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WTO事務局長選挙、投票で圧勝したナイジェリア候補をアメリカが支持せずに結論持ち越し。韓国候補は漁夫の利を狙う展開に

「米国はWTO次期首長にナイジェリアの候補支持しない」(聯合ニュース・朝鮮語)
韓国候補が劣勢 ナイジェリアとの支持の差開く=WTO事務局長選(聯合ニュース)
米国が28日(現地時間)、世界貿易機関(WTO)事務総長評価調査で優勢を占めるナイジェリアの候補を支持しないと明らかにしたロイター通信が報じた。

米国はこの日午後3時WTO本部で開かれた全加盟国対象大使級会議で、ナイジェリアのオコンジョイウェアラ候補を次期WTO事務総長に支持しないと述べた。

事務総長選挙を管掌してきたデビッド・ウォーカーWTO一般理事会の議長がオコンジョイウェアラ候補が事務総長選出のための決戦ラウンドで、より多くの得票をした会議で発表したことによるものである。
(引用ここまで)

 事務局長選の最終候補には韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長とオコンジョイウェアラ氏が残っており、加盟国による全会一致で次期事務局長が決定する。WTOは同日午後には加盟国全体に調査結果を発表する予定で、オコンジョイウェアラ氏の選出を提案することが予想される。主要加盟国がどのような立場を明らかにするか注目される。

 ただ、163カ国・地域のうち、オコンジョイウェアラ氏が104カ国・地域の支持を得たとされる。消息筋は「これ程の票差を覆すのは難しい」としながら、韓国を支持する米国の立場もあるため、兪氏が辞退するかどうか今後の対応に苦心するだろうと説明した。
(引用ここまで)


 下馬評通りにナイジェリアから出馬しているオコンジョイウェアラ候補が加盟国164ヵ国から100票以上と多くの票を集め、逆転は難しい状況となっています。
 それでも反中国を掲げるアメリカは「中国の息のかかったナイジェリアからの候補を拒絶する」ということで、今日未明にもと期待されていた選出は一旦なし。
 韓国から出馬しているユ・ミョンヒ候補には事務局から「辞退してはどうか」という打診が来ているとのことですが、現在のところまで韓国側には辞退するつもりはない模様。

 とはいえ、WTOは上級委員会が機能停止に追い込まれているなど、改革待ったなしの状況であるのも間違いない。
 アメリカはその辺りで自国有利な形の交換条件にする、というところですかね。
 韓国はムン・ジェイン大統領自らが電話首脳会談でユ・ミョンヒに対しての支持を繰り返し求めるなどしていましたが、少なくとも現在では力及ばず。
 というか、オコンジョイウェアラ候補の得票はほぼ2/3に届く圧勝。思っていた以上の大差がつきましたね。
 アメリカがどこまで我を通すつもりなのか、という完全に「韓国」というものが関係ない戦いを繰り広げざるを得ない状況になりました。

 日本が「敵の敵は味方」としてオコンジョイウェアラ候補を支持したように、アメリカは「敵の味方は敵」として支持せずにユ・ミョンヒ候補支持に回る。
 WTO事務局長の座をめぐってちょっとした外交戦が繰り広げられているわけで、その辺りも興味が尽きない感じです。

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