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韓国政府、GSOMIA破棄でアメリカに激怒されることは想定外だった模様。記者会見での言葉があまりにも支離滅裂で哀れになるほど……

GSOMIA終了 米国の失望は「当然」=韓国大統領府(聯合ニュース)
「大統領演説に日本は感謝もない」 韓国高官が破棄釈明(朝日新聞)
 青瓦台の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は、この日の会見で「米国がわれわれにGSOMIAの延長を希望してきたことは事実だ」としながら「米国が表明した失望感は米国の希望が実現しなかったことによるもので、失望するのは当然だ」と言及した。 (中略)

金次長は「われわれは米国と十分に意思疎通・協議し、米国はこれに対して希望通り延長されなかったことに失望したと考えている」としながら、「だが重要なのは、この機会が韓米同盟関係をさらに一段階アップグレードできるきっかけになることだ」と述べた。
(引用ここまで)

大統領府の金鉉宗(キムヒョンジョン)・国家安保室第2次長は23日、「韓日間で基本的な信頼関係が損なわれており、韓国として維持する理由がなくなった」と述べ、改めて日本側に責任があると批判した。

 金氏は、韓国側が元徴用工問題をめぐる大法院(最高裁)判決などについて、外交的解決をめざす対話を求めてきたとし、「日本側は全く真剣に取り組まなかった」と主張。文在寅(ムンジェイン)大統領が日本統治からの解放を記念する今月15日の「光復節」式典で行った演説についても、「高位級の人物が日本を訪問し、発表前に内容を知らせたのに、日本側は何の反応も見せず、感謝の言葉もなかった」と批判した。
(引用ここまで)


 ひとつ前のエントリで扱ったキム・ヒョンジョン国家安全保障室第2次長の会見。
 「ホワイトハウスと意思疎通の上でGSOMIAを破棄した」という部分以外の言葉。

 「アメリカが失望したのは当然だ」「だけども、この機会が米韓同盟をさらにアップグレードできるきっかけにすることが重要」
 正直……なにを言っているのか、さっぱり理解できません。
 翻訳ミスかと思って原文を見にいったのですが、まんまこの通りのことを言ってました。

 なんか昔、こんな文章を目にした覚えがあるなぁ……って記憶を辿ってみたところ。
 高校の時に夏休みの読書感想文を書くのを忘れていて、あらすじだけ把握して1時間で原稿用紙5枚分の感想文を書いた時の自分の文章でした。
 前後がつながっていない。
 なにを書いているのか意図が汲み取れない。
 戻ってきた感想文を読んだ時は我ながら苦笑を禁じ得なかった代物でしたわ。担当の先生、その節は申し訳ありませんでした。

 キム・ヒョンジョンの言っていることはそんな高校生のダメな読書感想文と同クラスに意味不明。
 アメリカ側の反応が思っていた以上に激烈だった。
 キム・ヒョンジョン的には筋を通したつもりになっていたのに、まったく通用していなかったというわけです。
 で、今日になって慌てて対応して会見したものの、どうにも辻褄があわないセリフを垂れ流しているだけ。
 彼の中ではアメリカに怒られる予定ではなかったので、言っていることが支離滅裂になっているのですね。

 で、最終的には責任を日本になすりつけようとしているのですが。
 8月15日の大統領演説でありがたくも「対話の手を差し伸べた」にも関わらず、日本は動きを見せなかったのだ。だから日本が悪い、と。
 あんな曖昧な話をされてもどうすればいいのやら。
 読売新聞からも「具体性がない、やり直し!」くらいの勢いで否定されていたものでしたね。
 あんな曖昧な物言いのものから、なにかを読んで動けって(笑)。
 そんなこと言われてもどうすりゃいいのさ(コロコロ・AA略)。

 昨日もキム・ユグン国家安保室代1次長が同じことを語っていましたけどね。
 知らんがな。
 ムン・ジェインの演説はその内容が遍く公開されているので、その呼びかけの曖昧さは理解してもらえるでしょう。
 なにより、日本が請求権協定に基づいて外交協議を延々と呼びかけてきた事実は残されています。
 ルールに従って行動するということの重要性がここでも発揮されていますね。

 どうもこういった韓国側のリアクションのあたふた具合を見るに、本気で「アメリカに韓国の行動を理解してもらえている」と勘違いしていたっぽいなぁ……。
 アメリカからの「破棄するなよ!」っていうのを本気でフリであると思いこんでいたのでしょうね。
 本当にムン・ジェイン政権には素人しかいないんだな。

アメリカ政府、韓国のGSOMIA破棄にマジギレ。国務省「安保問題でムン・ジェイン政権は思い違いをしている」と声明……こんな強い言葉、外交用語で見たことないわ……

韓国は「思い違い」と米国務省(共同通信)
協定破棄は米国と緊密に協議したと韓国(共同通信)
米国務省は22日、韓国の日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定に関し「北東アジアの深刻な安保問題への文在寅政権の思い違いを示していると、文政権に繰り返し明確に伝えてきた」と明らかにした。
(引用ここまで)

韓国大統領府の金鉉宗・国家安保室第2次長は23日、記者会見し、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定について、検討過程で米韓両国の国家安全保障会議(NSC)が「緊密に協議してきた」と述べた。
(引用ここまで)


 ポンペオ国務長官の「失望した」という声明、ついで国防総省報道官からの「深い懸念と失望」という言葉に続いて、出てきたのが韓国大統領府からの表明があった「アメリカはGSOMIA破棄に理解を示している」という言葉をアメリカ政府関係者が完全否定
 さらに国務省は追い打ちで「韓国は安保について思い違いをしている」とばっさり。

 これまでも何度か書いていますが、基本的に外交用語というものは角を丸めて語られます。
 不要に尖った言葉のやりとりで起こす必要のない戦争が起きたこともあるがための用心で、滅多なことでは激烈な言葉というものは出てきません。
 少なくとも先進国では。
 なので「失望」だの「懸念し、失望」という言葉は最大限の警告といえます。軍事同盟を結んでいる同盟国に対しての言葉であればなおのこと。
 そこにさらに追い打ちで「安保ってものを思い違いしてんな、お前」くらいの物言い。
 どれだけアメリカが起こっているか分かってもらえるんじゃないでしょうかね。

 で、その一方で韓国側は「GSOMIAの破棄についてはアメリカと緊密に協議してきた」と記者会見。
 その主はキム・ヒョンジョン国家安保室第2次長。
 あー、やっぱりGSOMIA破棄の戦犯はこいつか。
 キム・ヒョンジョンは7月に日本が半導体材料の輸出管理強化を宣言してから、アメリカに渡って手ぶらで帰ってきた例のヤツです。
 もしくはラジオ番組で「日本にDRAMの輸出規制をしたら向こうはパニックになるぞ」と言っていたアレと書けば思い出してくれる読者も多いのではないでしょうかね。
 その翌日には大統領府報道官が「あの言葉は輸出規制を意図したものではなかった」とかフォローに廻ったのは記憶に新しいですね。  さらにその後、日本が韓国から輸入しているDRAMは全体の21%にしか過ぎないことが分かって、キム・ヒョンジョンの言葉はデタラメだったことが分かるのですが。

 今月の文藝春秋の牧野愛博氏の記事にいわく「ニューヨークで弁護士をやっていたやり手で英語に堪能。現在の大統領府の外交は彼が仕切っているも同然」とのこと。
 大いにアメリカとのコネクションはあるのでしょう。
 ただ、自分の知己とだけ話し合って実際のアメリカ政府との折衝をしてこなかったという可能性が見えますね。
 手ぶらで帰国していた際にも「我々の論理にアメリカは共感してくれた」とかなんとか言っていましたっけ。
 現実が見えていないムン・ジェイン政権の外交を牽引する人物らしい話です。
 まあ、この人物がGSOMIA破棄を主導したのであれば、あり得る話だな……という感触です。

 しかし、アメリカの「思い違いしてる」っていう指摘はすごいですわ。
 日本側もかなり不快感を露わにしていますが、それがすっかり霞んでしまうくらいの強さ。
 こんな言葉が出てきたことなんて、少なくとも過去10年くらいでは記憶にないです。
 本当にムン・ジェイン政権のやりようが不快なのだな……。

韓国政府「GSOMIA破棄はアメリカも理解している」→アメリカ「そんな話は一切していない」

予想外の超強気……大統領府はなぜ「GSOMIA」を終了したか(ノーカットニュース・朝鮮語)
アメリカ政府当局者「韓国GSOMIA決定は、私たちに教えてくれたのとは正反対...ムン・ジェイン政府集団安全保障の約束に根本的な疑問」(韓国経済新聞)
GSOMIAは日韓両者間の問題だが、実質的には韓米日三角安保体制を強力に希望する米国の意向が働いている。

日本が最終的に拒否したものの、米国の意向を尊重して「紛争暫定中断」(standstill)を提案し、GSOMIAに関する限り、韓米間のリアルタイムコミュニケーションを行い不必要な誤解を招くを遮断した。

青瓦台の関係者は「(このような過程を介して)、私たちの外交的努力に日本の反応がない場合はGSOMIA終了は避けられないという点を力説した」とし「このため米国は韓国政府の決定を理解している」と述べた。
(引用ここまで)

米国政府高官が22日(現地時間)、韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)終了の決定について「私たちに教えてくれたのとは正反対」とし「これは集団安全保障のムン・ジェイン政府の約束に根本的な疑問を提起している」と明らかにした。別の政府筋も、今回の決定を米国が理解しているという大統領府側の説明について「事実ではない」とし、韓国に抗議の意を伝えたと述べた。米政府当局者が韓国政府の説明を直接反論して出てGSOMIA決定に先立ち、韓米間の事前協議が正しく行われたかどうかをめぐり議論が予想される。
(引用ここまで)

 うーむ。
 韓国大統領府からは「アメリカ政府はGSOMIA破棄について理解している」という話が出ています。
 韓国経済新聞にもそんな感じの記事が載ってました。

韓経:<GSOMIA破棄>ビーガン代表訪韓中の決定…米国には了承得たか(韓国経済新聞)
外交部の高位当局者は「なぜGSOMIAを再考せざるをえない状況なのか米国も十分に理解していると考えている」と述べた。続けて「我々としては、日本と機密軍事情報交換の枠組みを維持することができる状況ではないという立場を伝えた」と付け加えた。
(引用ここまで)

 韓国国内ではビーガン特別代表が帰国を延ばしてわざわざ韓国に滞在したのは「アメリカがGSOMIA破棄に対して理解を示したからだ」というような話になっているのですね。
 で、大統領府関係者もそんなコメントを出している。

 ですが、その報道に対してアメリカの当局者は反発。
 「理解などしたことはない」と反論。
 そして「GSOMIA破棄は先だって我々が聞いていた話と180度異なった結論」「ムン・ジェイン政権の集団安保の約束について根本的な疑問を提起したと捉えている」との発言もあったとのこと。

 大統領府は「アメリカが理解している」と誤解したのか。
 それとも「アメリカも理解している」と口先だけで言っておいて、アメリカが抗議しなければ儲けものくらいに考えていたのか。
 後者のような気がしますね。
 これまでのデタラメさからしてみると。いわゆる「嘘でした」シリーズのひとつ。

 GSOMIA破棄に対して、どれだけアメリカが激怒するかということをまったく理解していなかった……ということでしょうね。
 あくまでも外交カードとして日本に向けて切っただけで、アメリカは大して反応もしないだろうくらいの認識だったと。
 GSOMIAは前政権においては結ばれた協定で、その前政権の外交に関わった外交部の官僚はほぼすべて更迭されるか、外交部を辞めている状況。
 外交部に残っているのはムン・ジェインに尻尾を振る無能者だけだという話ですから。
 その重大性を説明することも理解することもできなかった……というのは一応の説明になるかな。

 ムン・ジェイン政権の現実把握能力というものにかなり疑問が出てきましたね。
 いや、事前からあるていどふわふわした政権になるだろうな、という予想はついていたのですよ。
 指名した閣僚がムン・ジェインの周囲にいる学生運動経験者ばかりということもあって、まともな政権運営は無理だろうなぁ……と。
 実際に経済政策は実に分かりやすくそうなりました。
   で、今度は外交で舵取りを大きくミスったと。
 単発でこうなったというわけではなく、現実認識を欠いていたがために延々と間違った分岐を辿ってきただけという感じですが。
 まあ……想定以上に能力不足なのだなぁ……といったところでしょうかね。

Amazon芸オールスターズになりそうな予感。
平気でうそをつく人たち:虚偽と邪悪の心理学
M・スコット・ペック
草思社
2011/8/12

アメリカ、韓国のGSOMIA破棄に激オコ。ポンペオ国務長官「失望した」→ 国防総省報道官「強い懸念と失望を表明する」……まあそれもそのはずで……

米国務長官「韓国の決定に失望」 GSOMIA破棄(朝日新聞)
 米国のポンペオ国務長官は22日、訪問先のカナダ・オタワで記者会見し、韓国が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))の破棄を決めたことについて「失望した」と述べた。米国防総省も「懸念と失望」の声明を出すなど、韓国の決定を批判した。その上で米政府は、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮などへの対応について、日韓協力の重要性を強調し、日韓両国に関係改善を求めた。

 ポンペオ氏は記者会見で、同日朝に韓国の康京和(カンギョンファ)外相と話したことを明らかにし、「機密情報を共有する協定に関して行った韓国の決定に失望している」と韓国の対応を非難した。 (中略)

 また米国防総省のイーストバーン報道官は22日午前に声明を発表し、「米日韓が連帯し協力するとき、我々はより強くなり、北東アジアはより安全になる。機密情報の共有は我々が共通の防衛政策と戦略を発展させるカギだ」と強調した。

 さらに同日午後に同報道官は、2度目の声明を出し、「文在寅(ムンジェイン)政権がGSOMIAの更新を行わなかったことについて、強い懸念と失望を表明する」と強い調子で批判。そして「日韓関係においては、ほかの分野で摩擦があるにしても、防衛と安全保障における相互協力は完全であり続けなければならないと強く信じている」と訴えた。
(引用ここまで)


 ポンペオ国務長官が「失望した」を表明。
 さらに国防総省報道官が「強い懸念と失望」を表明。
 国務長官がこうして同盟国の軍事、安保に関する決定に対して「失望した(disappointed)」って表明するのはかなり珍しいというか。……少なくとも日本に対して使われた覚えはちょっとないですね。
 他の分野で思い出してみても、5年前の安倍総理の靖国参拝に対するアメリカ政府の声明くらいかな。
 中国と北朝鮮に対しては山ほど使っていますが。

 まあ、それもそのはずで。
 慰安婦合意とGSOMIAはセットなのですよ。どちらもアメリカが裏で動いていたことは間違いない。
 慰安婦合意に至っては合意のあった当日に当時のケリー国務長官が歓迎の意を表明しています。
 で、その翌年にGSOMIAが締結されたわけです。
 そのセットをムン・ジェインは両方とも蹴飛ばしたのです。
 おまけに帰国予定だったビーガン特別代表を居残りさせて、延長宣言を待たせていたというのにこの所業。
 そりゃ、アメリカとしてもこのくらいのことは言うでしょうよ。

 アメリカの識者からは「GSOMIAの破棄は米軍撤退、軍事同盟消滅にもつながる」と警告され、さらには韓国の保守派からも同じような話が出ています。

<危機の韓日関係、連続診断11>「GSOMIA破棄は韓日米安保協力からの離脱と映る」(中央日報)

 ですが、ムン・ジェイン政権としてはそういった声があるからこそ、むしろ破棄に向かったということなのでしょうね。
 反米、反日、親北であるということをより鮮明に打ち出したわけです。
 ムン・ジェインが内閣改造で法務長官に指名したチョ・グク候補が野党からもマスコミからも国民からもボッコボコに叩かれている中、怒りの矛先を変えたかったというのもあるかもしれないな……。

 いやぁ、こんなもの読めるわけがない。
 楽韓Webでは何度かGSOMIAの延長に関して言及した時に「常識的に考えれば」という前提で「延長しかあり得ない」と書いてきています。
 先月の30日今月の5日20日と「常識的に考えれば延長の一手」と書いてますね。
 ただ、20日の時点ですでに不穏な空気を感じ取っていたのか、「そうとは言い切れない部分がある」とも書いていましたが。
 武藤元大使の発言も「(常識的に考えれば延長だけども)韓国の人は感情的になったときになにをするか分からない」というものだったので、似た話ではあるのですが。

もう当分これしか貼れないんじゃないかって勢いね。
文在寅という災厄
武藤正敏
悟空出版
2019/07/26

韓国政府「GSOMIAがなくなっても南北の軍事的緊張は低いのでなにも問題ない」「8月15日のムン・ジェイン大統領の言葉にも日本は動きを見せなかった。だから破棄した」……おまえはなにを言っているんだ

カテゴリ:日韓関係 コメント:(343)
[一問一答]大統領府「GSOMIA破棄、原則通り決定」(アジア経済・朝鮮語)
-GSOMIA終了によって、安保状況には懸念がまったくないと考えているのか。

▲破棄というよりも終了だ。我々は延長をしないということだ。GSOMIA21条3項に従ったものだ。いわゆる行動要領で私たちは、協定に合わせたものであり、外交ラインを通じて日本側に私たちの決定事項を正式通知する。終了であって破棄ではない。破棄は、まるで私たちが何か間違いでも犯したかのようだ。終了であるということを明確にしておきたい。

安保において「まったく」と表現したが、安保上の不確実性の面で「まったく」という用語は、適切ではない。しかし、現政権になってからというもの国防予算の増加、韓米間の協力と周辺国との協力は、あらゆる以前の政権よりも立派だと思う。さらに現在、南北間の軍事合意書による軍事的緊張は非常低くなっている状況である。北米間の対話局面を模索する状況であり、状況の進展に合わせて評価するなら安保状況に我々はあると考えている。

-祝辞に対して日本の反応がないとしたが、日本の反応がなかったというのは光復節祝辞のことか。

▲大韓民国大統領が8月15日非常に意味のある慶祝辞をしており、非常に意味のあるシグナルを送ったと思う。しかし、公開的な日本の要人の発言と外交部を通じta日本側の反応は実質的になにもなかったといえる。

-昨日、今日を起点として判断したのか。

▲昨日、今日に判断したものではない。昨年からこの問題を解決するために取った複数の外交措置と米国との関係にもかかわらず、日本の反応は変化がないということだ。そして大統領演説を含めて、これだけ見てそう(判断)したものではない。
(引用ここまで)


 GSOMIA破棄に対してキム・ユグン国家安保室第1次長が会見を行いました。
 でもって、GSOMIA破棄の理由は「8月15日に大統領談話で秋波を送ったにも関わらず、日本の態度が変わらなかった」ことを挙げています。
 ……おまえはなにを言っているんだ。

 8月15日の演説って「対話と協力の道へ向かうなら喜んで手を結ぶ」って言ったあれ?
 あれで日本にどうしろと。
 読売新聞も社説で「具体性がない」と言っていたように、そんなことを言われてもどうにも動きようがない代物。
 あれで「日本が動かなかったからGSOMIA破棄」とか言われても。

 で、さらに「GSOMIAが終了されても、南北の軍事的緊張は低くなっているので問題ない」って話なのですが。
 ……おまえはなにを(略)
 北朝鮮は件の光復節演説の翌日に韓国全土を射程に収めるミサイルを発射してきただろうに。
 それともなにかい、あれは「2045年に南北統一を遂げる」っていうムン・ジェインの言葉に対する祝砲だとでもいうのかね。

 本当に現実認識ができてない政権なんだな……。
 昼のワイドショーで武藤正敏氏から「韓国の人は感情が高ぶったときになにをするか分からないので破棄する可能性はあると思います」との発言があったとのこと。
 またまた大正解でしたね。