「子供の入試不正」と「青瓦台監察もみ消し」等の疑惑で下級審で実刑宣告を受けたチョ・グク(59)祖国革新党代表の政治的運命を分ける最高裁判決が12日出てくる。
8日法曹界によれば最高裁3部(主審オム・サンピル最高裁判事)は12日午前11時45分、チョ代表と配偶者チョン・ギョンシム(62)前東洋大教授の上告審判決を宣告する。
2019年12月に起訴された後、5年ぶりであり2審宣告後10ヶ月ぶりだ。 (中略)
最高裁で2審判決がそのまま確定すれば、チョ代表は拘束され、議員職を失うことになる。 次の大統領選出馬も不可能だ。
チョ代表は「12・3非常戒厳事態」を収拾するとして最高裁に4日宣告期日延期を要請した。しかし、最高裁は同日まで何の決定も下していない。 最高裁で一度決めた期日を延期することは珍しい。
(引用ここまで)
チョ・グク関連のニュースをいくつか。
まず、戒厳令事態が起きてすぐに「この事態を解決するためには私のリーダーシップが必要だ!」とか言い出して、大法院(最高裁に相当)に12日に予定されている判決言い渡しを延期してくれと申請しています。
ただし、大法院からは対応ゼロ。
前例もないとのことで、12日に判決は変わらなそうです。
現在のところ、高裁判決がそのまま引き継がれるだろうとの予想がほとんど。
地裁、高裁共に懲役2年の実刑でした。
懲役以上の判決が出た場合、議員職喪失、被選挙権喪失となります。
あと政党代表の立場も失うんだったかな。
さて、その一方でチョ・グクが感謝状を偽造してまで医学部に入れた娘であるチョ・ミンですが。
歌手デビューしていたり。
なんだかんだでインフルエンサーとして活動しています。
医師免許剥奪、医学大学院の入学取り消し、高麗大学の入学取り消しで高卒扱い。
それでもまあ「悲劇のヒロイン」みたいな扱いになって、左派のアイコンとしてやっていくのだろうなと楽韓Webでは予想したことがあります。
それが化粧品会社を立ち上げてCEOになったそうですよ。
チョ·グクの娘、チョ·ミンのびっくり近況…ユーチューバーに続き「化粧品CEO」になった(中央日報・朝鮮語)
ちなみに偽造書類を提出したことで大学の業務妨害をしたとして裁判はまだ継続中。
「入学取り消しはおかしい」として争う姿勢を見せていたのですが、「裁判所から反省なしと見なされたら実刑もあるぞ?」って話になったら、あっさりと入学取り消しを受け入れました(笑)。
うちって日本で一番、チョ・グクの動向を細かく追っているサイトではないですかね。
12日の大法院判決も速報予定です。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex