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東京五輪:スポーツクライミングの旭日旗意匠に対して、韓国NOCが「あれは旭日旗ではない」と言い張る理由とは?

<東京五輪>外信も「旭日旗クライミング」だというのに…大韓体育会長「拡大解釈だ」(中央日報)
東京オリンピック(五輪)スポーツクライミングで「旭日旗」の形状をしたクライミング課題が登場して論争になっている。5日、東京青海アーバンスポーツパークで開かれた男子複合決選でボルダリング第3課題が日本の旭日旗を連想させるというものだ。

ボルダリングの課題は競技直前まで非公開だが、第3課題は放射形をしていた。ユーロスポーツ、アウトサイド、プラネットマウンテンなど外信はこの課題を「ライジングサン(Rising Sun)」と呼んだ。「昇る太陽(旭日)」という意味だ。

さらに国際スポーツクライミング連盟(IFSC)も公式ホームページでボルダリング第3課題を「旭日旗」と解釈した。IFSCは「灰色のボリュームと小さな黄色のホールドで構成された『日本のライジングサンのシェイプ(Japanese rising sun shape)』の第3課題では、すべての選手がゾーンには到達したが、誰も完登することができなかった」と伝えた。

最も登りにくいコースが旭日旗のシェイプだった。旭日旗は第2次世界大戦当時、日本が韓国を含めた他国を侵攻するときに使った帝国主義の軍旗だ。日章旗の赤い太陽の周囲に朝日の光線が広がる様子を形象化している。 (中略)

開幕前、大韓体育会は選手村に李舜臣(イ・スンシン)の横断幕(臣にはまだ5000万の国民の応援と支持が残っています)を掲げたが結局撤去した。国際オリンピック委員会(IOC)が「政治的な宣伝活動を禁ずる」とした五輪憲章第50条の違反を挙げて撤去を要請し、大韓体育会も「競技場内の旭日旗使用にも同じように適用する」というIOCの約束を受け入れて横断幕を撤去した。

大韓体育会の李起興(イ・ギフン)会長は8日、東京のメインプレスセンターで開かれた記者会見で「今大会のスポーツ外交の成果と言われれば、IOCから今後旭日旗を競技場で使用できないように文書を受けたこと」と自評した。 (中略)

スポーツクライミングの旭日旗の形をした構造物にも、旭日旗を連想させる日本ゴルフ代表のユニフォームにも何もできなかった。前日、日本女子ゴルフの稲見萌寧はこのユニホームを着て銀メダルを取った。

李会長はスポーツクライミングの旭日旗のシェイプなどに関連する質問に「観点の違いだと考える。すべての状況を一つのものさしで見ることはできない。適切か、行き過ぎているかの問題だ。IOCや日本組織委と多くの話をやりとりし、書面で受けたということは公式化されたことだ。これからはそのようにはできないだろう。選手村前(のデモも)初めはあったが、その後は警視庁ができないようにした。ゴルフ場クライミングは形状物として見て、そこまで考えなかった。考える余裕もなかった。行き過ぎた拡大解釈ではないのか、私は個人的にそのように考える」と述べた。李会長は「行き過ぎた拡大解釈」という単語を使った。

だが、10年以上にわたり旭日旗退治と独島(トクド、日本名・竹島)守護運動を行ってきた誠信(ソンシン)女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は「私は(李会長の)意見に反対だ。ユーロスポーツと国際スポーツクライミング連盟も『ライジングサン』と表記したのに、拡大解釈とは。赤色の点に16本の光線があるから旭日旗なのではない。戦犯旗を意図的に形象化した構造物も大きな問題」とし「大韓体育会がIOCに公式文書を受けたというが、拡大解釈だと言うのではなく、実行して手本を見せる良い機会だ。当然抗議しなければならない」と明らかにした。
(引用ここまで)


 そう。まったくもってその通り。
 ムン・ジェイン政権から嫌われて、各国のスポーツ組織にメールを送るだけの作業しかできなくなったソ・ギョンドク教授について、楽韓Webでは「こいつの活動なんてなんの意味もない」と取り上げることはありませんでしたが。
 スポーツクライミングについてはまったくもって彼の言うとおりですよ。
 「IOCが公式に旭日旗の使用を禁止した」のであれば、抗議するべき。
 徹底的に問題解決を求め、あのルートセッティングを認めた国際スポーツクライミング連名を糾弾しなければならない。

 外信でも「旭日旗を象ったボルダー3(boulder three featured a Japanese Rising Sun)」としてニュースになっています。
 すべてを見たわけではないですが、いくつか見た英語のニュースでそれを問題視しているところはありませんでしたね。話題にすらなっていません。ただ「旭日旗」を模した形の……というだけ。
 というわけで、あれは確実に「旭日旗」、「旭日模様」に敬意を払った意匠であることは間違いないでしょう。
 オマージュ、トリビュート、リスペクト……まあ、単語はなんでもよいですが。
 スポーツクライミングのルートセッターが一種の慶事であるオリンピックに、慶事を祝う旭日模様を持ってきたということでしょう。
 いいセンスしてるね。

   なので、大韓体育会会長が主張するように「IOCは旭日旗の使用を一切禁止した」「それを文書で受け取った」のであれば、それを盾にしてIOCに抗議すべきですし、徹底的に問題解決を要求すべきです。
 どこのメディアも「あれは旭日旗をあしらった模様だ」としているのですから。
 でも、彼は「スポーツクライミングの模様が旭日旗だというのは拡大解釈だ」と言い出している。
 なぜか。

 どこかに間違いがあるのでしょう。
 彼が言うように「あれを旭日旗と見るのは拡大解釈」という部分なのか。
 それとも「IOCが公式に旭日旗の使用を一切禁止した」という部分なのか。
 大韓体育会、すなわち韓国のオリンピック委員会として、正式な反応を出すべきだと思いますが。

 ま、できないでしょうね。
 「あれは旭日旗だ」として抗議することもできないし。
 「これがIOCから出た文書だ!」として示すこともできない。
 なんででしょうねー。不思議だなぁ。

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