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日本からの韓国への「良い印象」が3割近く上昇で「日本からの韓国へ感情は改善」という報道は正しいのか?

韓国、日本への「良くないイメージ」20ポイント以上の増 対する日本側は「諦め」ムード?(J-CAST)
   韓国の国民が日本に対して抱く感情が1年で大きく悪化したことが、2020年10月15日に発表された「第8回日韓共同世論調査」の結果で明らかになった。ここ4年ほどは、日本を訪れる韓国人旅行者が増えたこともあって、対日感情は改善が続いてきた。だが、半導体の材料など戦略物資の輸出管理を日本側が強化したことや、それにともなう安倍晋三首相(当時)の発言に韓国側が反発。「良くない印象を持っている/どちらかといえば良くない印象を持っている」と答えた人の割合が、19年比で20ポイント以上増加した。

   一方で、日本側で韓国側に良くない印象を持っている人の割合は減少し、良い印象を持つ人は増えている。だが、事態は好転しているわけではなく、2015年の慰安婦合意や元徴用工をめぐる判決など問題は山積する課題の進展が見られないために「無関心」の域に達しているとの見方も出ている。 (中略)

 日韓で回答に大きな差が出たのが、「あなたは、相手国に対してどのような印象を持っていますか」という設問だ。韓国側の回答では、「良くない印象を持っている/どちらかといえば良くない印象を持っている」という回答が19年は49.9%だったのに対して、20年は71.6%に上昇。「良い印象を持っている/どちらかといえば良い印象を持っている」という回答は、19年の31.3%から12.3%に大幅に下落した。 (中略)

 一方で、日本側の韓国に対する感情は大きくは変化していない。「良くない印象を持っている/どちらかといえば良くない印象を持っている」という回答は、19年は49.9%だったが、20年は46.3%に下落。「良い印象を持っている/どちらかといえば良い印象を持っている」という回答は、19年の20.0%から25.9%に増加した。

   言論NPOの工藤氏は、15年末の慰安婦合意が事実上反故にされた問題や、元徴用工問題で日韓関係の膠着状態が続いていることを背景に、「無関心」や諦めに近い感情が生まれている可能性を指摘した。 (中略)

   世論調査では、「日本と韓国の関係は、現在の自国にとって重要だと思いますか」という設問もある。韓国側で「重要である/どちらかといえば重要である」と答えた人は82.0%いるのに対し、日本側は48.1%にとどまった。日韓関係の重要度への認識の違いが、好感度の変化にも影響しているとみている。
(引用ここまで)


 言論NPOという団体が行なっている、恒例の世論調査。
 2020年の数字的にはこんな感じ。

      良い印象  良くない印象
韓国→日本  12.3%   71.6%
日本→韓国  25.9%   46.3%

 一方で2019年の数字はこんな感じでした

      良い印象  良くない印象
韓国→日本  31.3%   49.6%
日本→韓国  20.0%   49.9%

 韓国側の印象の変化は主として日本の輸出管理強化によるもの。
 日本の韓国へ対する印象は「良い」が増え、「良くない」が減っている。このことから、韓国メディアでは「日本人の韓国への感情は改善」としている記事がいくつか出ています。

韓国人の対日感情悪化 日本人の韓国への感情は改善=共同世論調査(聯合ニュース)
 確かに数字的には「良い印象が約30%増!」って言うこともできるでしょうが。
 とはいえ、実際には低位安定でゆらぎの範囲内。
 言論NPOの解説にあるように「日本側に(韓国は)どうでもいい」という部分が増えている、白けた空気が漂っているのが実際。

 引用している最後の段落での「重要な国である/どちらかと言うと重要な国である」という認識が──

      重要な国
韓国→日本  82.0%
日本→韓国  48.1%

 これが日本の空気、だろうなぁ……。
 韓国という国に対して、日本からなにを働きかけてもダメ。
 なにもかもが無駄なのだ、という認識が拡がっている。

 今年に関しては韓国がなにか重大なしでかしをやっていなかったから、日本からの「良い印象」という数字は25.9%に戻りましたが。
 たとえば徴用工判決についての現金化があったとしたら、こんな数字にはならなかったでしょうね。
 印象が良くなったわけではなく、平穏だったということに対しての評価だと思ったほうがいいでしょう。

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