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韓国の為替介入内訳が初めて公開→韓国銀行「我々が介入をしていなかったことが証明された!」……え、違うでしょ

外国為替当局の市場介入、韓国政府が内訳を初公開(朝鮮日報)
 韓国政府が為替レートを管理するため外国為替市場にどのよう介入したかの内訳を初めて公開した。米国は人為的に過度に市場介入する国に対して為替操作国と指定することなどを検討しており、透明性向上のために介入内訳を公開するものだ。

 韓国銀行と企画財政部(省に相当)は29日、「韓国銀行や企画財政部など外国為替当局は昨年下半期(6-12月)の外国為替市場でドルを約1億8700万ドル(現在のレートで約207億円)売り越した」と明らかにした。 (中略)

 韓国銀行関係者は「ウォン相場が乱高下すると混乱が生じる可能性があるため、市場が正常に機能する環境を整えるという見地でのみ外国為替市場に介入してきたが、介入規模が大きくなかったことが確認された」と述べた。
(引用ここまで)

 アメリカは韓国に長年に渡って「外国為替市場への介入を明らかにせよ」と言い続けてきました。
 楽韓Webで扱っているのは2012年のものが最古かな。それ以前から延々と言われてきたのですが、ここ数年は事あるごとに言われ続けていましたね。
 IMFからも「恣意的な介入をやめろ」という話を何度かされています。
 ついに鉄鋼関税免除の代償として市場介入の内訳を公開することになったのですよ。
 OECDでは介入内訳の公開に至った最後の国、G20でも中国、韓国、トルコだけが内訳公開をしていませんでした。
 中国、トルコと同じレベルだったというわけで、介入がどれだけひどかったかの傍証ともいえますね。

 で、その介入内訳を今回、韓国銀行が初公開しました。
 去年の下半期分のものだそうで、曰く「ドル売りのほうが多かった」とのこと。といっても1億8700万ドルの売り越しなので、さほどの額でもない。
 韓国銀行曰く「以前からスムージングオペ以外の介入はしていないと言っていたが、それが証明された」ってことですが。
 ここ1年ほどはそれほど大きな為替変動要因がなかったってだけですよね。アメリカの利上げもそこまで激しくなかった。世界的に見ても動乱といえるものは見当たらない。
 今回の内訳公開だけで過去の介入もなかったとか高らかに言っているんでしょうかね。なんの証明にもなってませんわ。
 むしろこの公開によって介入が抑止されたってことにしか見えません。

 あ、ちなみに鉄鋼関税の免除を勝ち取って当時は「韓国の外交力の勝利だ!」とか言っていたのですが、その結果は大失敗だったということが知られています。
 踏んだり蹴ったりだな……。

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