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韓国人「中国が韓国の歴史や文化を簒奪しようとしている!」「世界の教科書でも朝鮮半島が中国の領土扱いに!」……実際のところをチェックしてみると悲しげな事実が……

「朝鮮半島は中国に帰属」と海外の教科書に掲載された?(ノーカットニュース・朝鮮語)
東北工程は、過去2002年、中国が推進した東北3省(黒龍江省、吉林省、遼寧省)の歴史と文化に関する研究プロジェクトである。

この研究プロジェクトは、高句麗・渤海など中国の国境内で展開されたすべての歴史を中国史にするための試みとして、国内では「抗米援朝」と同様に、中国での歴史歪曲を指す代名詞としてよく知られている。

リー・ズーチーの歪曲に東北工程論議まで重なり、ネット上では「中国の東北工程によって海外の教科書では高句麗を中国史として認識している」という内容の文まで上がってきた。

特に「オックスフォード教科書で漢時期、朝鮮半島まで、中国の領土で記録されている状況」という具体的な問題提起も出てくる。果たしてそうだろうか。

ファクトチェックの結果、海外の歴史教科書で、韓半島の歴史を歪曲したという主張は事実である。

実際オックスフォード大学出版社が発行した2000年版の教科書」Ancient Worlds(古代世界の)」を見ると、本の冒頭に載っている「古代世界の文明(civilizations of the ancient world)」の地図で韓半島を古代中国の領土として含まさせている。 (中略)

ただし、中国東北工程に起因する意図歪曲なのかについては専門家の意見が分かれている。 (中略)

「事実、世界中の国でこのようなミス、エラーは多く発生している。私達が把握しているかぎりでは東北工程が出る前から、このようなミスが出てきた」とし「発見するとすぐに修正を要請しており、歴史的な事実であるため、ほとんど受け入れられている」と付け加えた。

外国からの韓国史研究が不十分で行われたエラーであるだけで、東北工程による意図的歪曲はない説明だ。
(引用ここまで)


 中国の東北工程は主として「高句麗(とその後継国の渤海)は中国であった」という主張をしているもの。
 場合によっては新羅も東北工程の範疇に入ることがあるようですが。
 歴史的事実を見てみると、高句麗(渤海)が中国文明圏であったのは間違いない事実で高句麗はそもそもの成り立ちが朝鮮半島側ですらない。

 高句麗は現在の中朝国境となっている鴨緑江の北側から発生して、そこから朝鮮半島へと領土を拡大していったというのが実際。
 韓国側からしてみたら「中国の歴史歪曲」ってなるのでしょうが。
 中国からしてみたら「いや、中国で発生した国だし」ってことになる。
 渤海も扱いが難しいところですが、版図は現在の中国部分のほうが大きいくらいだしなぁ。
 当時の唐との関係性が難しいところだけど。

 で、その東北工程によって世界各地の教科書や歴史について書かれた本で「朝鮮半島が中国の一部として扱われるようになった」という言説が韓国にはあるのです。
 昨今の「キムチの大元は中国にあり」という話についてもその文脈で語られますね。
 中国が韓国の文化を簒奪しようとしているのだ、と。
 地図に関していうなら、たとえば「メトロポリタン美術館で万里の長城が朝鮮半島にまで食いこんでいる」とか、そういうアレですね。

 「歴史の教科書で韓半島(朝鮮半島の韓国での呼び名)まで中国の一部として塗られてしまっている!」というのも、東北工程の一部である……というように受け止められているのですが。

touhoku1 (引用元:上記記事)

 ただまあ……日本列島は明白にユーラシア大陸から離れているので視認しやすいので、めったにそういったことはないのですが。
 朝鮮半島ってそう大きいわけでもないですし。
 記事中にもあるように「元々そのていどの扱いだった」というのが実際で、東北工程が影響を及ぼしているわけでない、とのこと。
 そういう実態がまた韓国人にとっては気に入らない部分なのでしょうが。
 各国での博物館での扱いとかと一緒で。

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