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カテゴリ:韓国総選挙2020の記事一覧

韓国の左派与党による選挙圧勝で保守派の牙城である大邱が攻撃対象に……「大邱は独立して日本に行け」「高木正雄の祖国・日本は歓迎してくれるだろう」

親盧武鉉詩人「目が一つの者たち…大邱は独立して日本に行け」(朝鮮日報)
 「親盧」(盧武鉉〈ノ・ムヒョン〉元大統領を支持する人々)を代表する人物で詩人の金正蘭(キム・ジョンラン)尚志大学名誉教授がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「大邱は独立して日本に行かれてはどうか」と投稿したものの、地域差別発言だとの批判を受けて急いで削除していたことが分かった。野党・未来統合党から立候補したペ・ヒョンジン氏が当選したソウル松坡乙選挙区の住民のことは「浅はかな有権者」と表現した。

 金正蘭氏は16日、フェイスブックを通じて、「大邱は独立して日本に行かれてはどうか。所属国会議員と自治体の首長たちを引き連れて」「あなた方の主人の国・日本、高木正雄の祖国・日本が両腕を広げて歓迎する」と投稿した。「高木正雄」は朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の日本名だ。
(引用ここまで)


 韓国の地域差別……というか、「地域派閥」とでもいうべきものがいまでも盛んでして。
 よく言われるのは慶尚道と全羅道との地域対立。百済・新羅時代からの差別であるとされていますね。
 あとは済州島出身者への差別。

 全羅道については木浦あたりに行ってみればわかるのですが、まあド田舎で。
 KTXの終点がこんなんでいいのってなるくらいの田舎。まったくといって開発が進んでいないので、それがいいっていう人も観光に来るようですが。
 韓国インターナショナルサーキットでF1誘致をした霊岩は全羅道のさらに田舎で、F1を誘致することで都市開発計画を行う予定だったのですね。
 一発逆転を狙ったのでしょうが、大失敗に終わりました。というか、こういうタイプの不動産開発で成功した例ってあるのかな……。

 で、今回は保守派の牙城とされている慶尚道、大邱のいわゆるTK地域が攻撃対象になっているっていう。
 共に民主党が圧倒的勝利を得た2018年の統一地方選挙でも、両地区だけは保守派が首長となることができました。
 これまで「全羅道が差別対象になっていて、慶尚道が優遇されていた」という構造であったものがまんま逆転しただけですね。
 このノ・ムヒョンを支持してきたという人物が言うところの「大邱は独立して日本に行け」というのは、今回の総選挙で共に民主党がフレーズとして使ってきた「今回の選挙は韓日戦である」というアレをそのまま引いてきたもの。
 韓日戦で共に民主党は韓国側、保守派の未来統合党は日本側と(勝手に)規定し、その日本側である未来統合党の候補を勝たせた大邱は日本側。
 だから、「独立して日本に行け」というような暴言を吐けるわけです。

 あ、それと新型コロナウイルスでアウトブレイクを起こしたのが大邱であるから、もはや穢土であるという意識もあるでしょうね。
 以前にも共に民主党側からは「大邱は損切りすべきだ」なんて声が上がっていました。
 左派による長期政権構想の中、大邱はふたつの意味で差別対象となる都市になった……というわけです。
   

韓国与党が60%にあたる180議席を獲得。この議席数でムン・ジェインがやりたい放題できる理由とは?

<韓国総選挙>日本メディア「韓国与党圧勝、コロナ克服ために文政権に力を与えた」(中央日報)
韓国4・15総選挙で与党が圧勝するという出口調査結果に関連し、日本メディアは今後韓国政府が日本との関係改善に積極的に出ることを期待しにくいと予想した。

NHKは15日、与党が圧勝したという出口調査の結果を伝えながら「対日世論の悪化とともに、2年後の大統領選挙に向かった野党との対立が鋭くなれば、日本に対して低姿勢を取ることはますます難しくなる」と報じた。

あわせて、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)を克服するために有権者が文在寅(ムン・ジェイン)政権に力を与えたと分析した。

NHKは「新型コロナという未曾有の事態、いわゆる国難を克服するためには、文在寅政権と協力できる与党勢力が国会主導権を握ることが望ましいという国政安定を求める認識が無党派層を含めて有権者の間に広がったため」と分析した。 (中略)

一方、共同通信は今回の選挙結果が「2022年5月に任期満了を迎える文在寅大統領の政権運営や次期大統領選挙レースに大きな影響を与える」と報じたほか、毎日新聞は新型コロナ対応が選挙の争点になった中で、「文政権の基盤強化による国難克服」 を訴えた与党が支持を拡大したと分析した。
(引用ここまで)


 8時30分の時点で292議席が確定。
 以下、その配分です。

・共に民主党   163議席
・共に市民党    16議席 計179議席
・未来統合党    84議席
・未来韓国党    16議席 計100議席
・正義党      4議席
・国民の党     3議席
・開かれた民主党  1議席
・無所属      5議席

 開票率は99%を超えていて、当確はほとんど出ています。
 当確情報によると共に民主党・共に市民党は合わせて180議席。未来統合党・未来韓国党は合わせて103議席。
 怖ろしいほどの雪崩現象が起きた、という感じですね。
 180議席を獲得したことでなにが起きるかというと、国会先進化法をほぼ無効にすることができるのです。

 国会先進化法の趣旨は「与野党で差異がある法律は3/5の議員が賛成しないと上程できない」というもの。
 つまり、180人の国会議員が賛成を集めなければならず、与野党が協調する必要に追いこまれて、折衷案的な法案が生まれてきたのです。
 協力が必要になることで、韓国国会の名物となっていたチェーンソウを振り回したり、催涙弾を炸裂させたりといった光景が少なくなったのですね。
 ですが、単独で180議席獲得したからにはもうどこにも遠慮することなく、好きな法案をばんばん提出してばんばん通すことができるということです。
 ちなみに改憲に必要なのは国会の2/3なので、なんとか保守派の未来統合党は改憲だけは阻止できる勢力となってしまったわけです。
 これだけの議席獲得ってどっちにしてもはじめてなんじゃないかなぁ。

 共に民主党、ムン・ジェイン政権にしてみれば新型コロナウイルス様々といったところでしょうか。
 この時期に批判されながらも選挙を強行した甲斐があったというものです。

 もうひとつピックアップしたいのはタマネギ男こと「チョ・グクを支持する」として結党された開かれた民主党が3議席獲得したということ。得票率は5.29%。
 チョ・グクが支持されたというよりは党名で紛れを起こしてどさくさ紛れに3議席獲得って感じです。

 まあ、対日外交は変わらないというか。
 議席を取ろうが取るまいがムン・ジェインの外交政策が変わるとも思えませんので。
 やりやすくなった、というだけでしょうね。

韓国総選挙:与党が過半数獲得でムン・ジェイン政権への信任ほぼ決定……おそらくこのままやりたい放題

「民主・市民、単独過半数議席の見通し...統合・韓国党惨敗 "[地上波3社の出口調査](聯合ニュース)
KBS「民主・市民155~178席...統合・韓国107~130席」
MBC「民主・市民153~170席...統合・韓国116~133席」
SBS「民主・市民154~177席...統合・韓国107~131席」

JTBC予測調査によると、民主党と市民党は143~175席、統合党と韓国党は101~134席を確保する見通しだ。
(引用ここまで)


 韓国の総選挙で出口調査の結果が判明しました。
 地上波3社とJTBC、どれも共に民主党・共に市民党が過半数獲得の情勢と予測。
 未来統合党・未来韓国党は110~120ていどで「惨敗」といっていいレベル。

 与党の共に民主党の衛星政党である共に市民党は最大で20議席獲得とされています。
 20議席獲得できると院内交渉団体として成立できるので、共に民主党に合流することなく独立させたままでいる可能性も……とされていましたが。
 さすがにそれはないかなぁ。微妙なところ。

 保守側の未来統合党(旧自由韓国党)の院内代表であったナ・ギョンウォン、さらに党代表のファン・ギョアン(パク・クネが弾劾された際の大統領代行)も落選したのではないかとされていますが、僅差で実際の選挙結果が出るまで分かりません。
 というのも、韓国の出口調査って全体の議席数はともかく、個別の議席についてはめちゃくちゃ外れるので。

 その他、極左の正義党、アン・チョルスが代表をしている国民の党は一桁台の獲得議席との予想。
 正義党は既報のように選挙制度改革で躍進を目論んでいたのですが、共に民主党に食われる形になりました。
 アン・チョルスは大邱で医療ボランティアとして働いていたのですが、それだけ党としての選挙戦に加わるのが遅れたのが痛かったですかね。

 これでムン・ジェイン政権は盤石と化したといっても過言ではないかな。
 どれだけ支持率が減少したとしても、国会での議席数から見た国政運営面では怖いものなしになりました。
 党分裂とかの可能性はなくはないですが……まあ大丈夫でしょう。たぶん。
 これまでの政策をゴリ押ししてくることになるでしょうね。経済政策、外交政策を含めて。
 それが韓国人にとって幸福かどうかはともかく。

 なお、議席数が確定するのは明日未明の予定となっています。

韓国の総選挙で「日韓戦だ」「中韓戦だ」という与野党間のアピール合戦が示す、韓国という国の位置づけ

カテゴリ:韓国総選挙2020 コメント:(90)
韓国与党は日本バッシング、野党は北朝鮮・中国たたき(朝鮮日報)
 4月15日投開票の韓国総選挙に先立ち、与野党は「親日」「親中」「親北(朝鮮)」という題材でライバルたたきの競争を本格化されている。与党勢力は「今回の選挙は親日野党との戦いだ」と言い、野党は「中国や北朝鮮の顔色をうかがう政府・与党に審判を下そう」と攻勢をかけている。

 共に民主党選挙対策委員会戦略本部は最近、253の選挙区の候補に「第21代総選挙戦略候補マニュアル」を配布した。広報・遊説指針となるもので、「安倍政権を擁護し、日本には何の批判もできない未来統合党、我々国民は今回の選挙を韓日戦と呼ぶ」と指摘した。政府による日本人入国制限などを批判した未来統合党の親日基調を際立たせる戦略だ。総選挙の4大戦略の一つも「日本製品ボイコットなどを通じ、日本の輸出規制危機克服を先導した政府を強調」だ。反日感情を高めることが支持層の結集に有利だと判断したとされる。

 野党は与党の親日攻勢を「総選挙用の反日感情を助長するものだ」とし、「中国と北朝鮮の顔色をうかがう政府・与党」と攻撃している。統合党の黄教安(ファン・ギョアン)代表は天安爆沈事件から10周年となった26日、「韓国国民が武漢コロナ(ウイルス)とすさまじい戦争を繰り広げる渦中でも北朝鮮はミサイルを発射している」とし、「政府は今からでもやみくもに北朝鮮に希望を寄せることをやめ、原則に基づく堂々とした対北朝鮮政策を推進すべきだ」と主張した。北朝鮮による相次ぐミサイル発射について、政府・与党が特に反応を示していないことを「北朝鮮の顔色うかがい」と攻撃した形だ。統合党は新型コロナウイルスの事態についても、「政府が中国の顔色をうかがう余り、初動対応に失敗した」と主張した。

 与野党の支持層も同じ構図で対立している。熱狂的な文在寅(ムン・ジェイン)支持層はソーシャルメディアで「総選挙は韓日戦だ」「土着倭寇を撲滅しろ」などといった文言の宣伝を広めている。(編注:土着倭寇とは「土着した倭寇の子孫」という意味で、近年反日感情を抱かない人などを攻撃する際に用いられている新語)「国会議員国産化国民運動本部」と書かれた横断幕とポスターなど「韓日戦商品」まで登場した。親文在寅勢力は1日、ソウル全域に「投票で親日清算」と書かれた横断幕30枚以上を掲げたという。中央選挙管理委員会は「特定の政党や候補を類推することができない一般的価値に当たる」として掲示を認めた。これに対抗し、野党支持層も「総選挙は韓中戦だ」というポスターを発表した。
(引用ここまで)


 与党側は「今度の選挙は韓日戦だ」と言い出している。
 野党側は「韓中戦だ」と言い張る。
 まあ、新しい情報はこれといってないのですが。
 韓国の選挙戦がこういった形になっている、ということは記しておきたかったというのがありますね。

 日本で対外政策が選挙の争点になることってないですよね。
 少なくとも昨今の選挙でなった覚えはありません。
 過去の歴史を紐解いても日米安保条約くらいかなぁ。これも対外政策というよりは内政としての側面が大きい。
 韓国の場合、対北政策は内政面としての部分もありますが。

 総選挙において政党間の論争で対日外交、対中外交の姿勢が問われるという時点で、世界の中における韓国の位置づけというものが分かりますね。
 対外政策をどうするのか、という論点なしには総選挙が行えないわけですよ。
 「中国につくことを許すのか」、あるいは「日本の影響をそのままにしていいのか」という話が全面にくる。

「安倍政権を擁護し、日本には何の批判もできない未来統合党、我々国民は今回の選挙を韓日戦と呼ぶ」

 経済もコロナウイルス対策もなくて、こうした「韓日戦」が選挙指針に来ちゃう。
 それどころかサポーターによるポスターとして「投票で親日清算」とかが掲示されてしまう。
 韓国に主体はないという自白ですわ。
 これまで3年間のムン・ジェイン政権がどうだったのか、とかそういう争点はない。
 相手にどれだけ「やつらは積弊だ」「○○の手下だ」というレッテルを貼ることができるのかが大事。
 韓国でやっているのはそんな選挙戦である、ということですね。

韓国で高まる選挙の雰囲気。与党支持者は野党候補に徹底した選挙妨害……そして警察はそれを見て見ぬふり

親北大学生団体が野党候補に選挙妨害作戦…選管は「違法」とするも警察は傍観(朝鮮日報)
【社説】野党の選挙運動を妨害する親北団体を事実上支援した韓国警察(朝鮮日報)
選挙法改正の先頭に立った正義党、遅すぎた後悔(朝鮮日報)
 23日午前、ソウル地下鉄建大入り口駅。4・15総選挙でソウル広津区乙選挙区から出馬している最大野党・未来統合党の呉世勲(オ・セフン)候補が通勤のため行き来する市民にあいさつの言葉を掛けたところ、10人余りの大学生が呉候補を取り囲んだ。彼らはソウル大学生進歩連合(ソウル大進連)所属で「政治家は常に寄付行為はできません」と書かれたプラカードを掲げ「辞退が答えだ」「呉世勲候補、説明してください」などと叫んだ。呉候補が昨年の旧正月と秋夕(中秋節)、そして今年の旧正月に自らが居住するマンションの警備員や清掃員など5人に5万-10万ウォン(約4400-8700円)など総額120万ウォン(約10万5000円)を提供し、最近になって選挙管理委員会によって告発されたことを問題視したのだ。呉候補は「これは選挙運動妨害です。選挙法違反です」と抗議したが、大進連側は全く意に介さなかった。ソウル大進連は一連のプロセスをフェイスブックを通じてリアルタイムで中継した。 (中略)

最終的に呉候補陣営は選挙運動開始から30分で遊説を諦め、その場から立ち去った。

 選挙管理委員会は一連の遊説妨害プラカードデモが選挙法違反という事実を大進連はもちろん、警察にも通知したという。(中略)しかし、この日現場に広津警察署所属の警察官十数人が来ていたが、大進連の遊説妨害を制止しなかった。選挙法違反の現行犯に対し、警察は何もせず見ていたのだ。

 広津警察署は「選管の意見などを参考に、最近大進連に対する内偵に着手した」と説明した。この日、大進連によるプラカードデモを現場で制しなかった理由については「現場での対応で不十分な部分は調査し、相応の措置を行う」とコメントした。
(引用ここまで)

 開いた口がふさがらないのは警察が彼らの違法行為を傍観していることだ。野党候補が現場で選挙妨害行為をやめさせるよう数十回にわたり要請したにもかかわらず、10人の警察官は全く動かなかったという。上からの指針があると考えざるを得ない。警察は「選管が違法ではないと回答したので制止しなかった」とうその説明までした。警察が選挙運動妨害を事実上後押ししたのだ。野党が問題提起すると、これから捜査に着手するという。妨害を受けたのが与党候補であれば、警察の対応は180度変わっていたはずだ。 (中略)

大進連がはしごを使って米国大使公邸の塀を乗り越えたときは「デモ隊がけがをする恐れがある」 として制止せず、民労総が企業の役員を血だらけになるまで暴行し、全国の官公署を占拠したときは見物だけしていた。今に至っては目の前で選挙法違反行為が起こっても、被害者が野党であれば見て見ぬふりだ。
(引用ここまで)

 韓国与党・共に民主党による比例代表用衛星政党の結党で正義党が危機に陥った。正義党は選挙法が改正されるまでは、自分たちが「連動型比例代表制」の恩恵を最も受け、比例代表で10議席以上を確保できると期待していた。

 ところが与党勢力の支持者らが「小選挙区は民主党、比例は正義党」を選択するとした当初の見通しとは異なり、与党勢力の比例政党である共に市民党とヨルリン民主党に傾く雰囲気だ。政界では「正義党は選挙法の小細工でブーメランを受けた」との指摘が出ている。(中略)

このままでは今回の総選挙で正義党が確保する議席数は現状の4議席かそれ以下になるとの見通しも出ている。
(引用ここまで)


 総選挙がらみの記事を2種類ほど。
 まず、親北団体による野党への演説妨害を警察が放置している、という話題。
 この演説妨害をしているのは大学生進歩連合は去年の夏、フジテレビや三菱重工の系列会社を急襲した連中ですね。
 で、これらの件でろくに罰せられずに釈放されてしまったことから調子に乗って、ソウルの在韓アメリカ大使館を襲った連中でもあります。
 さすがにこれはきっちりと逮捕されて釈放されていません。裁判も進行中。
 首謀者らは「大学の中期試験があるから釈放してくれ」とか言ってましたけどね。

 選挙の演説妨害は左右を問わずに民主主義国家で「これだけはやってはいけない」部類の行動。
 日本でも安倍総理の応援演説を妨害したとして拘束された「リベラル」がいたようですね。
 2011年の選挙で蓮舫議員への演説妨害も拘束されています。拘束されてしかるべき案件なのですよ。
 演説妨害を許容してしまうと、選挙活動そのものができなくなってしまうのです。

 上の例でも実際に野党側は活動できずに撤退しています。
 もちろん、左派の狙いはそれなのでしょうし、警察も彼らに手を出すとムン・ジェイン政権ににらまれて自分の地位が危ないので放置。
 「日本よりも民主主義の行き届いた国が韓国だ」なーんて寝言を言っていた連中もいますが。
 これが実状というヤツです。

 で、もうひとつの話は韓国の極左政党である正義党が今度の選挙で没落しそうだという話。
 これまで正義党(や、その前身にあたる統合進歩党)は左派の共に民主党(や、その前身に当たる民主党など)よりも過激な左派の受け皿として働いてきていました。民主労総と組むなどして「選挙区は共に民主党に入れても、比例区は政治的に近い正義党」というような戦略をとってきた政党です。

 今回、ムン・ジェイン政権が推し進める検察改革に賛成する見返りに、公選法を改正して正義党のような小政党に有利な制度に組み替えてもらったつもりだったのですね。
 ところが共に民主党は比例用の衛星政党をふたつも立ち上げて比例区の制度改正に対応してきてしまったのです。
 小政党である正義党は現有議席をキープできるかどうかの瀬戸際となってしまったと。
 おまけに昨今のコロナ騒動でどの国も政権政党の支持率が高まっているという状況。踏んだり蹴ったりっていうのはこのことですね。
 目先の有利さに釣られて検察改革だけさせられた、という結果に終わったわけです。
 韓国の総選挙情報への需要がどのくらいあるかは分かりませんが、このまま進むのであれば共に民主党の圧勝に終わりそうな 雰囲気です。
 新型コロナウイルス騒動で総選挙を延期するわけもないでしょうね。

韓国の国会議員が必死になって「日本は戦犯国だ!」「東京オリンピックを開催する資格がない」と叫ぶ理由とは?

カテゴリ:韓国総選挙2020 コメント:(96)
【劇場型半島】「日本に五輪の資格なし」韓国与党が日本メディアに向け開いた驚きの会見(産経新聞)
 日本の輸出管理厳格化に対応するとして韓国与党「共に民主党」議員らが立ち上げた「日本経済侵略特別委員会」が8月に日本メディア向けに記者会見を開いた。福島原発問題を挙げて「日本は五輪を開く資格があるのか」と批判しており、会見でも安倍晋三政権に日韓関係悪化の全責任があるとする一方的な主張をまくし立てた。「日本メディアがわれわれの主張をありのまま伝えれば、韓日関係正常化の助けになる」とも強調。彼らの言い分は関係改善にプラスとなるのか、障害となるのか、主な会見のやり取りを再現してみた。

「質問と答弁がまるで攻撃と防御のように進行し、きょうの記者会見は、韓国対日本の代理戦のように終始一貫張り詰めた雰囲気でした」

 韓国のSBSテレビは8月12日の夜のニュース番組で、ソウルの国会議員会館で同日行われた特別委の会見のもようをこうリポートした。会見は日本メディア向けで、質疑は日本記者に限定されたが、韓国メディアのカメラも会場に多数並んだ。 (中略)

 最初に口火を切ったのは通信社記者で、日本メディア対象にわざわざ会見を開いた「意図」について質問した。崔宰誠(チェ・ジェソン)委員長は、日本政府も韓国特派員を対象に説明会を開いており、「当然なことだ」と応じた。

 ただ、政府が説明するのと、与党の一委員会が説明するのは意味が違う。「韓国政府も同じように考えているとみていいのか」との問いには、明確な回答はなかった。 (中略)

 韓国が「戦犯企業」と名指しした日本企業と政府機関との随意契約を禁じる法改正案を与党議員が国会に提出したことについて、筆者(桜井)も、特定国の企業との取引を制限することは、世界貿易機関(WTO)の規定に抵触する恐れがあるとの指摘が過去にも韓国で上がっていたと疑問を呈した。

 金民錫(キム・ミンソク)副委員長は「誰も不買運動を扇動したことはない」と強調。日本が「自由貿易の原則を壊して不当な報復を始めたところで、WTO規定に反して不買運動をあおっているのではないかと問題提起するのは、本当に笑止千万だ」と鼻で笑うように言い放った。

 金氏は「安倍首相は、日本が唯一の(原爆)被爆国だと言った。罪なき犠牲者のように表現した報道を見たが、日本は被爆国以前に戦犯国家」だと、激高しながら質問とは関係なく、日本国民の感情を逆なでするような主張も展開した。 
(引用ここまで・太字引用者)


 先月、韓国の与党である共に民主党に所属する国会議員が立ち上げた「日本経済侵略特別委員会」による記者会見が行われていまして。
 その詳報が産経新聞に掲載されていましたのでピックアップ。
 わざわざ日本メディアを呼びつけて「日本側から疑問点を質問するがいい」みたいなことをやったのですよ。もちろん、会場には韓国メディアもいたとのことですが。
 大義名分は「日本人に韓国側の言い分を正確に伝えるため」というもの。

 ですが、記事を読めばだいたい分かるように実際には中身なんてなにもない、国会議員による独演会になっていた模様です。そもそもの「日本経済侵略対策特別委員会」って名称だけでも煽るだけが目的の連中であるというのが分かりますけどね。
 ちなみに日本経済侵略対策特別委員会とやらの活動内容は「東京を含めて旅行禁止区域にしろ」とか「ホワイト国除外を国連安保理に付託せよ」とか現実味のない話ばかり。
 あと「ホワイトリスト除外に対抗する措置はいろいろある」(いろいろあるとは言っていない)なんてのもありましたね。

 来年、韓国では国会の総選挙があるのですよ。
 投票日は4月15日。そこまでになんとかして爪痕を残しておかないと、再選がかなわない。
 で、こういった「反日」はキャッチーで誰にでも分かりやすいので、業績としてアピールしやすいという側面があるのですね。
 韓国では国会正常化法案によって法案を通す場合には国会議員6割の賛成が必要となります。
 現状、共に民主党は第1党ではありますが、定数300議席に対して128議席と過半数以下。左派政党を足しても6割には大きく及びません。なので法案が通らないのなんの。

 というわけで大統領任期を4年2期にするといった改憲も狙っているムン・ジェイン政権としては、共に民主党単独で60%を取ることは難しくても、正義党やらなんやらの左派政党と合わせて60%のラインを狙ってくることでしょう。
 選挙戦に向けたアピール、なのです。