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カテゴリ:米韓関係の記事一覧

アメリカ「韓国政府がファーウェイを使うのなら、情報共有はできない」と断言……中国の国家情報法の恐ろしさとは?

米国「韓国がファーウェイ装備使用なら情報共有しない」(中央日報)
トランプ米大統領の今月末の訪韓を控え、米国政府のファーウェイ(華為技術)通信装備使用中断圧力が強まっている。米国務省は13日(現地時間) 「韓国が第5世代(5G)ネットワークにファーウェイの通信装備を使用する場合、敏感な情報を露出しない」と明らかにした。中央日報の質問に対する国務省報道官の答弁でだ。

これに関連しハリー・ハリス駐韓米国大使も7日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長と非公開で会ってファーウェイ問題を議論し、この席で「韓国がファーウェイ通信装備を使用する場合、米国政府は敏感な情報の共有を避けるしかない」と、米国務省と同じ立場を明らかにしたことが確認された。ポンペオ米国務長官が12日、「国家安全保障に対する中国企業の脅威に関連して韓国と日本の警戒態勢が異なる」と述べたのに続き、軍事・安全保障情報の共有中断を示唆し、韓国のファーウェイ装備使用中止を直接的に要求してきたのだ。

米国務省はこの日のポンペオ長官の発言について「米国は韓国政府がファーウェイ通信装備購買を中断することを希望していて、それが米国政府の公式立場なのか」という中央日報の質問に対し、「容認できないレベルの危険に我々の敏感な情報は露出しない」と答えた。

米国務省は「同盟国や友好国のネットワークに信頼できない供給者の装備が含まれる場合、我々はどう情報を共有するかを見直すという意味」と説明した。続いて「我々が相互連結して相互依存する程度を考慮すると、同盟国のネットワークが弱まれば、そのような脆弱性は直ちに米国に安全保障に脅威となる」と強調した。 (中略)

「こうした深刻な国家安全保障の懸念を解消するために我々は同盟国と友好国の協力を歓迎する」と明らかにした。カナダ・豪州・日本に続いて韓国もファーウェイ5G装備購買および使用中断を宣言するよう要求したのだ。

これに対し外交筋は14日、中央日報との電話で「ハリス大使も7日の鄭室長と非公開面談で『韓国がファーウェイ通信装備を使用する場合は敏感な情報共有を避けるしかない。(ファーウェイ装備を使用しない)グッドコミュニケーションチャンネルが重要だ』と述べた」と伝えた。

ハリス大使のこうした発言は「(ファーウェイ装備を使用しても)韓米間の軍事安全保障分野に及ぼす影響は全くない」という青瓦台の立場と相反する。青瓦台関係者は7日、「(ファーウェイ装備が使用される)5Gは軍事安全保障通信網とは確実に分離している」とし「韓米軍事安全保障分野に及ぼす影響は全くない」と述べた。
(引用ここまで)

 ちょうど前から書こう書こうと思っていた中国による国家情報法について書けますね、これは。
 現状の製品にバックドア(裏口≒情報を漏洩するための機器)がついている、ついていないとかはどうでもいいのですよ。
 ファーウェイにせよ、レノボにせよ。
 実際についているかどうかは関係ないと言っていいでしょう。

 中国企業は中国政府が求めたら情報提供できる仕組みを入れこまなければ、法律違反になるのですよ。
 国家情報法 第7条には「いかなる組織及び個人も、国の情報活動に協力する義務を有する」と明記されています。
 もちろん、中国側は「いや、これは国際的には影響を及ぼさない範囲で使う」と言っていますが。まあ、誰も信じませんわな。
 実際、レノボ幹部は「中国で出荷するローカルな製品にバックドアを仕込めと言われたらそうするしかない」と証言しています。

Lenovo: Companies working in China may have to install local backdoors(the INQUIRER・英語)

 ただし、同時に「中国の外に出す製品にはそんなことはしない」とも強調しています。
 ま、そんな話は誰も信じませんが。
 だって法律に「企業も個人も義務がある」とまで書いているんですから。

 いや、中国には人権とかないのでやりたい放題できますよ。
 BL小説書いただけで懲役10年6ヶ月、デザイナーにも懲役4年が科せられる国。
 チベット人歌手がチベット国家を歌ったってことで拘束されて、拷問受けて2年後には亡くなるような国。

 その国がわざわざ法律に「国家の情報活動に協力する義務を有する」と書いたのですよ。わざわざ。
 であれば、国家も個人もそうするに決まってます。
 アメリカは当初からこれを危惧しているのですね。ファーウェイを使わない、というのはなにも「ファーウェイが売れているから邪魔してやろう」ということではないのですよ。まあ、その側面がゼロかといったらそんなこたないでしょうが。
 情報漏洩を恐れてのことです。

 当然、同盟国にも同じように振る舞うことを要求しています。
 日本はそれに従いましたね。ヨーロッパは国によって対応がばらけています。NATOとかどうするんだろうと前から思ってはいるのですが。
 で、この韓国へ対する「情報共有をしない」という宣言もほぼそれと同じ文脈。
 韓国政府は能動的にはなにもせず、「企業間の取引には介入しない」と発言しています。
 どうも物事の深刻さを理解していない気がするのですよね……。

そして対外情報関連のトップがこの本の著者であるピーター・ナヴァロなのは象徴的ですね。
米中もし戦わば 戦争の地政学 (文春文庫)
ピーター・ナヴァロ
文藝春秋
2019/4/10

開城工業団地参加企業「アメリカ議会に操業再開を談判に行く!」 → 対応した議員の数、わずかに……

カテゴリ:米韓関係 コメント:(59)
開城工業団地再稼働説得しに行った韓国企業ら、40分米議員待ったが答えは「NO」(中央日報)
VOAによると、ブラッド・シャーマン下院外交委員会アジア太平洋小委員長は企業家が説明する前に、まず「韓米政府の完全な非核化(CVID)であれ、それに満たないが北朝鮮の核開発に致命的な制限になる水準であれ、われわれはどちら側にも到達できなかった。その時まで開城工業団地再稼働は難しそうだ」と話した。シャーマン委員長は「開城工業団地で支払われる労働者の賃金が労働者にわたっているのかに対する懸念も十分に解消されていない」という点も明らかにしたという。

説明会にはシャーマン委員長を含めアンディ・キム、ジュディ・チュ議員ら3人だけ参加し、彼らも議会投票に参加するため予定時間より40分遅く始まった。

ジュディ・チュ議員もやはり「北朝鮮の武器開発により開城工業団地稼動が中断されたと承知している。この問題は複雑で深刻な問題だ」と話したとラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

これに対し開城工業地区支援財団のキム・ジンヒャン理事長らは「制裁より南北経済協力を拡大するため開城工業団地再開が必要だ」という趣旨で説明した。キム理事長は「北朝鮮住民らが市場経済を学べる場所である開城工業団地の稼動再開は米朝間の非核化交渉に役立つだろう」と主張した。中小企業中央会のキム・ギムン会長は「開城工業団地建設により北朝鮮軍部隊が後方に配置されるなど軍事的緊張緩和に寄与し、こうした点は米国の対北朝鮮制裁強化法上の違反ではなく制裁免除条件に該当する」という趣旨で説明した。企業家は13日に国務省の韓半島(朝鮮半島)問題当局者と面談する。
(引用ここまで)

 開城工業団地に工場を持っている韓国側企業の代表が「アメリカの議員を説得に行く」ということで訪米していまして。
 アメリカ側議員に40分待たされたものの、成果はゼロ。
 「我々は非核化を優先する」ということで終了。しかも来てくれた議員は民主党議員の3人だけ。
 おまけにそのうち2人は韓国系。

 キム・ヨンチョル統一部長官曰く「アメリカでも段階的非核化への共感が進んでいる」とのことでしたが。
 一応、シャーマン委員長は「CVIDに及ばなくとも、緩和された非核化があってもいい」という言及はあったようですけどね。
 北朝鮮に要求すべしとしているレベルは「北朝鮮の核開発に致命的な制限になる水準」とのことで、とても「段階的非核化」とはいえないもののようです。

 で、その一方でアメリカは「瀬取り写真集」を中国に贈呈したとのこと。

米、中国側に北の「瀬取り」写真を突き付ける(読売新聞)
 AP通信によると、シャナハン米国防長官代行が5月末、シンガポールで中国の魏鳳和国務委員兼国防相と会談した際、北朝鮮船舶が中国沖で物資を積み替える「瀬取り」で密輸する現場をとらえた写真を大量に手渡していたことが分かった。

 写真は計32枚で、1冊の本にまとめられて会談の冒頭に手渡されたという。
(引用ここまで)

 先月末にあったシンガポールでのシャングリラ・ダイアログでの出来事。
 アメリカ側は制裁を緩めるつもりはないし、瀬取りも許さないという宣言をしたわけです。
 もちろん、開城工業団地の再開なんてとんでもない。以前から「そのことを話すつもりならアメリカに来るな」くらいの勢いでしたからね。

 昨日、キム・ジョンウン委員長からトランプ大統領に向けて「美しい親書」が送られたそうですが。
 北朝鮮側から事態打開の動きが出てきたのは面白いところ。さてさて。

プロフェッショナル・ネゴシエーターの頭の中―「決まる!」7つの交渉術
藤井 一郎
東洋経済新報社
2011/10/12

トランプ、日米首脳会談で「シンゾー、なぜムン・ジェインは日米韓の連携に消極的なんだ?」と尋ねてきていた

「文大統領、米日韓連携になぜ消極的なのか」トランプ氏はいきなり安倍氏に尋ねた(中央日報)
日本と米国の密着が目立っている中で、4月26日ワシントンで開かれた日米首脳会談で両首脳が「韓国はなぜ韓日米連携に消極的なのか」について話したと日本政府消息筋が11日、伝えた。これに先立ち、半月前である4月11日ホワイトハウスで韓米首脳会談が開かれた。この消息筋によると、トランプ大統領は日米首脳会談の途中で「ところで、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は米日韓連携になぜそのように消極的なのか。理由をちょっと説明してほしい」という趣旨で安倍晋三首相に尋ねた。北朝鮮の核問題など東アジア情勢を議論していた中だったという。消息筋は「トランプ大統領の質問に安倍首相は自身の考えを率直に明らかにしたと理解している」と伝えた。続いて「事業家として活動してきたトランプ大統領は日中韓関係などアジア内部の事情はよく分からない部分があり、安倍首相に気楽に尋ねる」と付け加えた。ホワイトハウス会談当時、トランプ大統領が「シンゾーがイエスといえば私もイエス」と話して同席者が驚くこともあったという。

トランプ大統領の「韓日米連携」の質問をめぐり日本政府内では「日米対露朝となっている北東アジアの構図で日米側にはっきりと同調しない韓国の態度に対してトランプ大統領が『親友』である安倍首相に不満を示したのではないか」という分析もあると消息筋は伝えた。「トランプ大統領が韓国やドイツとの防衛費分担金の引き上げ問題についても安倍首相と対話した」という話も回っている。
(引用ここまで)

 うーん、ざっくりと日本のメディアと英語で検索したのですが、同じ話は出てきてない。
 さらにNAVER、daumを見てもこの記事のみ……ということは中央日報の単独記事、ということか。
 どことなく情報についての怪しさを感じないでもないですが。

 まあ、トランプ大統領が安倍総理に外交関連の質問する、というのはなんの不思議もない話で。
 G7で見ても安倍政権はメルケルに次ぐ長期政権。そのメルケルも与党であるCDUは選挙に負けて支持率急落中。欧州とトランプ大統領はNATOへの拠出金等を巡って仲のいい状況ともいえない。
 であれば、安倍総理に「これはどうなっているんだ?」と問いかけしてきてもなんら不思議ではないですよね。
 東アジア情勢であればなおのこと。

 何度も何度も書いていますが、地政学的に見れば中国封じこめということを考えるのであれば日米韓同盟というのは100点に近い回答。
 ここ数年に渡ってアメリカから日本に対して「韓国との仲違いは困る」という圧力がかかってきたのも当然の話ではあるのです。
 その圧力が頂点に達したのがアメリカによる慰安婦合意の斡旋であったと楽韓Webでは書いてきています。
 まあ、それを韓国が実質的に破棄したことで、日本側に韓国との関係はこれ以上は無理だと説得できる余地を与えてしまったわけでもあるのですが。

 トランプ大統領から見ても不思議だったのでしょうよ。
 アメリカの同盟国であるはずの韓国がここまで中国側に肩入れして、「100点の回答」であるはずの日米韓同盟を頑なに拒絶するのはなんでだっていう。
 というか、こうして状況を書いているだけでも「いや、なんで同盟国を優先しないんだよ」ってツッコミが入るくらいのおかしさ。
 この質問に対する安倍総理の答えも知りたかったところですけどね。

ハリス駐韓大使「日韓の対立が日米韓の協力を妨害してはいけない」と韓国に苦言……一方で駐日アメリカ大使の発言をチェックしてみると……

ハリス駐韓米国大使、「韓日問題が韓米日協力を妨害してはならない」(ハンギョレ)
 ハリー・ハリス駐韓米国大使は、「韓日間の問題」が韓米日3国協力に妨害にならないようにすべきと強調した。日本による強制徴用労働者の賠償や哨戒機とレーダーをめぐる対立のような韓日の外交・軍事的軋轢が、中国を狙った米国の戦略に支障をきたしてはならないという立場を明らかにしたものとみられる。 (中略)

 ハリス大使は7日午後、韓国の軍事学会と合同参謀大学がソウル龍山(ヨンサン)の国防コンベンションで共同主催した第27回国防・軍事セミナーの基調演説を通じて、「韓日両者間の問題が、我々3カ国が北朝鮮や地域的・世界的影響力のある他の事案に対する戦略的な責務への集中を乱さないようにするのは、極めて重要だ」としたうえで、「我々が共に協力できることを期待する」と述べた。韓米日の協力強化という戦略的レベルで、韓日関係の改善を求めたわけだ。米国は最近、同盟国との協力強化を通じて中国の拡張を阻止するといういわゆる「インド太平洋戦略」を発表した。
(引用ここまで)

 このハリス駐韓アメリカ大使の話、いろいろと面白いですね。
 このニュースもまた、どの側面をピックアップするかでそれぞれがどう韓国を扱っているかが分かるニュースのひとつといえるのではないでしょうか。
 ま、ただ単に「アメリカから3つの要求を叩きつけられた」という扱い方もありだとは思うのですけどね。

 まず事実関係を整理すると、ハリス大使が7日に出席したセミナーの中で韓国側に3つの要求をしたと見られる発言がありました。

 1)アメリカ企業の競争を妨げる規制が韓国にだけ存在している。
 2)東アジアの安全保障に欠かせないとして「日韓関係の正常化」に言及。
 3)韓国はインド太平洋戦略に協力すべし、というアメリカの認識に言及。

 5日にはファーウェイと強力する韓国企業に対して「信頼できる供給者を選ぶべき」との発言もあったとのことで、この日にはそのフォローともなる発言もあったそうです。
 大使による公の場での発言というものは原則としてその国の公的なアナウンス、政権の意向であると見なされます。
 基本的に大使が本国の意向に反した発言をするわけがないのですね。
 その原則を鑑みると、現在アメリカは韓国に対して不満を抱えていると考えて間違いないでしょう。

 さて、その一方でハガティ駐日アメリカ大使が日韓関係に言及したことがあるかというと、寡聞にして聞いたことがありません。
 火器管制レーダー照射事件後に朝日新聞とのインタビューで「日韓関係の悪化は安全保障面においてアメリカの国益にならない」といったような感じで遠回しの懸念を伝えてきた覚えがあるくらいでしょうか。
 ハリス大使がきっぱりと言うような「日韓関係をどうにかしてほしい」という話は日本側にふられていないのですよ。
 ちなみにハリス大使はP-3Cに搭乗経験のある人物で、火器管制レーダー照射事件からの一連の韓国軍の行動については韓国側に懸念を伝えていると読売新聞が報道したことがあります

 ただ、今回のハリス大使による発言からも「直近で韓国が米韓同盟から離脱することは許さない」という状況であるのは分かりますね。
 少なくとも中国側になだれこむように向かわないような圧力をかけておこう、というやりかたをしている。
 長期的にはともかく、短期的には枷をかけておきたいというのがアメリカの意向であることが理解できると思います。

 CSISが現在のトランプ政権に対してどれほどの影響力を保持しているかは不明ですが、副理事長のマイケル・グリーンが「日韓関係の悪化について問題が韓国にあることはシンガポールからオーストラリアにまで知れ渡っている」と発言していることを鑑みてもアメリカ側の認識が変化していることが伺えます。
 「日韓関係の悪化の原因がどちらにあるのか」という認識をアメリカがしっかりしている、ということがそれぞれのアメリカ大使の発言からうかがい知れるというわけですね。
 

「トランプと安倍の蜜月」を指をくわえて見ているだけの韓国……「アメリカと韓国は血盟ではなかったのか?」と叫ぶ

【中央時評】「親日派トランプ」にした安倍の反撃(中央日報)
ひとつはっきりしたことがある。米国が間違いなく日本側に立ったという事実だ。日本を国賓訪問したドナルド・トランプ米国大統領が26日、安倍晋三首相とゴルフカートに乗って満面の笑みで撮影した「自分撮り写真」を見た瞬間、「ゲームは終わった」という考えさえした。韓国と日本が鋭く葛藤していることを明らかに知りながら、トランプはこれ見よがしに日本のほうに回ったのではないか。 (中略)

こういう騒々しい隣の家の「祭り」を見ながら、韓国国民としての筆者の心は穏やかではなかった。トランプの態度は、先月11日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領がホワイトハウスを訪問した時とあまりにも対照的だ。当時、文大統領は1泊3日という多忙なスケジュールを組んで飛んで行ったが、トランプと単独面談した時間はたったの2分で終わった。これほど忙しいトランプが安倍に与えた時間は11回の首脳会談25時間45分を差し引いても、5回のゴルフ時間だけで16時間10分になると日本メディアは伝える。ゴルフをするかしないかではなく、誠意と配慮の問題だ。まるで自分が冷遇を受けたように顔がカッと熱くなる。

安倍はトランプを「親日派」にして局面をひっくり返した。トランプの口から東海(トンヘ)ではなく「日本海」という言葉が何もなしに出てきただろうか。北核交渉で「ジャパンパッシング(Japan passing)」を心配していた日本は新たな「仲裁者」として出る勢いだ。安倍は「北朝鮮問題で日米の立場は完全に一致する。金正恩(キム・ジョンウン)と条件を付けずに会う」と大声を上げた。来月28~29日、大阪20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)は「花見劫」だ。安倍としては韓日首脳会談をしてもいいし、しなくても損することがない。残念なのは韓国のほうだ。膠着状態の北核問題に突破口を開くためには、トランプをつかんで離さない安倍に会って側面支援を要請する必要がある。そのためには日本の強制徴用解決法を一部受け入れなければならないが、「親日清算」を叫んでいたため駆け寄ることも無視することもできない状況だ。隣の家が主催する国際行事に行ったものの、主人と単独会談もできずに手ぶらで帰ってくることがあれば、これほどの恥さらしも他にない。日本を見下していたツケが回ってきている。

米国の権力は厳格に存在する現実だ。国際関係で「永遠の友人も、敵もなく、永遠の利益だけが存在する」ということを看破した安倍の執念は恐ろしい。韓米同盟が弛緩し、米国が日本に傾いたといううわさが韓半島(朝鮮半島)周辺に出れば、我々韓国の体面は丸つぶれになる。中国は韓国をさらに甘く見るようになるだろうし、北朝鮮は米国と刺々しい仲裁者・韓国をさらに無視するようになるだろう。米中朝日の間からはじき出されて孤立する悲しい影がちらつく。

最近では、習近平中国国家主席は大阪G20サミットに参加したあと韓国に立ち寄ってほしいという韓国側の要請を断ったという。2017年12月、文大統領訪中の時に「一人飯」の冷遇に耐えながら機嫌を取ったが無駄だった。かえって米中覇権競争が本格化すると、「こちら側につけ」と迫り事大外交を復活させようとするのが中国だ。米中貿易戦争の中、米国の「反ファーウェイ(華為)」グループから離れろと圧迫しているが、THAAD(高高度ミサイル防衛)事態の恥辱と悪夢が脳裏をよぎる。 (中略)

経済力と国際的地位は比例する。文大統領は「30-50クラブ、すなわち人口が5000万人以上で1人当たりの国民所得3万ドルを成し遂げた世界で7番目の国になった」と自慢した。米国・日本はもちろん、ドイツ・フランス・英国・イタリアなど30-50クラブ国家が外交舞台でこのような侮辱を受けたという話を聞いたことがない。歴史と現実を分けることができない現政権の中途半端な「運動圏外交」が韓国国民の自尊心にも傷を残している。このような有様にした外交責任者がいまだに健在なのは、本当に恥知らずなことだ。
(引用ここまで)

 いやあ、この記事は面白い。
 もちろん、こんな状況に追いこまれた韓国人の「どうしてこうなったんだろう」血の叫びとしても面白いのですけども。
 2分間首脳会談と3泊4日の密着具合を比べたらまあそうなりますわな。
 でも、本格的な面白さというのはそこではないのです。

 「アメリカと相対する時、韓国は日本と同等、もしくはそれ以上の立場にいるはず」という韓国人の思い込みを吐露しているところが韓国ウォッチャーとしてはかなり面白い。
 韓国は東アジアの同盟国として日本と同等の立場である、と考えているのですよ。
 むしろ太平洋戦争で覇を争った日本よりも、朝鮮戦争で血盟として共に戦った韓国が優位にある……くらいですかね。
 少なくとも東アジアだけでなく、アジアでは一番の同盟国が韓国である、という認識なのです。

 幾度となく韓国メディアや韓国政府から「日本の歴史認識に対して、アメリカは正義の鉄槌を下すべき」みたいな話が出てきます。
 そして、今回の訪日よりも先に訪韓してほしいとムン・ジェインがトランプ大統領に電話会談で乞うたことや、ノ・ムヒョンがブッシュ大統領(当時)に「小泉がクロフォード牧場に招かれたのであれば私も招かれるべきだ」と大騒ぎしたこと。
 あるいは「安倍による議会演説をアメリカは拒絶すべきだ」「少なくとも演説の中で韓国への謝罪があるべきだ」という動き。
 ソ・ギョンドクが「真珠湾攻撃」をニューヨークタイムズの広告に出したのも同じ文脈ですね。これ、「戦争で戦った日本よりも、同盟の地位として韓国が上位であることをアメリカは忘れるな」という話です。  これらの「アメリカは日本よりも韓国を優先すべき」というエピソードは「アジアでアメリカ一番の同盟国である韓国」という意識があってのものなのです。

 その意識が安倍総理の議会演説や小泉総理のクロフォード牧場訪問、オバマ大統領の広島訪問といったイベントで度々崩されてきたのですが、ここにきてそれが決定的になったというところですかね。
 そもそもの認識が間違っていた、というところに辿り着くことができれば外交戦略を見直すきっかけにもなるでしょうけど……まあ無理かな。

FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実
ボブ・ウッドワード
日本経済新聞出版社
2018/11/30

ついに在韓米軍が韓国政府に「THAADミサイルの正式配備を認めろ!」と詰め寄る。韓国政府関係者「まるでアメリカと中国、どちらを選ぶのかと言われたかのようだった」……それではここでTHAAD配備にまつわるグダグダをまとめてみよう

カテゴリ:米韓関係 コメント:(89)
米国、韓国にTHAADの正式配備を要請か(朝鮮日報)
 昨年末にワシントンで開催された韓米統合国防対話(KIDD)において、米国が慶尚北道星州の基地に臨時配備されている米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の正式配備を急ぐよう、韓国側に要請していたことが29日までに分かった。ある韓国軍関係者は「この会議で米国は2日間にわたり2回以上、THAADの早期配備を要求してきた」「しかし韓国側は環境影響評価など、民主的な手続きが必要との原則的な回答しかしなかったようだ」などと明らかにした。韓国軍内部では「軍のトップ同士の会議であるKIDDで米軍がTHAAD配備を要求したことは、中国への圧力に韓国も参加するよう求めてきたことに他ならない」といった見方も出ている。米国は先日、韓国政府に対し、中国の通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置に参加することや、南シナ海における航行の自由作戦への支持などを要求してきたという。これに加えてこれまで落ち着いていたTHAAD問題まで表面化したことで、米中間の利害関係が鋭く対立する問題の全てにおいて、韓国政府は選択を迫られる状況に追い込まれている。 (中略)

 米軍は兵士の劣悪な居住環境改善などを理由に、星州基地の改修に向けた協議を韓国軍と進めてきたが、交渉は全く進展していない。陸路の開放を求める米軍と、これに難色を示す韓国政府の間で折り合いがつかず、話し合いはずっと平行線を続けてきた。そのため米軍は宿所用のコンテナを星州基地に運び込んだようだ。

 在韓米軍THAAD砲兵部隊は2017年4月と9月の2回にわたり、慶尚北道星州基地に必要な装備を分散して搬入したが、それでも現場では野戦(臨時)状態での運用が続けられてきた。そのためレーダーや発射台など核となる設備は配備されたものの、発電施設や兵士の居住に必要な施設は今も設置されていない。影響で兵士たちは臨時に改装されたかつてのゴルフ場クラブハウスで食事や宿泊を行っている。これに加えてTHAAD配備に反対する活動家らによる抗議行動の影響で、陸路を通じた資材の搬入も制限されているため、必要な物資の補給も円滑に行われていない。

 韓国国防部は2017年11月、それまでゴルフ場だった星州基地施設の1回目の補修工事を完了したが、劣悪な環境は改善されていない。そのため今もクラブハウスのロビーやロッカールームなどには野戦用の簡易ベッドが設置され、兵士たちはそこで生活している。またボイラーの水漏れやエアコンの故障といった問題も相次いでおり、トイレなどの基本施設も足りない状況だ。このような不満が報告されたことで、国防部は昨年、米軍兵士のため2段ベッドを持ち込み、トイレなどの改修も行ったが、根本的な解決には至っていないようだ。上記の韓国政府関係者は「今も何人かの米軍兵士が狭い空間で不便な生活を強いられている」「われわれが見ても環境は非常に悪い」と伝えた。米軍はTHAADに必要な発電施設用燃料を毎週2-3回ヘリコプターで空輸している。しかし発電量が足りないので、この問題を解決するため昨年11月にはTHAADに使用するバッテリー用車両をヘリで空輸した。 (中略)

 星州基地の入り口には今もおよそ10人の活動家が抗議行動を続けており、資材や機器などの搬入の様子を見守っている。上記の韓国政府関係者は「活動家の人数は以前に比べてかなり減ったが、それでも周辺住民などによる抗議行動は続いている」と伝えた。韓国軍などからは「中国の顔色をうかがっているわけだが、最終的にはいつかTHAADは配備されるだろう」「米軍の不満をいつまでも見て見ぬふりはできない」などの声が上がっている。
(引用ここまで)

 在韓米軍がTHAADミサイルを設置してから2年ほどになりますかね。
 ちらっと韓国でのTHAAD配備への道、みたいなものをまとめておきましょうか。

 2017年5月の当初は2基のランチャーのみで暫定配備だったのですが、北朝鮮ミサイル危機を受けて7月には残りのランチャー4基も配備されてフルセットになりました。
 そもそもムン・ジョンイン特別補佐官が暫定配備のあとに「在韓米軍であろうと大統領であろうと法を超えられない。環境アセスメントを1年以上、できれば2年はする」って言っていたのですよ。2017年の6月でした。
 で、7月28日には「徹底的にやるからTHAADのフルセット配備は当分は無理だ」って大統領府から宣言がありまして。
 その夜に北朝鮮がICBMの発射テスト。
 未明にはムン・ジェインがTHAADの追加配備決定していたっていう。
 ぶれっぶっれでしたね。まあ、これはいい意味での君子豹変だったと思いますけども。

 THAAD配備についてムン・ジェインは大統領選挙中から「環境評価を」と言い続けてきましたが、選挙戦後半になってからは「外交的に解決し、安全保障と国益を同時に守る腹案がある」とか言い出して「おっと、こいつからは鳩山臭がするぜぇ!」って話になったことを覚えています。
 これも強烈な印象だったなぁ……。

 で、中国がそれに反発して韓国への観光客を送らなくなったり、ロッテグループをあからさまに取り締まって中国からロッテマートを撤退に追いやったりしてましたね。
 慶尚北道の星州にあったロッテグループ所有のゴルフ場をTHAAD配備の基地として供出したためです。
 中国はTHAAD配備が云々されるようになった時点で「配備されたら中韓関係は一瞬で破壊される」と警告していたのですから、それを忠実に履行しただけなのですけども。

 で、フルセット配備になってからこっち、ゴルフ場への唯一の道に施設検問所を設置して資材搬入を阻止しているのですよ。
 一応、地元住民もいるらしいですけどね。90歳の老婆を前面に押し出して強制排除を免れるを止めたなんてこともやってました。
 どっかで見たことのある風景ですが、ああいった連中がやることって基本的に共通しているんだろうなぁ……。
 ちなみにこの連中がTHAAD配備反対の理由として挙げていたのは「強い電波で農作物がダメになる」「ミツバチが全滅する」「住民が癌になる」というようなものでしたが、なぜか韓国政府が電波強度を計測しようとしたら「勝手に計測するな!」と激オコで中止に追い込まれたのでした。
 最終的には計測が行われて「人体に影響があるレベルではない」と判明。

 で、さすがにアメリカ政府、在韓米軍共に現状の劣悪なTHAAD基地の状況をなんとかしろと言い始めたと。
 いまだに韓国政府は「環境アセスメントが終わっていないし、今年中にも終わりそうにない」って言い続けているのですが、さすがにもう時間切れ……。
 というか、米軍側も夏までにはまともなエアコンの効いた宿舎を作りたいというのも本音でしょうね。
 こんな部分から駐留への嫌気が差してくる、なんてことはよくあることでもありますけどねー。

日米首脳会談から完全に消え去った「韓国」の二文字。インド太平洋ダイヤモンド安保構想で豪印をはじめとしてフランス、イギリス、ASEANには言及するものの韓国には言及せず……

日米首脳会談から消えた韓国…「韓日米協力」の代わりに「インド太平洋」(中央日報)
日本と米国の首脳が「日米同盟は世界で最も緊密な同盟」と叫んだドナルド・トランプ大統領の日本国賓訪問3泊4日間、韓国の存在感はあまりにも薄かったということだ。

合計3時間続いた27日の首脳会談、その後の記者会見、そして日本政府の詳細ブリーフィングなどで韓国に関連した意味のある言及は、事実上、「ゼロ」だった。 (中略)

両首脳の発言や日本側のブリーフィングで「韓日米協力」よりもはるかに強調されたキーワードは、日本と米国が主導する「自由で開かれたインド太平洋構想」だった。

安倍首相は記者会見の冒頭発言で「エネルギー、デジタル及びインフラ分野を含め、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた日米協力が着実に進展していることを歓迎する」と述べた。続いて、オーストラリアやインド、東南アジア諸国連合(ASEAN)、英国、フランスなどひとつひとつに言及して「関係諸国と、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を強化、拡大していくことでも一致した」と述べた。

記者会見の後に行われた西村康稔官房副長官の詳細ブリーフィング内容が特に圧巻だった。「北朝鮮情勢」関連の部分でも、「地域情勢」分野でも韓国は全く登場しなかった。「北朝鮮情勢」については「日米の立場が完全に一致していることを改めて確認した」と西村官房副長官は明らかにした。「地域情勢」分野は「両首脳は、地域情勢についても議論を行い、日米同盟を基軸とした米国の地域におけるプレゼンス、米国の地域に対する関与とコミットメントの重要性を再確認した」がすべてだった。

また「自由で開かれたインド太平洋」分野では「両首脳は、日米印、日米豪、日米豪印を含め、地域における同盟国・友好国のネットワークを引き続き強化・拡大していくことで一致した」とし、インドとオーストラリアだけを取り上げた。

西村官房副長官はブリーフィングで「不公正な貿易慣行に対処するため日米及び日米欧三極で連携することを再確認した」とした。一部では「中国だけでなく、日本が福島水産物輸入紛争で韓国に敗訴したWTO(世界貿易機関)の判定の改革を狙ったものではないか」という解釈が出てきた。
(引用ここまで)

 自由で開かれたインド太平洋構想で韓国への言及がなかったことについては、共同記者会見での発言時に楽韓さんがTwitterでつぶやいていました。


 これは確かに象徴的ですね。
 でもまあ、そもそもインド太平洋ダイヤモンド安保構想に入らないと言明している韓国にとってはよいことなんじゃないでしょうか。
 自分たちから「こんなものには入らない」って宣言していて、そこにちゃんと気を遣ってもらえたわけですから。
 しかも、米韓首脳会談の共同声明では賛同しておいて、その翌日には否定するなんていう最低の方法で。
 おまけに「三不の誓いを立ててしまったので、日米韓の三ヵ国合同軍事演習はできません」って言っている。

 むしろ、実質的にはレッドチーム側にいる韓国に対しての配慮が為されていると言っても過言ではない。
 入りたくないと宣言しているものに入れていないのですからね。
 どれだけ「日本よりも先に」と乞うてもトランプが訪韓してくれなかったことも同様の視点から考えてみれば当然。
 かねてから韓国は「我々はバランサー」だの「仲裁外交を行うのだ」だの言っていたじゃないですか。
 アメリカ、日本からは今回のように無視されて、中国からは国賓として招かれたはずだったムン・ジェインがひとり飯を延々と繰り返す
 アメリカ、中国、日本から等距離で遠い。
 まさに韓国が望んでいた場所にしっかりと収まった、ということでしょう。


トランプ大統領「韓国が役に立たなくて困る」と安倍総理に愚痴る → 安倍総理も懸念を共有……そりゃそうだ

トランプ氏、安倍首相に韓国への困惑伝える 「北と全く話進まなくなった」(産経新聞)
 来日中のトランプ米大統領が26日、安倍晋三首相に対し、北朝鮮の非核化をめぐる韓国の対応に困惑していることを伝えたことがわかった。政府高官によると、トランプ氏は首相と貿易交渉や北朝鮮政策について意見を交わす中で「韓国と北朝鮮の間では全く話が進まなくなった」と指摘し、両首脳は韓国への懸念を共有したという。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との南北首脳会談で「朝鮮半島の完全な非核化」で合意したにもかかわらず、北朝鮮の非核化は一向に進んでいない。トランプ氏は米朝協議が停滞している現状を踏まえて発言したとみられる。

 また、トランプ氏は文氏から「来てくれ、来てくれ」と再三にわたり訪韓要請を受けたことも明らかにした。米ホワイトハウスは、トランプ氏が6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)への出席に合わせた韓国訪問を発表している。
(引用ここまで)

 トランプ大統領と安倍総理が揃って「韓国が役に立たなくて困るよ」と言っている、とのリーク。
 ゴルフの間にそんな話でもしていたのでしょうかね。
 特に面白いのは「韓国が来てくれ来てくれと言っている」というところ。
 例の「ムン・ジェインが電話会談で訪韓を乞うていた」との機密漏洩については、韓国大統領府が何度も「内容は事実ではない」と否定しているのですがそれを裏付けるような話が出てしまっているっていう。

 まあ、リークによる観測気球……といったところですかね。
 もちろん、これらの会話は充分に本音なのでしょうけども。
 トランプ大統領、およびアメリカ政府からは「韓国は物乞いなのか」って言っていた当時から不信感を募らせているのは間違いないところ。
 さすがに共同記者会見で「いやぁ、日本では歓待を受けたけども隣の韓国が言うことを聞かないで困るわ」と揃って言うわけにもいかない。
 こうして「両首脳はこう言っていた」と記事の体裁で伝えることでムン・ジェイン政権がどう反応するか……という常套手段ではありますが。

 まあ、反応しないでしょうね。
 ムン・ジェイン政権のドグマである北朝鮮宥和政策はなにがあろうとも譲れない。
 昨日のエントリのようにムン・ジェインの政策動機は国益ではないのですから、度しがたいのですよ。
 ついでにいえば北朝鮮、キム・ジョンウンの目標も北朝鮮の経済的繁栄ではないのでよけいに面倒。
 ……こうして書いてみるとやっぱり似た者同士なんだな、ムン・ジェインとキム・ジョンウン。

猫も老人も、役立たずでけっこう NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。
養老孟司
河出書房新社
2018/11/20