ユン・ソクヨル前検察総長の義母C氏(75)とC氏の子らが、京畿道楊平郡(ヤンピョングン)でマンション建設事業を行う過程で、C氏が周辺一帯の農地数百坪を買い入れた事実が確認された。農業を営む農民だけが農地を買えるように定めた農地法に違反した典型的な投機手法という指摘が出ている。特にC氏は、この過程で公示地価が少なくとも2倍以上上がった土地を、買入価格のまま子らが株主となっていた家族会社に売却し、違法贈与の議論も提起されている。
本紙の取材の結果、C氏は自身が代表である不動産開発会社ESI&Dを通じて、2006年12月6日に京畿道楊平郡楊平邑の林野1万6550平方メートルを購入し、同月、自分の名義で公興里(コンフンリ)259番地などの一帯の農地5筆(2965平方メートル、約900坪)も買い入れた。ESI&Dは、C氏とC氏の子らが株式を100%所有している家族会社だ。営農法人でない不動産開発会社は法律上農地を買うことができないため、比較的緩やかに管理されてきた個人名義での農地取得を選んだという疑惑が起きている。
専門家らは、C氏が会社設立の翌日から1カ月間、林野数千坪と農地を相次いで購入したことについて、典型的な投機手法だと指摘している。
(引用ここまで・太字引用者)
……ハンギョレが必死すぎる件について。
ユン・ソンニョル(ソクヨル)前検察総長の義母が農地として購入した土地を用途変更し、都市開発が決定してからマンションを造成して100億ウォンも儲けたのだ。土地投機の典型的手法だとしています。
記事を読むかぎりでは、ユン氏がそれに関わっているかのような話に見えますね。
そもそもの土地取引自体の真偽は不明ですが左派メディアであるハンギョレが報じ、オーマイニュースなども乗ってきています。京郷新聞は無視している感じですね。
えっとですね。
記事にもあるように、その「義母」が土地を購入したのは2006年。
ユン氏が結婚したのは2012年のことです。
はい、解散。
すっかり不動産の不正取得がソウル・釜山の同時市長選挙の争点となってしまっています。キム・サンジョ政策室長が「家賃(チョンセ)上昇率は5%以下にする」という法律施行前に、自分が持つ江南の投資用マンションで14.1%という引き上げをしたことで更迭されたこと、あるいは与党側ソウル市長候補の夫が東京にマンションを持っていることで糾弾され、言い訳を小出しにして支持率を下げていったなんてところ見ても最大の争点はそこ。
地方自治体の選挙に関係なくないか、とは思うものの。
韓国人にとって「政治」でもっとも大きいのは不動産がどのように扱われるかですからしかたない。
というかですね。「取材の結果」ってなってますが。
検察総長は高位公職者の一員なので、世帯単位での財産内容公開が義務づけられています。
なので、このことも公知であったはずです。
だけども、ハンギョレは公開をここまで引っ張ってきた。
明後日のソウル・釜山同時市長選挙にぶつけてきたのでしょう。
そして「ほら見ろ、保守派だってこうやってるんだ!」と糾弾し、与党側を有利にしたいという目論見だったのでしょうけども。
まぁ……弾がしょぼすぎるなぁ。
ムン・ジェイン政権に向かって4年間、ふつふつとたまってきた鬱憤が噴出しようとしているのですから。
こんな弾ではどうにもならないと思います。
投票日に即日開票され、おそらくはムン・ジェイン大統領のレイムダック化が進む結果となることでしょう。