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カテゴリ:米韓関係の記事一覧

中国が「インド太平洋戦略もアジア版NATOも怖くないぞ!」「全然効いてない!」と強弁する中、どうも韓国は「軽空母を持つ意味」を理解していないような……

韓国が力を入れる軽空母、米国の戦略に動員される可能性も(ハンギョレ)
 日増しに激しさを増している米中対立の中で、韓国国防部が先月発表した「軽空母確保計画」に懸念の声が高まっている。日本の前例からして、この軽空母は、米国の対中圧迫戦略である「インド太平洋戦略」によって中国牽制に動員される可能性が高い。

 国防部は先月10日、「2021~2025国防中期計画」を発表し、3万トン級の軽空母確保事業を2021年から本格化すると明らかにした。国防部が掲げた軽空母導入の理由は「朝鮮半島付近の海域と遠海の海上交通路を保護するため」だ。遠海の海上交通路とは、中東から東アジアに至る「原油運送路」を意味するもので、韓国の軽空母の模擬作戦半径は中東~インド洋~南シナ海~東シナ海にまで広がる。韓国が空母一隻をもって遠海で単独作戦を繰り広げるのは不可能であるため、結局、米国との協力は避けられない。

 興味深いのは、日本の例だ。日本が空母の導入計画を発表したのは韓国より1年8カ月ほど早い2018年12月だった。日本は当時、防衛計画の大綱と中期防衛力整備計画を発表し、米国の最新鋭の垂直離着陸機B-35Bを42機導入して、これを運用できるよう、いずも型護衛艦(基準排水量1万9500トン)2隻を改造する計画を決めた。攻撃用戦略兵器である空母の導入は、日本が敗戦後70年間以上守ってきた「専守防衛」の原則を破ることだったが、安倍政権は「太平洋側の広大な地域における防空態勢の強化」と「飛行機が離着陸できる飛行場の不足」などの理由を挙げ、計画を推し進めた。

 韓国の計画は日本よりもさらに大規模なものだ。日本はすでに保有している大型護衛艦を改造するが、韓国は日本より1.5倍も大きい3万トン級の軽空母を新しく建造する。韓国が「新南方政策と米国のインド太平洋政策間の調和と協力の推進」を掲げて、実際は米国とともに中国を圧迫できる戦力を備えられるようになったということだ。
(引用ここまで)


 先日、アメリカに対してF-35Bの導入の代償として軽空母の耐熱甲板の技術移転を求めている、という記事がありましたね。
 おそらくはアメリカ側もシーレーン防衛に参加するのであれば、ということで技術移転を認めると思います。
 まあ、まだF-35Bが導入できるかどうかは決まっていませんが、Fー35Aを導入できたのだから問題なく導入できるでしょう。おそらくは。  ただ、そうして否応なく対中包囲網に加わることになるのでしょうが。

 中国はインド太平洋戦略について「それぞれの国に事情があるために機能しない」と述べています。
 すでにいくつか論評が出てますので、それを見てみましょうか。

The risk of China-US military conflict is worryingly high(Financial Times・英語)
Indo-Pacific NATO: A Pipe Dream(ChinaUS Focus・英語)


 前者については日本語でのざっくりとした解説記事がありましたのでこちらをどうぞ。

米中軍事衝突の危機迫る中での中国の歪な世界観(Wedge)

 中国は「オーストラリアは中国に資源を売っている、日本も中国と経済関係が深い。インドは非同盟外交が基本。うまくいくはずがない」とアジア版NATO=クアッド=インド太平洋戦略がPipe dream、机上の空論であるとしています。
 アメリカの思惑通りには進まないと考えている、ということですね。

 ただまあ、実際に中国に対して多くの国々が反感を持っているのが現状。
 なにしろ、中国が受け身になっているというわけではなく、360度に渡って喧嘩を売っているわけで。
 クアッドであるインドとは国境紛争、オーストラリアには「資源があるだけの貧乏国」となじり、日本とは尖閣諸島を挟んで対峙、アメリカとは貿易紛争中。
 当初、日本が想定していた以上にインド太平洋戦略は中国に対して効いている、というのが実情なのでしょう。
 こうして「効いてないぞ!」「そんな戦略に意味はない」って声高に叫んでアピールしているのがなによりの証拠。
 そこまできっちりと連携しなくても、日米が中国と対峙する際に二正面作戦にするようにインド、オーストラリアがちょっかいを出すだけでも全然違ってくる。
 タイミングを合わせて「ちょっと強襲揚陸艦を外洋に出しますね」くらいでも与えられるプレッシャーは半端ない。
 各国がどれだけ本気かは今度のマラバールでの日米印豪による軍事合同演習で分かるんじゃないですかね。

 さらにはベトナム、マレーシア、フィリピンといった国々とも南沙諸島の紛争中。
 台湾はもう言うまでもない。
 ヨーロッパからは「人権をどうにかしろ」とされている。
 味方……というか第三者になってくれそうなのは近郊の国ではASEANの内陸諸国くらい?
 ロシアも肝心なところでは見るだけに回るでしょうしね。むしろ漁夫ることを優先にしそう。
 投資をしてきたはずのアフリカでも反感を買っているほどですし、たとえアフリカの国が味方になってくれたところで地政学的な意味はゼロ。

 「中国の今の姿は『戦前の日本』のように全方面に戦いを挑んでいるようにしか見えない」とされています。
 まあ……そうねえ。戦前の日本はそうするよう追い込まれた部分が少なくないですが。やっていることは確かに近い。
 中国の場合は好き好んで紛争を引き起こしているっていうのが大きな違いですかね。
 要は中国は中国の人民、国土を中国だけでは支えられなくなりつつある……と踏んでいるのですが。それをチェックするための資料を集め中。

 さて、韓国は明白に変わりつつある国際情勢の中、どうするつもりなのかと。
 軽空母を持ってどこに行くつもりなのか、ということが問われているのですが。
 まさかこの変化に気がついていなくて「政経分離でお願いします」とか言うつもりじゃないよね?

韓国外交部「アメリカとの協議体新設は同意したものだ!」とあくまでも強弁。それではこれまでの韓国外交の嘘でも見てみましょうか?

米国は一言も言及ないのに…韓国外交部次官「韓米協議体新設で溝はない」(中央日報)
米ワシントンを訪問して帰国した外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官が12日、「韓米間に各自強調したい内容があるとしても立場が異なるものではない」と強調した。

崔次官はこの日帰国した仁川(インチョン)国際空港で記者らと会い訪米成果についてブリーフィングした。崔次官がワシントン特派員懇談会で「両国が外交当局間の局長級実務協議体である仮称『同盟対話』を新設することに共感した」と明らかにした部分についても追加説明をした。

崔次官は「韓米間には北朝鮮の核問題などとは別個に解決しなければならない、解かなければならない宿題がある。米国などで重要な政治日程のため進行が遅くなっているものなどを両国の局長がスピーディに進めようという意味」と話した。新しい協議体を進めるための実務協議を10月中旬で推進しているという具体的な計画も明らかにした。

ところが韓米間にはすでに北朝鮮の核問題協議に向けた韓米ワーキンググループが稼働しており、防衛費分担金と関連しては北米局第1次官ラインとは別途の特別作業班が運営中だ。しかも防衛費問題は実務ラインを離れ両国首脳級の決断だけ残ったという共感があるタイミングで、別途の局長級協議体を作るということに疑問を提起する声があった。 (中略)

崔次官が強調した協議体新設を米国務省が言及しなかったという点も韓米間の微妙な温度差を呼び起こした。国務省が11日に出した事後報道資料には、ビーガン副長官と崔次官が新型コロナ対応と韓半島(朝鮮半島)問題、インド太平洋地域懸案などに対して協議したとされている。

これと関連して崔次官は、「両国の報道資料は互いに強調したいことを強調するもののため、韓米間で互いに立場が違うとかいうことではない」と釈明した。

一方、米国務省の説明資料には「域内安全保障促進に向けた日本との協力」が強調された。韓日米ではなく「日本との協力」を韓国側に明確に指摘し取り上げたということは、韓日米安保協力から韓国が離脱しようとする姿勢に米国が神経をとがらせている話にもなりかねない。
(引用ここまで)

 韓国外交というものは嘘に塗れています。
 大統領府がプレスリリースで出したことであってですら信用できないのですね。
 これまでの事例だとパク・クネが中東歴訪で無双してきたとか。
 イランから42兆ウォンの投資案件を持ってきたとかですね。
 あとエリクソンが韓国に15億ドルの投資をするって話をプレスリリースで出して、完全に嘘だったなんてこともありました。これはイ・ミョンバクがスウェーデンに行ったときでしたね。

 ムン・ジェイン大統領本人も同様に「ローマ法王と面会して北朝鮮訪問の確約をもらった」っていうアレがあったりしていつもの韓国外交をやっています。
 まあ、それ以前にアメリカに対してやってきた北朝鮮関連がすべて虚偽ですけどね。
 GSOMIA破棄関連で「アメリカには理解してもらっている」って言い続けていたのも同様です。アメリカから最終的に「韓国は嘘をついている」とまで外交用語としてあり得ない談話まで引き出してましたね。

 不思議な話ですが、カン・ギョンファ外交部長官にはこの辺りの「虚偽の報告」がないのですよね。
 まあ、国民受けのよいゆるキャラ的な存在として許されている、ということでもあるかな。

 外遊に行ったからにはなんらかの成果がなければならないのです。
 なんの成果もなしに帰国したとなると「なんのために外遊に行ったのだ」と糾弾されるのですね。
 というわけで、チェ・ジョンゴン外交部第1次官のデビューとして華々しい成果が必要だったので捏造した、ということなのです。
 帰国した場でこうして成果を述べたあとは梨の礫で終了、でしょうね。  ……アメリカ側のプレスリリースで「日本との協力」が強調されているあたりももう韓国政府には大した期待をしていないという意向の反映でしょう。

韓国「アメリカと新たな協議体を設立して局長級協議を行うことで合意した」→嘘でした

【独自】韓国外交部が「新設」と発表した同盟対話、米国務省は「同意せず」(朝鮮日報)
 韓国外交部(省に相当。以下同じ)の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官が米国務省のスティーブン・ビーガン副長官と会談後、「新設することで(韓米両国が)共感した」と発表していた外交当局の局長級実務協議体「同盟対話」について、米国務省は「(新設に)同意したことはない」という立場であることが伝えられ、大きな波紋が予想されている。国務省の事情に詳しいワシントンの消息筋は11日(現地時間)、「米国側は新たな対話に同意したことはない」として「おそらく今後もやらないだろう」と語った。崔次官が就任後初めての米国訪問で挙げた「成果」は、両国間できちんと合意されてもいない事項だったのだ。

 11日に米国務省がビーガン副長官と崔鍾建次官の会談に関連して発表した結果資料にも「同盟対話」についての言及は全くなかった。米国側は「(ビーガン)副長官と(崔)次官は防衛費分担特別協定(SMA)を話し合い、韓米同盟が堅固な力を再確認しつつ、今後数世紀の間、インド・太平洋地域の平和と繁栄のための力として維持され得るよう同盟を強化する案を話し合った」とだけコメントした。

 米国のこうした反応は、既存の韓米間の協議体もきちんと稼働していない状況でまた別な協議体を作ろうということに対する拒否感だと解釈されている。代表的なのが、韓米間で南北協力、制裁免除問題を話し合う「ワーキンググループ」メカニズムだ。韓米ワーキンググループは、ビーガン副長官が北朝鮮特別代表を務めていた2018年11月に主導して作ったものだが、昨年から「南北関係を制約している」と韓国政府・与党から攻撃を受けてきた。韓国統一部の李仁栄(イ・インヨン)長官は最近まで、ワーキンググループ再調整を公々然と主張してきた。
(引用ここまで)


 ……あー。
 これ、アメリカはあえてやらせているのでしょうね。
 いつもの「I understand.」とだけ言って放置というヤツ。
 で、韓国側に発表させてから否定することでより強力に否定された感を味あわせている、と。

 GSOMIA破棄に際してもそうですし、あるいは日本の半導体材料輸出管理強化に対抗する形で数人の官僚が訪米した時もそうなのですが。
 アメリカは韓国側が「理解を得られた」とか「収穫はあった」というような話をすることまでは妨げません。
 アメリカは……というか外交的な常識として相手国の発表や談話を断じるようなことはほとんどしません。
 紛争相手や安保上の問題がある際であればともかく。

 何度か書いているように外交はそういった言葉ではなく、行動・態度で行うものですから。
 今回も韓国からは実際に同盟対話を新設しようという話は出したのでしょう。

韓米 新たな局長級協議体新設で合意(聯合ニュース)

 チェ・ジョンゴン外交部第1次官曰く「両国の協力と意志疎通を強化するため、局長級の実務協議体『同盟対話(仮称)』を新設することで同意した」との話でした。
 なんとかして南北関係を前進を妨げる米韓ワーキンググループの力を削ぎ落としたいというのが本音なのでしょうね。

 記事中にあるように、新たに統一部長官に就任したイ・インヨン長官はワーキンググループを積極的に無視して、韓国独自の南北協力体制を作ると言って憚らない人物です。
 その端緒として物々交換からはじめようとしてさっそく失敗しているのですけどね。
 韓国の意向としてはこちらの協議体に力を持たせて、ワーキンググループを有名無実のものとしようとしたかったのでしょう。
 ハリス駐韓アメリカ大使と会談した際には「ワーキンググループを再編成したい」と言い出して、言外に断られています。

 今回もそういった韓国の思惑にアメリカが乗らなかった。
 それ以上にチェ・ジョンゴン外交部第1次官の訪米結果をみじめなものとして演出している。
 これこそがアメリカの意向である、ということなのでしょう。
 ミリほども信じられていないんだなぁ……。
 彼の「韓米同盟が根幹だ」というセリフが軽くてしょうがない、という楽韓さんの話が裏付けられたとも言えますかね。

韓国外交部次官、訪米時に「米韓同盟は韓国外交の根幹」「等距離外交はない」と語る……その言葉がとてつもなく軽く見える理由とは?

韓国外交部次官「韓米同盟は韓国の外交・安保の根幹」…米中間の等距離外交はない(中央日報)
崔鍾建(チェ・ジョンゴン)韓国外交部第1次官は9日(現地時間)、韓国は中国と地理的に近く経済的にも非常に密接な関係だが、韓米同盟は韓国の外交・安保の根幹という立場を明らかにした。米中間の戦略的競争の中での韓国の位置に関する質問に、このように答えた。 

就任後、初めて米国を訪問した崔次官はこの日、ワシントン近くのダレス国際空港で韓国特派員に会った。崔次官は米国側のカウンターパートのスティーブン・ビーガン国務省副長官の招待で訪米した。崔次官とビーガン副長官は10日に会う予定だ。

崔次官は「中国に関して、米国は韓国をより近くに引き込もうとするだろうが、どのような立場か」という質問に「大韓民国と米国は同盟関係」とし「同盟関係というのは我々の外交・安保の根幹だということ」と述べた。続けて「しかし、我々は米国の同盟であると同時に、中国に近接して経済的に非常に密接な関係」と付け加えた。

崔次官は「同盟から遠ざかるということは、今はよく分からない」とし「(米国が)どのようなビジョンとロードマップを持っているかもっとよく聞き、我々の意見を言うことができれば言う。同盟同士はそのように疎通するもの」と説明した。また、「『一方に傾く』というメディアの表現とは少し異なるようだ」と述べた。

それでは「米中間等距離外交ということか」という質問に対し、崔次官は「等距離ではない。なぜなら同盟は基本だから」と強調した。
(引用ここまで)


 先日、ニュージーランドのセクハラ問題で更迭されたチョ・セヨン氏に代わり、外交部第一次官になったチェ・ジョンゴン氏が訪米。
 空港で「等距離外交はしない。同盟関係を外交・安保の根幹として優先する」と述べたとのこと。
 いやぁ、言葉が軽い軽い。こんな言葉、なんの意味も持ってませんね。
 この人物の思想背景を見てみると、どれだけこの言葉が軽いか理解できると思います。

 外交部第1次官となったチェ・ジョンゴン。それ以前は大統領府で平和企画秘書官として働いていました。
 外交官でもなく、かつ外交経験もない人物がはじめて外交部の実務者トップになったとして話題になりました。
 そして、去年にGSOMIA破棄を主導していたキム・ヒョンジョン国家安保室第2次長と激しく対立していたとされています。

 キム・ヒョンジョンはGSOMIA破棄を主導していたものの、アメリカ政府による圧力をかわすことはできないと判断して条件付きのGSOMIA破棄の撤回に回りました。
 「日本政府は輸出規制について交渉をする」「GSOMIA破棄は停止しているだけ」というアレですね。そういえば当時、キム・ヒョンジョンは「条件付き破棄撤回は悪くない」とか言ってましたっけ。
 GSOMIA破棄という敗着を打ってしまったとはいえ、「破棄撤回」ではなく「破棄凍結」としたところでなんとかメンツをぎりぎり保つだけの条件は勝ち取ったという気分があったのでしょう。

 ですが、ムン・ジョンイン大統領補佐官に近しいチェ・ジョンゴンは強硬な「自主派」「民族派」として、11月の破棄撤回直前になってもあくまでもGSOMIAの破棄を言い立てたとされています。
 「自主派」は韓国の左派に多い考えかたで、アメリカに国防を握られた現状から韓国独自の力で国防を担えるようにしようというもの。実際には北朝鮮との統一の邪魔になるアメリカを排除したい、という考えかた。
 その考えの中ではせっかくGSOMIA破棄でアメリカとの決裂の第一歩を踏み出せたのに、それを撤回するとは……という認識だったのでしょうね。

 そんな人物が今回の訪米でスティーブン・ビーガン国務副長官と会談するそうで。
 何を言い渡されるのか、ちょっと楽しみではありますが。
 まあ、その内容が出てくることはないでしょう。
 ちなみにスティーブン・ビーガン国務副長官はインド太平洋戦略=クアッド、クアッドプラスについて話した後に、チェ・ジョンゴン外交部第1次官と就任後初の電話会談をしたのですが。
 クアッド、およびクアッドプラスについて何も語ることはなかったそうです。
 不思議ですね。

ドイツ、チェコと次々と中国に反旗を翻す中、韓国だけが中国に忖度して米韓同盟すら壊そうと画策へ……

文在寅が日米韓防衛会談を拒否、中国に忖度し堂々と米韓同盟を壊し始めた…(デイリー新潮)
 鈴置:韓国の保守系紙が大騒ぎしています。日米韓は8月29日にグアムで防衛相会談を開催する予定でしたが、韓国が欠席したからです。
 韓国は中国と北朝鮮の顔色を読んで、米国と少しずつ距離を置いてきました。それがついに堂々と「離米」するに至ったのです。
 朝鮮日報は社説「韓米日・国防長官会談に不参加、国民をどこに連れて行くのか」(8月31日、韓国語版)で「米韓同盟破壊」に悲鳴をあげました。結論部分を訳します。

・北朝鮮のSLBM(潜水艦発射型ミサイル)完成は目前だ。中国は東アジアの覇権を露骨に推し進めている。中ロは昨年、朝鮮戦争以降初めて東海(日本海)上空で合同訓練を実施し、ロシア軍用機は独島(竹島)領空を侵犯した。
・こんな北中ロの脅威を、韓米日による安保の共助なくしてどうやって防ぐのか。敵性国の顔色を見るほどに卑屈になって、国の安全保障を担保できるのか。

 米韓同盟に詳しい日本の安保専門家も「韓国はルビコン河を渡った。仮想敵に対し米国との絆を見せつけるための会談に参加しなかったのだから」と眉をひそめました。
(引用ここまで)

 鈴置高史氏のいつものコラム。
 対談している体でのコラムなので引用が難しいのですが、今回は米韓関係について書かれていることもあってかなり筆が疾っています。
 最後に「サムスン電子がファーウェイ制裁に参加するかどうかがキモ」と書かれていますが、今日になってサムスン電子がファーウェイとの半導体取引を中止するとのニュースが出てきました。

サムスンとSK、ファーウェイとの半導体取引を中止(ハンギョレ)

 また、LG、サムスンディスプレイが有機ELパネルの取引を中止するとの話も出ています。
 半導体ファウンドリとしてTSMCの代わりに使おうとしていたSMICも制裁リストに加えられ、かつサムスン電子・SKハイニックスが制裁側に加わったことで中国はかなり詰んでいます。
 NANDフラッシュメモリは中国でも生産が地味にはじまっていますが、DRAMについてはまだ聞こえてきていません。
 この「まだ中国でDRAMが作れない」というギリギリのタイミングでアメリカがこうして半導体禁輸攻勢をしかけてきて、かつサムスン電子もそれに従わせる。
 アメリカが本気も本気であることの証拠であり、かつ韓国をこちら側に置いておかなければならない理由でもありますね。
 韓国政府はどうでもいいけど、サムスンやSKハイニックスはそうではない、という感じです。

 中国はもはや材料も含めてゼロから半導体製造をしなければならない状況です。
 しかもアメリカ企業の持つ特許を回避して。無理ゲー。
 旧ソ連が最終的に崩壊に追いこまれたのは東ドイツにあった半導体工場をドイツ統一で失ったから、という説がありまして。どこで読んだんだったかな。
 その説をふと思い出しましたね。


 で、その中国ですが。
 インドとの国境紛争で45年ぶりの発砲があったとされています。

「国境での発砲は中国軍」 インド、中国批判に反論(時事通信)

 中印国境では紛争拡大を防ぐために銃器の保持を互いに禁じていたのです。6月の国境紛争では石や棍棒、素手で戦いが行われたとされていたのはこういった理由から。
 中国はインド国境近くの基地に虎の子のJ-20を配備し、インドはフランスから導入したてのラファールを配備。

 で、ドイツがインド太平洋戦略に賛意を示しています。ヨーロッパではフランスについでのこと。
 あのドイツが。
 中国封じ込めのインド太平洋戦略に賛意、ですよ?
 ヨーロッパでのインパクトはかなり大きいものとなっているようです。
 ちょっと前まで王毅外相がヨーロッパ歴訪していた直後にこれですからね。

 で、チェコの上院議長が中国からの圧力に対抗する形で台湾を訪問。
 そして「私は台湾人だ」とJ・F・ケネディの「私はベルリン市民だ」という演説からの一節を引用して語る。
 それに対してドイツ訪問中だった中国の王毅外相が「チェコに高い代償を支払わせる」と語って。
 フランス外務省が「チェコを脅すことは許されない」、ドイツのマース外相も「このような脅しは適切ではない」とそれぞれコメント。

 ASEAN外相会合では議長国のベトナムからさっそく「南シナ海地域の平和と安定への課題が常に存在する」と中国を牽制。
 日本も参加するARF(ASEAN地域フォーラム)の議長声明案も出てまして、こちらも中国を大きく牽制するものになっています。
 まあ、ASEANはEUに比べたら結束度合いは大きく異なりますけども。それでも沿岸国だけでも大きな戦力です。

 10年前、尖閣諸島で海保の船に中国漁船がぶつかってきても、国際的に大きな話題になりませんでしたが。
 いま同じことをやったらニュースバリューは大きく異なるでしょうね。
 いやぁ……時代は流れるもんだなぁ。
 自由主義国の中では唯一、この流れに逆らおうとしている国があるのですけどね。
 「バランサー外交」はムン・ジェイン大統領の師匠筋にあたるノ・ムヒョンの基本的な外交方針でした。ま、その結果は「あの大統領は反米的で少し頭がおかしい」とのゲーツ元国防長官からの評価でしたけどね。
 ムン・ジェイン大統領も同様にヨーロッパ某国の首脳から「少しおかしな人ではないか」との評価を得られているのでセーフ(なにが?)。

アメリカ人識者「韓国は中立を叫び、安保構想にも参加しない。そんな国を守ることをアメリカ国民に納得させるのは難しい」……ここまで言われてるけどどうするの?

「米中の間で選択」…「インド太平洋版NATO」に言及した米国務長官(中央日報)
翌日、ポンペオ国務長官は「インド・オーストラリア・日本のほか韓国が米国のパートナーになるだろう」と述べた。ポンペオ長官はFOXニュースのインタビューで、インドの南シナ海軍艦派遣について「インド・オーストラリア・日本と韓国の友人が自国の国民と国家に対する中国の危険を知った」とし「彼らがすべての前線でこれを退けるために米国と協力する姿を見ることになるだろう」と話した。

しかし韓国外交部は2日、「米国側から『クアッドプラス(安全保障機構構想)』に関する提案を受けたり参加を要請されたりしたことはない」と述べた。この日、ちょうど崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官とビーガン副長官があいさつを兼ねて電話で対話したが「関連言及はなかった」と説明しながらだ。これに先立ち対中国経済封鎖用の経済繁栄ネットワーク(EPN)構想を公開した当時と似た立場だ。

非公式安全保障会議体のクアッドにも参加しない韓国政府としては、中国を潜在的敵国とする地域安保機構の議論自体が不都合なものになるしかない。しかし米国内では戦略的に共にしない韓国を核戦争の脅威まで覚悟して守り続ける必要があるのかと批判する声も出ている。

米ダートマス大学のジェニファー・リンド教授とダリル・プレス教授はナショナルインタレスト誌に「バイデン氏は韓米同盟を強化するだろうが、これは米国に最善だろうか」と題して共同寄稿した。

両教授は「北朝鮮は有事の際、米本土に核兵器を使用する戦略的な理由があるが、米国が生存のリスクを負うほど韓国が価値ある同盟なのか確かめてみるべき」とし「冷戦の間、米国は欧州を保護するために深刻なリスクを負ったが、現在、韓国を防御するためにリスクを負うのが妥当なのかは確実でない」と主張した。

続いて「韓国は、日本と協力し、クアッドに参加し、中国の浮上を牽制する米国のパートナーになることもできる」としながらも、「しかし中国を相手にした重大な地域任務は共にせず中間的な立場を取りながら、韓国の生存のために米国がリスクを負うことを期待する現状況では、米国の国民を説得するのは難しい」と指摘した。

結論的に米国のインド太平洋戦略に参加せず「中立」を叫ぶ韓国にはもう核の傘を提供すべきでないとし、バイデン氏に韓米同盟政策の転換を促した。
(引用ここまで)


 アメリカのスティーブン・ビーガン国務省副長官が語った日米豪印によるダイヤモンド安保構想ことクアッドをNATOのような機構にすべき、というアメリカの意向については、エントリをすでに書いてますね
 で、それを拡張する際にはクアッドプラスとなり、韓国も……という話になるかもしれないけども、中国に三不の誓いを捧げている韓国はクアッドプラスに入ろうとはしないだろう、というものでした。

 で、ビーガンの発言の翌日にポンペオ国務長官もFOXニュースのインタビューでクアッドについて言及しています。
 個人の思いつきではなく、アメリカの方向性としてダイヤモンド安保構想の機構化があるということが明確にされつつあります。
 その際に、日豪印の他に韓国についても「中国の危険性を知っただろう」と言及しているのですが。

 韓国外交部は「クアッド、クアッドプラスについてアメリカから何も知らされていない」とコメント。さらに先日に就任した外交部第1次官であるチェ・ジョンゴンとビーガン国務副長官との電話会談でも話題に出なかった、と。
 ……まあ、韓国はダイヤモンド安保構想ついて、米韓首脳会談後の共同声明で賛意を示した翌日に「あの賛意はなかったことにする」とか言い出している前科があります。
 「日本が提唱したことが気に入らない」まで言ってましたからね、当時。
 アメリカもそういった韓国のお気持ちを尊重したんでしょうよ。

 実際、トランプ大統領が国賓として訪日して日米首脳会談後の記者会見でも、安倍総理はダイヤモンド安保構想について語り、さらにASEAN、イギリス、フランスにまで言及したものの、韓国については一切触れなかったなんてこともあったほどです。
 しっかりと韓国の意向が反映されている、ということではないでしょうか。
 アメリカとしても対外的にはまだ同盟国である韓国について言及する必要はあるとは思っているものの、実務者レベルでは安保について語る必要がないくらいの扱いを受けている、というわけですね。

 で、さらにアメリカから「バイデン氏が当選すれば米韓同盟を重視する方向になるだろうが、果たして韓国にはそのような価値はあるのだろうか」とする問いかけまで出てきているとのこと。
 現在の韓国の振る舞いは「中立」を叫び、安保構想に参加することもない。そんな国に対してアメリカがリスクを負って防御することをアメリカ国民に納得させることは難しい、というもの。
 ついにここまで言及する人がアメリカにも出てきたか。
 韓国的には血盟はまだ生きていると思っているのでしょうが、すでに知識層ではこうして韓国を切り離すべきだと考え、かつ発言する人々が出てきた……というわけですね。
 外交情勢は一気に変化する可能性が出てきましたね。

日米防衛相会談を欠席した韓国国防部長官「離任式に重なったので」「グアムに行くと自己隔離が必要になるので」……いや、それは実際の理由じゃないよね?

韓日米国防相会談から抜けた韓国国防長官の釈明「離任・就任式に出席できないから」(中央日報)
米国が韓日米国防相会議(8月29日グアム開催)の出席を求めたにも韓国だけが参加しなかったことをめぐり、軍はもちろん政界でも論議を呼んでいる。鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が「会議に行ってきたら自宅隔離が余儀なくされるため行かなかった」という窮屈な釈明をして論議が拡大している。

鄭長官は31日、中央日報との電話インタビューで「会議に行ったら自宅隔離が余儀なくされるし、退任で整理することも多いことから行かないことにした」と不参加の背景を説明した。また「行ってきたら長官離任・就任式にも参加することができない」とした。

鄭長官は「青瓦台(チョンワデ、大統領府)と調整の過程で行かないことにしたのではないか」という質問には「そうではない」と一線を画した。また、「韓米国防相会談は今年(11月開催)SCM(韓米安保協議会)もあるから後任長官が上手くできるだろう」と話した。

だが、このような釈明は事実と違う。外交官や公務員が海外出張に出る場合、事前に現地公館で隔離面題書を発給して疾病管理本部に提出すれば出国と帰国時PCR検査だけで隔離が免除される。その後、スマートフォンにアプリをダウンロードして自己チェックする、いわゆる「能動監視」の形態で業務を遂行できる。 (中略)

だが、今回の韓日米国防相会議への不参加をめぐり、専門家の間では「米国大統領選挙を控えた北東アジアの激変期に国防首長が韓日米が調整する席に自ら抜けたのは納得し難い」という指摘が出ている。 (中略)

韓国外大のカン・ジュニョン国際地域研究センター長は「中朝に関連した敏感な懸案に対して現場で韓国の立場を述べなければ説得力がなく、避ける印象を与えれば米国に誤ったメッセージを与える可能性がある」として「中朝にも韓米が絡まっているということを見せることが重要なので会談に参加するべきだった」と指摘した。
(引用ここまで)

 ……これはひどい。
 先日開催された日米防衛相会談に、本来であれば韓国のチョン・ギョンドゥ国防部長官も参加を要請されていたのですが。
 なんだかんだと言を弄して参加しなかったのですよ。
 で、参加しなかったことについて問われて答えた理由が──

 「離任式に重なったから」
 「訪米すると帰国後に新型コロナで隔離されるから」
 「後任の国防部長官がよくやるだろう」

 まあ、キャンセルするのはよいですよ。
 百歩譲ってキャンセル自体はよいとしよう。
 ただ、現在は米中衝突が明白になっており、かつアメリカが自由陣営に対して「対中国の旗を見せろ」としている。
 あとでやりますが「アジア版NATOを作ろう」とまで言ってる状況。

 そんな中、こうして韓国は防衛相会談をキャンセルしてしまう。
 それがどのように受け止められるかって話なんですが。

 東日本大震災の追悼式に中日韓国大使が出席しなかったことがありましたね。
 あれも出席欠席そのものが問題ではないのですよ。いや、問題だけど。
 そうして欠席したことが相手にどのように受け止められるか、という話なのですよ。
 ちなみにこの時の追悼式ですが、台湾の出席を理由に中国が出席しなかった、という状況でした。

 まあ、今回もそれと同じで中国に忖度した……のでしょうね。

韓国メディア「ムン・ジェイン政権は日米韓で誘われた防衛相会談をキャンセルして、中国の外交トップを招く……韓国国民をどこに連れていくつもりなのだ!」……まあ、自由主義陣営ではないどこか……でしょうね

朝・中の顔色をうかがって先延ばししている間に一人ぼっちになった韓国(朝鮮日報)
 米国と日本の国防相が29日にグアムで韓国抜きで会談を行ったが、これは北朝鮮と中国を意識した韓国政府が会談への参加に消極的な態度を示しことが理由だったことが分かった。米国は当初、韓国の国防長官を含む3カ国によって北朝鮮問題と中国問題について話し合うことを希望していた。ところが韓国政府はコロナや国内での日程などを理由に明確な態度を示さず、今月末になって「出席は難しい」との意向を伝えたという。最終的に米国と日本の国防相だけで、北朝鮮の大量破壊兵器など韓半島問題について意見を交換する形となった。 (中略)

 ある外交筋は「韓国にとって安全保障面での最大の脅威は北朝鮮だ。その北朝鮮の大量破壊兵器や弾道ミサイルへの対応策を話し合う場から、肝心の韓国が抜け米国と日本だけで頭を突き合わせた」とした上で「韓米日の三角協力体制が弱体化している」と指摘した。一部からは「米中が激しく対立する状況で、韓国政府が米国の側に立つという形を避けるため、今回の会議に参加しなかったのでは」との見方も出ている。コロナと国内の日程は表面的な理由にすぎないということだ。

 徐薫(ソ・フン)青瓦台(韓国大統領府)国家安保室長はわずか1週間前の今月21-22日、コロナの感染が再び拡大する中で楊潔チ・中国共産党外交担当政治局委員と釜山で会談した。コロナの感染が拡大する中でも韓中会談に応じた韓国政府が、韓米日会議には参加しなかったのだ。 (中略)

 会談では南シナ海情勢と東シナ海情勢についても意見交換が行われた。エスパー長官は「中国による周辺国に対する悪意を持った行動が続いている」「地域を不安定化させる中国の行為に反対する」と発言した。双方は尖閣諸島(中国名、釣魚島)が米国による日本の防衛義務を定めた米日安保条約第5条の適用範囲であることも再確認した。

 複数の外交関係者からは懸念の声が相次いでいる。米国、英国、フランス、ドイツなど国際社会の多くの国が進めている対北朝鮮政策の流れに韓国が逆行し、完全に孤立する状況を自ら招いたというのだ。実際に韓国統一部(省に相当)は先日、南北物々交換事業を推進しようとしたが、北朝鮮側の業者が安保理の制裁対象だった事実が明らかになり、事実上中止した。これについても米国など国際社会から「対北朝鮮制裁を守らねばならない」との指摘が相次いでいる。それでも統一部の李仁栄(イ・インヨン)長官は28日「個別観光の形で金剛山事業が再開されるチャンスを積極的に開いていきたい」と述べ、北朝鮮と協力する政策を強行する意向を明らかにした。外交次官を経験したある外交官OBは「韓国が米日と疎遠になることを中国は望んでいる」「今回の会談に参加しなかったことは、中国にとっては『良い知らせ』だったはずだ」との見方を示した。
(引用ここまで)

 朝鮮日報はこの記事以外にも計3本ほど「日米国防相会談に韓国が参加しなかった」ことについて記事を出しています。

【社説】韓米日国防長官会議に不参加、国民をどこに連れていくのか(朝鮮日報)
米日の国防相、「対北制裁を忠実に履行」で一致…韓国は不参加(朝鮮日報)

 このグアムで行われた日米国防相会談では、中国の「力による現状変更」、そして北朝鮮の弾道ミサイル対策(中止されたイージスアショアの代替策)、「自由で開かれたインド太平洋」構想などについて話し合われた……とのことです。
 もともとはアメリカから「日米韓での防衛相会談を」と提唱されていたものですが、韓国側が「新型コロナが云々」として参加を渋ったことで日米のみになったという経緯があります。

 で、その不参加に対して朝鮮日報はムン・ジェイン政権の態度を糾弾している、と。

 以前から書いているようにムン・ジェイン政権の国防方針はひとつだけ「自主国防」です。
 そのために独自装備の開発を進めています。
 また、アメリカからの戦時統制権返還を急いでいるのはノ・ムヒョン政権以来の念願でもあり、自らのレガシーとして掲げたいという部分もあるのでしょうが、なによりも「自主国防」の観念に強くフィットするからです。

 なので、こうして日米韓で対中国、対北朝鮮の枠組みへと組み込まれていくことは我慢ならないできごとなのですね。
 もちろん、「日米韓の三角同盟は行いません」とした中国への三不の誓いにも反することです。

中韓、習主席の早期訪韓で合意 外交トップが会談(日経新聞)

 で、その一方で中国の外交トップである楊潔チ政治局委員と、大統領府のソ・フン国家安保室長は会談を行い、習近平国家主席の韓国訪問について合意しているっていう。
 同盟を結んでいる相手との会談を拒絶しておいて、その同盟相手が敵対している国との外交トップと会談は行い、あまつさえ国家元首の招待をしてしまう。
 外交はひとつひとつの行動がメッセージとして発信されるし、受け取られる。
 朝鮮日報が「この国をどこに連れていくのか」って糾弾するのもわかりますわ。

 この8月末の「日米韓防衛相会談を韓国が拒絶し、日米のみで開催」、そして「中韓外交トップが会談を行い、習近平の訪韓に合意した」というふたつの出来事は地味ですし、後世に語られるようなこともないでしょうが。
 それでも転換点としては注目すべき部分だと感じますね。