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韓国大統領府は「慰安婦問題に主権免除を適用しない」との判決に沈黙を続ける……「望んだ判決」ではなかった模様

「100億の合意金は誰が持っていった?」慰安婦訴訟、日本政府への賠償判決に韓国ネット世論が憤る理由(文春オンライン)
 韓国・ソウル中央地裁が1月8日に下した、慰安婦問題をめぐる日本政府を相手にした損害賠償請求訴訟の判決が波紋を広げている。 (中略)

 慰安婦問題の関係者からは「歴史的な勝訴判決」との声が挙がる一方、日本から見ると意外に思われるかも知れないが、大手メディアや韓日外交の専門家、さらにはネット世論では、この判決に対して“冷淡な反応”が続いている。 (中略)

 判決後、直ちに南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使を招致して「強い遺憾」を表明した日本政府とは対照的に、韓国の大統領府は一日中、沈黙を通したのだ。

 この日の午後、大統領府の報道官室で行われたバックブリーフィング(公式ブリーフィング後の非公式ブリーフィング)では、今回の判決と、日本政府が「遺憾」を表明したことに対する大統領府の立場を問う記者の質問が続出したが、「外交部が説明するだろう」という言葉だけを繰り返した。 (中略)

 実は今回の判決によって、文在寅政権が苦境に陥ったと分析している韓国人の日韓問題専門家が多い。 (中略)

3大紙の一つ、『朝鮮日報』は、「率直に言って韓日関係は答えが見えない」という政府関係者の言葉を引用し、次のように指摘した。

「外交部は内部的に“訴訟却下”の可能性に重きを置いていたが、予想外の判決に困惑しているという。元慰安婦らに対する国民の声援とは別に、この判決が韓日関係にとって突出した変数になった」(電子版1月9日)
(引用ここまで)


 今回の判決が出た後の韓国側の反応についていろいろと言及している記事。
 ここでもやはり韓国政府はこの判決を望んでいなかった、とされています。

 そういえば木村幹教授も「韓国政府筋が年末までは楽観していたのが、慌てはじめていた」なんてTweetをしていましたね。



 判決からの外交部によるコメントまでの反応の遅さを見ても、韓国政府的には「予想もしていなかった」、そして「期待していなかった」判決が出てしまった、というのは間違いないところ。

 その一方で今回の判決は韓国政府、ひいてはムン・ジェイン大統領が導き出したというのも間違いないところなのですよね。
 政府間の合意である慰安婦合意を「被害者が納得していない」というやりかたで一方的に(実質上)破棄して、政治決着を忌避した。
 さらに徴用工裁判によってパンドラの箱が開かれて「日韓併合時期の出来事はすべて悪」という方向性に定まったのです。
 今回の判決はそうやって敷かれたレールの上に乗った電車が進んでいる一環でしかない。

 これ以降、一方的に電車は進むしかない。もうすでにレールは敷かれてしまっているのですから。
 日本側からは「どんな約束をしたところで覆される可能性があるのだから無意味」と韓国との関係性に虚無感が出てしまっている。
 まあ、それこそがムン・ジェイン政権の望んだものであるのでしょうが。
 自らの行動が行き過ぎていたことに気がついたけども、後戻りはできない状況。
 そしてさらにバイデン政権が発足して圧力が加えられるのも間違いない。
 ムン・ジェイン自ら、取り得る選択肢を狭めてきた結果がこれ、ということですね。


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