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2020年12月

韓国与党「トリチウムは自然界に存在しない危険な物質だ。月城原発は閉鎖しなくては!」……ああ、そういうアレね

カテゴリ:韓国電力・停電 コメント:(76)
韓国与党「三重水素、自然にない危険物質」···原発学界「怪談レベル」(ソウル経済・朝鮮語)
共に民主党は、△排出管理基準値である4万Bqの18倍に達するリットル当たり最大71万3000Bqの三重水素が検出されたし△三重水素は、自然に存在しない原発事故や核実験にのみ検出される危険な物質であり、△三重水素とは異なり、コンクリートを透過することができない「ガンマ核種」が検出されたのは、コンクリート水槽に亀裂が発生したと主張した。それとともに「三重水素が大したことではないと言うものは、これらの福島原発の汚染水排出も行われないと言う嘘つき」と声を高めた。民主党は来る18日、月城原子力本部を訪問し、現場調査を進める一方官民合同調査委員会の構成も検討すると明らかにした。

原子力の専門家たちは、このような与党の主張が「怪談レベル」と批判した。チョン・ヨンフン韓国科学技術院(KAIST)原子力と両者工学科教授は「三重水素は、自然でも作られていた」と「自然であれ人工であれ、危険性は放射性物質の量と種類に依存するもの」と指摘した。三重水素は宇宙から飛んでくる宇宙線(cosmic ray)に含まれて雨水など溶けているというものである。

71万3000Bqという検出量も意図的な歪曲に近いという指摘が出ている。排出管理基準値は、浄化作業を経て外部から測定する必要がある数値であるが、原発内部に溜まった水を測定した結果で基準値を超えたと主張することは論理的に合わないというものである。チョン教授は「原発内の地下水に、その程度の濃度の三重水素を検出することは、通常の運転の過程」とした。
(引用ここまで)


 昨日、「韓国の与党が『月城原発から基準値超えのトリチウムが検出された』としているが、それを信じることはできない」というエントリを書きました。
 その理由として「韓国の与党、およびムン・ジェイン政権は原発ゼロ政策を標榜しているから」というものを挙げていましたね。
 実際に月城原発1号機は虚偽報告によって廃炉に追いこまれたことが判明しています。

 で、今日になって共に民主党側が月城原発のトリチウム検出についての記者会見を行ったのですが。

・「基準値の18倍のトリチウムが検出された」
・「トリチウムは自然に存在しない危険な放射性物質だ」
・「トリチウムの危険性を否定するものは、福島原発から汚染水排出も行われないとするような嘘つき」
・「コンクリートでも遮蔽できないガンマ線を発する核種が発見された」 ・「18日に現地調査を行う」

 といった内容でした。

 ……ね?
 トリチウムが自然に存在しない、危険な物質なんですって。
 もう地球には住めないな(笑)。

 そもそもこの「基準値の18倍ものトリチウムが地下水から検出された」と言い出しているのは環境保護団体だけ。第三者機関等で確認された数字ではないのです。
 「反原発」という主義でしか行動していないわけで。
 「トリチウムは自然に存在しない」というだけでも、連中の言っていることをまともに取り上げなくてもいいということが分かるのではないでしょうか。

まあ、多かれ少なかれ自分の信条に有利なデマを信じたいというのは誰しも持っている心。

慰安婦支援団体が「慰安婦合意に言及するとはなにごとだ!」と韓国政府の声明に反発……正義連等に介入させない、というメッセージだった可能性

正義連「『慰安婦』被害者への賠償判決を歓迎…日本、遅滞なく賠償すべき」(ハンギョレ)
慰安婦支援団体 韓日合意巡る韓国政府の言及に反発 (聯合ニュース)
 裁判所が日本政府に対し、日本軍「慰安婦」被害者への賠償を命じた8日の判決について、正義記憶連帯(正義連)は「記念碑的で先駆的な判決」だと述べ、歓迎の意を明らかにした。

 正義連、ナヌムの家、平和ナビネットワークなどの市民団体は8日、判決後に文書で立場を表明し、その中で「日本軍『慰安婦』被害者たちが日本国を相手取って起こした損害賠償請求訴訟において、裁判所は原告に対する被告日本国の損害賠償責任を認める記念碑的判決を言い渡した」と述べ、歓迎の意を明らかにした。これらの団体は「大韓民国の憲法秩序に符合するだけでなく、国際人権法の人権尊重の原則を先頭に立って確認した先駆的な判決」とし「韓国の裁判所はもちろん、世界各国の裁判所が模範としうる人権保護の新たな地平が開かれた」と評価した。

 正義連などは日本に対し、即時の賠償を求めた。「裁判中に原告の相当数が亡くなり、現在生存者は5人にすぎない。時間がない」とし「日本政府は遅滞なく判決に従って賠償すべき」と主張した。そして日本に対し、日本軍「慰安婦」問題に対する責任を認めること▽心からの謝罪と追悼▽持続的な真相究明▽正しい歴史教育、などを履行することを求めた。
(引用ここまで)

旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は13日、ソウルの日本大使館前で開催した慰安婦問題解決を求める定例の「水曜集会」で、外交部が論評で2015年12月の慰安婦問題を巡る韓日政府の合意が両国政府の公式合意だと言及したことに対し強く反発した。 (中略)

 正義連は「歴史的な判決に対する韓国政府の反応は失望を超え憤りを感じる」と批判した。「政府が今からでも被害者の声に耳を傾け、日本政府に責任を果たすよう要求し、被害者の名誉と人権の回復のために全ての努力を傾けるべきだ」と促した。
(引用ここまで)


 元慰安婦らの上前をはねて別荘を作り、私腹を肥やしてきたとして詐欺、準詐欺、業務上横領、業務上背任等で元理事長であるユン・ミヒャンが起訴されている正義連、あるいは「元慰安婦らを住まわせて年金等を横取りしてきた」ナヌムの家等が今回の元慰安婦らが日本政府に対して勝訴したことに対して歓迎の意向を示したとのこと。
 もはや圧力団体としてはほとんど力を持たなくなっている状況なので、彼らの意向を韓国政府が気にすることもないでしょうね……と書いていて、ちょっと違和感を感じて手が止まったのですね。

 判決が出た当日、外交部は「慰安婦合意が公式の合意であることを確認する」というコメントを出しています。
 正義連はそれに対して反発する声明を出しています(ふたつ目の記事)が、先に書いたように正義連は詐欺、準詐欺、業務上横領、業務上背任などで訴えられており、もはや「慰安婦をケアする」という名目を持った圧力団体としては死んだも同然。
 韓国人ですら正義連の言うことが正しいとは思っていないことでしょう。

 外交部がわざわざ慰安婦合意に言及したのは「正義連(旧挺対協)を無視することができる」というメッセージだったのかもしれませんね。
 そして、正義連やナヌムの家といった団体にこの問題を取り扱わせることはない、という。
 ま、だからといって日本政府にできるこたなにもないのですが。

零下16度の環境でビニールハウスを寮とされる韓国の外国人労働者……「布団も暖房器具もないけどここの社長は普通」……普通、とは

[ルポ]氷点下16度、ビニールハウス暮らしで働く移住労働者の「遠い春」=韓国(ハンギョレ)
 すきま風がビニールハウスと一重窓、窓に貼られている新聞紙を順に貫いて絶えず吹き込んでいる。寒波がピークに達した今月8日、東南アジア出身の移住労働者Aさんの9.9平方メートル(3坪)の部屋には冷気が漂っていた。ボイラーもヒーターも、氷点下16度・体感温度氷点下22度の中、しぶとく浸透してくる冷気を完全に防ぐことはできなかった。別の移住労働者のBさんが「ボイラーが故障したようだ」と言った。床からの冷気を防ぐために三重に敷かれた敷布団の下に手を入れてみると、かすかな温もりが感じられた。幸いボイラーは故障していなかった。しかし、体は温度計の水銀柱が指す13℃という数字になかなか適応できなかった。

 最近、ある移住労働者がビニールハウスの宿舎で死亡しているのが発見された後、雇用労働部が発表した実態調査によると、移住労働者の69.6%がコンテナ、ビニールハウスなどの仮設施設で暮らしながら働いている。彼らが暑さと厳しい寒さに耐えて育てた農作物が私たちの食卓に上る。すでに久しい話だが、あまり知られていない現実だ。毎日「家でない場所」で寝泊りしながらきつい労働をする人たちの心情はいかなるものだろうか。彼らの気持ちを少しでも理解するために、8~9日、京畿道北部のある農場のビニールハウスを訪ねて夜を過ごした。 (中略)

 先月20日、ビニールハウスの宿舎で死亡した移住労働者の名前を出すと、低いため息がもれた。「どう思うか」という質問に、比較的韓国語を話せるBさんが答えた。「寝る時は寒いです…。それでもここは他の農場よりはまし。社長は良くも悪くもなく、普通です」。「普通」の基準は何だろうか。「社長」は彼らに部屋とガスだけを提供した。「布団は買ってくれなかったのか」という質問に、移住労働者たちは笑う。「布団や電気カーペット、ヒーターはすべて私たちが買ったもの。でも社長は電気がもったいないと言います」
(引用ここまで)


 先日、ビニールハウスの中で外国人労働者が亡くなっていた、というニュースから韓国で働かされている外国人労働者の住居環境がひどいという話をしましたが。
 統計でも外国人労働者の7割がビニールハウス、あるいはコンテナを住居としているとのこと。

 ……でしょうね。
 以前にも書いたようにビニールハウス住居というのはホームレス一歩手前のもの。
 ビニールハウス住宅は冬になると煮炊きで暖をとろうとして火事になることが多いことで知られています。
 パラサイト 半地下の家族で有名になった半地下住居に比べても、住居としてのランクが下のもの。
 そういった場所に住まわせておいて、一般的なアパートと同じくらいの家賃を寮費として取っている。

 京畿道北部、つまり軍事境界線のあたりは北緯38度近く。日本でいえば山形や宮城あたりですね。
 東北でビニールハウス、コンテナ住居に住め、といわれているのと同じことというわけです。
 外国人労働者の扱いというものが見えてきますね。

 NAVERでの同記事のコメント欄には「もっと優遇されている外国人労働者もいる」とか「全体を見ろ」とかいうコメントが散見されるのですが。
 この冷遇されている人たち、あるいは亡くなった労働者の家族の前でそれ言えんのって話だよなぁ。
 冷遇というか、記事を信じるなら「これが普通」でさらに劣悪なところもある、ということか。

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