韓国野党「国民の力」が与党「共に民主党」朴映宣(パク・ヨンソン)ソウル市長候補の家族の日本国内の財産に対して連日攻勢を続けている。今回は朴氏の夫が昨年買った日本航空の株式がターゲットになった。
朴氏が中央選挙管理委員会に申告した財産内訳によると、朴氏の夫であるイ・ウォンジョ弁護士は昨年年末を基準として日本航空株式100株を保有中であることが22日、確認された。朴氏が申告基準日とした昨年12月30日当時、日本航空株価は1株あたり1995円(終値基準)でイ氏の保有株式は韓国ウォンに換算すると210万ウォン(約20万円)ほどだ。今月19日現在、日本航空の株価は1株あたり2718円だ。
朴氏の夫が日本企業の株式を取得したことに対し、野党圏では民主党の二重性がそのまま現れたものだとして攻勢を強めた。イ氏の株式取得時点が昨年2020年と推定されるためだ。朴氏が中小ベンチャー企業部長官だった昨年、2019年を基準として財産申告した内訳には日本株式は1株もなかった。「国民の力」ソウル市長選対委の趙修眞(チョ・スジン)報道官は「日本航空株式は朴候補が文在寅(ムン・ジェイン)政府の長官として在職している時に取得したもの」としながら「文政府から圧迫を受けたから日本株式を取得したのか」と批判した。これは、先立って朴氏が東京マンション売買の経緯に関連して、「夫が李明博(イ・ミョンバク)政権の時にBBKに関連して査察を受けて勤めていた職場を辞めて日本に追い出された」と釈明したことを皮肉ったものだ。
これについて朴氏側は「対応する事案ではないので論評しない」と話した。
(引用ここまで)
4月の総選挙で「今回の選挙は韓日戦だ!」とかいう怪気炎を上げていた共に民主党から出馬するソウル市長候補の夫が、東京港区にマンションを所有していたということが糾弾され。
「すでにそのマンションは売った」としたものの、実際には登記簿は変更されていないという状況。
で、さらにその夫が日航の株を買っていた、ということでさらに糾弾が続くっていう。
コロナ禍で下がった日航株を購入して、何年か寝かせておいてキャピタルゲインを狙ったという感じかな。
株の購入動機としてはごくごく普通のもの。
このパク・ヨンソン候補の夫であるイ・ウォンゾという人は日本にそれなりの知識・コネがあるのでしょうね。
去年の時点で日航株を購入するには、そこそこ日本の情勢が分かっている必要があるので。
というか100株。今日の株価で26万円。
これが1万株くらい買っているのであればまた別でしょうけども。いや、この規模でもそんないうほどでもないか。
個人の株売買の範囲内だもんなぁ。
でもまあ、「韓国人の金が日本に向かった」ということ自体が許されないのでしょうね。
以前も韓国の年金機構が日本の株、それも三菱重工を含むTOPIXだか日経平均だかのETFを所有していることで大騒ぎになってましたからね。
じゃあ、韓国株ならいいのかというとそういうわけでもなく、以前に憲法裁判官が任命される際に「株を35億ウォンも持ってやがる!」と糾弾されたことがあるのです。
株で儲けるということ事態が不道徳。
そこに日本企業がからんできたのならさらに……ということか。
息苦しい社会ですね。