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カテゴリ:伝染病の記事一覧

韓国政府、ようやくワクチン供給の契約を発表……ただし、摂取時期は来年の秋以降。契約した数は発表せず

韓国政府、アストラゼネカ社とワクチン購入契約…来年ごろ接種(中央日報)
ワクチンの確保に後れをとっているという指摘を受けてきた韓国政府が初めて新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチン契約を結んだことが分かった。その間英国政府は世界で初めて米ファイザー社とドイツのバイオNテック社が開発した新型肺炎ワクチンの使用を承認した。

2日、韓国保健当局によると、韓国政府は先月27日アストラゼネカとワクチン購入契約を完了した。政府は10月からモデルナ、ファイザー、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ノババックスなどと供給契約交渉を行ってきた。

政府の核心関係者はこの日「アストラゼネカとは契約が実現し、ジョンソン・エンド・ジョンソンとファイザーとは覚書(MOU)を締結した。物量の確定、導入時期は今後交渉する必要がある」と伝えた。彼は「モデルナとはMOUも結ぶことができず、引き続き交渉している」と話した。 (中略)

政府がワクチンの供給契約を締結したと言ってもすぐに接種が始まるわけではない。保健当局が副作用事例などを検討した後、使用を承認する必要がある。ワクチンに適合した特殊冷蔵・冷凍流通ネットワークを構築する必要があり、ワクチン接種後に生じ得る副作用の報告体系なども作らなければならない。このような過程を経れば、実際の接種時期は来年に持ち越されることになる。
(引用ここまで)


 韓国政府がようやく「アストラゼネカとワクチン供給の契約を行った」との発表を行いました。
 ただし、供給時期、供給量については言及なし。
 いくつかの報道では接種開始時期については来年の秋以降ではないかとされています。
 なんとか夏をやりすごして、感染が増える前の秋のうちには……という感じですかね。

「アストラ」ワクチンの国内接種時期は……「契約遅くなり、早くても来年の秋 」(中央日報・朝鮮語)

 以前から書いていたように「いまからの契約では列の最後に並ぶしかない」ということで、来年の秋以降。
 それ以外にもアストラゼネカのワクチンは一部をSKバイオサイエンスが生産していることから、そこから供給がされるのではないかという期待があることが書かれていますね。
 ま、そんなこたないんですが。
 この分だと同様に韓国に生産設備を持っているらしいロシア企業によるワクチン供給も優先順位が上がるというようなことはなさそうです。

 気になるのは供給量が発表されていないところ。
 政府関係者の談としては「充分な摂取数を用意できている」とのことですが、それなら契約できた数を発表してしまえばいいのですよね。
 日本では1億回分を確保したと発表し、欧米各国も発表しています。最近になってアジアの国々もそれぞれ「○○万回分のワクチンを確保した」というような発表を続々としています。
 それは国民を安心させるためでもあり、株式マーケットへのアピールでもあるのですけども。
 それができないていどの契約数、ということかな。

「ワクチン」で検索するとゴミのような書籍が山ほど出てくるのですが、この2冊は少なくともまとも。



アジア各国も続々と新型コロナ用のワクチンを入手→韓国人「なんで韓国政府は契約できていないんだ!」と悲鳴

亞!韓国より早いね... アジアもワクチンの契約速度戦(毎日経済・朝鮮語)
韓国政府のコロナ19ワクチンの契約妥結ニュースがまだ聞こえてこない中、アジアの他の国々が確保したワクチン量は11億回分を突破したことが確認された。29日毎日経済新聞がアジア主要国のワクチン契約状況を把握した結果、日本とインド、インドネシアなどの主要アジア諸国のワクチン契約量(締結予定を含む)は、この日の基準11億4480万回分に達する。

このうち半分に相当する6億回分を世界第2位の人口大国(13億8000万人)であるインドが占めた。インドでは、世界最大のワクチン生産施設を保有しているセルム・インスティテュート(SII)などの巨大医薬品製造企業が活動している。インドは生産能力を前面に出して、早目に英国オックスフォード大とアストラゼネカが開発中のコロナ19ワクチン5億回分を確保した。 (中略)

日本はコロナ19ワクチントロイカのアストラゼネカ(1億2000万回分)・ファイザー(1億2000万回分)・モデルナ(5000万回分)を相手に2億9000万回分を確保した。日本政府は、最近になって確定者が急増すると、年内にも米国・英国のワクチンを接種するという目標を設定し、臨床試験と関連手続きを迅速に処理するために集中している。 (中略)

タイ政府も28日、アストラゼネカワクチン2600万回分を購入する契約を締結した。締結額は2億ドル(約2210億円)規模で、1300万人に接種することができる分量である。タイはインドと同様に自国内の生産施設でアストラゼネカワクチンを生産する予定である。

同日、フィリピンもアストラゼネカ側と最小260万回分のコロナ19ワクチンの購入契約を締結した。フィリピンの企業は確保したワクチンの大半を政府に提供し、残りは従業員に接種する計画だとAP通信が伝えた。フィリピン政府は、アストラゼネカ側と追加で100万回分のワクチンを購入する契約を議論しているとロイター通信が報じた。マレーシアはファイザーとバイオエヌテックが共同開発中のワクチン1280万回分について契約を完了した。マレーシアはファイザーとワクチン供給契約に署名した最初の東南アジア諸国であると伝えられた。ムヒディン・ヤシン首相は「ワクチン接種は、段階的に行われるものであり、コロナ19により敏感な高リスクグループが優先合わせされるだろう」と伝えた。

コロナ19防疫成功国である台湾は韓国と同じように、各国の製薬会社を相手にワクチンの契約を調整中だ。現地メディアの報道によるとチョンスの台湾の衛生福利部は、いくつかのワクチンメーカーと契約を結んだ状態で、合計1500万回分を確保したことが分かった。陳部長は「現在の契約の議論が行われている状況で、製薬会社の要求に公開することができない部分がある」と製薬会社の星確保状況を具体的に明らかにしなかった。

韓国もアストラゼネカ、ファイザーなどグローバル製薬会社と相当レベル協議が行われた状況で、相互の秘密保持義務に基づいて最終的な契約の署名まで言葉を慎んでいるというのが、製薬業界伝言だ。
(引用ここまで)


 インド、タイ、フィリピン、マレーシア。
 欧米、日本に続いてアジアの各国も新型コロナウイルスのワクチンについて大手製薬企業との契約を発表しています。
 台湾もCOVAXを通じてワクチン入手をしようとしていますね。
 ただ、台湾は中国製ワクチンは拒否するという話をしてもいます。

 先日の「新型コロナの時代に住みやすい場所」というランキングで韓国・台湾が日本よりも下にランクづけされた大きな理由のひとつがワクチン入手に手間取っていることでしたね。

 北朝鮮はワクチン情報を得るために各国の製薬企業にサイバー攻撃をかけている模様。

北朝鮮、英アストラゼネカにサイバー攻撃か ワクチン開発企業(CNN)
韓国、国内コロナワクチンメーカーへの北朝鮮のハッキング阻止=メディア(ロイター)

 韓国からのワクチン供与の呼びかけに対しては「そんなものがなくても生きていける」として拒絶したのですが、情報入手には躍起になっているようです。
 製造施設はないだろうに。情報を入手できたら東側に売って……とかなんでしょうけども。

 で、いまだに韓国はワクチン製造を行っている企業との契約はアナウンスしていません。
 「ロシア製のワクチンを韓国国内で製造しているから、そこから供与してもらえる」というような話も出ているのですが。1.4億人分のワクチン製造が足りているのかどうか。
 あるいは戦略物質と化しているワクチンを製造施設があるからといって引き取れるのかどうか。
 まー、お手並み拝見といったところです。
 ちなみにこの記事に対するコメントは1000件超。「なんでこうしてアジアの国までワクチンを入手できているのに韓国はできないんだ」とか「ベトナムもこの間、契約を発表したのに」等々、悲鳴が上がっています。
 今日発表の新規感染者数は451人。3日連続で500人以下になっていますが、移動平均線は右肩上がりであることに変わりありません。


韓国政府「新型コロナに感染した公務員は問責だ」→公務員「症状が出ても検査しないでおこう」……そうなるよな

新型コロナに感染した公務員は「問責」って言うからせきや発熱も隠す(朝鮮日報)
 ソウル市内のある公共機関で働くAさん(30代)は23日、仕事を終えて帰宅してから自宅で寒気を感じたため、体温を測ったところ37.5度だった。喉の調子もおかしくせきも出るようになった。前日に道を歩いていた際、喫煙区域で別の喫煙者らと共に互いにマスクを下ろした状態で5分間たばこを吸ったことを思いだし、このことがずっと気になって仕方がなかった。しかし翌朝、Aさんは病院に行かず解熱剤だけを飲んで通常通り出勤した。上司にも体の具合について特に報告などはしなかった。理由はただ一つ。職場で「コロナに感染した職員は問責する」との方針が出されたからだ。Aさんの症状は25日には取りあえず治まった。しかしAさんがコロナだったのか風邪だったのか、あるいはAさんから感染した人がいたかどうかは誰にも分からない。Aさんは「患者は罪人のように見なされるのだから、具合が悪いことを周囲に言うのはばかげた行為だ」と不満げに語った。

 韓国政府が「コロナウイルスに感染した公務員や公共機関の職員に対しては問責する」との方針を公表したことで、官庁街にはコロナが疑われる症状が出ても「取りあえず隠そう」という雰囲気が広がっている。もし彼らの中で実際に感染者がいた場合、その人は「隠れた感染者」となり、コロナ感染拡大の起爆剤になりかねないとの懸念も指摘されている。

 人事革新処は22日、公共機関や地方の公企業に対し「公共部門での防疫管理特別指針」と題された文書を送付した。この文書には「室内でのマスク着用」「不要不急の集まりのキャンセルあるいは延期」といった防疫指針に加え、「特別指針の履行力確保のため①該当指針に違反し②感染事例・伝播(でんぱ)時にその人員に対して問責を行う計画」との内容も含まれていた。 (中略)

 問題はそのマイナス面だ。体の具合が悪くても検査を受けたくないという心理が広がっているのだ。 (中略)

 最も懸念されるマイナス面は、彼らが知らないうちに「感染させる側」となり、感染対策の初期に空白をつくりかねないという点だ。実際に韓国国内では個人が非難を受ける可能性が高いため、感染者が動線を明かさず初期の感染対策に空白が生じるケースが複数確認されている。 (中略)

 専門家は「感染者個人に責任を追及しない感染対策の必要性」を訴える。慶煕大学社会学科のキム・ジュンベク教授は「処罰を受けるとなれば、患者たちは当然隠れてしまうので、防疫の効果が下がることは当然あり得る」「強圧的な対応ではなく、感染者を罪人のように見なす社会的雰囲気を変える努力の方がより効果的だろう」と指摘する。
(引用ここまで)


 韓国で「公務員が感染したら問責」という方針が出され、公務員は風邪の症状が出ても検査を受けないという状況に陥りつつある……とのこと。
 どんなに防疫に気を遣っていたところで、感染者がすぐ隣にいたらそれでアウトなのですから感染するかどうかはほぼ運でしかない。
 でも、「公務員が感染したら問責」されるのですって。

 日曜、月曜に発表された韓国の新規感染者数は400人台でしたが、これは週末で検査数が少なかったことの反映でしかありません。
 その前の3日間は連続で500人台。
 気温・湿度が下がってきた以上、ウイルスが活性化することで感染者増加は避けられない状況。
 でも、そうした増加を個人の責任に押しつけたい、という気分も働いている。

 実は韓国にも「穢れの思想」と呼べるようなものがありまして。
 日本のそれは根本にアニミズムがあるように感じますが、韓国のそれは儒教・朱子学に根本を持つ感じがしています。まだうまく言語化できていないのですけどね。
 K防疫というのはその「穢れの思想」を利用した社会的抑圧政策である部分が少なくありません。
 「感染者の動線を公開するぞ」と脅迫することで社会の動きを抑える、という方向性ですね。

 そういった「恐怖での支配」という本質があり、それに対抗しようというのが「検査を受けない公務員」ということなのだろうなぁ。
 そうして隠している症状のほとんどはただの風邪なのでしょうが、まれに新型コロナウイルスに感染している人物がいてスプレッダーになる……というのがもっとも恐れられるケース。
 思えば3月には「過激なキリスト教とされる新天地教会の信徒」であるということを知られたくなかったために大規模集団感染を起こしていた部分がありますね。
 その再現にならないとよいのですが。

サッカー韓国代表、新型コロナに集団感染でオーストリアで隔離されていた……なお、韓国政府がチャーター便を出してようやく帰国へ

【コラム】韓国サッカー協会のコロナ惨事(中央日報)
新型コロナパンデミックの世の中で韓国は「K防疫」の効率性と優秀性で際立って見えた。そんな渦中に韓国サッカー代表チームとサッカー協会がコロナの泥沼にはまった。オーストリアで2度の親善試合を行った代表チームに10人の新型コロナウイルス感染者が出た。選手7人、スタッフ3人だ。

ゴールキーパーのチョ・ヒョンウ(蔚山)とクォン・チャンフン(フライブルク)、ファン・インボム(ルビン・カザン)、イ・ドンジュンとキム・ムンファン(釜山)、ナ・サンホ(城南)の6人はメキシコに2対3で敗れた第1戦が行われる前に陽性判定を受け早期に隔離された。ファン・ヒチャン(ライプチヒ)とスタッフ1人はカタールに2対1で勝利した第2戦直後の検査で陽性判定を受けた。

先の3回の検査で陰性だったファン・ヒチャンは最終検査結果がわからないままドイツに戻る飛行機に乗り、到着後に陽性判定の知らせを聞いた。球団は空港に車を待機させファン・ヒチャンを乗せて隔離場所のホテルに移動した。球団は食事とふとん、タオルなどを持ち込み慎重に予後を観察している。ファン・ヒチャンは陽性の知らせを聞いた時にはあわてていたが、いまは安定を取り戻したという。幸い発熱やせきなどの症状はなく、コンディションも悪くないらしい。以上はファン・ヒチャンの側近が私に教えてくれた話だ。

サッカー代表チームの大量陽性事態に対しさまざまなうわさが出ている。まずいまの世の中で「コロナの巣窟」である欧州まで行ってAマッチをしなければならなかったのかという恨み節だ。ゴールセレモニーをしながらさまざまな選手が入り乱れる場面もぞっとした。カタール戦でファン・ヒチャンがゴールを決めた後にソン・フンミンと抱擁する場面もあった。驚いたトッテナムはカタール戦が終わった直後にチャーター機を送ってソン・フンミンを迎えた。幸い復帰後に実施した検査でソン・フンミンは陰性判定を受けたとみられる。

選手らが宿舎で「マフィアゲーム」をしながら集団感染が起きたとの指摘も出た。マフィアゲームは5~10人が車座になり、親が秘密裏に指定したマフィアを探し出す一種の心理ゲームだ。自分の身分をだますために唾を飛ばす論戦を繰り広げたりもする。代表チームでは昨年10月に平壌(ピョンヤン)で開かれたワールドカップ・カタール大会地域予選の時からマフィアゲームが流行した。携帯電話が回収され統制された宿舎にいるため退屈しのぎにマフィアゲームを始めたという。オーストリア遠征に同行したA選手は「一度に10人でやったたこともある。ゲームの王様はソン・フンミンだった」と話した。
(引用ここまで)


 今回の国際Aマッチデーで韓国代表はメキシコ代表(2−3で敗戦)、カタール代表(2−1で勝利)とオーストリアで2連戦だったのですが。
 メキシコ戦前に「4選手が新型コロナウイルスに陽性」とされ、続報でスタッフを含めて7人、ついで8人になり、最終的には選手7人とスタッフ3人の計10人という集団感染を出しています。
 「K防疫で韓国はプレミアムの代名詞になったのだ」みたいな話をしていましたが。
 ま、実態はこんなもの。
 細心のケアが必要な代表でこれですからね。

 フランスやアメリカから「こんな社会的抑圧を伴う防疫は無理だ」って却下されたのが実際で、その韓国人も海外に出たらこんな感じ。
 オーストリアでは韓国代表全体が濃厚接触者ということで、隔離されるというオチ。
 ちなみに韓国政府がチャーター便を出して出国させるということで、出国許可が得られました。

“新型コロナ感染”サッカー韓国代表チーム、24日に帰国へ=オーストリア政府が出国許可(Wow Korea!)

 韓国国内でも今日昨日と500人超の新規感染者。
 季節要因ですけどね。湿度・気温が落ちて再流行がきている。まあ、ワクチンができるまでこんなもんなんでしょうね。
 どれだけ抑圧したところで。

韓国人の自尊心崩壊、ブルームバーグ「コロナ時代、安全な国はニュージーランド、日本、台湾、韓国の順」

コロナ時代、世界で最も安全・危険な国・地域-レジリエンスランキング(ブルームバーグ)
 新型コロナウイルス感染症(COVID19)が世界に広がっている中で、この公衆衛生上の危機をどの国・地域が最もうまく乗り切るかを予想するのは簡単ではない。

  だがブルームバーグは、コロナ禍を最もうまくしのいでいる国を特定するためのデータを算出した。経済や社会に最も痛手が少ない形でコロナに最も効果的に対応している国はどこだろうか。

  ブルームバーグCOVIDレジリエンス(耐性)ランキングは経済規模が2000億ドル(約20兆9100億円)を超える53の国・地域を10の主要指標に基づいて点数化した。その基準は症例数の伸びや全体の致死率、検査能力、ワクチン供給契約の確保状況などだ。国内医療体制の能力、ロックダウン(都市封鎖)などコロナ関連の行動制限が経済にもたらす影響、市民の移動の自由も考慮した。

 ニュージーランドは23日時点でランキングのトップだ。迅速で断固とした措置が奏功した。 (中略)

  ランキング2位は日本だが、異なる道を歩んだ。日本にはロックダウンを強制する法的手段がないが、別の強みを素早く発揮した。過去に結核が流行した日本は保健所制度を維持しており、追跡調査が新型コロナでも迅速に採用された。高いレベルの社会的信頼やコンプライアンス(法令順守)を背景に国民は積極的にマスクを着用し、人混みを避けた。

  3位となった台湾の成功は、昨年12月に最初に感染者が確認された中国本土との関係を踏まえればなおさら際立つ。 (中略)

 米国や英国、インドなど世界で最も優れた民主主義国家の一部が後れを取った一方で、中国やベトナムなど全体主義的な国家が新型コロナウイルス抑え込みに成功したことは、民主的な社会がパンデミック(世界的大流行)への対応に適しているのかという疑問を投げ掛ける。
(引用ここまで)


 ブルームバーグが新型コロナウイルスについて、各国政府の対応をランキングにしたところ、以下のようなものになったとのこと。53カ国中トップ10だけ書いておきます。

1.ニュージーランド 85.4
2.日本 85
3.台湾 82.9
4.韓国 82.3
5.フィンランド 82
6.ノルウェイ 81.6
7.オーストラリア 81.2
8.中国 80.6
9.デンマーク 77
10.ベトナム 74.3

 ニュージーランドの1位はまあ文句なしでしょう。
 日本が2位になったのは医療体制の整備が為されている部分で高得点だったようです。あとワクチン入手への意欲。
 3位、4位の台湾、韓国はワクチン入手で低評価。
 韓国はロックダウンの多さがあった、との判断されているようですね。
 これらの数値については英語版のBloombergに一覧があるので、そちらもご覧ください。

The Best and Worst Places to Be in the Coronavirus Era(Bloomberg・英語)

 邦題は「安全・危険な国ランキング」になってますが、原題は「コロナ時代にいるべき国、ベストとワースト」って感じですね。  まあ、ポイントを見ても分かるように上位に位置づけられている国はどれも僅差。
 韓国も政府のワクチン入手への意識がもっとあったら2位にはなっていたんじゃないかな、という感じですね。台湾はワクチン入手へのアクセスが0なのに3位というのもすごいけれども。

 ですが、韓国人はこの結果がいたく気に入らない模様。

韓国、コロナ時代住みやすい国4位... 1位ニュージーランドの(聯合ニュース・朝鮮語)
K防疫絶賛受けた韓、コロナ対応順位は日に押されて4位なぜ(中央日報・朝鮮語)

 どちらもコメント600オーバーとなかなかのリアクション。
 「信頼性が床を這うランキング」「信頼できない調査であることは分かった」「どのような基準で調査したのだ? どうしたら日本が2位になるのだ」等々、コメント自体も奮っています。
 まあ、「K防疫で世界の尊敬を一手に受けた韓国」というナラティブを彼らの中で構築してしまったので、「日本に負けた」ということが受け入れられないのでしょうね。
 実際には社会的抑圧を伴うK防疫なんてものを導入した国はゼロなのですけども。
 一時期は「K防疫のおかげで『韓国』という名称はプレミアムの代名詞になった」とまで言っていたのですけどね。
 ま、これが実態でしょうね。日本はよくやってますよ、実際。

ムン・ジェイン大統領、韓国はなにも確保していないけども「ワクチン・治療薬は公平に分配されるべきだ」とG20会議で発言

文大統領 ワクチン・治療剤の公平分配を強調=G20首脳会議で(聯合ニュース)
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日に開幕した主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、新型コロナウイルス克服に向けた各国の協力を呼び掛けるとともに、ワクチンと治療剤が公平に分配されるべきとの考えを強調した。

 テレビ会議形式による同会議に出席した文大統領は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の克服をテーマにした第1セッションで国際協調やワクチン・治療剤の公平分配の重要性を強調。開発途上国に対するワクチン普及で国際社会と緊密に協力すると表明した。

 文大統領は防疫と経済活動のバランスを取りながら韓国経済が回復に成功したことにも言及。G20首脳に企業関係者など必要な人材の国家間移動の緩和を模索するための話し合いをしようと提案した。
(引用ここまで)


 経済的に弱くて購入できない国がこうして「ワクチン、治療薬は公平に分配してほしい」って提唱するのであればともかく。
 韓国は世界的に見たときに十分に「富める国」の一員であるはずなのに、なんの備えもしておらずかつ「公平に分配しよう」っていうのは違わない?
 さんざん、防疫について我々が標準で我々が世界だ、とか。
 世界10大経済大国であるとか。
 人口が5000万人以上の国でひとりあたりのGDP3万ドルとなる「30−50」を旧植民地としてはじめて達成した国とか豪語しているじゃないですか。そんな「30−50」なんて基準は世界のどこを探してもないにしても。

 そうした「富める国」である韓国がワクチンを一切確保していない状態で「ワクチンを公平に分配してくれ」っていうのは違うと思うけどなぁ。
 まあ、これも実はムン・ジェイン大統領が北朝鮮の主張を代弁しているのだと考えると、なにもかもが理解しやすくなるのですけどね。
 ちなみに菅総理もオンラインでのG20首脳会議で同様の発言をしています。

対コロナ、G20結束訴え 往来再開へ努力―菅首相(時事通信)

 何度も書いているように医療従事者については世界が率先してワクチンを確保してもよいとは思うのですが。インフルエンザなんかと同じで。
 まず彼らの安全を確保しないと。

韓国政府「我々はK防疫で新型コロナを抑えこんでいるからワクチンの確保は急がなくてもいい。なんだったら北朝鮮に分けてあげてもいいくらいだ」→韓国人、激怒

韓国がコロナワクチン確保を急がない理由(中央日報)
WSJは「多くの国がワクチンを確保するために注力しているのに対し、韓国は違う道を計画している」と報じた。

続いて「予想とは異なり、ワクチン会社が我々に契約を急ごうと話す状況」という朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官の言葉を紹介し、「他国はワクチンを確保するため競争する状況だが、韓国は違う」と伝えた。

実際、朴長官は17日、国会保健福祉委員会の全体会議で「モデルナとファイザーが速やかに契約を結ぼうと伝えてきた」とし「ワクチン確保に不利でない状況にある」と発言した。

WSJは、韓国保健当局者が副作用などの確認のため慎重な立場を見せている、と伝えた。また、一日の新規感染者数が数万人にのぼる米国や欧州とは違い、韓国は一日200-300人台に抑えているため、急いでワクチンを注文してリスクを負う理由はないという判断を示した。

WSJは「来年初めのワクチン接種を希望する米国、欧州、日本とは違い、韓国は来年秋ごろのワクチン接種を目標にしている」と伝えた。
(引用ここまで)


 韓国政府が現状、ワクチンを1回分も確保していないことについて、ウォールストリートジャーナルは「値段交渉をしているのだ」という記事を出してきました。
 曰く──

・韓国は新規感染者数が300人ていどなので、ワクチン導入を急ぐ必要がない。
・来年秋頃のワクチン接種を目標としている(日米欧州は来年初め、できれば年内にも開始したい意向)。
・「韓国国内のワクチン開発もある」と政府筋からの発言もあった。

 最後のは中央日報の記事には掲載されていないのですが、大元のWSJには掲載されています。
 国産ワクチンを開発しているので、それを交渉材料にすることもできる……のだそうですよ。
 というわけで日本が1億回分のワクチンを確保しているだけども、韓国政府はまだ1回分も契約をしていないと。
 ……お気楽ですね。

 すでに韓国国内からは徒労感が出ています。

韓国、感染対策に徒労感か 意識調査、半数「防ぎ切れず」(共同通信)

 社会的圧力で抑えこんでいるものの、社会は明らかに疲弊しつつある。
 そりゃまあ、そうで。
 感染したが最後、ほとんどプライバシー保護なしに動線を公開されてしまう。
 誰もそんな目にはあいたくないものだからなんとかして感染を忌避して躍起になるもののそんなやりかたで何年も持つわけがない。
 ワクチンが感染予防ができるのか、それとも重症化予防に過ぎないのかはまだわかりませんが。
 ファイザーのワクチンは90%以上、モデルナはそれ以上の効果があるとされています。
 以前にも書きましたが、少なくとも医療従事者の分だけでも契約しておくべきだったと思いますけどね……。

 で、そうして1回分の確保もできていない中、「ワクチンを北朝鮮に分けてあげよう」と言い出して韓国人大激怒。

まだ確保もできていないのに…韓国統一相「北にワクチンを分けてあげよう」(朝鮮日報)

 ……韓国人の命ですら南北対話の賭け金でしかないのですよ。
 承太郎か。「いいだろう、韓国人の『魂』も賭けよう」っていう。
 ま、公務員射殺事件でなんら非難声明を出さなかった時点で、自国民の命よりも南北関係のほうが大事だってことは分かりきっていたことではありますけどね。


韓国大統領府高官「夏の保守派集会がなければ成長率はもっと高かったはずなのに……」と発言→なぜか1万5000人規模の左派集会を許可

カテゴリ:伝染病 コメント:(33)
新型コロナ新規感染は3倍増えたのに民主労総集会強行……防疫当局、手立てなし(ニュース1・朝鮮語)
【コラム】GDPを政治化した経済首席秘書官(朝鮮日報)
国内新型コロナウイルス感染症(コロナ19)新規確定者が14日午前0時基準で205人発生し、73日ぶりに200人台を記録した。しかし、全国民主労働組合総連盟(民主労総)がこの日の午後、大規模な集会を開催する予定で、もう一度、全国流行拡散の導火線になるか懸念水位が高まっている。
(引用ここまで)

 青瓦台の李昊昇(イ・ホスン)経済首席秘書官は最近、メディアとのインタビューで、8月15日の光化門集会が国内総生産(GDP)を0.5ポイント減少させたとし、「集会がなかったならば、7-9月のGDPは2.4%の成長が可能だった」と述べた。0.5ポイントならば2兆3000億ウォン(約2170億円)に達する規模だが、光化門集会だけでそんな大金が吹っ飛んだと断定したのだった。これに対し、「一体根拠は何なのか」「どこの国の経済官僚が経済成長率の話をしながら集会のせいにするのか」といった批判が相次いでいる。李昊昇氏が次の経済副首相のポストを狙って行った発言だという陰口も聞こえる。
(引用ここまで)


 K防疫とやらで「我々は(諸外国と比べれば)新型コロナを抑え込んでいる」と鼻高々だったのですが。
 日本と同時期にグッと感染者数が増えています。
 昨日今日と205人、208人と200人越え。
 先月までは3桁未満に抑えることもできていたのですが、やはり時期的なものでしょうね。

 で、そんな時期なのに「世界最悪の労組」として知られている民主労総が主催するデモは許容。
 その一方で「光化門で行われた(保守派の)集会がなければさらにGDPを伸ばすことも可能だった」と大統領府の経済主席秘書官から発言があったっていう。
 どうしたいのやら……。

 アメリカからは「あんな社会的抑圧を伴う防疫は無理」とされ、フランスからも一部の左派知識人からは「韓国のような防疫を!」と望む声があったものの、多くは「あのような防疫手段はフランスにそぐわない」とされています。
 ドイツからも「手本にしたいので教えてくれ」という話はきたようでしたが、「K防疫」とやらが導入されたという話は聞こえません。まあ、自由主義国家には無理だ……ということでしょう。

 その一方で中国からは濃厚接触者について個人情報を収集し、それが流出しています。とてつもない量の個人情報を集めていることが判明しています。

詳細すぎる濃厚接触者調査、中国で流出 間取りや恋人名(朝日新聞)

 この中国のやりようは日本や欧米のやりかたよりも、はるかに韓国のそれに近しいです。
 韓国では流石に部屋の間取りや恋人名までは収集していないでしょうが、動線のほとんどを公開してしまっている。
 あの東京新聞が「こんなことが防疫のためとはいえ許されるのだろうか」と疑念を記してしまうほど。

 経済を伸ばしたいのか、それとも感染を抑え込みたいのか。
 原発をイデオロギーで廃炉に追い込んだのと同様、イデオロギーで近しい団体であれば1万5000人が集まる集会も問題なし。
 でも、夏に行われた集会がGDPの伸びを阻害した、と大統領府高官が発言。
 なんだかなぁ。