韓国政府は6月に英国で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が招待されたことを受け、準備に着手した。 (中略)
外交部が準備のために構成した「G7政府合同対応チーム」はこの日初会合を開いた。同対応チームは外交部、企画財政部、科学技術情報通信部、産業通商資源部、保健福祉部、環境部、疾病管理庁で構成された。
出席者は今回の首脳会議で韓国が参加する三つの議題である保健協力、気候変動への対応、民主的価値について意見交換した。 (中略)
英国のジョンソン首相は文大統領に送った親書で、韓国をG7首脳会議にゲスト国として招待した。
(引用ここまで)
アメリカG7は沙汰止みになってしまい「韓国はゲストではなく、拡大G7の正式参加国になるのだ」という野望はあっさりと瓦解。
ただ、ロシアを除いた招待国をそのまま継承する形でイギリスでのG7開催に招待されています。
どちらにせよ、招待国という扱いに変化はなし。
イギリスはどうもD-10(主要民主主義国家10カ国会議)というようなものを開きたがっているようです。
んで、そこにオーストラリア、インド、韓国を招きたいと。
韓国を招くのは、インド、オーストラリアが入ることで英連邦の力が強くなりすぎることを避けるためでもあるのでしょうね。
D-10中、イギリス、カナダ、オーストラリア、インドが英連邦。その目先を変えるためという意味もあるでしょう。
ヨーロッパには中国の横暴さ加減がようやく伝わるようになってきたものの、まだ韓国という国がどのような動きをする国かというのは理解できていないのでしょう。
日本の旧植民地でかつアメリカの同盟国だったらいけるんじゃないのってくらいの気分なのでしょうが。
ムン・ジェイン大統領がヨーロッパ歴訪において「北朝鮮への制裁を緩和してほしい」って言い廻ったくらいでは、まだまだ真の理解には及んでないというところですかね。
まだ「ちょっとおかしい人なのでは」というていどの扱いにしか過ぎない。
トランプ前大統領はG7の場で「なんであんなのが大統領になれたんだ」「ムン・ジェインは信頼できない」と言っていたとのことですが。
つきあいが深くなると理解度も深まっていく、ということでしょうね。