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韓国政府「伽耶古墳群を世界遺産候補として選定します」→韓国ウォッチャーが「え、マジで?」「ムン・ジェインもそこまでやるか」と湧き立つ理由とは?

韓国「伽耶古墳群」 22年の世界遺産登録に挑戦へ(聯合ニュース)
 韓国文化財庁は10日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を目指す候補として「伽耶古墳群」を選定したと発表した。

 伽耶古墳群は、慶尚南道の金海大成洞古墳群、咸安末伊山古墳群、陜川玉田古墳群、固城松鶴洞古墳群、昌寧校洞と松ヒョン洞古墳群、慶尚北道の高霊池山洞古墳群、全羅北道の南原酉谷里と斗洛里古墳群で構成。全て韓国の史跡に指定されている。

 文化財庁が来年1月までにユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出すれば、2022年の世界遺産委員会で登録の可否が審議される。
(引用ここまで)


 この記事、なかなかに味わい深い記事です。
 「伽耶古墳群が22年の世界遺産登録に挑戦」っていうだけの記事なのですが。
 これまでの経緯を知っていると、かなり味わい深い。
 ムン・ジェイン政権のゴリ押しはここまできたか、ということになるのですね。

 去年の時点で「伽耶古墳群世界遺産登録プロジェクト」は7年以上、世界遺産登録にチャレンジしてきています。
 その都度に国内予選に相当する世界遺産分化委員会に否決されています。
 国内予選を抜けられない最大の理由は「伽耶の歴史的事実が今ひとつクリアでない」こと。
 「伽耶」という領域がどこまでだったのか、歴史的な成り立ちはどうだったのかがふわっとしていて分かりにくいことが挙げらていました。
 歴史ロマンとしてはありでも、歴史的事実として検証し得るものなのかというとかなり難しい。

 ですが、ムン・ジェインは就任してすぐに「伽耶史を復元せよ」という号令をかけています。
 全羅道と慶尚道の間にある地域対立を少なくしたいという意図がそこにはあるという解説でした。
 それを受けて国立博物館が怪しげな特別展「神秘の古代王国・伽耶」なるものを開催して、歴史学者からバッシングされていましたね。
 日本にも巡回展示される予定だったのですが、新型コロナで日韓間の行き来がなくなってしまって開催中止になりました。残念無念。
 歴博・九博の当該ページでは「延期」となっていますが、どうなんでしょうね。

 で、そういったふわっとした「歴史ロマン」として存在している伽耶を「韓国の世界遺産候補」として出すのは難しいというのが歴史学者のこれまでの見解だったのです。
 それでなくともユネスコは韓国を要注意国として認定しているとのことで。
 そんな中、かなりの無理を通して「伽耶古墳群を世界遺産に」とチャレンジをしてしまう。
 ムン・ジェイン政権のゴリ押しの結果といえるでしょう。
 これこそが「無理が通れば道理が引っ込む」ってやつですね。
 個人的には結果や遺産としての展示状況がかなり楽しみです。

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