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アメリカ識者「ムン・ジェインの『まず終戦宣言を出そう』という演説はアメリカの立場とかけ離れすぎている。こんな演説見たことない」

文大統領の終戦宣言に「米国の立場とこれほど大きく外れた演説見たことない」(中央日報)
元高官は、文大統領の今回の国連の終戦宣言の提案で、既存とは異なり北朝鮮の非核化措置を連携していないことについて一斉に批判した。

1994年の米朝ジュネーブ合意を導いたロバート・ガルーチ元国務省北朝鮮核特使は、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送の「公式な韓国・北朝鮮・米国の韓国戦争(朝鮮戦争)終戦合意は、南北、米朝関係正常化の重要な部分」としつつも「関係を正常化させるには、北朝鮮の核兵器プログラムの廃棄と核拡散防止条約(NPT)の復帰が必要」と述べた。

ガルーチ元特使は「順序を決めるのが問題」とし「終戦宣言の議論を始めてすぐ、我々は対北朝鮮制裁と核廃棄の手順、北朝鮮の人権の懸念を解消する措置についても問われるだろう」とした。そして、「文大統領の提案は良いことだが、核兵器を含む既存の紛争状況の解決ができる措置と連携しなければならない」とし「終戦宣言ばかり一人歩きすれば、そのような対策の重要性を喪失するのではないか懸念される」と話した。

マイケル・グリーン元補佐官は「韓国戦争の終戦宣言が完全な非核化の道を開くことができないだけでなく、北・中・ロ3国の対北朝鮮抑止に不可欠な国連司令部・連合軍司令部の解体を主張する口実をあたえるだけ」と批判した。

グリーン元補佐官は「私は国連で韓国大統領が米国議会と行政府の立場とこれほど大きく異なる演説をするのを見たことがない」とし「平和と統一のための1つの段階として、平和協定を促したのなら問題ないが、平和を宣言して平和を作りことができると考えるのは幻想」と指摘した。また、1928年にフランク・ケロッグ米国務長官とアリスティード・ブリアン仏外相が戦争放棄条約(ケロッグ=ブリアン条約)を主導したが、10年後に日本の満州侵攻を皮切りに第二次世界大戦の勃発を防げなかったことを例に挙げた。
(引用ここまで)


 CSISのマイケル・グリーン氏やクリントン政権時代に米朝枠組み協定を成立させたロバート・ガルーチ元国務長官補佐官らがムン・ジェイン大統領の国連演説での「終戦宣言を行いたい」という発言に対して「お前は何を言っているんだ」と糾弾気味に話しています。
 ……いやまあ、そうなるよなぁ。
 直後にも「空想的だ」という話が出てきましたが。
 今回の批判はさらにその上をいく苛烈さ。

 今回に関していうならアメリカのほうがどう見ても正論。
 終戦宣言だけを先にして、さまざまな実務は後からやるなんてことは狂気の沙汰ですよ。
 終戦宣言をまずやってみようというのはムン・ジェイン大統領の以前からの持論である、という言い方もできるでしょうが。
 であればその持論が間違っているというだけの話。

 マイケル・グリーンは「アメリカの意向とこれほど外れた演説を見たことがない」としていますが、アメリカだけではないですよね。
 南北朝鮮だけが得るものがあって、それ以外の世界のどこも得をしない。
 ムン・ジェインは「南北協調こそが未来だ」と語るのですが、ならず者国家を放置したままの未来を世界は許容しないのです。
 だからこそ、ムン・ジェインのヨーロッパ歴訪は失敗し、ASEANでの制裁緩和の主張も同様に失敗した。
 まあ、韓国の中では「あれは日本のロビー活動のせいだ」ということになっているようですが?

 空想は政策じゃないんだよな。
 それを実現させるための手段があってはじめて成立するものなのです。
 「相手が攻めてきたら酒でも一緒に飲んで語り合えばOK」みたいなバカなことを言っている連中がいますが、じゃあその空想で実際にアゼルバイジャンとアルメニアの紛争を止めてみろって話ですわ。


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