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カテゴリ:韓国教育事情の記事一覧

京畿道教育庁「日帝残滓の『修学旅行』も『ファイティン』も潰すぞ! 北朝鮮のようなキレイな国になるのだ!」と大騒ぎ

京畿道教育庁「修学旅行やファイティングも日帝残滓」(朝鮮日報)
 全国教職員労働組合(全教組)や進歩(リベラル)・左派系の教育監(教育庁のトップ)らが「親日作曲家の作曲した校歌」「銅像」「日本のいぶきの木」などの清算作業を進めていることについて「日常生活で使う言葉まで清算対象とするのはおかしい」などの声が教育現場などから上がり始めている。 (中略)

 京畿道教育庁は回答を集めた上で、歴史を専攻した7人の教師からなる「学校生活に残る親日残滓清算プロジェクト・タスクフォース(作業部会)」がその内容を精査し、実際の清算対象やその方法などを決める計画だという。

 京畿道教育庁がアンケート用紙で例示した清算対象とされる日帝残滓には「親日行為者が作曲した校歌」「歴代校長の写真に含まれた日本人の校長」などがあるが、これら以外にも「修学旅行」「ファイティング」「訓話」などの言葉も日帝残滓とされている。

 京畿道教育庁によると、アンケートに記載されている「ファイティング」という応援の言葉は、第2次世界大戦中に日本軍が戦地に赴く際に「ファイト」と叫んだことから始まったという。さらに「修学旅行」は「旧韓末や日帝時代に民族精神を弱めるため、朝鮮の学生たちに日本を見学させる風俗から始まった」として「修学旅行の始まりは民族精神を害する目的があった」と主張している。さらに「訓話」は上司が部下に訓示するという日本統治時代の軍隊用語だという。

 これに対して京畿道内のある中学校の校長は「修学旅行やファイティングという言葉が日本から来たという理由で清算対象になるなら、学校、教育、科学など、近代化後にできたほぼ全ての言葉が日帝残滓になるはずだ」「日本による植民地支配については児童・生徒たちにしっかりと教えるべきだが、今になって教育庁が先頭に立って日本に関係する全てのものを清算するというのはやり過ぎだ」と批判した。
(引用ここまで)


 日韓関係の対立が深まっている中、ここぞとばかりに全教祖や左派に牛耳られた教育監がさらに日韓関係に楔を打とうと暗躍している、と。
 全教組は日本でいうところの日教組にあたる組織。教師の労働組合です。
 「世界最悪の労組」とされている民主労総の傘下にあることからも、その組織としての凶悪性は理解してもらえるのではないでしょうか。

 ちなみに現在のところ、全教組は労働組合としては非合法組織となっています。
 退職した教職員を組合員として認めるという規約を改正しなかったことが原因。
 この処分について法廷係争中で二審までは敗訴しているのですが、大法院(最高裁)ではひっくり返るのではないかと思われます。
 というのも処分を行ったのがパク・クネ政権時代のことで、ムン・ジェイン政権になってから処分自体に問題がなかったかの精査が行われているのですね。いわゆる積弊清算の対象になっている、というわけです。

 まあ、非合法組織ではあるのですが、任意団体として活動は継続中。
 この記事にある「歴史を専攻した7人の教師」というのもおそらくは全教組加入者でしょう。
 これら「親日派排除」は以前から全教組の基本方針だったのですが、ここのところより激しくなっています。
 ムン・ジェイン政権になってから南北融和が叫ばれていますが、親日派を処分することで建国した北朝鮮に倣って、韓国からも親日派を完全に排除したいということなのでしょう。
 全教組も「キレイナ韓国」を実現したいのですよ。

 「ファイティン」も「修学旅行」も「訓話」も日帝残滓だから潰す。
 だったら×印でダメを現すような土着倭寇しぐさも廃止していったらどうでしょうかね?
 記事中にあるような日本語由来の漢語もすべて言い換えていったらよいのです。
 ちょうど医学用語で肩甲骨を「かたのほね」とやっているように。
 ムン・ジェインが法令用語を韓国語化しようとしているように。

 そうして、キレイナ韓国を実現して北朝鮮と同じようになればよいのですよ。

豊田先生は「漢字を復活させると日本の影響が分かってしまうから」論を唱えておられますね。
韓国が漢字を復活できない理由 (祥伝社新書)
豊田有恒
祥伝社
2012/10/10

【IQ187】論文盗作していた韓国の元天才少年、卒論提出できずに徴兵に向かう……

PICK 案内[単独]「天才少年」ソン・ユグン、UST博士号取れずに軍入隊へ(中央日報・朝鮮語)
科学英才一人しっかり耐え育てない韓国の教育システムの問題だろうか。8歳で大学に入学したIQを187の「天才少年」で有名だったソン・ユグン(21)氏が、最終的に博士号を完了していない学校を離れるなった。

科学技術連合大学院大学(UST)によると、ソン氏は、6月の卒業のための博士論文最終審査で不合格になったことが明らかになった。ソン氏は、2009年に修士・博士統合課程でUST韓国天文研究院キャンパスに入学したが、卒業年限の8年以内に博士号を取得できず、最終的には2018年の電気の学位が終わる今月末に卒業ではなく、「修了」として残ることになった。ソン氏は12月、現役兵として軍に入隊する予定だ。これから博士号を取得するには、軍服務を終えた後、再び、他の大学の学位課程に入学しなければならない。 (中略)

USTの関係者は、「ソング氏がブラックホールをテーマにした博士学位論文発表で審査員の質問に正しく答えをしていないなど、基本的なことを備えず、審査で不合格になった」と述べた。

しかし、ソン氏側は、学校のような決定に強く反発している。ソン氏の父親ソンスジン氏は「2015年の論文盗作論議の後、指導教授もなくブラックホールの研究を継続して、昨年6月に英国の天体物理学ジャーナルAPJの論文を載せた」とし「日本、台湾などの外国の科学者たちと一緒に研究して著名なSCI(科学技術論文索引指数)級の学術誌に論文を掲載したのにかかわらず、不合格処理したのは、受け入れ難い」と述べた。

これに対してUST側は「SCI級論文た編掲載が卒業のための資格要件は確かだが、卒業のための学位論文は、これとは別」と「天文研博士三人で構成された審査員は、ソン氏の論文が卒業のための要件を備えできなかったと判断した」と語った。
(引用ここまで)

 このソン・ユグンなる人物は、以前から「韓国最高の天才少年」とされていました。
 7、8歳の頃から「IQ187の天才少年現る!」と大騒ぎで、「将来のノーベル賞間違いなし」くらいの盛り上がりを見せていました。
 現在21歳で大学院相当の学校に8年行ってたということは、頭のよさ自体はあるのでしょうね。

 ですが、3年前2年前にそれぞれ論文盗作がありまして。
 その件について指導教授は解任されるという処分が下されたことから実際に盗作だったのでしょう。
 当時、本人は「絶対に反省文なんて書かない」と徹底抗戦していましたね。
 この時も「これで今回は卒業はできなくなった」とされていたのですが。当時は「もう一ヶ月もあれば新しい論文を仕上げてみせる」だのなんだの言ってましたね。

 それから2年以上が経過しても論文をアクセプトしてもらえずに「卒業」はできずに「修了」だけで学校を離れることになったと。
 しかも、徴兵で2年ほど研究もできなくなる。
 それ以外にも研究名目の欧州旅行のレポートがWikipediaのコピペだったなんてことが暴露されてましたっけ。
 なんというか「二十歳過ぎればただの人」を地で行っている面白さ。

 記事は「韓国の教育システムに問題があるのでは」みたいに書かれていますが……個人的資質の問題であるように思えます。
 ま、論文盗作に関しては「欧米では韓国人留学生は論文盗作予備軍と思われている」とされているほどに韓国では一般的なことなので、韓国の環境が悪いといわれれば確かに悪いのですけども(笑)。

論文の書き方 (岩波新書)
清水 幾太郎
岩波書店
1959/3/17

韓国で国家公務員試験がはじまる……倍率は41倍の狭き門

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(34)
「9級国家公務員」5千人を選ぶの筆記試験15万5千人受験(聯合ニュース)
7日、全国317の試験場で行われた2018年度国家公務員9級公開採用筆記試験には、15万5388人が受験したことが暫定集計された。

人事革新処によると、4953人を選抜する今回の試験で20万2978人願書を出した。平均競争率は41対1である。

筆記試験志願者は願書受付者に比べ76.6%となった。志願者のうち、4万7590人が試験を受けていないものである。
(引用ここまで)

 いわゆるチョルバブトン、鉄の炊飯器=食いっぱぐれのない職種である公務員試験の時期となりました。
 4953人の採用に対して、願書を出したのは20万2978人。今回の倍率は約41倍。去年の46.5倍に比べるとやや減少しましたが、高倍率であることに変わりはない模様。
 今回の試験は国家公務員9級。もっとも下の階級にあたります。
 いまもっとも人気のある地方公務員9級とは異なるので注意。
 ムン・ジェイン政権が81万人増やそうとしているのは地方公務員9級のほうです。

 国家公務員9級は日本でいえば国家公務員Ⅲ種に相当するものですね。日本のⅢ種試験の場合はだいたい10~12倍前後。郵政民営化でだいぶ採用人数も少なくなった影響もあるのかな。
 ただし、韓国の公務員試験は地方公務員、国家公務員共に受験年齢制限、学歴制限等なし。
 なので中年になってから(もっと具体的に言うと名誉退職の対象になってから)転職感覚で公務員になろうとする人もいます。が、それほど多くはありません。
 やはり20代から勤めたほうが昇給もしますし、年金額も多くなるからでしょうね。
 ちなみに国家公務員Ⅱ種にあたる7級は最近になってTOEIC、TOEFLなどの英語試験で一定以上の成績がないと足切りになるので志願者が少なくなったとのこと。
 それもあって地方公務員受験がさらに増えているとの話です。 

 他の記事によると韓国の20代の人口は約645万人。100人いたら7人ほどが国家公務員を目指している……ってことですかね。
 ちょっと韓国の公務員志願状況なんかを整理してみました。韓国ウォッチャーとしての備忘録的なエントリでした。

広辞苑を改定し続ける日本、国語辞典を編纂チームを解体した韓国

【コラム】国語辞典の差、韓日の知力差(朝鮮日報)
 先日、日本で静かな文化的事件が起きた。岩波書店が国語辞典の「広辞苑」の第7版を出したのだ。 (中略)

 国語辞典の改訂版を出すとはどういうことか。全ての思考の出発点である言葉を時代の変化に合わせて再定義することだ。広辞苑第7版には25万語が収録されている。改訂には6年をかけ、10人余りの担当チームと外部の専門家220人が加わった。彼らは2008年6月の前回改正以降に収集された10万語の候補から1万語を選んで新たに収録した。既に収録済みの語彙も全て専門家が検討し、必要に応じて再収録した。新たに採用された単語は、クールビズ、レジェンド、婚活、殺処分、ゲリラ豪雨、ディープラーニング、東日本大震災、安全神話などだ。 (中略)

 日本も「紙の辞典」が退潮する現象を経験した。広辞苑も1998年の第5版が100万部、2008年の第6版が50万部と販売が落ち込んだ。第7版は6月までの販売目標を20万部に設定している。しかし、インターネット時代に紙の辞典に1万5000円も払う人が20万人もいるということはむしろ驚くべきだ。いい加減な辞典を無料で使うより、カネを払っても信頼できる辞典が欲しいという人たちだ。彼らが日本の国語辞典を支える力だ。広辞苑はソウル光化門の教保文庫でも15部が売れたという。

 韓国では国語辞典という市場自体が死滅した。人々がポータルサイトを利用するからだ。出版社の辞典チームは解体された。それゆえ、改訂競争で辞典の質を高める機会も消えた。国民の税金で設立した国立国語院の標準国語大辞典は1999年の初版発行以降、一度も改訂版を出していない。オンラインでも本格的な改訂はなされていない。載せるべきものと載せなくてもよいものを区別できず。単語の最も正確な意味も盛り込まれていないという批判が根強い。オンライン辞典が大勢ならば、読者がオンライン国語辞典の誤りを指摘し、修正を求めて声を上げなければならない。国語辞典の差が韓国と日本の知力の差をもたらすと思うと恐ろしい。
(引用ここまで)

 専門家が参加して辞書編纂なんてことができなくなっている。
 韓国の教育事情の悲惨さというのがよく分かる事例。
 広辞苑も毀誉褒貶ありますが、辞書編纂っていう事業をやっていること自体は賞賛されるべきだと思うのですよ。
 国民に知られるべきとする用語を選定し、その解説をする。これがひとつだけというのであれば問題もあるでしょうが、日本には広辞苑以外の選択肢もありますからね。
 ちなみに大辞林派。

 以前に韓国では物理学の博士号を持っている人物が「もう無理だ」とゴミ収集員に応募するなんてことが話題になりましたね。
 高等教育ってそれを修めた人間がそれなりの報酬を得ることができるようにバックアップができるようにすべきだと思うのですよ。
 逆に大学に行かない人にもそれは必要ではあると思いますが。

 ただ、韓国ではいわゆる労働人口の半数が大卒。このくらいなら先進国にはあってもおかしくない数字なのですが。
 2035年には労働人口の70%が大卒になるとも予想されています。

「超高学歴社会」韓国、2年後には25-64歳の半数が大卒(朝鮮日報)

 ノ・ムヒョン政権が進めた「大卒じゃないと就職できない? それじゃあ教育機関は全部大学ってことにしちゃえ」政策で、こんな事態になっているのです。
 執るべき政策はまったく逆で、高卒でもあるていどの給料を稼げる職に就けるように中小企業を育成し、内需拡大を推し進めるように構造改革を進めるべきだったのですが、小手先で専門学校もなにもかも大学にしちゃったものだから、こんなミスマッチングが生まれてしまっているというわけです。

 かつては高卒の受け皿とされていた9級公務員をソウル大学出身者が受験する時代ですからね……。
 ミスマッチが半端でない。
 就職には資格や語学力、留学経験やボランティア体験、さらには整形といった「スペック」は山ほど必要とされるのに、国語の専門家を集めて辞書のひとつも作れない。
 武藤正敏元駐韓日本大使が言っていたように「超競争社会の韓国に生まれなくてよかった」ってとこですか。

辞書を編む (光文社新書)
飯間 浩明
光文社
2013/4/20

韓国人はアジア最高のハーバード大学入学数を誇る!→ドロップアウト率もアジア人最高!→その理由とは……

韓国はハーバード進学率がアジアNo.1でも、ドロップアウト率も1位(ダイヤモンドオンライン)
アメリカで暮らしていると、韓国人ママの教育熱心ぶりに驚かされます。
私の学校にもたくさんの韓国人が子どもを連れてやってきます。お母さんから話を聞くと、「子どもの教育のためにアメリカに移住してきた」というのです。
実は韓国では、借金をしてまで教育体制を整えようという親が急増しているのです。
何がそこまでせきたてているのでしょうか?
儒教の影響が根強く残る韓国は、「学歴信仰」が社会の根底にあります。「子どもを良い大学に入れなければならない!」という世間のプレッシャーがケタ外れに強い社会であるため、韓国は「世界一」子どもの教育に熱心なのです。 (中略)

その結果、ハーバード、スタンフォード、イェールなどの全米トップ大学への合格者数もアジアでトップクラスになりました。ハーバード大学に通っている韓国人学生は298人(2014年度)で、中国に次ぐ大きな数字です(中略)

ハーバード大学、イェール大学など、アメリカのトップ大学に通う韓国人学生のうち44%がドロップアウト(途中退学)してしまいました。(*コロンビア大学 サミュエル・キム教授の調査による)。(中略)

ハーバードやイェールといった名門大学には、世界中から優秀な人材が集まります。すると、それまで勉強では負けたことがなかった韓国人学生たちは、初めて自分よりも優秀な人間と出会い、「負け/挫折」を経験します。
ドロップアウトした韓国人学生の多くは、世界レベルのエリートとの競争に敗れ、「自分はやっていけない」と自信喪失してしまったのです。
(引用ここまで)

 「世界標準の子育て」という本のダイジェスト版がWeb版に掲載されています。Webコミックが掲載されているのと同じ理由なのでしょうね。中身をあるていどWebにかけておいて、書籍を購入させるっていう。
 まあ、戦略としては正しいのかな。

 韓国人がアメリカの名門大学に続々と入学しているという話が今回のお話。
 ハーバードに入学している韓国人は300人弱、これは中国に次ぐ数字で人口比でいうとアジアトップではないかとのこと。
 で、その一方でドロップアウトする韓国人が実に44%にまで及ぶと。
 その原因は周囲のあまりの優秀さに心が折れることにあるのだ、韓国人の根本的な人材育成に問題がある、というところで以下次回。すでに第5回くらいまでアップされているので気になる方はお読みください。

 さらに突っこんでいえば韓国人の場合、入学したところで燃え尽きるというのが大きな原因ではないかなと。
 大半の目標はアイビーリーグのような大学に入学すること。
 入学してなにをするとか、そこからどうするべきという目標はないのです。
 だからこそ、「ハーバードとスタンフォードの両方に合格して、両方に通学する」なんて虚言を言いふらす子供とかが出てくるのですよ。
 子供の交通事故数が異常な数値になるほどに勉強をさせておいて、そのゴールとなる一流大学への入学が終わって、ふと周りを見回すと「○○が好きで××教授の授業をどうしても受けたかったから」なんて学生が山ほどいる。
 あれ、自分ってなんなんだろうと振り返ると実はなにも持っていなかったことに気がつく……で、心が折れるのです。

 一流大学に入学した44%がドロップアウトするということは、合格するためのメソッドが確立されているのだけども、そこから先はそのメソッドでは通用しないというかむしろそのメソッドこそがドロップアウトを引き出しているように思えます。
 トップ・オブ・ザ・トップでなくてもいいと肩の力を抜けるか、いい先輩でもいてくれれば別なんでしょうけどね。

ただいま65%オフ。
ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー
大和書房
2010/11/16

韓国での日本語学習テキスト「けんかの前に確認する言葉」→「ハワイに行け」……ハワイ?

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(47)
実践的? 韓国人向け日本語教材に「父親がやくざです」(朝鮮日報)
 とんでもない表現が掲載された「実戦日本語」の例文がインターネット上で話題を呼んでいる。

 16日、インターネットのある掲示板に『サユリの実戦日本語』というタイトルの書き込みが写真と共にアップされた。写真にはある日本語教材の内容の一部が写っている。

 その例文を見ると、「相手がケンカをふっかけてきた時にうまく回避するための言葉」という項目の下に「父親がやくざです」「殴ってください。慰謝料が必要なので」などと書かれている。

 また、「電車で偶然、痴漢に会った時」という項目の下には「あなたの妻と友達です」という例文が、「相手にケンカを売る前に確認する言葉」という項目の下には「ハワイへ行け」という例文が紹介されている。
(引用ここまで)

 画像にはいくつかの例文が掲載されているのですが、ほとんどは笑えるながらそれなりにシチュエーションにはあっている言葉なのですよね。
 でも、「けんかを売る前に確認する言葉」で「ハワイに行け」は分からない。なにかがハワイにあるのか……。

 記事は書かれていない右側のテキストもなかなか。

『バスの運転が荒っぽいとき』
 「命がいくつあっても足りません」
 「もしかしてF-1の選手ですか?」
 「自殺をする手間が省けました」

 ……韓国の市バスの運転が荒っぽいことは有名ですが、日本ではその言葉を使うシチュエーションはそうそうないように思えます。
 まあ、こういう語学テキストがネイティブから見たら面白いのは鉄板ネタではありますけどね。
 それぞれの国の事情や文化背景をそのまま引きずっているので。

[まとめ買い] 日本人の知らない日本語(コミックエッセイ)
蛇蔵&海野凪子
KADOKAWA / メディアファクトリー

ムン・ジェイン政権「格差をなくすためにソウル大学を廃止しよう!」

韓経:【コラム】ソウル大をなくそうだって?(中央日報)
 過去、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の時に話し合われた「ソウル大廃止」が文在寅(ムン・ジェイン)政府下で実現しそうな雲行きだ。新政府が発足するや、ソウル大を全国の主要国公立大とひとまとめて学生選抜、学士運営、学位授与などを共同運営しようという「国公立大統合ネットワーク」が推進されているからだ。

 ソウル大に象徴される競争中心の教育体制、これに伴う学閥序列化社会、生まれながらにして裕福ないわゆる「金の箸とスプーン」階級の学閥世襲などを打破しようというのがこの政策が望んでいる効果であろう。 (中略)

名門ソウル大の学位を地方国公立大が共有すれば彼らも「上向き平準化」されるだろうと強弁する人々もいる。だが、全国30校の国公立大を統合すれば、その算術平均と同じ「下方平準化」がもたらされるということが常識的に予想される。

 ソウル大廃止案は今日充満している韓国社会の反知性主義を反映している。反知性主義は学問・理性・知識などに対する不信・排斥を表す思想だ。したがって、その産室である一流高校、一流大学、一流知識人などを忌避する。こういうものは課外授業、その他物質的支援が可能な富裕層の享有物であり、主に既得権階級を世襲させる役割を果たしていると主張する。このような論理で韓国の政治的・理念的集団は、少数の理性的市民よりも多数大衆に迎合するポピュリズム世論を作って広めてきた。例えば1等を失格させれば残りの選手たちにみな優勝させる機会が生まれるという宣伝のようなものだ。

このような反知性社会の致命的問題は、優秀な集団が作る社会的価値と成果をさげすみ排斥して、社会の随所から「一流」を退出させていることだ。どの社会でも1等集団は共同体の精神的・物質的文明を創造する主体となり、残りの国民がその受恵者となる。一流を尊重する国家社会では大学・企業・文化・芸術など、すべての領域で一流が無数に増えて普通の人が一流になる機会も増える。これを排斥すれば、究極的には下流国民だけが残る低級国家になるのは自明の道理だ。
(引用ここまで)

 ソウル大学というのは、言ってみれば韓国のピラミッド構造を象徴する存在なのです。
 高校に入ることすらギリギリであったノ・ムヒョンにしてみれば、恨の対象そのものだったでしょうね。
 また、ムン・ジェインもソウル大学受験に失敗して一浪、授業料免除で一流大学とは呼びがたい慶熙大学校に入ったという経緯があります。
 ふたりとも「ソウル大学を解体したい」という動機にはあふれているということでしょう。

 ちなみにノ・ムヒョン、およびムン・ジェインと同じ極左属性を持っているソウル市長のパク・ウォンスンも似たような構想を述べていたことがあります。

朴元淳ソウル市長、「ソウル大学を事実上廃止する」(中央日報)

 ソウル大学を事実上廃止して、他の国公立大学でも同じサービス、授業を受けられるようにするという構想です。
 他のふたりとは異なり、パク・ウォンスンはソウル大学に入学しているのです。
 ただし、学生運動のやり過ぎで除籍させられています。より恨は深そうですね(笑)。

 「同じ国公立大学なのに、受けられる授業に差があるのはよろしくない」という建前はなかなか反論しづらい部分でもあるのですよね。
 ただ、エリートにはエリートとしての教育が必要なのです。韓国の場合はそれが行きすぎているのは間違いないのですが、その補正のために象徴としてのソウル大学解体というのはなかなか……。
 ポル・ポトが草葉の陰で「同調者がいた」と喜んでいることでしょうね。

ポル・ポト政権下を生き延びた日本人の話
戦火と混迷の日々 悲劇のインドシナ (文春文庫)
近藤紘一
文藝春秋
1987/2/10

韓国の学生=世界一長く勉強し、「1位になりたい」と思い詰め、幼いときから詰め込み教育……「成績を上げなければ未来がない」から

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(98)
「一番になりたい」 韓国の高校生、達成動機はOECDで突出(朝鮮日報)
 OECDは、世界の15歳(高校生)54万人を対象に、全般的な生活満足度と達成動機、身体活動、親との関係などをアンケート調査した「国際学習到達度評価(PISA)2015高校生健康報告書」を19日に発表した。昨年12月に発表された読解などの学習到達度評価と共に調査したものだ。

 OECDが高校生に主観的生活満足度を0点(最低)から10点(最高)までの尺度で尋ねたところ、韓国の高校生の平均点は6.36点で、OECD 28カ国のうちトルコ(6.12点)の次に低かった。OECDに加盟していない国を合わせた48カ国中でも、トルコの次に低かった。

 韓国の高校生の勉強時間はOECD加盟国の中でも最も長い方だった。週60時間以上勉強(学校とそれ以外の合計)すると答えた高校生は23.2%で、OECD平均(13.3%)の2倍近かった。韓国は学校の正規の授業時間外に数学・科学の追加授業(私教育や放課後の授業)を始めた時期がOECD加盟国中で最も早く、9歳だった。OECD平均は11歳、最も遅いアイスランドは13歳だ。追加授業を「好きだから」受ける韓国の高校生は9.7%に過ぎず、「成績を上げたいから」という理由が52.2%だった。

 韓国の高校生は「一番になりたい」という達成動機が非常に強いことも分かった。例えば、「うちのクラスで一番の生徒になりたい」という高校生は80%以上で、OECD平均(59%、65%)を大きく上回った。同時に、学校の勉強で緊張・心配する割合も他国より高かった。 「学校で悪い成績を取るのが心配だ」という高校生は75%(OECD平均66%)に達した。

 OECD加盟国の平均では、勉強時間が長ければ長いほどかえって学習達成度は低かった。ところが、韓国は唯一、勉強時間が長い高校生の方が生活満足度も学習達成度も高かった。例えば、韓国では週60時間以上勉強している高校生の生活満足度(6.6点)が40時間以下勉強する高校生の満足度(6.3点)よりも0.3点より高い。これについてPISAチームのチェ・アンナ政策分析官は「他国では通常、勉強ができない高校生が私教育(tutoring)を受けるが、韓国は逆に勉強ができる高校生が先行学習を多くする。韓国の青少年たちは勉強を一生懸命して、やればやるほど親や先生の関心を浴び、ほめられるため、学力が生活満足度で大きな部分を占めているようだ」と語った。
(引用ここまで)

  これはよい記事というか、統計というか。
 韓国の教育事情が透けて見えてきていますね。

 「1位にならなくてはいけない」という思いがどの国よりも強く。
 幼い頃から正規授業以外の追加授業を受けはじめ。
 どの国よりも長くの勉強時間を費やしており。
 その長い教育時間はあくまでも「成績を上げたいから」であって、自発的なものではない。

 韓国の学生のかたち、というものが見えてきます。
 それでいてソウル大学に入っても「この国じゃ金の匙をくわえてこないかぎり先が見えている」と自殺を選ぶ学生がおり、そのソウル大学でも医学部以外に入学するのであれば意味がないから合格を取り消せとデモをする。
 物理学者であっても「公務員になりたい」とゴミ収集員の試験を受けスペイン語が話せるというレベルであっても文系にはまともな就職先はない。

 なんか書いているだけでも気分が陰々滅々としてくるのですから、実際にその場にいる学生の気分たるや……というものでしょう。
 チョン・ユラのようによっぽどコネと金に恵まれているか、The KING of the kings.くらいの上位成績者でなければ意味がない。
 それであっても、役員になれなければ40代で肩たたき。
 ……そりゃ、ヒュンダイ自動車の労働組合も自分の地位を守るためには頑なにもなるってもんですわ。

 でもきっと、ムン・ジェインが大統領になりさえすれば魔法のようにすべてが好転するのでしょうね。
 ほら、あの国の悪いところはすべてパク・クネのせいですから。

「ヘル・コリア」の恐怖 Voice S
室谷克実
PHP研究所
2016/5/6