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米ワシントンポストがムン・ジェインの「2032年南北オリンピック共催構想」をこき下ろす……「ファンタジー世界の住人による認識」「絵に描いた餅」「空想的でバカげている」

米紙「南北共同五輪誘致構想は絵に描いた餅」「文大統領はラ・ラ・ランドに住んでいる」(朝鮮日報)
Could North Korea co-host the 2032 Olympics? South Korea’s Moon is still a believer.(ワシントンポスト・英語)
 米ワシントンポストは18日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新年の辞の記者会見で2032年の五輪南北共同誘致を表明したことを「絵に書いた餅(pie in the sky)」と評した。南北関係、北朝鮮の人権問題、外国人観光客、報道陣の安全問題を考えると現実性を欠くとの分析だ。

 同紙は「これほど大規模のイベントを共同で準備するほど韓国と北朝鮮が何年も安定的な関係を維持し、世界のメディアが参加し、数百万人の観衆が自由に競技を楽しむことができるという考えは全く『絵に書いた餅』だとアナリストの多くが語る」と伝えた。

 同紙は文大統領の対北朝鮮構想について、「空想家的(visionary)な物から愚かな(foolish)物までに分かれる」とし、「北朝鮮は韓国と対話することを拒否し、軽蔑と侮辱に満ちた公式報道を通じてのみ意思疎通を行っている」と指摘した。同紙は北朝鮮の女子サッカーチームが今年2月、済州島で開かれた東京五輪最終予選に参加せず、昨年10月に平壌で開かれたサッカー・ワールドカップ予選の韓国対北朝鮮戦が無観客・中継なしで行われたことを例に挙げた。ヒューマン・ライツ・ウォッチでアジア局副局長を務めるフィル・ロバートソン氏は「北朝鮮に対する認識に関して、文大統領は『ラ・ラ・ランド』(ファンタジー映画)のような別世界に住んでいる。五輪共同開催提案は現在の政治的現実と完全にかけ離れた太陽政策的楽観主義の上に構築された巨大プロジェクトだ」と評した。
(引用ここまで)


 ムン・ジェインが延々と提唱している「2032年の夏季オリンピックを南北で共催する」という話をワシントンポストがこき下ろしている、というニュース。
 「So far, the reviews range from visionary to foolish.」── 「いまのところ、この構想に対するレビューは『空想的』というものから『愚かなもの』というものにまでに分類可能」という一文ですべてが説明できるかな。
 まともな構想である、とは誰も考えていないということですね。
 もちろん、アメリカの視点としては、ですが。


 朝鮮日報の記事に引用されている以外にも国防フォーラム財団なる団体のスザンナ・ショルテ氏からは「バカげたアイディアで不道徳ですらある」「北朝鮮で今日も行われている残虐な統治を無視することだ」といった酷評があります。
 まあ、それこそがムン・ジェインの目的なのですけどね。

 オリンピックを北朝鮮と共催する。あるいは北朝鮮と共催すると主張することで、世界を欺こうとしているのですよ。
 いわれるような独裁国家ではなく、価値観を共有可能な国であり、その証拠に我々は「平和の祭典」であるオリンピックの共催すら可能だ、という。
 すなわち、北朝鮮は国家運営のやりかたが異なっているが、交渉も可能な国であって小さい中国のようなものだ……というような方向性に持っていきたいのでしょう。
 それを韓国が担保するのだ、というのが方針です。

 国際社会に北朝鮮というものを受け入れさせるための手段の一環としているのですよ。
 そんなものは「ラ・ラ・ランド的な異世界に住んでいるムン・ジェインだけの認識」ですけどもね。
 最大の問題は下手をするとIOCがこの空想的アイディアに飛びつきかねない、ということなのです。
 さすがにそこまでではない……とは思いたいのですが。
 スタジアム建設とかでどれだけ資金が流入するか分かったもんじゃありませんからね。制裁を一気になし崩しにできる神の手ともいえます。

 ちなみに引用文最後の「楽観主義の上に構築された巨大プロジェクトだ」という一文の「巨大プロジェクト」の原文は"moon shot"。
 月ロケット打ち上げのように壮大な計画のことを指しますが、この場合はムン・ジェイン(Moon Jae-in)の名前に書けたダジャレです。

ロスに行った時にテスラコイル見にいきましたわ。
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ポニーキャニオン
2017/08/02

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