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北朝鮮のキム・ヨジョンから韓国に「米韓合同軍事演習を中止せよ」と命令……ムン大統領はどのような決定を出すのか

韓米軍事演習は「南北関係の将来曇らす」 金与正氏が談話(聯合ニュース)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長は1日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、「現在のような重要な時期に行われる軍事演習は北南(南北)関係の将来をさらに曇らす可能性がある」とした上で、8月に予定された韓米合同軍事演習に関する韓国側の決定を鋭意注視すると警告した。

 金与正氏は「数日間、南朝鮮(韓国)軍と米軍の合同軍事演習が予定通り強行される可能性があるという、気分を害する知らせを聞き続けている」とし、「われわれは合同軍事演習の規模や形式について論じたことがない」と指摘した。その上で「わが政府と軍隊は南朝鮮側が8月に再び敵対的な戦争演習を繰り広げるのか、または大きな勇断を下すのかを鋭意注視する」と警告した。
(引用ここまで)


 キム・ヨジョン党副部長から「米韓軍事演習は南北関係の将来を曇らせる」との談話。
 要するに「米韓合同軍事演習をやめろ」という命令ですね。
 いまのところ、韓国政府やムン・ジェイン大統領からの反応はありませんが。
 アメリカからは「どのような決定であろうとも(韓国とアメリカの)両国の合意で」とのコメントが国務省報道官から出ています。

米 韓米演習けん制の金与正氏談話に「いかなる決定も両国合意で」(聯合ニュース)

 絶妙なタイミングで北朝鮮による演習中止命令が出てきましたね。
 先月末に南北の軍事ホットラインが相互合意で復旧したというニュースがありまして。
 2019年のハノイでの米朝首脳会談破談からこっち、まったくもって韓国との対話に興味を持ってこなかった北朝鮮が韓国との対話に応じたわけです。
 韓国ではこの軍事ホットラインの復旧をあたかも瑞兆であるかのように報道されていたのですね。

南北対話「最後の機会」つかんだ文政権…「飛び石を置いて暗礁を克服」(中央日報)

 ですが、北朝鮮がそんなに甘いわけもなく。
 この「演習を中止せよ」という韓国への命令を下すための伏線だったということです。
 2017年にアメリカの空母が西太平洋に集合したタイミングで開戦すらありえたことを思い起こせば、北朝鮮にとっては演習が行われるかどうかは国家の生命線に関わる事項。
 このキム・ヨジョンからの命令にムン・ジェイン政権がどう出るか。
 2年半、完全に無視されてきたところからようやく軍事ホットラインの復旧で対話の芽が見えてきた……というところで、演習を行って北朝鮮からの不興を買うことができるのか。
 ……まあ、無理だろうなぁ。
 そんな胆力があれば対日外交ももうちょっとどうにかなってますよ。

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