われてまして。夜にマイナス20度になるというひどさでした。

 で、その最低気温がひどかった日に外国人労働者が例のビニールハウス住居で亡くなっていたということが判明しまして。
 以前、「半地下、屋上小屋(屋塔房)以下の住居としてビニールハウス住居がある」という話をしたことがありますけども。
 そこに外国人労働者を詰めこんで、寮費としてアホほど搾取するというのが韓国のやりかた。

 今回亡くなったのはカンボジアからの出稼ぎ労働者。
 ネパールやベトナムからも同様にやってきては人間以下の扱いを受けています。
 日本の技能実習生なんて目じゃないレベル。もちろん、技能実習生もなんとかしてほしいものではあるけども。
 それどころじゃない。
 まあ、多くが農村に嫁いでいるベトナム人嫁がどんな扱いを受けているかっていう報道を見れば、「農村への労働者」がどのような扱いを受けるか推して知るべし。

 今回のカンボジア人女性は凍死ではなかったという結論が出されたそうですが。
 凍死じゃなければいいっていうわけでもないし。
 タイ人労働者が分かっているだけでも6年で522人が亡くなっている。
 じゃあ、それ以外の国からの労働者がまともに扱われているかっていったらそんなわけもない。
 はー、この話題やだやだ。