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韓国人「日本に韓国の新型コロナ検査キット輸出が決定!」「キット名称を独島にするなら輸出してもいい」 → 嘘でした

「よりによって日本へ」VS「別にいい」 韓国製診断キット日本へ輸出するかどうかも置いて甲論乙駁(韓国日報・朝鮮語)
新型コロナウイルス感染症(コロナ19)診断キットの日本への輸出ができるかどうかを置き去りにして、ネチズンの舌戦が繰り広げられている。診断キットの日本への輸出関連報道が出てきて、肯定的な意見と否定的な意見が衝突している。

ピンテック及びLED製造企業のライブフィナンシャルは7日、診断キットメーカーのソルジェントと日本独占販売権契約を結んだと発表した。ソルジェントが生産した診断キットはライブフィナンシャルを介してのみ、日本に輸出可能になった。

このニュースが「診断キットを日本に輸出することを決めた」という内容で誤って伝えられたために、日本への輸出が適切かどうかについて論議が起こり始めた。一部では韓国で日本製品不買運動をしたことを言及し、日本の輸出に否定的な立場を表わした。その一方でコロナ19が全世界的に流行する状況であるだけに、その対象が日本でも診断キット輸出は必要であると主張を立てた。

一部では、最近に診断キットの名称を独島にしようという主張が提起されたことを受けて「輸出はするが、他の国よりも高く売って、製品名は独島にしよう」(部****)、「キットの表記に日本語で『独島は韓国の地』という但し書き条項をつけてほしい」(文****)、 「診断キットの名前を独島にして売れば許してやろう」(枚****)などの条件を立てることもした。

ネチズンの舌戦とは異なり、特定の国への輸出のみに制限するのは難しいというのが、食品医薬品安全処の立場である。 (中略)

日本への輸出が決まったわけでもない。ライブフィナンシャル側関係者はの「ソルジェントで生産する製品をライブフィナンシャルが日本に輸出することができる権限を受けたものであるだけで実際に販売するかどうかは、別途協議を経て行われる」と述べた。
(引用ここまで)


 「新型コロナウイルスの診断キットを日本で販売する独占契約権を獲得」というニュースが巡って「日本に診断キットの輸出が決定」という話になって、その是非を韓国ネチズンが議論する、っていう。
 ついで「診断キットの名称を独島にしたら輸出してもいい」だの「但し書きに『独島は韓国の地』としたら許してやろう」とか言い出す。
 滑稽さもここまできたら芸のうちなんじゃないかというくらいの滑稽さ。

 まあ、「診断キット輸出」とかしながら「実は運搬容器でした」っていう天丼オチも見てみたい気はします。
 しかし、「検査キットに独島の名を」っていう請願が出てきた時にもちらっと思ったのですが、検査キットの輸出がそこまで誇らしいですかねぇ?
 さっぱり理解できない。
 「世界が韓国を求めている」「世界が韓国を賞賛している」っていう感覚もいまひとつ。
 まあ、これまで世界に省みられることがなかった国がいきなり注目受けるとこうなる……ということなのかな。

ムン・ジェイン政権が新型コロナ問題で教会の取り締まりには500人の公務員を向け、同じく規制対象のクラブへは4人しか割かない理由とは?

新型コロナ取り締まり公務員…クラブ前には4人・教会前には500人(朝鮮日報)
 先週末、同じように数百人が集まったナイトクラブと大型教会に「新型コロナウイルス感染拡大防止」を理由に投入された公務員の数は明らかに違っていた。教会には公務員500人が実際に投入されたが、クラブには「4人ほど投入された」と地方自治団体が主張しているものの、見た人はいない。このため、「防疫ではなく政治だ」との批判が出ている。 (中略)

 先月22日、政府は集団感染の危険性が高い大型施設を対象に、今月5日まで半月間、運営中止を勧告した。運営する場合は「マスクの着用」「人と人の間隔が2メートル」などの規則を守らなければ責任を問うとして、▲宗教施設 ▲室内体育施設 ▲遊興施設という3業種を挙げた。クラブはこのうち遊興施設に該当する。

 では、保健当局は何をしただろうか。ソウル市の関係者は「午後10時-午前2時までの間、区職員と警察の計4人が管内のクラブを回り、大衆利用施設指針を守っているかどうか確認した」と話す。江南区庁関係者は「クラブの中に直接入って、マスクの着用や安全な距離の維持などを店の関係者や客に周知させた」と言った。 (中略)

 だが、教会に対しては違っていた。同日午前9時、ソウル市城北区の愛第一教会前には市庁・区庁の職員約120人が現れた。近くの路地には物理的な衝突に備えて警察官約400人も待機していた。この教会は先月の礼拝で信者たちに対して自主的に「信者間で1メートルの間隔確保」を要請したが、間隔が不十分であることなどを理由に23日、ソウル市から「集会禁止行政命令」を受けた。行政命令後もまた礼拝を強行した教会側は、500人以上集まった職員たちを指して、「公権力が教会を弾圧している」と言った。

 職員たちは教会前で「行政命令を履行せよ」とスピーカーを通してアナウンスした。すると、9時30分から教会はスピーカーで信者たちの賛美歌を流した。10分後、ソウル市側が教会の3倍くらい音量を上げた。周辺は賛美歌や命令履行を求めるアナウンスで会話が聞こえないほどの騒音となり、3分ほどで市と教会側が音量を下げようということで合意した。市側は音量を下げる代わりに職員3人を入れて防疫指針がきちんと守られているか証拠写真を撮るとの条件を出し、これに教会側が同意して「戦争」は一段落した。ソウル市は同日、現場点検を終えた後、「礼拝に参加した信者全員を追加告発する」と明らかにした。 (中略)

こうした中、最近2週間休業していたソウル市内の別のクラブ少なくとも5店が同日「営業再開」を宣言した。
(引用ここまで)


 韓国政府は「宗教施設」「室内体育施設」「遊興施設」といった濃厚接触となりやすい業態について5日まで運営中止勧告をしており、運営する場合は「マスク着用」「2メートル間隔の保持」などを守るべし、としていました。
 ところが実際に取り締まり対象となっていたのは教会ばかり。
 ムン・ジェイン政権にとっては新型コロナウイルスを蔓延させる教会は「公共の敵」となっているからです。

 政府の防疫政策は完璧であり、なにひとつ間違っていない。
 世界も韓国の感染症対策を賛美しており、ムン・ジェインは新型コロナウイルス対策を導く世界的なリーダーである……という韓国政府の設定。
 この設定に文句をつけているのが、度々集団感染を引き起こしている教会。
 新天地教会は言うまでもなく、その他の温泉教会明声教会希望教会恵みの川教会なども集団感染を起こしています。
 教会は現状の韓国では「絶対の悪」と認定されているわけですよ。
 「正義のムン・ジェイン」に逆らう「悪の組織」といった位置づけ。

 より危険性の高いクラブを放置して、礼拝時に信徒同士の距離を置いているような教会を弾圧するかのように取り締まる。
 先日も「率先して教会を取り締まるのはムン・ジェインのカリスマを高めるため」というようなことをちらっと書きました。
 実際の危険性なんてことはどうでもよいのです。
 「ムン・ジェインは悪の教会を取り締まり、防疫政策はうまく行っている」という話を前面に出し、15日に控えた総選挙に勝つためになりふり構わない。
 この総選挙に勝てれば革新政権100年継続の野望にまた一歩近づくこととなります。

 そのために教会の取り締まりは必要なのです。
 大行列となっているアミューズメントパークは放置。
 クラブも放置。
 ムン・ジェインの正統性を高めるために、より国民受けする教会こそが取り締まり対象である、というわけです。

日本政府の「アビガンを各国に無償提供」に韓国メディアが「危険だ!」「富士フイルムは安倍と仲のいい企業だ」と渋い顔……NO JAPANは自分たちだけで続けてくださいな

日本「アビガンを希望国に無償提供する」(毎日経済・朝鮮語)
日本政府が新型インフルエンザ治療薬である「アビガン」をコロナ19の治療薬としての承認へのアクセルを踏んでいる中で、安全性に対する懸念が高まっている。

アビガンは、富士フィルムホールディングスの子会社である富士フィルム富山化学の新型インフルエンザ治療薬である。2014年の承認されたが、当時も妊婦服用時の副作用の可能性などの懸念で「他の治療剤などが効果がない場合に限り使用する」という条件がついている。現在も政府の承認がある場合にのみ製造でき、一般的なインフルエンザの治療薬として使用されていないのもこのためだ。

安倍晋三首相がコロナ19拡散後に機会がある度に、アビガンを有力な治療薬候補として挙げて承認関連の手続きがスピードを出している。会社側は去る1日から日本国内で100人の患者を対象とする臨床3相が開始したと発表した。菅義偉官房長官は3日、「希望のある国へ臨床試験のためにアビガンを無償提供する」とし「すでに30カ国が関心を示している」と述べた。来る7日発表する経済対策には、コロナ19の治療のための200万人分の父の間を確保する内容も含まれる予定だと、日本のマスコミが5日報じた。

海外では心配の声が高い。すぐに韓国疾病管理本部もアビガンに治療薬として検討していない。ウイルス抑制効果もなく、副作用が深刻だという理由からだ。また先月、中国ナンパン科技研究者がコロナ19の治療に効果があると発表した論文もキャンセルされたと日本経済新聞が3日報じた。アビガンがコロナ19に効果があるという研究結果は、論文を含めて2件にとどまっている。

安倍首相は、毎年最後のゴルフのラウンドを古森重隆富士フイルムホールディングス会長と出るほど親交が厚いことでも有名である。
(引用ここまで)


 ワクチンが開発される前に既存の薬でどうにか新型コロナウイルスを治療することはできないか、ということでさまざまな薬が試されています。
 先日も東大からナファモスタットが有望であるという発表がありました。
 オーストラリアからは試験管レベルではあるものの、抗寄生虫治療薬のイベルメクチンが効果があるとの発表。
 トランプ大統領の「マラリア治療薬のクロロキンに効果があるようだ」というツイートを見た夫婦がクロロキンが含まれている水槽洗浄薬を飲んで死んだなんていうアメリカのニュースもありました。

 アビガンも既存薬で効果が期待されるもののひとつとして有望視されています。
 もともともは抗インフルエンザウイルス薬として開発されたもので、インフルエンザウイルスと同じRNAウイルスである新型コロナウイルスにも効果があるのではとされています。
 まあ、機序を見てみれば「効果あるかも」と期待されて当然の薬ではあるのです。あとウイルスが耐性を獲得しないというのも大きな利点。
 ただ、副作用として催奇性があるということで「緊急時にのみ服用可能」とされ、政府備蓄が進められてきたものでもあります。

 各国で臨床試験が行われており、開発国であり備蓄を行っている日本からそれらの国々に試験のための無償提供が検討されている、というニュース。
 それに対して、韓国メディアが「副作用があって危険だぞ」としている話。
 ……そもそも緊急時にのみ使用する、という意味で国が備蓄している薬なのだから各国とも危険性は承知の上なんですけどね。
 リスクと利益を比較して、利益が上回る可能性があるから使われようとしている。少なくとも各国で臨床試験が行われようとしている。
 ドイツ政府が大量購入するという方針であることが報じられてますね。
 世界の現状は一定のリスクを許容する状況、であるのですが。
 それだけの話をなぜか「安倍総理は富士フイルムホールディングスの会長とはゴルフをする仲だ」とか言い出す韓国メディア。
 ま、NO JAPANを貫くのもよいんじゃないでしょうかね?

ハヤカワのセール対象タイトル。
新薬の狩人たち 成功率0.1%の探求 (早川書房)
早川書房
2018/6/15

韓国の菜の花の名所、「観光客が集まってきてしまう」と畑を処分……新型コロナウイルスの影響で

韓国三陟市、訪問客増加で菜の花を処分…コロナ拡大を懸念(中央日報)
江原道三陟市(カンウォンド・サムチョクシ)が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため菜の花を処分した。

三陟市は上孟芳里(サンメンバンリ)国道沿いに造成された5.5ヘクタール規模の菜の花畑にこの日午後2時にトラクター3台を投入した。黄色い花を咲かせた大規模な菜の花畑は作業開始から2時間後には「荒野」に変わった。

三陟市が苦労して栽培した菜の花を処分した理由は、最近ここを訪れる人が増えているからだ。孟芳菜の花畑では毎年春に「三陟孟芳菜の花祭り」が開催されてきた。祭り期間には毎年20-30万人の観光客が上孟芳里を訪れる。19回目となる今年は先月23日から今月28日まで開かれる予定だったが、新型コロナの影響で中止になった。

市は先週末から菜の花畑の入口に祭り中止の案内文とバリケードを設置した。菜の花畑にそって桜が並ぶ旧7号国道も駐車・停車せずに車で通過するようにした。しかし先週末から一部の訪問者が写真を撮影するために村の入口に駐車し、通行路を外れて菜の花畑に入ることが増えたという。

結局、三陟市は訪問者が増える今週末を控えて菜の花を処分することにした。三陟市の関係者は「多数の住民が『外部の人の流入でコロナ清浄地域の三陟に感染者が発生してはいけない』という嘆願を提起した」とし「菜の花を処分したことでで来年植える花の種は収穫できなくなった。次の祭り用の種は別の予算で購入する予定」と話した。
(引用ここまで)


 韓国では自粛続き、かつソーシャルディスタンスの強要に飽きてきた人々が「もう知らん族」と化して漢江で花見、アミューズメントパークに繰り出してアトラクションに大行列ともはや防疫もなにもないような状況になっている、というのは昨日書きましたね。
 同様に観光地にも人が集まりつつある、という話。
 三陟市は日本海に面する江原道のド田舎。最大の観光スポットは海岸からの景色。
 ……ちなみに、平昌冬季オリンピック目当てでホテルが山ほど作られ、けっきょく競売にかかったという江陵の最大の観光スポットも海岸でした。江陵市も三陟と同じ江原道に属していて、同じく日本海に面しています。
 あ、そうそう。三陟市には海神堂公園という名物もありました。
 ……えーっと、あまり多くは述べませんが、ここは韓国では著名な観光スポットです。でも、なぜか日本語版や英語版には記述があっても、韓国語版Wikipediaには掲載されていないという謎の場所だったりします。

 ま、はっきり言ってただの田舎なので、観光資源として菜の花祭りというのをやっていたのですね。
 例年なら3月くらいに祭りを開催していたのですが、今年は中止。
 それでも菜の花目当てに観光客が集中しかけていたのです。
 で、対策として菜の花をすべて刈ってしまった、と。

 江原道でのコロナウイルス感染者はこれまで通算で42人。
 三陟市での発生はわずかに1件。すでに退院済み。田舎ということが功を奏してほぼ清浄地だったのですね。
 ちなみに済州島でも同様に菜の花畑が名物になっているのですが、こちらも刈る予定とのこと。
 まあ……どうしようもないかな。
 桜の名所として知られている鎮海軍港の桜祭りも中止。
 今年はもうなにもできない、と覚悟するしかない……というわけです。

韓国メディア「新型コロナのおかげで主要国首脳の支持率は上昇している……安倍を除いて」……そのレポートのことに韓国のことなんて書かれていないのに、よっぽど嬉しかったんだろうなぁ

新型コロナのおかげで主要国指導者の支持率上昇…安倍首相は除く(朝鮮日報)
 皮肉なことに、新型コロナウイルスの感染拡大は世界の主な民主主義国家の指導者たちの支持率を引き上げている。初期対応の失敗で各国とも感染者が急増したが、危機が深刻になると現職大統領を中心に団結する姿勢が現れているのだ。

 米世論調査会社モーニング・コンサルタントが1日(現地時間)に明らかにしたところによると、世界保健機関(WHO)が先月11日に新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を宣言して以降、主要国の指導者の支持率は上がっている。その代表的な例がドナルド・トランプ米大統領だ。トランプ大統領の今年1月1日の支持率は41%、先月11日は42%だった。だが、先月24日時点での支持率は44%で、同社による最近1年間の独自調査結果で最高値を記録した。 (中略)

 ところが、日本の安倍晋三首相は同期間に支持率が33%から32%へと下がった。安倍政権は新型コロナウイルスへの対処が消極的で、さまざまなスキャンダルが相次いでいるため、小幅ダウンしたものと見られる。ただし、最近の日本のメディアの世論調査では、安倍首相の支持率が回復、あるいは小幅上昇という結果も出ている。
(引用ここまで)


 さて、内閣支持率を調べられるだけ調べてきましたわ。
 3月発表のもの。

NHK 43%
日本テレビ 48%
TBS 48.9%
フジテレビ・産経新聞 41.3%
テレビ朝日 39.8%
読売新聞 48%
日経新聞 48%
毎日新聞 41%
朝日新聞 41%
時事通信 39.3%
共同通信 45.5%

 東京・中日新聞は独自調査なし。テレ東は日経の数字を利用しています。
 最低で時事通信の39.3%。最高で日テレ、読売、日経の48%。
 11社平均で約44%。
 どこの数字も横ばいか微増。
 33%→32%っていうのは引用しているモーニングコンサルト社の数字ってことですが。

Approval Rises for World Leaders Amid Pandemic(MORNING CONSULT・英語)

 ま、あんまりあてになりそうな数字でもなさそうというのは分かりますかね。
 はっきり言ってしまえば、日本には3月末の時点ではそこまでの危機感はなかったのですよ。
 なので微増、横ばいのレベルに収まっていた。
 台湾のようにしっかり押さえ込めていたわけでもなければ、アメリカやヨーロッパのように激増したわけでもない。
 もし、「戦時下のように支持率が増す」というのであれば、それはこれからでしょうね。

 しかし、朝鮮日報のワシントン特派員が韓国のことがひとつも書かれていないこのモーニングコンサルトのレポートを引用して記事を書いているさまは醜悪そのものですわ。
 よほど嬉しかったのでしょうね。

韓国人、自粛自粛で我慢できずに外出 → 飲食店、ビリヤード場、遊園地が満員に……アトラクションは1時間待ち

社会的距離確保に疲れた韓国市民…再び混み合うビリヤード場・飲食店(朝鮮日報)
京畿道竜仁市にある韓国有数のテーマパーク「エバーランド」は1日午後、700台収容の駐車場が満車だった。平日にもかかわらず「サファリワールド」などの人気アトラクションは1時間待ちとなった。順番を待つ来場客の間隔を空けるため、地面には黄色い足跡のマークのステッカーが張られていたが、守る人はほとんどいなかった。人が少ないアトラクションでは1人分空けて着席したが、人気アトラクションの「ティーエクスプレス」(ジェットコースターの一種)は密接して座らなければならなかった。

 京畿道果川市のソウル大公園動物園にも2000人を超える観光客が詰めかけた。今月初めまでは平日の観光客が500人程度だったが、先週は1800人へと3倍以上に増えた。特に屋外の動物のおりの前では観光客の姿が絶えなかった。周辺では「マスクを着用し、距離を取って」という放送が流れていた。施設側は桜が満開となる今週末には4万人が訪れるとみている。

 政府と地方自治体のソーシャルディスタンス(社会的距離)を取る政策が2カ月に及び、それに疲れて我慢の限界を感じた市民らがうららかな春を迎え、先を争うように外出している。野外が混み合う中、新型コロナウイルスへの感染リスクが高い室内空間にまで客が押し寄せている。 (中略)

 外出した人たちは皆が「疲れる」と語った。8歳と6歳の子どもを連れ、エバーランドを訪れたソウル市瑞草区在住のCさんは「初等学校(小学校)1年の子どもが家にずっといるのは嫌だというので連れてきた。予想よりも人が多くて驚いた」と話した。竜仁市処仁区から中学1年生の女子生徒は「1カ月以上も学校に行けず、つまらないので小学校の同窓生6人と来て、6時間も遊んでいる」と説明した。

 政府と防疫専門家は忍耐と協力を訴えている。保健福祉部の金剛立(キム・ガンリプ)次官は1日、「5日まで予定されていた徹底したソーシャルディスタンス実践期間を延長する必要がある」と述べた。これに先立ち、丁世均(チョン・セギュン)首相は3月30日、「ソーシャルディスタンスが成果を上げるように皆が努力すべきだ」と発言している。
(引用ここまで)


 中国についで世界に2番目くらいの速さで「社会的距離確保」、ソーシャルディスタンスを行い続けてきた代表的な国は韓国と台湾といえます。
 台湾の新規感染者ははここのところ10人台が続いています。少ない日には一桁の日もあるという状況。かなり抑え込みに成功しているな、という印象。
 それに比べると韓国はまだまだ100人規模の新規感染が続いていて、集団感染も止まらない。
 大邱だけでなく、首都圏でも集団感染が起きているというのは既報。
 いくら大統領府が歪曲したグラフでごまかそうとも、実際の数字として新規感染者も死者も減っている印象はありません。
 ソウルのすぐ北にある議政府(地名です)の病院でも集団感染が起きています。

 そんな中、韓国では「もう無理だ」とばかりに外出する人が続出。
 新天地教会でのメガクラスターが生まれたのは2月半ばくらい。実際には1月末あたりからぽつぽつと感染者は散見されていました。
 つまりほぼ2ヶ月ほど、特にこの1ヶ月はきつめの自粛生活を強いられてきたわけです。
 万が一、感染しているのであれば自分の動線をアプリで隅から隅まで公開されてしまう。
 プライバシー? そんなもの「防疫」の美名の前にはなんの役にも立ちませんよ。

 でも、さすがに限界がきた、とのことで。
 「에라 모르겠다!」=「エラ モルゲッタ」=「もう知らない」ということで漢江は花見客で一杯。
 モルゲッタは例のモルゲッソヨのラフな言いかた。
 モルゲッタが「知らんがな」なら、モルゲッソヨは「知りません」ってところかな。
 まあ、屋外で花見くらいなら濃厚接触もないのでしょうが。
 ロッテランドも満員。
 エバーランドも満員。
 屋内アトラクションにも行列。
 屋外で黙って花を見ているのなら問題ないでしょうが、実際にはこんな感じで宴会がはじまってしまうのは間違いない。

 まあ、気分としては分からんでもないですけどね……。
 ヒトは蕩尽しないと生きていけない生物ではあるのだけど。
 こういうとき、オタクは強い生物だよなぁ。

韓国政府が「防護服・マスクが足りない? 院内感染が起きている? 悪いのは全部現場だ! 政府は間違っていない!!!」と叫ぶ理由とは

【時論】「最前線」大邱で新型コロナと戦ったこの1カ月=韓国(中央日報)
正直、政府の医療スタッフに対する態度を見ると、意図的に低い評価をして蔑視しようとしているのではないかと疑いさえする。感染懸念が最も高い医療スタッフに対する心のこもった激励と慰労はどこにもない。保健福祉部長官は医療機関で防護用品が不足している現象について、医療スタッフが取り置こうとする気持ちによるものだと話して医療スタッフを怒らせた。感染管理に問題があり、感染者が生じた医療機関には責任を問うて政府が求償権を行使するという。感染者が出るのを望む医療機関がどこにあるか。政府論理通りなら、真っ先に政府が政府を相手に求償権を行使しなければならないだろう。

その上、中央防疫対策本部は最近、大邱で申告されたコロナ感染者のうち121人が医療スタッフであり、そのうち新天地信徒が34人で28.1%もなると公開した。中国から流入した新型コロナに対して、まるで新天地教会信者のせいで蔓延することになったように世論を糊塗していたが、これからは医療スタッフの感染までそのような形で世論に巻き込むつもりなのか。

防護用品が不足した状況で感染リスクを冒しながら献身的に働いている医療スタッフに対する感謝と申し訳なさは政府の会見からは何一つ見当たらない。国民が医療スタッフに送る応援の声まで政府のこのような態度のためにかき消されてしまう。国民の生命がかかっている医学は科学であって政治ではない。応援することができないなら、せめて医療スタッフの翼を折るようなことだけはやめてもらいたい。
(引用ここまで)


 大邱で医療支援スタッフとして働いていた医師協会副会長のコラム。
 引用しているのは半分ほど。大邱の状況がよく描かれているので読んでみてもよいと思います。
 で、文中の「保健福祉部長官が『防護服が足りないと言っているのは医師らが取り置こうとしているから』と述べていた」という話は本当にありまして。

パク・ヌンフ、また... 「医療スタッフ防護服不足?積み上げておきたい心情だ」(世界日報・朝鮮語)

 曰く「政府は200枚しか防護服を使わない病院に300枚を渡すなど、防護服・マスクともに充分な量を供給している」「足りないというのは私が現地を見た感触とはあわない」「足りないというのであれば、医師らが在庫を積み上げておきたいという心情からの言葉だ」と。
 これに大韓医師協会が大反発してまして。
 このコラムもその延長戦でしょう。
 「英雄視してほしくてやっているわけではない。だが、せめて尊重をしてはもらえないか」というのは現場の医師の本音でしょうね。
 それどころか院内感染を出した病院に対して「管理がなっていない、損害賠償請求をする」とまで言い出しているほど。

 要するにですね。
 韓国政府の施策はなにひとつ過ちがないのです  防護服やマスクも充分に供給されている。
 防疫体制も政策レベルではパーフェクトである、と。
 ムン・ジェイン政権にはなんの間違いもない。それどころかそのやりかたを世界が賞賛している。
 各国首脳がムン・ジェインとの会談を求めてやまない。世界の救世主である、と。

 でも、実際には防護服が足りていない。あるいは院内感染が起きている。
 であれば「間違いがあるのは現場だ」ということになるわけです。
 選挙のためでもあり、対外的なメンツでもあり。
 これやられたら現場は死屍累々。
 「悪いのは全部おまえらだ」って宣言されたも同然ですから。
 いやぁ、韓国政府の所業はホントに小さいわ。いわゆる「小人」ってヤツですね。

大量検査をする「韓国型」、実はどの国も執ることができないやりかただった……

韓国でコロナ検査「世界最大級」のウラで医師が「動員」されていた!(現代ビジネス)
そして、見落としてはならないのが、 韓国の迅速なコロナ対応を支えている重要なもう一つの要素、「徴兵制」だ。

韓国で医科大学を卒業し、医師の国家試験に合格した男性が兵役でその義務を果たすとき、その方法は3パターン考えられる。一つ目は一般兵として2年間服務するというもの、2つ目は軍医官(将校)として3年間服務するというもの、3つ目は「公衆保健医(略称 公保医)」として3年間服務するというものだ。

一般兵として服務すれば、服務期間は短いが給与はほぼ無いようなもので、訓練と内務生活は相当に厳しいという短所がある。

これに比べると、軍医官や公保医は服務期間は長くなるが、専門分野の経験を積むことになり、また給与も軍将校と同水準程度受け取れる。

公保医というのは軍医官の「民間バージョン」とでも言うようなもので軍隊に入る代わりに医療施設のない山間地域や離島、あるいは刑務所などで医療活動に従事する制度だ。

給与は月25~40万円程度で同年代の軍将校と同じ程度。一般の医者に比べれば薄給ではあるが、一般兵士よりは待遇もよく、自由もある良い条件だ。それゆえに医科大学を卒業した男性の殆どは徴兵に応じる際に軍医官や公保医を希望し、勤務する道を選ぶ。

とはいえ軍医官も公保医も、「軍役」という制度に縛られ、それぞれ軍人、公務員という身分で国家の命令に服従しなければならない身分だという絶対的な違いはある。 (中略)

2月末、全国の公保医の中から100名余りが韓国で最初に爆発的にコロナ患者を発生させた大邱、慶尚北道地域に第一陣として派遣した。それは自発的な参加を募ったものではなく、国家による一律の指示、つまり拒否することのできない命令であった。

しかも宿泊先を自分で探して解決しなければならないという無謀な指示だったという。その後も追加の人員を派遣したが、それでも人員不足は解決しきれなかった。

そこで政府は3月5日、新たに公保医となる予定の742名を早期任用し大邱に配置すると発表した。

公保医とはいえ戦時には軍医官として活動することを前提としているため、通常であれば基礎的な軍事教育を4週間受けたのちの任用となるのだが、今は新型コロナ増加で緊急状態であるからと、軍事教育を省略し緊急派遣するというものだ。

この措置により大邱地域に派遣された公保医は総計1千名以上となった。これを日本の人口に換算してみると2千名以上の医師を特定地域に検査、診療要員として一気に動員したということになる。
(引用ここまで)


 韓国生まれの文筆家である崔碩栄氏のコラム。
 韓国の1日1万件以上に渡る大量検査の背景には、軍医・公保医の投入があったというもの。
 なるほど、そこだったか。
 シンシアリーさんも歯科医として、地方で公保医勤務をされていたという話をしていましたね。

 昨日も書いたように医療スタッフはそのまま資源であり、検査にも治療にもそれを消費していくという理解が必要なのですが。
 どうも大邱に対しては外部からそれが供給されているっぽいなぁ……とは思っていたのですよ。
 で、その供給元を大邱の都市規模からして他の都市からの医療スタッフの派遣ではないかと考えていたのですが。
 なるほど、軍からの大量投入でなんとかしていたと。

 ……となると、今後の予備戦力はないわけで。
 かつ、日本にはその選択肢はない。
 徴兵制度のないヨーロッパ各国やアメリカでも同様にその選択肢を執ることはできない。
 もちろん、自衛隊や各国の軍の派遣も行われてはいるでしょうけども。
 本来の軍務を疎かにするわけにもいかない。
 しかも、軍医の投入があっても大邱の医療体制は崩壊しているわけで。
 となると、巷にいうところの「韓国型」ってどこも執ることができないやりかたなのでは?
 たまたま、徴兵制度があってかつ医者を特別な形で徴兵するという制度があり、それを対策として1000人規模で投入できる国……ないでしょ。